※この作品はR-18です。

NTRハイスクール   作:みっくん

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番外編との繋がりはないです。


グレイフィア①

 グレイフィアは憂鬱な気分だった。

 

 なぜ自分が好きでもない男と身体を重ねる必要があるのか。それも人間の男だなんて。心の中で怒りを言葉にするも表情にも口にも出さない。メイドとしての彼女は完璧で親しい者しかこの内なる怒りに気付かないだろう。

 

 グレイフィアはグレモリー家において非常に複雑な立場だった。夫が魔王であるから本来であれば彼女はグレモリー家に仕える必要などない。だが、彼女の家名がそれを許さない。ルキフグスと言えば先代のルシファーに付き従っていた一族の名で、また旧魔王派と呼ばれるグループに彼女の弟がいて色々と肩身が狭いのだ。

 

 彼女とその夫であるサーゼクス・ルシファー(旧名サーゼクス・グレモリー)は悪魔でも珍しい恋愛の果てに結ばれた夫婦だ。恋愛婚した両親を見て育っただけにサーゼクスもまた恋愛婚に憧れを抱いていた。悪魔内での内乱で敵同士となった二人だが、紆余曲折を経て結ばれた。

 

 それだけに実質的にグレモリーを支配するヴェネラナからの覚えはあまり良くない。彼女からすれば旧魔王派と呼ばれる者と息子が結婚しただけでも業腹ものだ。普段は仲の良い義理親子を演じてはいるが、今回のように時折ちょっとした無理難題を押し付けられる。

 

 今回は彼女が最近肌を重ね、子供を授かるに至った男と会えと来た。ぶちぎれて今すぐにでもヴェネラナに怒りをぶつけたいが夫に迷惑が掛かる為堪えるしかない。

 

 それに下腹部に重くのしかかるものが彼女のやる気やら何やらを削ぐ。

 

 怒りを仕草に乗せない様に気を付けながら彼女は離れにある小さな屋敷へと歩いた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「貴方が御手洗隆様で宜しいでしょうか」

 

 屋敷の一室に入ったグレイフィアは目の前の少年を見て思う。なんて平凡なんだと。

 

 ヴェネラナからの話によればリアスも彼に夢中になっているとの事だが、平凡な彼の何処に夢中になる要素があるのだろうか。心の中で首を傾げる。

 

「えぇ、そうですけど。貴女は?」

 

「失礼しました。私の名前はグレイフィア・ルキフグス。グレモリー家に仕えるメイドが一人です。本日はヴェネラナ様のご命令で御手洗様の相手をせよとの事で参りました」

 

「相手と言うと……?」

 

「男女の関係でございます。旦那以外の男を知らぬ女ですが、精一杯奉仕するのでよろしくお願いします」

 

 何故こんな少年に奉仕せねばならないのだ。

 

 さっきまで無気力そうにベッドに横たわっていた少年の瞳がギラギラとしだす。人間の男というより、獲物を前にした動物がごとき瞳だ。

 

「最初の奉仕は何なの?」

 

「メイド相手に敬語は要りません。私の事もグレイフィアと気安くお呼びください。最初の奉仕はキスでございます。私の唇と御手洗様の唇を触れ合わせるキス。どうかご堪能下さい」

 

 今の自分はメイドだ。旦那の事は忘れてさっさと用事を済まそう。所詮は人間の男だ適当に相手をすれば満足するに違いない。

 

 そう決めつけ、目を輝かせる彼に顔を近づける。……思ったよりも顔は整っている。平凡と言ったモノの中の上だろうか。睫毛が長く少し女っぽい顔つきだろうか。まぁ見苦しい見た目の男と交わるよりはマシか。

 

「んっ……ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡どうでしょうか私の接吻は。気に入って頂けると嬉しいのですが」

 

「んー、まだ足りないかな。それに子供じゃないんだからただ唇同士が触れ合うのをキスって言うのは違うんじゃない?男女の関係になるんだろ?それに今の俺は限定的と言えど貴方の主人だ。仕える主を満足させられるようなドスケベなキスを自分で考えてしてよ」

 

「……分かりました。で、では頑張ってみます」

 

 社交辞令だと分からないのか!確かに気安くといったのは自分自身だが、それを笠に着て偉そうに言うのは腹立たしい。

 

 よりにもよってこの私に……とブツブツと内心で怒りをぶつけるもやはり我慢。長年グレモリー家に仕えたメイドはちょっとしたことでは怒らないのだ。

 

「ちゅっ、ちゅむっ、んちゅっ♡ちゅぷ、ちゅぱっ♡れろれろ……れろれろ……っ♡れるるっ♡」

 

 熱くぬめった舌を伸ばし、御手洗の口内で暴れまわる。舌の裏や歯茎の裏側、口内を隙間なく這い回る。

 

 傍目から見れば恋人同士でもするか怪しい情熱的なキスをする。メイドとしての誇りなのか献身的で自身を捧げるような熱いキス。しかし、その瞳はまだ冷たく御手洗を見下している。

 

 舌を絡め終えると、彼の舌が唾液を寄こせと催促するようにピョコピョコと動く。口内でグチュグチュと溜めた唾液を舌に伝わせ、彼の口内に流し込む。

 

「ちゅぱっ♡これで宜しかったでしょうか」

 

「うん、満足がいくぐらいエッチなキスだったね、じゃあ次は何をするのかな?あ、俺からお願いしてもいいかな。前までは特に何も思ってなかったんだけど、最近になってデカチンだって知ったからさ。俺のデカチンをグレイフィアにも見て貰いたいんだ」

 

「畏まりました。では、お召し物の方をお脱がせしますね。んしょ……んしょっと」

 

 ズボンのベルトを緩め、そのままの勢いでズボンを降ろす。ズボンを降ろしパンツと対面しただけだというのに雄臭い匂いがグレイフィアの鼻をつく。

 

(何よこの匂い……あの人のとは比べ物にはならないぐらい臭い……)

 

 むわりとした精臭は嫌悪感を示していたグレイフィアの心を揺らがせる。本人の意思とは関係のない深い部分―本能の部分がこの雄を逃すなと訴え始める。

 

 悪魔は数が少ない。繁殖力も弱く、まだまだ全体の数は少ないのだ。数が減る前から生きているグレイフィアだが、長年を過ごすうちに子孫繁栄の言葉が知らずうちに本能に刻み込まれている。それは彼女だけの特別ではなく、悪魔種の女全体に言える事だ。

 

「こ、これは……」

 

 ぶるんと勢いよく飛び出した彼の肉棒。

 

 そのあまりの凶悪さからグレイフィアは思わず視線を逸らしたくなる。だが、彼女の本能がそれをさせてくれない。目の前のペニスを見ろ、目を離すな、形や色、匂いを全てを覚えろと訴えてくるのだ。

 

 別の時空(番外編 )の彼女の計算によると長さ20,2cm、太さ7,28cmと化け物サイズ。グレイフィアの記憶にあるペニスと言ったらこれの半分の旦那のモノか息子のミリキャスの何方かと言えば可愛いに分類されるモノだけ。それだけに初めて見た巨大なモノに思わず頬を引きつらせる。

 

 パンツ越しよりもさらに強烈な雄の匂いが辺りに漂う。

 

 腹に付きそうなほど反り返った肉の棒。竿の幹はグレイフィアの手でも一周できるだろうか。皮が完全に剥け赤黒い亀頭が彼女の顔へ向いている。特に凶悪なのがカリの段差だ。これ以上ないほど段差が高く、あれが膣内に入れば早々抜けないだろう。しかも膣肉を削ぎ落すかのように膣内を動き挿れられた女はたまったモノじゃないだろう。

 

「やっぱりデカいんだね。グレイフィアも視線が外せないようで食い入るように見ちゃって。いいよ、好きなだけ見てよ。これがグレイフィアが今日奉仕する男のチンポだからさ。満足いくまで見てから奉仕してね」

 

 彼の言葉と共に揺れるペニス。鈴口から零れた先走りが見上げるグレイフィアの頬に落ちる。

 

 野生の獣の匂いが凝縮したような臭い。雌の本能に直接響く、この雄に従いたい屈服したいという気持ちを増幅させる臭いの暴力。

 

 メイドとして長年過ごしてきた彼女だからか、無意識に奉仕したくなってしまう。先程まであった彼への嫌悪感は吹き飛び、この雄こそが主と下腹部が熱を持ち始める。

 

 それに伴い、此処へ訪れる前にヴェネラナによって付けられた淫紋が妖しく光る。メイド服に隠されているが、初雪を思わせる真っ白な肌には似つかわしくない紫色の子宮を覆うような形の淫紋。熱を持った子宮から淫紋へと魔力が流れ、グレイフィアの理性をゴリゴリと削り取っていく。

 

「あ……はぁ♡こ、こんなに大きいだなんて……信じられないわ♡」

 

 メイドとしての口調ではなく、思わず素の口調が口をつく。旦那と結ばれる前も後も旦那以外には敬語で接していた彼女にとっては迂闊だっただろうか。

 

「ふぅん……そっちの口調の方が良いな。今のグレイフィアは俺のメイドなんでしょ?ならさメイド妻ってどう?ご主人様である俺にメイドとして仕えながらも、チンポに媚びるだけのオナホ妻を合わせた感じ」

 

「わ、分かったわ♡貴方が……ご主人様がそう言うのであれば従うわ♡こ、このチンポどうしたらいいの?」

 

 理性が無くなり、彼の言葉に素直に頷いてしまう。魔王であるサーゼクスからも感じた事のない雄としてのカリスマ。魔王の妻としてプライドが高かった彼女でさえも屈服してしまう。

 

 ペニスを見つめる瞳はさっきまでの冷たさが無くなり、情熱的に見ている。ピンク色のハートマークが浮かんでいるようにも見える。釣り上がっていた目尻もだらしなく下がっている。

 

「んー、じゃあさキスしてよ。これからこのチンポに世話になりますって誓いのキス」

 

「……はい♡これから私はご主人様のチンポに世話になるわ♡だからよろしくね……ちゅっ♡」

 

 赤黒い亀頭に唇が触れる。それだけでピクンと反応するペニスに愛おしさすら覚える。あぁ、自分はおかしくなってしまった。そう思わざるを得ない。

 

 魔王の妻としてグレモリーのメイドとして貞淑さを保っていた自分は今日で終わり、これからはこのチンポの世話をさせられるんだと後悔と期待が内心で混じる。実際の所、御手洗としては今日限りの関係だし、折角するのであれば気持ち良くなりたいという意味での誓いだったのだが、グレイフィアは未来までも見通した誓いになっているのだが訂正する者はいない。

 

「おっ……人妻メイドにキスさせるとか背徳感やべぇ」

 

 気持ちよさそうな声を上げる彼を他所に、ペニスへの奉仕を行う。

 

 亀頭だけでなく、竿やカリ、それに陰嚢にも満遍なくキスを降らす。匂いを嗅いでいるだけで頭がおかしくなりそうなのに、唇を押し当てると幸せな気持ちが溢れてくる。初めての経験に戸惑いつつも、雌の本能が解き放たれた彼女は止まらない。

 

 キスを終えると次は舐める番だ。舌をめいいっぱいだし見せつけるようにしてペニスを舐める。唾液たっぷりの舌が這い回り唾液を残しては去って行く。レロレロと音を立てながら仕えるべき男のペニスを舐めしゃぶる。

 

 魔王の妻から人間の男のメイド妻に堕ちた彼女は彼の反応から求めるべき場所を瞬時に理解する。

 

「れろぉぉぉぉ♡れろぉぉぉぉぉ♡れろ……れろ♡」

 

 カリの段差にもキッチリと舌を伸ばし、溝に残っている恥垢を舐め取る。ビリビリとした痺れが舌を通して伝わるが、それすらも快感だ。零れてくる先走りを啜り、お返しに唾液をペニスに塗す。旦那にもした事のない奉仕を自然と行うあたり彼女は奉仕する事に長けているのだろう。

 

 悪魔に劣る人間のペニスをしゃぶるだなんてと思いつつも止まらない。そう考えるだけで彼に惹かれ後戻りが出来なくなりそうだ。今だってこうしてペニスを舐めているだけで、抗いがたい快楽を感じてしまっているのだから。

 

「んっ……くぅっ……カリ舐めるのすっごぉ」

 

 舌先でチロチロと悪戯をするように舐める。恥垢が取れるだけでなく、恥垢の裏に隠された敏感なカリ肉を舐める。

 

 上目遣いで彼を見上げながら、何度も舌で唇で熱心に奉仕をする。ねろねろと動く舌にたまらず声を漏らす御手洗。男の経験が多かったヴェネラナのフェラも中々のモノだったがグレイフィアのモノはまた別次元に気持ちが良い。奉仕こそが天職とばかりに刺激し、射精感が否が応でも高められる。

 

「あ、やっばぁ……もう出ちゃいそうだ。このまま顔にかけていいかな。俺のもんになった証って事で」

 

「れろ……れろっ♡どうぞ、ご主人様のしたいようにして♡私はご主人様のメイド妻よ、悦んで貰えるなら何だってするわ♡」

 

 うっとりと初恋の相手を見つめる少女のような眼差しでペニス越しに御手洗を見つめる。

 

 快楽で蕩け切った顔はお世辞にもまともとは言えず、会ったばかりのグレイフィアであれば内心で罵倒していただろう。ペニスの魅力に取りつかれた今はそれすらも愛おしい。自分の存在を肯定してくれるような男の顔だ。肯定的な考えだけが頭をよぎる。

 

 彼が気持ちのいい射精が出来るように舌だけでなく口に咥えて奉仕する。じゅっぽじゅっぽ♡と唾液と先走りが空気に混じって卑猥な音を奏でる。

 

 口内にペニスを収めた途端、さっきよりも濃厚な雄の匂いがグレイフィアを包み込む。息をするために鼻呼吸をすればむわりと通り抜ける雄臭さ。舌からも感じ取れる雄の汚い味。どれもが吐き気を催すというモノだというのに嬉しそうに顔が緩んでしまう。

 

「舌出して射精待ちしろ!……このまま顔にぶっ掛けてやるからなぁ」

 

 彼女の口内からペニスを抜き、自分で扱き上げ射精感を高める。

 

 先っぽが次第に膨らんでいき、尿道は口を開き駆け上ってくる精液を通していく。亀頭の先端の鈴口もぱっくりと口を開き今か今かと射精を待ちわびる。

 

 目に精液が入らない様に閉じ、言われたとおりに舌を出した間抜けな表情をしながら待機する。

 

――――ぶびゅるるるるっ♡びゅるるるるるるるるっ♡ぼびゅるっ♡びゅるるるるっ♡

 

 爆発寸前の爆弾のように小刻みに震え、パクパクと開閉してた鈴口が大きく開くと奥から黄ばんだ白濁とした精液が勢いよくグレイフィアの顔めがけて降り注いだ。

 

 正面から精液の滝を受け止めるグレイフィア。まず真っ先に落ちたのは鼻の近く。鼻の近くに落ちた精液は熱く酷い悪臭を放つ。鼻が曲がりそうなほど臭い匂いが直接鼻に当たり咽そうになるも、咽る前に次の精液がそのまま降ってくる。

 

 鼻に落ちたと思ったら少し下のだらしなく出ている舌に落ちる。ぷるぷるとしたゼリーのような半固形の精液を恵んでもらえたと解釈したグレイフィアはすぐ様に飲み込む。だが、粘度が高く中々食道を通ってくれない。彼女が悪戦苦闘している間も無慈悲に精液の滝は降り注いでいる。

 

 どっくん♡どっくん♡とポンプのように脈打つペニスから放り出されるスライムのようなゲル状の精液。グレイフィアの白い額を、すっきり通った鼻筋を、三つ編みにしている綺麗な輝いている髪を汚す様に何度も何度も精液が零れ落ちる。

 

 狙い通りに顔に当たらなかった精液がメイド服にも落ち、清潔さが売りの服が精液の匂いと染みで穢れていく。目を瞑っている彼女からは見えないが顔だけでなく服装や髪にまでと全身隈なく注がれ、甘い体臭がするはずの彼女からは精液の悪臭しか香らない。

 

「あぁぁぁぁ、出した出した……ってすっげぇ事になってんなぁ。記念に写真撮っておこうかな」

 

 自分でも信じられない量の精液が出たって事で無邪気にのんきにスマホを操作し写真を撮る。

 

(あぁ……ご主人様の匂いで全身が包まれている……サーゼクスでは考えられない程の量。ヴェネラナ様が妊娠したのも頷けるわ。私も妊娠させられるのかしら♡)

 

 精液を浴びてきゅんきゅんと疼く子宮。淫紋も光が強くなり、彼に見つかるのも時間の問題だろう。というか、セックスをするときになればバレるのだが。

 

 精液を放ち、冷静になった頭で現状を見る御手洗。やべぇどうしようと頭を抱えてしまった。

 

 ・

 ・

 ・

 

 精液でベタベタになったメイド服を脱ぎ、全裸で御手洗と対面するグレイフィア。

 

 垂れもしない豊満な乳房。息子を産み育てた筈なのに先端の蕾は綺麗なピンク色だ。彼女の乳房は大きく形も良くて美しい。栄養満点な母乳を沢山出せそうな母性の象徴だ。

 

 それが今や少年だけを誘惑するようにふるふると呼吸の度に揺れる。

 

 その下にはきゅっと括れた細い腰とお腹。しかし綺麗な腹の子宮が隠れている部分にある、子宮を覆うような形での紫色の紋様が台無しにしている。

 

 御手洗に会う前にヴェネラナによって付けられた淫紋。悪魔にとって淫紋とは奴隷の証であり、今の彼女はグレモリーのメイドよりも奴隷に立場が近い。

 

 彼女の呼吸に合わせて点滅する淫紋は女性として発育した豊満な身体よりも何処となくエロさを感じさせる。むわりと漂う発情した雌の匂いも一因を担っているのだろうか。

 

 淫紋の効果は複数あるが一番は所持者を強制的に発情させる事だろう。淫紋を付けた奴隷の所有者が願うだけで反応し、子宮を震わせ発情させる。抗う術はなく、無抵抗のまま女陰を愛液で濡らしてしまう。頭の中の回路が焼ききれそうな強烈な性欲に満たされ、考える事がピンク一色になってしまう。

 

 だが、今のグレイフィアは淫紋の効果で発情しているのではない。御手洗のペニスから発せられる雄のフェロモンと背徳感から来た興奮だ。肉付きの良い太腿を擦り合わせ、太腿を愛液が伝う。彼女に貼り付けられた淫紋に現在所有者がいないのはヴェネラナの配慮だ。全てはこの女を御手洗に捧げるため。

 

 息子を誑かし結婚した旧魔王に従っていたルキフグスの女と憎くは思っていても彼女の有能さには一目置いている。だからこそ彼女が自身の息子サーゼクスではなく夫よりも愛しい存在となった御手洗に仕えれば良いんだと悪魔的発想をした。彼も悦べば自身の事のように嬉しい。ある意味で無邪気さを伴っているが、グレイフィア的には悲惨だった。

 

 実際、それを淫紋の効果と所有者についてグレイフィアの口から聞いた御手洗は大喜びだった。そもそも彼は彼女との関係は当初の通り一夜だけのと思い、まさか旦那のいるグレイフィアがチンポで堕ちるとは思いもしていない。だが、淫紋を支配し彼女を所有すれば話は別だ。淫紋には主人が願うだけで主人の許へ転移する機能も付いている。グレイフィアで抜きたくなったらこれからは呼び出せばいいのだ。彼女の意思を無視して性欲を処理する。まさにオナホ妻という名に相応しい。

 

「じゃあこれに触れれば良いんだね」

 

「……ええ。御手洗様が触れれば本当の意味でご主人様になります」

 

 その時グレイフィアの胸の内はどうだったのだろうか。

 

 息子を産んでからは一度として自身を女としては見ず、妻として見てくれていた。別に不満があるわけではない。旦那とて魔王。忙しいのは重々承知の上だ。それでも時々、ほんの少しの間だけでも夫婦ではなく男女の時間が欲しかった。だからこれはその罰なんだ。彼に言い出せなかった自分と、自分を女として愛してくれなかったサーゼクスへの。

 

「……んっ♡」

 

 彼の掌が腹に押し付けられ声が漏れる。発情して熱を持った彼女の身体には彼の手は些か冷たすぎた。

 

 それが気にならなくなるほどの熱がすぐにグレイフィアを襲う。淫紋を通して腹をその奥の子宮を縛り付けるような熱。発情で生み出した熱よりも熱く、全身が炎で焼けたような錯覚を覚える。だがすぐに熱は冷め、代わりに心地の良い温かさだけが腹に響く。

 

 紫色だった淫紋はピンク色に色を変え、主人が出来たことを示すように明るく点滅を繰り返す。点滅する度に子宮が愛液を吐き出し、セックスへの準備を急ピッチで整える。

 

「あっ♡これで私はご主人様のモノに……変えられてしまいました♡」

 

 グレイフィアの顔に浮かぶのは悲壮ではない。歓喜の表情だ。

 

 女として雌としてまだ求められている。熟れた身体がまだ役割を果たせる。この腹に赤子を宿すことが出来る。色々な感情が沸き上がった結果、歓喜となって姿を現す。

 

「じゃあ早速その穴に入れたいし、こっちに尻向けて四つん這いになってよ」

 

「お願いします♡私のはしたないメイド雌マンコにご主人様の立派でぶっといチンポをはめてください♡」

 

 尻を高く掲げ、みっともなくふりふりと横に振る。

 

 揉みごたえのありそうなデカ尻が横に揺れる度に波打つ。ビラがはみ出ている小陰唇の内側では桃色の肉穴が今か今かと待ちわびるように蠢き、雄をしきりに誘惑している。

 

「そんなに言うなら入れてやるよ。感謝しろよ」

 

 魔王の妻として魔王を支えると日頃から思っている彼女の頭の中は今やペニス一色で、人間で年も大きく離れている少年の精子で孕みたいという本能的欲求だけだ。

 

 そんな雌の姿を見て、御手洗もそそり立つ肉棒を握りしめ、ゆっくりと口を開いている小陰唇にくっ付ける。

 

「あぁ♡ご主人様の熱いチンポが当たっていますぅ♡」

 

 完全に媚びた声が口をつく。

 

 だらしなく尻を振り、ペニスを懇願する今の姿を旦那であるサーゼクスが見たらどう思うだろうか。軽蔑?いやそれを超えて離婚まで持っていくかもしれない。

 

 そんなグレイフィアを見て黒い笑みを隠しもしない御手洗。幸いにも彼女の頭は反対を向いており、彼の顔は見えなかったが。

 

 膨らんだ亀頭とペニスを求めて蠢く膣口が触れ合いグレイフィアの腰が跳ねる。

 

 いったいどれぐらい振りのペニスだろうか。息子を産んで以来かもしれない。最早あの人は自身を女としては見てくれず、妻として見てるだけなのだろう。ならば彼がいけないのだ。自分の性欲を発散させてくれなかった彼がいけない。そう言い訳をしているうちにペニスがゆっくりと侵入してくる。

 

「このまま孕ませてやるからな。その綺麗な腹に俺との子供が出来るんだ。嬉しいだろう?」

 

「はい、嬉しいです♡ご主人様の赤ちゃんを産めるだなんて♡」

 

 夫ではない男に孕まされる背徳感と、申し訳なさが合わさって更にマンコは愛液で濡れる。だが、それ以上に雌としての本懐を遂げることが出来ると大喜びだ。

 

 息子を産んだのももう何十年も前。この空いた腹の中にそれ以降の赤子は宿らず、役目が無くて困っていた。だが、それも今日で終わり。例え彼の子を出産してもすぐに孕まされるだろう。そう思う程度には自身の容姿に自信があるグレイフィア。

 

 二人の腰が近づくたび、熟れたメイド穴に飲み込まれていく化け物ペニス。

 

 愛液でたっぷりと濡れたふわトロまんこは侵入するデカチンを拒むどころか、柔らかく歓迎し奥へ奥へと誘っていく。

 

 このマンコをこれからは独り占めだと雄としての優越感に浸りながら、徐々に飲み込まれているペニスを一気に押し込んだ。

 

「ひ、あ”あぁぁぁあぁぁあぁ♡あ”ぁぁぁぁぁぁ♡」

 

 部屋全体に鳴り響く雌の絶叫。

 

 旦那のモノとは違う桁違いのペニスからの衝撃に、悲鳴とも嬌声とも取れるような絶叫を上げながら全身を震わせる。

 

 長年使われなくなって、また彼女も妻として自慰をするなんてという思いがあり硬く閉じ切っていた肉穴をミチミチと音を立てて広げられる異物感、内臓を押し上げるような圧迫感に絶叫と共に大量の息を吐く。直ぐに酸欠になって呼吸をしたくなるも、異物感により中々思うように呼吸が出来ない。

 

 太く長いペニスによって全身を貫かれながら、ただただ圧倒されるばかり。

 

「あぁあん♡お”ぉぉぉぉぉ♡んっ♡きゅっ……んぅぅぅ♡」

 

 甘く切羽詰まった息が漏れる。膣肉をゴリゴリと押し広げる太さ、膣襞の形を確かめるように舐めるように動く傘の張ったカリ首。

 

 何処をとっても一級品のペニスの抽挿にグレイフィアのプライドはボロボロに壊される。彼も色んな女とセックスはしているだろうが、所詮は人間。息子を孕むまでサーゼクスと肌を重ねた回数は多い。そういう面で彼よりも経験値は多いと思っていたのだが、今までのセックスが幼稚なモノだったと思い知らされる。

 

 サーゼクスのモノでは到底届かない子宮口周りの膣肉や、カリ首が彼よりも小さくて届いたことのなかったGスポットを余すことなくペニスで開発させられる。この形のペニスであれば自分は気持ち良くなれるんだと本能に刻み込まれる乱暴な彼の腰使い。

 

「こんな……♡こんなの……知らないぃぃ♡」

 

 新しく本当のセックスを教え込まれる。四つん這いになって頭をベッドに押し付けられた状態で、掲げた尻だけが動く。

 

 サーゼクスにハメられている時でもあまりしなかった絶頂が堰を切ったかのように何度も全身を巡る。尿道から熱い汁を噴き零し、ベッドを汚す。ばちゅん♡ばちゅん♡と尻と腰のぶつかる音が嫌でも耳に入る。あぁ自分はセックスをしているんだと知らされる。

 

 御手洗の乱暴な動きは、彼専用の交尾の作法を教え込みながらマンコの形を自分好みへと変えていくモノ。丹念に時間をかけペニスを抜き差しし、丹念にグレイフィアの雌穴を耕していく。

 

「おっ♡す……すごいぃぃ♡こんなの知ったら戻れなくなるぅぅぅ♡」

 

 亀頭が子宮口に潜り込む度に淫紋が妖しく光る。彼の奴隷になった証だが、まだ完全に定着はしていない為彼とのセックスの間にグレイフィアの魔力と同調していっている。

 

 デカすぎる尻肉を思いっきり鷲掴みにしながらペニスを押し込んでいく。既に彼の頭の中には彼女を孕ませることしか考えておらず、彼女に旦那がいるなんてどうでもよくなっている。

 

 旦那のモノしか味わったことが無い蜜壺が擦られるたびに、グレイフィアの嬌声が甘く切ないモノへと変わっていく。

 

 結合部からあふれ出す愛液の量が彼女の快楽を物語っており、事実彼女は何度も深い絶頂を味わっている。アクメをする度に戻れなくなりそうな深い沼に全身が浸かっていく。もう浸かる部位なんてないほど潜り込んでいるのに、それでも全身を沼が覆う。

 

「あぁ……グレイフィア……俺だけのグレイフィア」

 

「んひっ♡お、おっ♡……グリグリだめぇ……っ♡」

 

 うわ言のようにグレイフィアの尻肉を掴んで腰を振る。亀頭が子宮を押し上げる度に言葉に出来ない多幸感に包まれる。

 

 ふわふわと身体と意識が浮き、このまま死んでしまいそうな心地のよさ。それでも彼の腰使いが彼女を現世に繋ぎ留める。乱暴ながらも開発していく彼の腰使いは着実にグレイフィアを自分のモノへと変えていく。全ての膣肉が一度は彼のペニスに触れており、長年使わずにいたマンコもペニスに媚びるかのように擦り付き形を覚える。

 

 既にもう自分の身体は旦那のモノでは満足しないと朧気ながらに理解する。もうこうなったら心までも彼に堕ちるしかない。そう思うと途端にセックスが気持ちいモノになる。そもそもが気持ちがいい所を抉って来るのに、それを受け入れたのだ。

 

「あぁぁぁっ♡あっあっあっあっ♡んぁぁああああ♡」

 

 緩急の付いた抽挿。その度に彼の形に広がる小陰唇。

 

 一度受け入れたらもう止まれない。声にならない声を漏らし彼の動きに合わせて腰を振る。陥落し蕩け顔を枕に押し付ける彼女にはもう声を抑える手立てはない。

 

 旦那とのセックスでも挙げた事のない野太い下品な喘ぎ声。貞淑なメイドの姿はなく、浅ましくも快楽を貪る一匹の雌。

 

 無抵抗どころか応援するように腰を振る人妻メイドに、御手洗が限界の声を告げる。

 

「あぁ、もう出る!出るからなぁ……!グレイフィアの子宮に腹いっぱいザーメン飲ませてやるからなぁ……っ!」

 

「はい、はいぃぃぃぃ♡膣内に、膣内に出してください♡ご主人様のザーメンの味を覚えさせてください……っ♡」

 

 長い銀髪を振り乱し、子宮から昇ってくる快楽に身を任せる。

 

 人間の少年に身体をベッドに押し付けられ、度重なる絶頂を植え付けられ本能が種付けを求める。乾いた子宮が腹いっぱい精液を飲みたいとガンガン訴えてくる。彼にデカ尻を押し付け腰振りを披露し、彼の射精を待ちわびる。

 

――――ぶびゅるるるるっ♡びゅるるるるるるっ♡ぼびゅっ♡ぶびゅるるるるるるっ♡

 

「あああああああああぁぁぁ♡ぁああああぁぁあぁあああぁぁ……っ♡」

 

 動物の交尾のような体勢で貫かれていたグレイフィアに人間の濃厚な精液は無遠慮に注ぎ込まれる。

 

 最も大事な場所である子宮を焦がすような熱の奔流にただただ絶叫を上げる事しか出来ない。御手洗も射精の快楽に声を漏らし、最後の一滴まで膣内に流し込もうとグリグリとペニスを押し込む。

 

 待ちわびていた雄の精液が流れ込んで嬉しそうにごくごくと飲み干していく彼女の子宮。その嬉しさが彼女に伝わり蕩けた声を漏らしてしまう。

 

「膣内射精……されたぁ♡えへへ、気持ちがいい……♡」

 

 彼の遺伝子が自分の中で暴れまわり、卵子を求めているのが分かる。まだ排卵日でない彼女が妊娠する可能性が少ないのだが、そこで力を発揮するのが淫紋だ。無意識で彼女に妊娠して貰いたいと思っていた彼の願いを叶えるように点滅し、まだまだ先なはずの卵子が子宮内に吐き出される。

 

(あっ♡い、今卵子が……♡)

 

 ぽこりと子宮内に零れた卵子に群がる無数の精子。誰もが我先にと卵子に突撃をするが、卵子の中に中々潜り込めない。彼女の悪魔の卵子は強い雄しか受け付けない。だからこそ今群がっているような連中ではなく、少し外で冷静に居る精子を待つ。

 

 誰もが諦め、やがて最後の一人となった精子がぷちゅりと卵子に潜り込む。今この瞬間、彼女は受精をしたのだ。人間と純血種である悪魔のハーフの子を。

 

「あぁぁ♡私、受精しました♡ご主人様の赤ちゃん孕みました♡」

 

 惚けた、少し現実を受け止めきれていない顔で主となった男に報告をする。

 

 それを聞いた御手洗の顔をグレイフィアは忘れることはないだろう。悪魔よりも残酷で残忍なそれでいて男らしい雄の顔。他人の妻をオナホ妻にし、あまつさえ孕ませる。あぁ自分は戻れないのだと改めて思った。

 

 




御手洗君の口調が安定しない。というか本当に最近エロ要素しか書いてなくて疲れた。リアス①②の頃のようなストーリーが無くなり、雑になっている気がする。

活動報告でも告げてますが、取り敢えず1月程お休みを頂きます。ネタだけはあるのに文体に起こせないんだよね。12月末にはクリスマス編でも上げて復活するかと思います。

ついでになりますが、男の娘って需要ありますかね?書き溜めと化している間にギャスパーの扱いに悩んでしまって。短小包茎男の娘にデカチンを見せつけて雄の違いを分からせ、雌になるしかないってシチュ好きなんですよね。個人的には良くても、読者の大半が毛嫌いするのであれば避けますが……
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