とある日の放課後。
いつものようにその日の学校での用事を済ませた御手洗は用事がないとばかりに帰路へと就いていた。寄り道をするような趣味はなく、家へは直ぐにたどり着いた。
カンカンカンと年季の入った錆びた階段を上り、古いアパートと二階へ。
ポケットから取り出した自宅の鍵を使って部屋に入ると既に来客がいた。
アーシアやレイヴェルのような色鮮やかな金色の髪。ただ違うのは金髪の上には絵本などの創作物でしか見た事のない三角帽子がのっている。
「えっと……誰?」
「あ、おかえりなさい。お先に部屋に上がらせて貰ってました」
ぺこりと頭の上の帽子を取って頭を下げる彼女。
奇怪な見た目とは違い、家主の許可を取らずに勝手に部屋にいた不審者だが常識はあるらしい。
不審者ではあるが、彼女から御手洗を騙そうとか御手洗に何か悪い事をしようとしている雰囲気は感じられなかったので取り敢えず彼女にお茶を出した。
「まずは自己紹介ですね。私はルフェイ、ルフェイ・ペンドラゴンと言います。お兄さんが知っているかはイマイチ分かりませんけど、所属は
「魔法……使い?」
「はい。お兄さんは御手洗隆さんで合ってますよね? 一応表札は見たのですが……」
「あ、うん。俺が御手洗だよ」
まだ完全に理解をした訳ではないが、リアスたち悪魔などを知っている御手洗は魔法使いと言われても大きな動揺は見せなかった。
あぁ、そんなのもいるんだというのが彼の正直な感想だ。
ルフェイはコクリとコップの中のお茶を一口呷って喉を潤す。
「私がお兄さんの家へやってきたのは魔法使いとしてのお仕事なんです。その……単刀直入になるんですけど、お兄さんが良ければ私と契約してくれませんか? お兄さんの魔力が多い事は魔法使いの間では有名でして……その……」
魔力と言われてもイマイチ御手洗には分からないものだ。
リアスたちから聞いてはいるが、彼としてはまだ普通の人間なのだ。セックスを何回も連続で出来る程度の体力は付いたが、身体能力も伸びた覚えはない。
首を傾げている御手洗へチャンスと見たのかルフェイは身を乗り出してまるで訪問販売かのように自身を売り出した。
「これでも私は魔法使いとしては優秀なんですよ。優秀な魔法使いにありがちな危険な思想は持っていませんし、お兄さんとの間に結びたい契約も魔力を提供してもらう程度の軽い奴です。だからその……お願いします!」
危険な思想と言うのがピンとは来ないが、彼女の必死に頼み込むような態度を見て御手洗もまぁ良いかという気分になってくる。
人を見た目で判断するのはアレだと思うが、ルフェイはリアスたちで目が肥えている御手洗からしても美少女と呼べる容姿をしている。
結局、ルフェイの健気にも必死に頼む態度に絆された御手洗は彼女の望む通りの契約を結んだ。
・
・
・
御手洗が魔力をルフェイに提供する事になったが、彼としては特に変わった様子はない。
契約を結んだ直後、ルフェイが早速いただきますねと魔力を貰ったようだが体調に変化は見られなかった。
が、そんな御手洗を笑うかのように御手洗の魔力を受け入れたルフェイに変化が訪れた。
まるで酒を飲んだかのように顔を真っ赤にし、起伏の薄い身体を御手洗へと寄せて来たのだ。彼女とはテーブルを挟んで対面していたのだが、気が付けば御手洗の隣に座っていた。
周りで嗅いだ事のない女の匂いに御手洗の鼻は条件反射かのように動く。
「えへへ~何だか気分が良くなっちゃいました♪ お兄さんの魔力、とっても美味しいです。味なんてしない筈なのに不思議ですね~」
そのまま御手洗の胸に顔を埋め、マーキングをするかのようにグリグリと頭を押し付けてくる。
彼女の急変に御手洗は慌てるだけで、ルフェイを引き剥がそうとしない。彼も心の中では役得と思っているのだろう。
「えっとルフェイ? そ、その近すぎやしないかな」
一応は何か合った時の為にと彼女に離れるように口にはするが、言葉とは裏腹に彼女の身体を抱き寄せる御手洗。
初対面な二人だが、ルフェイが御手洗の魔力を取り込んだからなのか二人の奥底では遠慮というモノが取り払われたのだ。
ルフェイの身体を抱き寄せると意外にも柔らかな感触が当たる。
パッと見た感じだと彼女の身体はまだ成長途中のような感じなのだが、実は着痩せをするタイプなのだろうか。
「こんな風に気持ち良くなったのはお兄さんが初めてです~ぅ。えへへ~♪」
御手洗に密着したままでも彼女は気にもせず、機嫌良さそうに鼻歌を歌っているだけ。
離れようとはせず、いや寧ろルフェイの方からもグイグイと身体を密着させてきている。彼女から香る甘い匂いが濃くなった気がする。
悪魔の契約とは違い、魔法使いとの契約は魂を介してはいない。が、ルフェイが受け入れた御手洗の魔力はリアスたち悪魔との交わりの最中に覚醒したものであり、その効果は悪魔以外の異形のモノにも作用する。
女であれば無限の龍神とまで呼ばれるオーフィスすらも堕とせる魔性の魔力。それに充てられたルフェイが御手洗からの接触を断れる理由はドコにもなかった。
「あんっ♡ あっ、おっぱい触られちゃってます♡ あんまりおっきくないので楽しくない……んっ♡……ですよ♡」
ルフェイの背中から手を回し、右の乳房を服越しに揉むと彼女からは嬌声があがる。
身長はアーシアとほぼ同じだが、身体の発育具合はアーシアとは雲泥の差だ。
御手洗という番を得たアーシアは彼に相応しい女になりたいと心から願い、その願いは身体をゆっくりと成長させていった。
しかし、だからと言ってルフェイの身体が貧相な訳ではないので、御手洗からしたら彼女の言うように楽しくないなどと思う訳もない。
手のひらにすっぽりと収まるサイズの乳房を優しく痛みを感じないように揉み、触られなれていないであろう乳房をゆっくりと慣らしていく。
その際、御手洗の魔性とも呼べる魔力が漏れ、ルフェイの身体へと吸収されていく。体内の魔力を使って魔法を扱う魔法使いだが、体内の魔法の全てで魔法を扱う訳ではない。魔法発動に必要な魔力の何割かは空気中に存在する魔力を使うので、無意識下でも魔法使いは魔力の吸収を行っている。
そもそも、今のルフェイは契約として御手洗の魔力を取り込みはしたが、御手洗の自宅を訪れる為だけに魔力消費の激しい転移魔法を使用したのだ。魔力が最大まで回復はしていないので、御手洗と話していた時も彼女の身体は無意識に空気中の魔力を取り込んでいたのだ。
「あっ♡ おっぱい熱い♡ お兄さんに触られているとジンジンとした熱さがっ♡」
乳房から御手洗の魔力、それも御手洗が無意識に垂れ流しているモノを摂取してしまっているのだ。
魔法使いにとって大事な魔力を貯める器官だけではなく、彼女の身体、心にすら御手洗の魔力は流れ込んでいく。
多くの女、それも二桁の女を自分のモノにしてきた御手洗の魔力。
魔法使いになるための修行に明け暮れ、今は魔法使いとしての道を邁進していた彼女がそんな女特攻とでも呼べる魔力に抗える筈もなく、ルフェイを縛っていく。
御手洗の魔力こそが一番吸収するのが最適だと。空気中に存在する魔力を吸収するよりも効率的だと心と身体に覚え込ませているのだ。
揉み込むだけでセックス前の愛撫目的ではない刺激ではそこまでの快楽を得られる訳ではないのだが、ルフェイの身体はいっそ面白いぐらいに何度も何度も跳ねている。
声も高くなり、漏れる吐息は熱を帯びる。御手洗に擦り寄せていた身体はいつの間にかしがみつくかのように密着していて、彼女の吐息は御手洗の耳元を撫でている。
「何か来ますっ♡ お腹の奥からきゅぅぅぅってしたものが来ちゃいます♡ 怖い、お兄さん怖いですっ♡」
「大丈夫、大丈夫だから抱き付いてて。ただ、気持ち良くなっているだけだから」
ここまで感じるだなんてと彼女の身体が跳ねている理由までを知らない御手洗。
どうせなら彼女を絶頂させてあげようと揉み込んでいただけの手のひらに少し力を込め、ぽっちりと服の上からでも形が分かるぐらいには勃起してしまっている彼女の乳首をグリグリと押し込むように刺激する。
服越しなので具体的な大きさまでは分からないが小粒な乳首だが、ルフェイはしっかりと感じているらしく更に喘ぐ声が高くなった。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ これが気持ち良い♡ 気持ち良いなんだっ♡ もっと♡ もっとぉ♡」
快楽を知らなかった少女に快楽を教える楽しさは筆舌に尽くし難い。
ルフェイのしがみつく力は強くなり、今や服だけが彼女との境界線のようだ。
対面座位のような体勢になったので、背中に回してた右手を彼女の尻へと持っていく。代わりに乳首までを刺激し始めたのは左手だ。
揉むのを止め、ビンビンに勃起した乳首を親指と人差し指で摘まみクリクリと刺激すると彼女が素直に反応してくれる。楽器を奏でているみたいだと思いつつも、右手はしっかりと尻肉を掴んだ。
「ひゃっ♡ お尻、揉まれちゃってるっ♡ お兄さんの指、イヤらしいぃ♡ そんなにグニグニって揉まれたら私、おかしくなっちゃいますっ♡ あっ♡ あぁぁぁ♡ お腹、おにゃか熱いぃぃぃぃ――――――っっっ♡♡♡」
自慰をあまりせず、その奥でひっそりとしていた子宮が初めての仕事だとばかりに伸縮をしては奥から粘っこい愛液を吐き出す。
まだ触られていない秘所は下着だけではなく、その上のスカートの色すらも変えてしまっている程だ。
スカートの上からではなく、中に手を入れモチモチのまだ他の男に触られた事のない尻肉を触る。ぷりんとした尻は御手洗の周りにいる女と比べたら小さい部類になるが、それでも将来性を感じさせてくれる。
五本の指を使って尻肉を掴み、時間を置くと肉は指から離れて行ってしまう。御手洗からは見えないが、戻ったルフェイの尻肉は柔らかに揺れている。
「ダメっ♡ お兄さん本当にダメですっ♡ 来ちゃってるっ♡ もう直ぐそこまで来ちゃってますっ♡」
「そういう時はイくって言うともっと気持ち良くなれるよ。ルフェイがちゃんと気持ち良くなる所、見ててあげるからね」
「イく? あっ♡ イく♡ イきまひゅっ♡ あ、ぁぁぁああああっっっ♡♡♡」
思考が湯立ったままルフェイの身体は大きく仰け反った。
ビクン、ビクンと御手洗の腕の中で激しく痙攣し、はへぇ♡ と初めての絶頂の余韻に浸る声を漏らしている。
絶頂している間も御手洗の手は動きを止めず、乳首と尻を愛撫していた。ぴくん、ぴくんと絶頂後も痙攣している彼女をどうしようかと悩んだ御手洗だったが、取り敢えずはと自身と布団に寝かせておいた。
後日、彼女は御手洗との契約により魔法使いとして階位が上がったらしく、異形蔓延る駒王の
特に契約でも定めていなかったので、御手洗が暇だと直感的に悟った時に彼女はやって来るようになった。初めて会った時よりも女らしい笑顔を携えて。
ルフェイの設定や黄金の夜明け団の設定は本作のオリジナル……いや適当に付けたものです。整合性も無ければ特に考えもなしに付けただけのモノなので原作とは確実に違いますので留意していただけると助かります。
少しの間お休み……多分一週間ぐらい貰いましたが、取り合えず一月分、四話書けたので週一で投稿させていただきます。
時間は今までと変わらず朝の8時で、今回は土曜日の朝に投稿させていただきます(編集したのが木曜日だったので)