リアス、朱乃、ソーナの3人の卒業式。
恋人であり、尊敬する先輩であり、眷属でありながらも主とデキ婚を狙っている兵藤一誠と匙元士郎の二人は在校生として卒業式に出席していた。駒王学園が誇るニ大お姉さまと、優秀だった生徒会長の卒業式との事で普段は先輩の卒業式に興味のない生徒たちが一誠たちと同じようにずらりと卒業式に出席している。
卒業証書は受け取り、後はもう式場から退場するだけとなった。
彼女たちの晴れ舞台が見れるのはもう最後なのかと二人の胸に悲しみが去来している時、突如として周りの生徒や学園関係者がカクンと意識を失った。
「なっ……!?」
「まさか敵か!?」
一誠と匙はいきなりの事態に急いで席から立ち上がろうとするも思うように身体が動かせない。意識を奪うだけでなく、身体の自由すらも奪う敵が現れたのかと二人は警戒を強くする。
「イッセー、これは敵ではないわ。私たちがした事だもの」
「匙、眷属のあなたがそんなに慌てると主である私の評価に影響がある事を忘れてないかしら」
慌てる二人に声を掛けて来たのはいつの間にか壇上に上っていたリアスたちだった。しかし、その格好は先程までの卒業生として威厳のある姿ではなく、制服や下着を脱ぎ去ったあられも無い姿だった。
本来であれば異性に肌を見せるのは嫌いな三人だが、今日は違う。そもそも彼女らの瞳にはもう彼らを異性としては映してはおらず、眷属という繋がりでしかない下々の者だ。眷属でなければ見る価値もないぐらいには普段の行いが悪い。
「ぶ、部長?」
「か、会長?」
イッセーは恋人であるリアスに、匙は憧れの生徒会長であり悪魔としての主であるソーナの裸を見て更に慌ててしまう。
そんな二人を余所に三人はそのまま想い人が来るのを待つ間に談笑を続ける。
「ギャスパーに頼んで時は止めてあるから安心しなさい。まぁ、解除された時にはあなた達も忘れているでしょうけどね」
「実はこの計画、考えたのはソーナさんなんですよ? 私ったらてっきりリアスかと思ったのに」
「私もソーナから聞かされた時は驚いたわよ。まさかこんなエッチな事をあのお堅いソーナが考えるだなんて思いもしなかったわ」
「私だって一人の女の子なんです。たまにはハメを外しても良いじゃないですか。それともリアス? 私はあなた達の関係を取り締まった方が良いのかしら?」
「あら、それは無理じゃないかしら。私や朱乃だけではなくソーナ、あなただって隆のもう立派な
「……はぁ、ああ言えばこう言うんだから」
裸だという事を除けば普段と変わらない三人の会話。
未だに事態が飲み込めず、三人の美女の裸を眺め続ける事しか出来ない二人だったが、式場である体育館の扉が開く音で二人は我に返った。
身体の自由が効かず、後ろを振り返られない二人はやって来た誰かが分からない。何でこんな事になっているのかと焦る気持ちだけが募っていく。
そんな二人とは正反対に壇上にいた三人はやって来た人物、言うまでもないが御手洗隆を見て笑みを濃くしていた。
「お待たせ三人とも」
「遅かったじゃないの」
「ここに来るまでにグレイフィアたちの相手をしててね。それで遅くなっちゃった」
「リアスの晴れ舞台ですからね。仕事で忙しい魔王様に代わって妻であるグレイフィア様が来るのは不思議ではありませんわね」
相手をしたと言ってもいかがわしい事をしていた訳ではない。
今日はリアスたちの番だと弁えていたグレイフィアは先程まで御手洗と談笑をしていたに過ぎない。夫であり、魔王であるサーゼクスへの報告は後でリアスたちと適当に話を合わせれば良いのだから。
壇上に上がった御手洗はそのまま三人に近付き、何の躊躇いも見せずにリアスとソーナの乳房を鷲掴みにした。
「あんっ♡ もぅ、急に触るなんてぇ♡」
「ふふっ♡ もっと触っても良いんですよ? 私はあなたのモノ何ですから♡」
普段はそれなりに躊躇いを見せる御手洗だが、今日は予めリアスたちから一誠たちの前ですると聞いていたので彼らに彼女たちが己のモノなんだと見せ付けるかのように振る舞っている。
それは一誠が夢見ていたハーレムの主としての振る舞いであり、目の前で自身の彼女であるリアスが一誠すらも
匙が主である自身に薄暗い感情を抱いている事をそれとなく知っていたソーナも彼に見せ付けるように御手洗へとすり寄る。眷属――部下としてはそれなりに彼へ好印象を抱いてはいるが異性としては見る事が出来ない。そもそも、彼のチャラチャラとした見た目がソーナには合わない。
「先生――隆くんがリアスたちに夢中になっている間に私が説明してあげますわ。一誠くんも知っているでしょうけど、彼は御手洗隆くん。新しいオカルト研究部の仲間であり、私たち三人……いいえ、アーシアちゃんに小猫ちゃん、他にも沢山の女の子のご主人様なの♡」
「は……? え、いやどういう事っすか!?」
「いやいやいや、そもそも部長は俺の彼女っすよね!? 何でそれがあんな男に……」
朱乃の言葉を聞いて取り乱す二人。認めたくないと声を荒げるも朱乃はどこ吹く風。彼女は事実を口にしているだけで、彼らに理解は求めてはいないのだから。
そんな彼らを視界の端に収めつつも、御手洗たちは更に身体を密着させていく。
リアスとソーナの乳房の感触を比べ終わった後、今度は二人の腰に腕を回して自身の身体の横に二人を並べる。足を開けと低い声で命令をすると二人はコクリと一つ頷き、足を広げた。席に座っている一誠たちからも丸見えになってしまうが、彼女たちの瞳に映るのは御手洗だけだ。ポーッと熱に浮かされたような表情で彼を見ている。
「まだおっぱいを触っただけなのにもうこんなにグショグショになってるぞ」
「だってぇ……♡ 隆に触られるってだけで嬉しいんだもの♡ 仕方ないじゃない♡」
「そうです♡ リアスの言う通りです♡ 私だってあなたに触られるだけでおマンコ、濡れちゃうんですよ♡」
御手洗の太い指が二人の蜜壺に入り、二人は熱の籠もった熱い息を口にする。膣襞の凹凸を確かめるように指の腹が膣壁を優しくなぞり、緩急を付けるかのように爪先で強く引っ掻くと二人の足がガクガクと震える。
予定通りであれば卒業生たちの退場で在校生たちの涙混じりの声が聞こえる筈の体育館に二人の若い雌の声が響く。
自身との交わりでも聞いたことのない声。憧れの会長の雌の声。二人は興奮を覚えると共に何で関わりもないあんな普通の男がと壇上の御手洗を睨むもやはり相手にはされない。
それどころか彼らが興奮していると察した朱乃からはブリザードのような冷たい視線を向けられている。
「グレイフィア様やヴェネラナ様や八坂さんにも頼み込んだんですけど私たち、今日実は危険日なんです♡ 記憶を奪うのにリアスとソーナさんったらあなた達に諦めて貰う為にあなた達の前で先生とセックスして赤ちゃんを作りたいって事で呼んだんです♡ だから喋るのは自由ですけど、暴れないでくださいね♡」
それを言い終えると朱乃も御手洗へとすり寄っていった。
ヴェネラナやグレイフィアよりかは小さいが、それでも三人中では一番大きな乳房をワザと大きく揺らしては御手洗の視線を集める。彼の熱のような視線を浴びると朱乃はゾクゾクと背筋を反らす。
外野になった二人が騒ぎ立てるも誰一人としてそちらへ目線を向ける事はない。
「俺は誰からでも良いけど、まずは誰からする?」
御手洗の余裕たっぷりな姿に二人は声を荒げる。そこは俺の場所だの会長を解放しろだのと叫んでいる。
「本当は私からと言いたい所だけど、まずはリアスからでお願いしますわ♡ 無視しても良いですけど、いい加減五月蝿いから現実を見せて黙らせちゃいましょう♡」
「ふふっ、ありがと朱乃♡ ソーナも良いかしら?」
「えぇ、朱乃さんの言う通り外野が五月蝿いですからね。静かにさせる意味も込めて譲るわ♡」
三人の話し合いを聞いた御手洗は股を開いたままのリアスの股間へいきり立った肉棒を押し込んでいった。リアスからとは言ったがまだ準備も出来ていない段階での事についリアスは悲鳴じみた嬌声を上げた。
「え、あ、チンポきたぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」
御手洗の肉棒の形を細部まで覚えこんだ膣はスルリと肉棒を受け入れ、あっという間に最奥へと導いてしまう。
リアスの意識のように最奥まで肉棒が到達したあと、思い出したかのように膣肉がまとわりついてきた。御手洗だけではなく、自身も気持ち良くなれるようにと傘を広げたカリ首に一番まとわりつき、引き抜かれる時を狙う。
ぷつぷつとした凹凸が心地良く、亀頭の先は妊娠を待ち侘びて降りてきた子宮口がコリコリと当たる。
これだけで軽い絶頂に陥ったのか結合部からぷしっ♡ ぷしぷしっ♡ と小刻みに潮を噴いている。
「あらあらリアスったらだらしのない顔をしちゃってるわ♡ ふふっ、こんな顔を一誠くんはリアスにさせてあげられたかしら♡」
「それは無理じゃないかしら♡ ご主人様だからこそ私たちを雌に出来たんだから♡ リアスから聞いた彼のチンポじゃあちょっとね……」
普段の凛々しさとも違う、雌全開といったリアスの顔を見て見惚れ呆然とした一誠の耳に朱乃とソーナによる批評が届く。
慌てて結合部へと目を向けると自身のモノとは一周り以上もサイズの違う肉棒がチラチラと見えてしまい思わず悲鳴を上げてしまう。
一誠の様子に驚いた匙も彼に続いて御手洗の肉棒を見て悲鳴を上げてしまうが、そんな二人の様子を朱乃とソーナは苦笑いで見ていた。
「私たちは怖さとかよりも男らしさを感じた先生のおチンポでしたけど、やっぱり同性からするとああなっちゃうのね」
「こればかりは流石に可哀想とは思うけど、差はあるものだと思ってもらうしかないわね」
そんなやり取りを耳にしつつも御手洗は立ちバックで着実にリアスを追い詰めていく。
既に結合部は愛液や先走りで泡立ち白く濁っており、それだけで情事の激しさが窺える。ゴリゴリと肉棒が出入りする度に膣壁とその襞をなぞっては堪らずリアスは嬌声を上げ、身体を震わせる。
とっくに最奥の子宮からは白く濁った本気汁を垂らしており、頭の中は交尾一色に染まってしまっている。ぶるんぶるんと顔よりも大きな乳房を上下左右に揺らしては汗がキラキラと舞う。
リアスを追い詰めている御手洗だが、また同時に御手洗もまた追い詰められていた。
早く妊娠したいと降りてきた子宮の口がパクパクと開閉しては抽挿してぶつかる亀頭に噛み付いてくるのだ。しまりの良い膣肉からの刺激と合わさり、御手洗の肉棒も固く張り詰めてしまう。
「隆、たかしぃっ! 私、もう……!」
「あぁ、俺ももう限界だ。だから、一緒に……っ!」
ぐいっとリアスの身体を抱き寄せ、首を動かしたリアスとそのまま深い口づけを交わす。
口の中で舌を絡め合わせるだけではなく、それすら邪魔だと思った二人はそのまま顔を近づけたまま舌だけを宙で絡め合わせる。おかげで飲み込めなかった唾液が糸を引いて床へと落ちていってしまう。口を離した時には小さな水溜りが出来ていた。
身体の密着がほぼゼロになり、二人の身体は我慢の限界を迎えついに爆発した。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「もうダメ、無理っ! イく、イくイくイくイ―――――くぅぅぅぅぅぅっっっ♡♡♡」
本能からかグリグリと射精をしながら御手洗は肉棒の先端を口を半開きの子宮口へと押し込む。
待ち侘びた精液を浴びた子宮口は更に力を緩めてパクりと鈴口辺りを子宮内へ迎え入れて大量の精液を直接浴びる。先程までとは比べ物にもならない快楽がゾクゾクとリアスの背筋を通り抜けていく。
頭の中が真っ白になり、彼女の思考は
なすすべもない卵子は直ぐに白旗を上げて一つの精子を受け入れ混ざる。しかし、既に受精卵となった筈の卵子は他の役目を果たせなかった精子たちに攻撃されてしまう。そんな衝撃が腹の奥からやってくる。
「あぁっ♡ リアスったらすっごい幸せそう♡ これからママになるって言うのに♡」
「何回も孕ませて貰うとはいえ、これが最初の妊娠ですからね。ああやって悦ぶのは仕方ないんじゃないかしら」
羨ましげにリアスを見る朱乃と、少し冷静に二人の情事を眺めていたソーナ。冷静には見えたが、実は既に彼女も理性はあと僅かだ。
一誠と匙がいるというのにそれから三人は更に御手洗と時間が許す限り交わった。
因みに、しっかりと一誠たちからは時間が止まっている間の記憶は奪ったので、因縁を付けられる事はない。知らぬが仏とは良く言ったものだ。
長いものでこれで73話目です。正直な話をすると原作のストーリーを追うような展開にしてないので行き当たりばったりな内容ですが、ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
今回でリアスたち3年生は卒業したとさせていただきます。まぁ、本編では今後も出てくるのであくまで学年が上がった程度だと思ってください。
しかし、一つだけ問題があります。そもそも私は原作を読んでいない勢なにわかも良いところの人間です。これから先のストーリーは当然ながら知りません。最初と比べて新キャラの登場のさせ方も随分と雑になってしまいました。
今以上にただのエロのオリジナルへと話が変わっていく事をご了承ください。もはやキャラを借りただけの何かへとなり下がった気がしますが……。