※この作品はR-18です。

NTRハイスクール   作:みっくん

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グレイフィア④

「グレイフィアはまた……」

 

「サーゼクス、彼女の事はもう諦めろ。私は残念だがヴェネラナを愛せないんだ。それはお前も同じ」

 

「父上……しかし、だからと言ってこれは流石に……!」

 

「お前の怒りは最もだし、共感も出来る。だが、もう既に遅いのだ。私たちから妻を奪ったあの男は魔人として覚醒し、今や熾天使(セラフ)であるガブリエル殿すらもモノにしている。冥界の名門の当主であっても、魔王であったとしてもあやつを排除するのはもう手遅れなのだ……!」

 

「そんな……!?」

 

 グレイフィア()が御手洗に奪われてからサーゼクスはこうして父親であるジオディクスの執務室へと顔を出すようになった。

 

 妻を奪われた男として男のプライドは地に落ち、代わりに行き急ぐように仕事へと没頭している。

 

 彼には妻とは別にもう一人だけ心の支えとなる妹、リアスが居たのだがそれも今は昔。御手洗の身の回りが安全になるのであれば魔王すらも利用するある意味で悪魔らしく成長してしまったリアスとは連絡を取っていない。

 

 御手洗へと日々怒りを募らせるが、それも今日無駄なのだとジオディクスから教えられてしまい今度こそ彼は燃え尽きそうになっている。慈愛の一族であるが故にだ。

 

 同じ冥界の名門の出であるレイヴェルの実家は大喜びであり、純血の悪魔と結ばれるよりも喜んでいる。彼女の兄であるライザー・フェニックスには純血と結ばれるようにとリアスとの婚約を一度は計画したものだったが、レイヴェルが魔人と結ばれるのであれば話は別だ。

 

 悪魔の男の繁殖能力は弱く、仮に孕ませれても一人や二人だ。ヴェネラナはリアスとサーゼクスだけであり、グレイフィアは息子一人だけだ。だが、魔人は繁殖能力が高い事が分かっており、個体数が少ない悪魔の中にフェニックスの血を宿すものが増えるのであれば喜ぶ他ない。

 

 既にライザーは自身の気に入った相手との結婚をフェニックス卿から許されており、身の回りが落ち着いたら一度は義弟となる男に会いに行こうと考えている。

 

 ・

 ・

 ・

 

「見つけた! グレイフィア、戻っては来ないか!」

 

「……サーゼクス」

 

 魔王としてではなく、ルシファー家の夫としての顔でやって来たサーゼクス。彼を見てかつてしていた妻として相対するもグレイフィアの心の中には波一つ揺るがない。

 

 彼が自分をモノ扱いしている訳ではないと知っている。こうして会いに来たのも純粋に自分を心配してのものだろう。冥界では彼の側にグレイフィアが居なくなってからは夫婦間が上手くいってないと噂され、ルシファー家の血が貰えればと次の嫁候補をあちらこちらから送り込まれそうになっているのをグレイフィアは知っている。

 

「俺は君が居ないと駄目なんだ! だからどうか戻って来て欲しい……っ!」

 

「……」

 

 必死に頭を下げる彼を見てもグレイフィアの表情は変わらない。

 

 御手洗を最優先に置き、その次に新たに御手洗との間に出来た子供を置いているグレイフィアにとってサーゼクス()なんてどうでも良かった。確かに彼へと恋い焦がれ、結ばれ子を宿した。だがそれだけだ。

 

 冥界一のおしどり夫婦だなんて言われたが、所詮は夫と妻。其処にはもう男と女はなく、どれだけグレイフィアが自身の指で自身を慰めて来たのか彼は知らないだろう。

 

 悪魔は長寿な生き物であり、それだけに女としての時間が長い。性欲もかなりあり、男としてよりも魔王として振る舞わなければならなかったサーゼクスではグレイフィアには釣り合わなかったのだ。

 

「ごめんなさい。私もうあなたと一緒にはなれないわ。だってあなたは私を妻として必要として女としては必要としてないでしょう? 私だってヴェネラナ様だってまだまだ女だって彼に教えて貰ったの。だからごめんなさい」

 

 それだけを言い残し、一度も振り返る事なくグレイフィアは去って行った。後に残ったのはポツンと一人佇んでいるサーゼクスだけだった。

 

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 ・

 

「んっ……はぁ、おっきぃ♡ お腹の中、ご主人様のおチンポでいっぱいです♡」

 

 御手洗の上に跨ったグレイフィア。

 

 手は彼の腹に付き、飲み込んだ御手洗の怒張を腰を動かして刺激する。二度も出産を経験した経産婦とは思えない膣肉の密集具合。カリ首が膣内をする度に新たな膣肉がまとわりつき、そのまま二人に快楽を与える。

 

 タンタンタンとリズム良くグレイフィアの尻が上下に揺れる。御手洗の子供を孕んだ事もあり、更に肉付きの良くなった尻は最早それだけで色気があり、脂肪が増えたのに垂れる様子はない。御手洗の足とぶつかり、形をイヤらしく歪めまた戻る。

 

「あぁっ♡ イくっ、イきますっ♡」

 

 膣肉の痙攣や伸縮が激しくなり、それは肉棒から精液を搾り取るような動きになる。どんな種族の女でも己のモノに出来る魔性の肉棒ではあるが、グレイフィアの名器による締め付けにあっさりと負け、彼女の絶頂に合わせて射精をする。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 一回り以上も膨張した肉棒が大きく脈を打ち、マグマのように熱い粘液を勢い良く子宮へと浴びせる。待ち望んでいたモノを受け止め、更なる絶頂がグレイフィアを襲うも射精は終わりを見せない。

 

 早漏気味ではあるが、御手洗を御手洗足らしめているのはその絶倫さだ。一日中交わる事も可能であり、どんなに気高い精神を持っている女だとしても快楽に塗り潰されてしまう。直ぐに本能が頭の中を支配し、雌として彼の側にいたいと思うのだ。一種の催眠のようにも思えるが、本能を刺激しているので抗いようはない。

 

 その日もその一回では終わらず、グレイフィアが気絶するまで交わりは続いた。

 




寝取りであり、寝取られ物でもあるのでサーゼクス君を登場させてもらいました。この間イッセーは書きましたからね。

イッセー君とは違って、妻が寝取られていることを知っている彼だけに父親との相談は一種の慰めです。ただ、愚痴りあいだけになり何の解決策も出ないんですけどね。

本文では触れませんでしたが、ガブリエルをモノにしているだけではなく、ガブリエルに御手洗を勧めたのはミカエルです。つまり、ある意味で御手洗君は天界からも支持されているので魔王と言えども抗議するのは難しいのです。冥界を一人で治めているのではなく、四人の魔王で治めているので権力もそんなにないだろうしね。

その反面ミカエル君はほぼ事実上のトップなので。多分。

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