※この作品はR-18です。

腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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退出

 

 

 

「ではポニーテール先生、愚妹は私が職員室に連れて行きましょうか?」

 

陽乃さんは雪ノ下に一本背負いを決めてから、そのまま茶柱先生に質問する。

 

「あ、ああ。頼む、池も退出しろ」

 

「嫌だ!俺は退学しねぇ!こんな理不尽な試験で退学するなんて絶対嫌だ!由比ヶ浜が退学になるべきなんだよ!」

 

茶柱先生の命令に神室に拘束された池が喚きながら反対する。

 

「ふざけんなし!アンタが無能なんだから悪いんじゃん!自業自得なんだから諦めるし!」

 

由比ヶ浜が池に怒鳴るが、俺達の干渉が無かったらお前は退学になっていたからな。

 

「……なぁ、坂柳ちゃんに龍園!頼むよ!これからDクラスを裏切り続けて、お前らのクラスに役立つから1000万ポイントで助けてくれよ!」

 

池が堂々と裏切りを公言しながら助けを求める。

 

「お断りします。スパイを作るとしても貴方のような愚者より、一定以上の実力者にします。そもそも堂々と裏切りを宣言した以上、私達が助けても貴方はクラスの作戦会議で省かれるでしょう」

 

「それ以前にお前と雪ノ下が退学しても屑は3人いるし、鈴音や佐倉、本堂や井の頭などのお荷物が多いし、何より由比ヶ浜がいる時点で幾ら綾小路や高円寺がいてもクラス単位の繁栄はないだろうが」

 

しかし有栖や龍園は一蹴する。まあ当然だろう。スパイを作るならもっと頭のいい奴にするし、Dクラスには足手纏いが多過ぎる。

 

「何ですって!私がこんな低脳どもと一緒にしないで!」

 

「誰が低脳だし!グループ1つ作れないアンタが見下さないでよ!」

 

「頼むよ!俺は退学したくねぇ!そもそもこんな試験認めてねぇよ!」

 

もう完全にメチャクチャだな……

 

「早く退出したまえ池ボーイ、君がいると騒ぎが収まらない」

 

ここで高円寺がそう口にするが、池が退出しても由比ヶ浜あたりは止まらないだろう。

 

「ふざけんなよ!俺はこんな所で終わるところじゃない!」

 

「それ以前の話だ。盗撮をしてバレたのに、全く懲りずに日頃から女性の処女を求める事を公言している君は既に終わっている」

 

完全に屑じゃねぇか。寧ろ何で自分が終わってると認識出来ないんだ?

 

「煩えよ!良いから助けろよ!お前も金持ちだろうが!」

 

「やれやれ、本当に醜い生き物だ。まさに不良品という言葉に相応しい」

 

「うぁぁぁぁぁぁっ!」

 

高円寺の煽りに池はブチ切れ、火事場の馬鹿力か神室の拘束を振り解いて、高円寺に突撃をする。

 

しかし……

 

「ふっ」

 

「っ!がはぁっ!」

 

高円寺はゆっくり立ち上がり、突撃してくる池に一本背負いをして、そのままノックアウトさせる。綺麗な弧を描いているな。

 

「おー、相変わらずの腕前だね」

 

「当然さ。完璧という言葉は私の為に存在する」

 

陽乃さんの絶賛に高円寺は笑いながら髪の手入れをするが、コイツの場合、実際に完璧だから特にムカつかないな。以前に雪ノ下が言った時はイラっとしたけどな。その癖、体力がない事を指摘したらキレたし。

 

「……とりあえず他の皆はもう帰って構わない。池は私が連れて行く」

 

茶柱先生が池を起こし、肩を掴む。

 

「じゃあ私も愚妹を連れてくね。今後も打ち合わせでこの学校に来るかもだけど宜しくね……まあ契約を打ち切られるかもしれないけど」

 

陽乃さんは雪ノ下の腕を掴んで、そのまま引っ張っていく。わざわざおんぶしないで引き摺るあたり、相当不満が溜まってるのだろう。

 

「ふんっ!良い気味!」

 

由比ヶ浜は雪ノ下を鼻で笑って教室から出て行くが、これで味方が1人もいなくなったのに気付いてないのか?

 

「では私達も帰りましょうか……ああ、櫛田さんと綾小路君はプロテクトポイント獲得おめでとうございます」

 

「うん、ありがとうね坂柳さん。ちょっと荷が重いかもしれないけど大切にするよ」

 

「そんな事ありませんよ。堀北さんなどと違って持つに相応しい人間だと思います」

 

「だな。鈴音みたいな無能が持つより、クラスを纏めらる奴が持つべきだろ。鈴音みたいな無能が持つよりな」

 

有栖と龍園は櫛田を褒めるのを利用して堀北をdisってきて、堀北は真っ赤になって震え出す。

 

「ダメだよ2人とも。確かに堀北さんはただ大好きなお兄さんみたいになろうと一生懸命頑張ってるだけなんだから」

 

櫛田は堀北を庇うような発言をするが……

 

「っ!黙りなさい!」

 

パァンッ!

 

「きゃぁっ!」

 

兄の話を出されたくないのか堀北は怒りの声をあげて櫛田にビンタをして櫛田を倒す。

 

「ふざけんじゃないわよ!櫛田さんに暴力を振るうなんて最低!」

 

「恥を知りなさいよ屑!」

 

「退学候補の癖に身の程を弁えろや!」

 

「高飛車女とセクハラ野郎が消えて櫛田ちゃんのストレスが軽くなると思った矢先に!」

 

「やっぱりお前って雪ノ下とそっくりだな。上の兄姉が遥かに優秀なところとかな!」

 

「これからアンタは雪ノ下2号よ!」

 

櫛田に対するビンタにDクラスから怒りが爆発する。

 

当然だ、櫛田はこれまでクラスを纏めていたし、由比ヶ浜を半年以上庇うほとの精神力を持っているし、基礎能力も高いし、多少態度や口が悪くなっても由比ヶ浜や雪ノ下みたいに理不尽な発言はしないから学年でも人気者だ。

 

「っ!」

 

皆に責められまくった堀北は居心地悪そうに教室から出て行くが、今後はマジで雪ノ下2号の扱いを受けるだろう。

 

「ごめんね、見苦しい所を見せちゃった」

 

「お気になさらず。それよりストレス発散は今日でしょう?しっかり発散しないと禿げますよ」

 

「ちょっと!シャレにならないよ!」

 

櫛田は焦るが、実際禿げそうだから同情出来る……

 

「失礼しました。ではご機嫌よう」

 

有栖が一礼してDクラスから出て行くので俺達も教室から出て行く。

 

「で?Aクラスのお前らは元葛城派の雑魚を消したのか?」

 

「ええ。元葛城派の中で実力が低く私を気に入らない2人を消しました。最初はBクラスとの契約を切る為に消す事を考えましたが、裏切り防止を優先しました」

 

まあそれも正しいな。

 

「Bクラスは単純に実力の低い生徒ですよね?」

 

「ああ。真鍋のグループはぶっち切りな雑魚な挙げ句、軽井沢に暴力を振るったらしいからな。残す理由を見つけるのは至難だ」

 

「え?怪物の女に手を出すなんて正真正銘の馬鹿でしょ」

 

神室が呆れ顔を向けるが、それは綾小路が実力を曝け出す前だからな。仕方ないといえば仕方な「何処見てんだし!邪魔!」い……アイツは何をやってんだ?

 

声が聞こえてきた右側を見れば由比ヶ浜が肩を怒らせながら一之瀬のグループの横を通り過ぎようとする……が、白波が足を引っ掛けて転ばせる。

 

「へぶっ!」

 

「あっ、ごめんごめん。反省してないけど許してよ」

 

「ふざけんなし!わざとでしょ!」

 

「うん、わざとだよ」

 

白波が黒い……由比ヶ浜が絡むと龍園レベルでダークになるな。

 

由比ヶ浜が怒りながら起きようとするが……

 

「おっと、足が滑った」

 

「きゃぁっ!」

 

姫野が肘打ちをして再度転ばせる。有栖は笑顔でサムズアップしてるし。

 

「っ!暴力なんてマジ最低!絶対に訴えてやる!」

 

由比ヶ浜はそのまま職員に向かうが、絶対に一蹴されるだろう。

 

「はぁ……本当にムカつくわね……」

 

「だよね……あ、比企谷くん達じゃん。お疲れ」

 

白波が手を振ってくるので会釈する。

 

「災難でしたね」

 

「まあDクラスから浮上の目を奪うのは納得だけど、ウザいのには変わりないよ……今夜は一杯攻めてね。そろそろお尻の穴も比企谷君に攻められたいな」

 

「馬鹿の相手でストレス限界だしね。後今日は安全日だから龍園君はゴム無しでお願いね」

 

白波と姫野のおねだりに網倉と小橋は真っ赤になって俺と龍園の下半身を見て、神室は真っ赤になりながらそっぽを向いて、一之瀬は複雑そうな表情を向けてくる。

 

「わかったよ……というか、今日から網倉と小橋も参加するんだよな?」

 

龍園の問いに網倉と小橋は恥ずかしそうに頷く。

 

「どうするの?結局帆波ちゃんは参加する?」

 

「わ、私は良いかな……」

 

「そうですか?では私と一緒に見学しませんか?」

 

有栖に一之瀬に誘いをかけるが、有栖はハメ撮り動画を見る事はあるが部屋に来る事はこれまでに無かったし意外だ。

 

「えっ……でもっ」

 

「遠慮なさらずに。では夜にまた」

 

有栖がそう言って歩き出すと手招きしてくるので近寄ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良い機会です。暫くは私も見学しますが、その際に一之瀬さんを虐めましょう。私、雌犬を飼いたいと思っていたので」

 

それはそれは良い笑顔で俺と龍園に言ってくる。

 

「まあ俺も乳牛を欲しかったからな。強力な媚薬や手錠や首輪や鞭は貸してやる」

 

「随分とマニアックですね」

 

「ユキの奴は2人きりだとマゾになるからな。手錠をしてからの中出しをすると完全に雌犬になる」

 

「それは見てみたいですね……あ、真澄さんも来てくださいね」

 

コイツら、物凄くイキイキで完全に一之瀬を奴隷落ちさせようとしているのがわかる。綾小路もノリノリに参加するだろうし、流れに身を任せるか。

 

俺は内心ため息を吐きながら、ゲスい打ち合わせをする2人を神室と眺めるのだった。

 

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