「ハァハァッ……あうっ、こんなにっ、イっちゃう……なんてぇ……」
息を乱した一之瀬の震えは続いていた。
身体に力が入らず、桐山の支えがなければ倒れてしまう。
甘える子供のように、一之瀬は桐山の胸に肢体を預けていた。
「ふぅ」
一之瀬が果てるのを見ていた桐山が大きく息を吐く。
(一之瀬さんのマン汁凄すぎだろ……。早く挿入したいけど……)
すぐに挿入したら一之瀬が壊れてしまいそうだ。
桐山は興奮した自身を落ち着かせるため、一之瀬を支えながら、身体を離した。
「ふぇ……? んっ、ハァハァ……え……?」
まだ淫楽の余韻が思考を染めている一之瀬には、身体を離された意図が理解できない。
しかし、身体を離されたことで桐山の膨れ上がった股間が一之瀬の視界に捕らえられる。
「あぁ……」
桐山のそれは服の上からでもわかるほど、痛々しいほどにドクドクと脈打っている。
好きな人が自分でこんなにも昂ぶり、男根を勃起させている。
一之瀬はもうたまらなかった。
彼の精液が欲しい。
彼にも絶頂してほしい。
早く彼を楽にしてあげたい。
「はぁはぁ、あぁ……桐山く……ん……。すごい……今度は……私が……」
性的な興奮に身を焦がし、思考もまともではない状態の一之瀬は、桐山の前に跪こうとした。
「一之瀬さん、大丈夫だよ」
「いい、の……? でも桐山くんの……おちんぽ……辛そうだよ……?」
奉仕が拒絶されて、一之瀬は混乱する。
「多分、今フェラされたら出しちゃいそうな気がする」
「出していいんだよ? 桐山くんにも気持ちよくなってもらいたい」
一之瀬は桐山に尽くしてたまらなくなっている。
自分をこんなに気持ちよくしてくれた。
だから彼にも気持ちよくなってもらいたい。
「うーん、フェラもいいんだけど……」
「いいんだけど?」
「付き合って最初の射精は一之瀬さんの膣内に出したい」
桐山はキメ顔で言った。
「……私たち、付き合ってるの?」
「え? 違うの!? 俺を好きじゃなかったの!?」
「す、好きだよっ! 私が言ってるのは気持ちを確かめ合っただけで、まだ付き合うとか……そういう話してないから……その……」
「そ、そうだった!」
一之瀬に指摘され、桐山は顔を真っ赤にしてしまう。
「そ、それじゃ……付き合おうか……?」
「……はい」
なんともぐだぐだな告白になってしまったが、二人とも人生最大の幸福感に包まれる。
(一之瀬さんが彼女に!)
(桐山くんの彼女になれた! 幸せ過ぎるよ!)
幸せに浸る間に、一之瀬の絶頂感はおさまっていた。
「あ、あの……しよう?」
「もう大丈夫なの?」
「うん。大丈夫だから……桐山くんのおちんぽ、くださいっ」
「っ……」
幾多の困難を乗り越え、幸せを手に入れた一之瀬は恥ずかしながらも淫乱な言葉が言えるようになっていた。
「それじゃ」
「きゃっ」
桐山は服を脱ぎ、一之瀬を強引に抱き上げ、そのままベッドに上がった。
「入れるよ」
「うん、入れてっ……!」
二人は囁き合い、再び口づけを交わす。
桐山はベッドに座り、キスをしたまま一之瀬を自分の太腿に乗せる。
白濁した愛液を漏らして蠢いていた肉裂を、怒張を増した肉棒が割り開き、狭い膣口を押し広げて中へ侵入していく。
「んくっ……! ちゅっ……全部、ちゅばっ……入っれ……んあぁっ!」
亀頭が膣内に入り込んだだけで、一之瀬はすでにビクビクと身体を震わせていた。
早くも凄まじい快感が込み上げてきていて、切迫した声をあげてしまう。
桐山のガチガチに硬くなっている性器を受け入れるのが嬉しくて、たまらなく興奮してしまっている。
「ああ、全部入ったよ!」
桐山もまた上擦った声で答え、一之瀬の細い腰を掴み深く沈ませる。
肉茎を根元まで全部、膣に咥えこませる。
「ふぐっ……!?」
勃起した肉棒をすべて膣の中に埋めると、亀頭が奥の肉壁を押し上げる圧迫が、一之瀬にとてつもない快楽をもたらす。
(桐山くんのおちんぽ、全部入ってるっ!)
雷に打たれたように全身がビリビリと痺れ、震えが止まらない。
「んんんっ……! ちゅっ、ちゅ、くふぅぅぅん♡」
口づけを交わしたまま高く呻きをあげる一之瀬。
互いに求めあって唇を重ねているという心地よさも相まって、一之瀬は男根を咥えこんだだけで果ててしまった。
桐山の首の後ろへ回した両腕で抱きつくようにしがみつき、ビクンビクンと身体を跳ねさせる。
絶頂している一之瀬の濡れた膣肉はうねうねと蠢き、挿し込まれている肉棒を強く締め付ける。
「……くっ、うっ!」
肉幹を強烈に締め擦られて、桐山は眉をひそめて短く声を漏らす。
そして、まるで余裕のない様子で、一之瀬に声をかけることもなく腰を突き上げ始める。
「あひっ!? いっ、今イッたばかりなのにぃ……んんぅ……! ちゅうっ、んぷぅっ!」
「ごめん、入れたらそんな余裕なくなった」
桐山は一之瀬を優しく抱きたかった。
けれど肉棒を締め付ける一之瀬の膣内がそうさせてくれない。
激しく突くよう求められているように感じてしまう。
「そ、そんなぁ……あぁっ、あんっ! んちゅっ、ぢゅるっ!」
果てたばかりで敏感になっている性器に肉竿を遠慮なく叩きこまれ、一之瀬は容赦を訴えようとするが、遮るように桐山は一之瀬の唇を奪う。
律動しながら舌で一之瀬の口唇をこじ開け、口内でぬるつく粘膜をすりつけ合う。
「ちゅるっ、むちゅう……! おちんぽっ、入れながらりゃっ、んぷぅっ、キスはぁ……、ちゅぷ、んくぅぅぅぅ……!?」
キスだけでも大変な快感だったのに、男根を突きこまれながらキスされてしまって、もはや比べものにならないほどの快感だった。
頭の芯にまで一気に快楽が流れ込み、思考が吹き飛ぶ。
全身が強い官能に冒されて震えが止まらない。
気持ちよすぎて喜悦に呑まれてしまう。
「くぅっ! うおっ!」
この上ない悦楽に没しているのは一之瀬だけではなく、桐山も同様だった。
(キスしながら突くの気持ちよすぎる!)
一之瀬をもっと感じたい一心で性急に律動する。
一之瀬を気遣う余裕もなく、荒々しく腰を突き出してしまう。
「ひゃむむぅっ……!? ぢゅるっ! んんぐぅっ……!」
桐山の雄々しい動きに一之瀬は翻弄される。
これが彼の欲望。
彼が自分を求め、思うようにしたいという情動。
桐山の裸の心を叩きつかれている一之瀬もまた、自身の心に歯止めが利かなくなっていた。
彼の気持ちを感じられるのが、至上の悦だった。
だから興奮も際限なく高まっていく。
「あむむっ、ふぎゅっ!? んんっ、ちゅるっ……! 気持ひっ、よすぎ……ダメになるっ、ぢゅるるっ!」
激しい抽送に揺さぶられ、振り落とされてしまわぬよう桐山に必死にしがみつきながら、一之瀬はまた法悦の極みに達していた。
(ああ、もうだめぇ! おちんぽのことしか考えられなくなるよぉ!)
脳が溶けてしまいそうなほどの官能だった。
自分でも捕まえておくことができないほど自我が遠く小さくなり、一之瀬のすべてが官能に置き換わっていく。
怖いくらいの昂ぶりと快感。
それでも、桐山の背に捕まって合わさる熱い肌から伝わる彼の思いを感じることで、一之瀬は安心して快楽の波に呑み込まれていた。
「るりゅうっ、んふぅっ! おっ、オチンポれっ、オマンコ突かれながらっ、んふぅっ、キス、もっとぉ……♡」
「わかってる!」
「ふむちゅむぅっ♡ ちゅるんっ、ぢゅるっ♡ んくぅっ、んぢゅっ♡」
より深い接吻を求めて舌を擦り付けてくる桐山に応えて、一之瀬も舌を絡め返し、互いの唾液を交換する。
込み上げる欲望のままに、下腹部でもぬめる粘膜を擦り付け合う。
「うわっ!?」
桐山が呻いて眉根を寄せる。
「はふっ、ちゅむぅ! 我慢しなひれっ! 桐山くんもイッてぇ! ちゅるっちゅるっ! 出してぇ!」
一之瀬はねだりながらも自ら腰を淫らにくねらせる。
亀頭が膣の奥まで突き刺さるように、肉棒がぐしょ濡れの膣肉に擦れるように。
男の肉幹を陰蕩にしごき回す。
(やばっ、もうっ……!)
一之瀬への愛撫からずっと堪えていた桐山はもう限界が近かった。
興奮が頂点に上りつめている状態で性器を媚肉に撫でまわされて、これ以上はもたない。
「んっひゅうゥッ……!? 奥に!? オマンコの奥っ、んぐっ、ちゅちゅうっ!? オチンポきへるぅっ♡」
桐山は獣欲を解き放ち一之瀬の中心に男根を叩き込んでいた。
一之瀬の淫乱な動きに合わせ、膣奥の肉をぐいっと持ち上げるように下から強く男根を突き込み、さらにその肉壁を抉る。
「んぐぅっ、じゅるぅっ! オチンポれっ、んんっ! マンコの奥ぅ、グリグリひゅるのらめぇっ♡ ちゅるっ、りゅむっ♡」
膣底を亀頭で引っ掻かれるたび、一之瀬は何度も身体を跳ねさせて軽く達していた。
それでも唇は離さず貪りあい、強く舌を絡める。
それが気持ちよくてまた絶頂する。
一之瀬が果てれば果てるだけ膣肉はギュッと締まり、熱く蕩けた膣壁に肉幹をしごかれた桐山の腰が震える。
「出すよっ!」
「りゅむりゅむっ、ふむぅっ! ら、らしてぇっ♡ 私もイクっ! んんっ、んちゅっ、ちゅるっ、イクっ……!」
桐山の律動がさらに激しさを増す。
きつく抱き合いキスしながら、昇ってくる悦の奔流に流される。
桐山が一之瀬の肢体をギュッと抱き寄せ、一之瀬が桐山に縋るように抱きつく。
「ぐっ、出るっ……!」
桐山は一之瀬の細い腰を掴み、膨張した肉棒で激しき突き上げた。
「きゃひいいんっ!?」
膨らみが硬くなった肉棒の先端に膣底を強烈に叩かれ、一之瀬が高く呻いて大きく目を開いた瞬間だった。
膣奥に突きこまれた亀頭の熱が爆発した。
「ふぐゥゥゥゥゥゥんっ! あぶっ!? イクッ……! んんんんんんっ♡」
大量の精液が膣内にドピュドピュと噴射され、その熱を勢いで一之瀬もオルガスムスに上り詰めていた。
「キスしながらイクのいいよぉ♡ んっ、んんっ! 中出しされながらキスしてイッってる♡ んちゅっ、りゅむぅっ! あむむむぅんっ♡」
唇を重ね合わせ、舌を絡ませながら絶頂に浸る一之瀬。
桐山の上でビクビクと仰け反り、くぐもった嬌声をあげる。
この法悦の極みにあって、一之瀬は意識が朦朧としてくるのを感じていた。
気持ちよすぎて、自分が溶けている。
身も心も蕩けて、彼と混ざり合っている。
そんな感覚に包まれ、また肢体を跳ねさせて上り詰める。
彼との交わりのなにもかもが心地よくてたまらない。
「ちゅるんっ、ちゅっ、んっ、はぁっ♡ まだっ、イッてるぅっ!? 中出し気持ちひぃっ♡ じゅるるっ、んむぅ♡」
ドクドクと吐き出される精液を膣奥ですべて受け止め、一之瀬は何度も果てた。
意識が朦朧し、肉体は快楽で痺れて身動きも取れない。
桐山の射精が終わっても、一之瀬は身を震わすばかりで彼にしがみついていることしかできなかった。
「はぁはぁっ、あふぅっ!? はああっ……イッたぁ……すごひぃ……あぅっ……」
肩で大きく息をして、一之瀬は激しい淫楽の余韻に浸っていた。
半開きの唇からは唾液が伝い、蕩けた無防備な表情を晒していた。
「はぁはぁ、ふぅっ」
体力にそこそこ自信がある桐山も荒く呼吸をしていた。
一之瀬の背を抱きしめたままの桐山が、その耳元で囁く。
「一之瀬さん、もっとしたくない?」
「はふっ、はぁはぁ……。……ふ……?」
絶頂の余韻でまだ意識がぼんやりとしていた一之瀬は、桐山の言葉を聞き逃してしまった。
「もっとセックスしたいんだけど……どう?」
「し、したい! 私ももっとセックスしたい!」
ふたたび問われ、一之瀬は即答していた。
正直、身体は限界だった。
これ以上抱かれれば、明日の学校にも影響があるかもしれない。
だが脳みそも身体もセックスで蕩けてしまっている一之瀬に、そんなものは関係なかった。
先のことなんてどうでもいい。
もっと彼の肉棒で突かれたい。
もっと子宮を精液で満たしたい。
彼のおちんぽなしでは生きられない身体になりたい。
「しよう、セックス♡ もっと、もっとぉっ♡」
理性を失った雌が、獣となった雄を誘う。
☆☆☆
「あんっ、ああっ♡ らめになっへるぅ♡ わらしっ、イキっぱなひぃ♡ らめっ、イクッ♡」
桐山と一之瀬が恋人になってから二時間後。
二人はまだベッドの上で交じり合っていた。
「あひぃっ♡ す、凄いよぉっ♡ 後ろから突かれるの凄ひいっ♡」
一之瀬は四つん這いで尻を突き出し、犬の交尾のような恰好をさせられていた。
桐山は一之瀬の大きなお尻を鷲掴みしながら、肉棒が突き刺し続ける。
「一之瀬さん、エロすぎだって!」
「だ、だってぇ、気持ちいいからぁ♡ おちんぽっ、子宮に響いてぇっ♡」
パンパンッと、肉と肉がぶつかり合う音が鳴り響く。
ペニスの先端は子宮の入り口にまで達し、そこを突かれる度に、一之瀬は全身に響くような強烈な快感を感じていた。
「そろそろ出すよ!」
桐山はそう言ってピストンをさらに速く、マシンガンのように激しく腰を振り始める。
「あっ、ああっ♡ はぁんっ♡ それ……んぁ、ダメェッ♡ あっ、あんっ、あんんっ♡」
「駄目って言ってるわりに喘いでるけど?」
最奥の快感スポットを突かれる度に下腹部に熱いものが溜まっていき、どんどん膨らんでくるのがわかる。
「ああっ、ひぃぁっ♡ もうっ……イッちゃう♡ またイッちゃうっ♡」
「うくっ……!」
その瞬間、時間が止まったかのような感覚に陥った後、限界まで膨らんでいた熱いモノが一気に沸騰し、膣内で放出された。
子種汁いっぱいの子宮に、新たな精液が注ぎ込まれていく。
「あはぁっ、また子宮にぃ、精液きてるぅっ♡」
子宮が大好きな彼のモノで満たされていく。
淫らな雌にとって一番のご褒美。
「も、もうこれ以上はぁ……あはぁ、入らないよぉ……♡」
真っ白になった脳みそが、ドロドロと蕩けてしまいそうなほど気持ちいい。
「かもね。抜くよ」
射精を終えた桐山が手を放すと、一之瀬はベッドに倒れ込み、膣内から肉棒が抜けると同時に全身を脱力させ、腰をビクンビクンと大きく痙攣させていた。
「はぁ……はひゅぅ……ふぁ……」
「気持ちよかったよ」
「わ、わたひもぉ……気持ちよかったぁ……」
桐山に頭を撫でられ一之瀬は目を細める。
「あとでアフターピル飲んでね」
「うん、飲む……。だって飲まらないとぉ……妊娠しひゃうからぁ……」
桐山は一之瀬の膣内に何度も射精を繰り返した。
肉棒が抜けて、塞ぐものがなくなった膣内からは絶え間なく精液が溢れている。
「こんらにぃ、ザーメン出されはらぁ……ふえぇ……絶対に赤ひゃん、出来ちゃうぅ……ああ……」
「……そうだよね」
気持ちが昂ぶりすぎた二人は、避妊のことなと全く考えずに貪りあっていた。
(これからは気をつけないと……。一之瀬さんも気遣って抱かないとだな……)
いまだに痙攣が治まらない一之瀬を見下ろす桐山。
顔は涙と鼻水で酷い有様になっているが、嫌悪感は一切なかった。
一之瀬の痴態を見れるのは彼氏である自分だけ。
桐山は無意識にそんな優越感に浸っていた。
「お風呂入る?」
二人の身体は、互いの体液に塗れて、汚れに汚れていた。
「い、今すぐはむりぃ……少し休まへてぇ……」
「わかった。何だったら寝てもいいよ」
桐山の声が一之瀬の耳元で優しく響く。
(桐山くん、優しい……大好きぃ……)
意識が遠ざかる中、彼の言葉で幸福な気持ちに包まれる。
桐山と恋人になれた。
これからずっと二人でいたい。
そうであってほしいと、一之瀬は心から願った。
「あ……ぅ……。きりや……く……、好……きぃ……」
一之瀬は幸福感で満たされながら、意識を手放した。
「俺もだよ、一之瀬さん」
桐山は一之瀬を仰向けにさせ、そっと抱きしめる。
その身体が冷えてしまわないように、自らの体温で包み込む。
大切な人の匂いを、吐息を、鼓動を感じながら、桐山もゆっくりと目を閉じた。
意識を手放している一之瀬も、求めるように桐山の背中に腕を回した。
二人は抱き合ったまま、深い眠りに落ちるのだった。
いちゃラブセックスが描けたと思います!
次からは恋人編になります!