そしてまた朝が来る。もはや正気を保った者は霞しかおらず、食卓は淫らな空気が支配していた。
「らめぇ♥♥そんにゃにつかれちゃうとぉ♥♥ごはんたべられにゃいぃ♥♥♥」
目の前では初美を犯しながら京太郎が食事を取っていた。両側から春と巴が箸を差し出し食事を取り、時折二人の胸や尻を撫で、愛液で喉を潤す。少数派である自分の方がまちがっているではないのではないかという錯覚すら湧いてきそうであった。
しかし、こんな錯覚を抱くのも全て今日で終わるのだ。自分か彼の敗北によって。そう思いながら霞は食事を終えた。
※
「さてそれじゃあ始めましょうか」
10時寸前に霞は部屋に来るなりそう言い放った。
「いやいやもう少し会話を楽しみましょうよ。実質これが最終日なんですから」
「必要ないのよ。私が勝つんですもの」
姫様には性的知識など存在しないため、今日さえ切り抜けば実質自分の勝ちだ。しかしそのためにはこの最大の壁たる霞を超えていかなければならない。
勝てるのであろうかと内心不安が蔓延する。自分にとって霞は完璧といったイメージで染まっており、自分に堕ちた霞の姿がどうやっても想像できないのだ。
「そういえば知ってましたか?俺にとっては霞さんが初恋の人だったんですよ。おれがおもちを好きになったのも霞さんの影響だったんですよ」
「・・・・知らなかったわ。でもそんなことはどうでもいいの。さっさと始めましょう」
自分の中の思い出を話すと、霞の瞳の中の強い光がすこし揺らいだ気がした。おやっ、と思いながらさらに会話をつなげようとするも、会話が打ち切られてしまう。
まあなにはともあれ始めるしかないかとさっきのことを頭の片隅に置き、勝負は始まる。
※
ふにゅりっと霞の極上ともいえる胸を撫でながら違和感を感じる。今までの人たちと決定的に何かが違う。
それを確かめるべく彼女体の感触を確かめるように優しくなでるように触れる。
そうやって5分ほど彼女の体を優しくなで、突如としてギュッと霞の乳房を思いっきり握りしめる。
しかし何の反応も返さない。こちらが何をしようと興味がないように。
「霞さん…」
「何かしら?京太郎」
意識はある。神降ろしなどを使っている雰囲気でもない。とするならば
(異常に精神力が強いのか…)
彼女は小蒔の生きた天倪として神代家が降ろしてきたよくないものを手なずける人生を送ってきた。
それらよくないものから心を守るために石戸家は心の強さは六女仙一であろう。
だとすればこのまま愛撫などで一晩のうちに心を折るのは難しい。
「知りませんでしたよ…霞さんがマグロだったなんて…」
言った瞬間天地が逆転する。投げられたのだと受け身を取った後に気づく。
「乙女に向かっていくらなんでもそれはないんじゃないかしら」
能面のような顔で怒っていた。とりあえず会話は通じ、そして感情が爆発するということも分かった。
とするならば自分がするべきは会話を通じ、彼女の中の弱点となる部分を見つけ出すことだ。
「だって霞さん全然感じてないじゃないですか。今までの皆は気持ちよさそうにしてたのに…」
「体の反応くらい心で抑え込めるわ。だから変な風評被害をつけるのはやめて。」
「嘘くさいなぁ…じゃあちょっとでいいから心を緩めてください。マグロか確認するためにちょっとだけ」
「だーめ」
こっち方面では話をこれ以上広げられないだろう。そう考え話題を変える。
「そういえば霞さん。こうやって投げられると昔を思い出しますね。あの時のことを覚えてますか」
「ええ。覚えてるわ。あのころの京太郎は私たちよりも弱かったのに、みんなを守るんだーって私たちよりも強くなろうと戦いを挑んでばかりだったわね」
「霞さんも六女仙じゃなく、お互い気楽な立場でしたね」
気楽な立場だったという言葉にピクリと肩を動かしたのを京太郎は見逃さなかった。
ここに何かが引っ掛かったのだ。
「そういえば昔霞さんが病気で倒れてしまって、俺に体をふくのから食事まで全部任されたことがありましたよね。あの時は霞さんも皆のお姉さんって感じがしなくてとっても新鮮でしたね」
「そういえばそんなことがあったわね。あの時は京太郎がとっても頼もしくて…」
まるでそれが一番大切だったものだったかのように寂しげにそして悲しげに話す彼女の表情から弱点を見出す。
「霞さん、あの時のように甘えてみませんか?」
「え?」
自分の提案がよほど予想外だったのかあわててわたわたと手を動かす。まるでただの乙女のように照れているその姿から弱点が間違っていないと確信する。
「でも…その…敵同士だし……えっと…」
「俺じゃあ霞さんに勝てないってさっきのことで分かったんです。だからいいでしょう?」
ね?。というと恥ずかしがりながらもこちらに近づいてくる。そんな霞の頭を撫で、自分の膝に頭を置かせる。
「どうですか?俺のひざまくらとなでなでは」
「ふぁ…これ…気持ちいい…すっごく安心する…」
そう言って甘える彼女は自分よりも年下のように思えた。そんな風に甘えてくる彼女をこれからメスにするのだと思うととてつもない興奮を覚える。
「えっと♥」
そうしておれが興奮していると霞は俺が勃起しているのに気が付いたようだ。先ほどとは違う、顔を赤くして別人のように恥かしげに俺の顔と勃起したムスコを交互に見る。
「霞さんのような可愛い女の子を膝枕していたら興奮してしまいましてね…」
「可愛い…女の子…」
俺の言葉を嬉しそうに繰り返すその姿に。今が攻める時だと確信する。
「霞さん…」
「あ♥」
膝枕している彼女の顔に自分の顔を近づける。霞は困ったような嬉しそうな顔を浮かべた後目をつむり、俺の唇を受け入れた。
ちゅっ…ぴちゅっ…
音を立てお互いの唇をむさぼり合い、離れるとお互いの唇から唾液で橋ができる。唇が離れたのを寂しそうに見つめる彼女の頭を優しくなで自分に向かい合うようにして起こす。
「あぁっ♥」
「いいですよね?」
彼女の極上の胸に再び触れてみると、今度はうぶな少女のような反応を示してくる。顔を赤らめながら無言でうなずく彼女の姿に内心で勝利を確信し、嗤った。
霞さん調教前編。咲キャラ最エロという彼女を調教するならば2話ぐらいかけないと魅力を発揮できないだろうと思いました。
後編ではがっつりとエロいことします。