妖怪は悪魔と同じく、妊娠から出産までの期間が短い。
現存する妖怪は数だけはいるが、栄華を誇った時期と比べると今を生きる妖たちの位は低い。名を馳せた妖怪たちの多くは封印され、今を生きているのはひっそりとしてきた者たちだけだ。
永い時を生きる妖怪ではあるが、いつその身を封印されるかは分からない。故に彼らは数を増やす為にその在り方を変えてきた。
まぁ、つまりあの黒歌もまた既に出産を経験したという事だ。
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念願の子育ても程々に、妊娠期間中に溜め込んだ性欲が爆発したのか、ここ最近は黒歌が御手洗の家へと押し寄せていた。
順番を決めてはあるが、理由が理由なだけに仲間たちは仕方ないと順番を譲っている。
「どう、にゃっ♡ 隆、気持ち良い?」
「あぁ、最高だよ。とてもではないけど、俺の子供を産んだとは思えないぐらいの締付けで油断すると出しちゃいそうだっ」
御手洗に主導権を明け渡した正常位も好きだが、黒歌はどちらかと言えば自身が好きに動ける騎乗位を好んでいる。
淫貝を押し広げ、根本まで咥え込んだ肉棒を円を描くように腰を振ると気持ちよさげに膣内で震える。
強い雄の子を孕むのが目的は完遂され、身も心も御手洗のモノへと堕ちた黒歌の膣内は御手洗のモノの形をしっかりと覚えている。
腰を持ち上げ、肉棒がずるるっと引き抜かれると膣の表面のびっしりとしたザラザラが肉棒を撫でていく。それはカリ首も例外ではなく、敏感な部分に触れられ気を抜くとそのまま射精してしまいそうなのだ。
間違いなく黒歌の女性器は名器と呼ばれるモノであり、その全ては今や御手洗のモノだ。
「一度出しても良い? ちょっとキツイや」
「勿論にゃっ♡ 私のおマンコは隆のザーメンを受け止める為にあるにゃから好きなだけ出して欲しいにゃ♡」
身体を前に倒し、御手洗とキスをしながら腰を振るスピードを上げる。結合部から二人の混じり合った体液が辺りに飛び散るがお構いなしだ。
出産を経験した臀部は更に肉を付け、御手洗の腰にぶつかる度に柔らかく波を打つ。人によっては下品と思われるぐらいだが、御手洗の守備範囲はかなり広いのでこれもまた魅力と受け止めている。
しかもその癖、膣内は処女が如く締め付けてくるのだ。ぴったりと肉棒の形に添い、一ミリの隙間を作ることなくグネグネと中で蠢く。多くの女を経験している御手洗でも我慢出来るモノではなく、もし仮にこの穴に童貞が入れたとしたら挿入と同時に射精をするという情けない事になるだろう。
そんな膣が本気で種を搾り取ろうと締め付けて膣襞で肉棒を擦って来るのだ。思わずといった感じに黒歌の腰を――肉を付けた臀部とは比べ物にもならないぐらいほっそりとしたクビレのある――掴んで子宮を押し上げ、そのまま吐精した。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「にゃっ!? んんん~~~っっっ♡♡♡ ザーメン熱いにゃぁぁ♡♡♡」
蕩けに蕩け切ったという顔で心地良さそうに身体を震わす黒歌。
だぷんと重量を増した乳房も揺れ、その黒ずんだ先端からまだ乳白色の体液が跡を付けるかのように線を残して落ちていっている。
受け止める覚悟はしていたが、それでも不意打ち気味に精液を受け止めた子宮はびっくりするも、役目とばかりに密着している亀頭に吸い付き、最後の一滴までを搾り取らんばかりの働きだ。
雄の本能でグリグリと子宮を突き上げ、子宮口の動きに合わせるかのようにきっちりと最後の一滴まで気持ち良く吐精した。
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温厚で人当たりが良いと評判な上に美人なロスヴァイセだが、それでも一人の女だ。
教職は前職よりもやり甲斐も居心地も良いが、当然ながらストレスは溜まる。
女性として視線が敏感だと言うこともあるが、そもそも彼女は戦乙女だ。気配すら読めなければ意味がない。おかげで日常生活で自分の何処に視線を集めているかだなんてとうの昔に知っている。
御手洗の周りという一部を除けばトップクラスの美貌にスタイル。イヤらしい目を向けてくる男性からだけではなく、同性からは羨望の目で見られている。
そんな彼女のストレス発散方法はやはり交わりしかなかった。酒癖が悪く、少しでもアルコールを摂取すれば周りに迷惑を掛けると知っている彼女は飲まない事を心掛けている。
だからこうして御手洗を自宅に招くのは仕方のない事なのだと自分に言い聞かせる。本来であれば彼のモノだと誓いを立てたロスヴァイセの方が足を運ぶべきだとは思うが、たまにはと御手洗からやって来たのだった。
「あまり綺麗とは言えませんが……」
「そうか? 結構片付いていると思うけど」
ロスヴァイセの部屋の中はシンプルだった。
必要最低限な家具がありながらもきっちりと纏められたプリントなとが視界に入る。仕事で忙しいからなのか部屋の中では楽にしたいとの事だろうか。
住んでいる部屋も一人で住むには広く、ファミリー向けのモノではあるが、元はリアスの家が所有しているモノだ。駒王でも高めの価格なだけに空き部屋は幾らかある。そう言う所に御手洗の女たちの部屋を彼女は用意しているのだ。
「じゃ、じゃあ早速で悪いですけど」
ロスヴァイセに手を引かれ、入るのは彼女の寝室。
部屋の中から香る匂いは彼女のモノであり、香る程度の嗜みで付けている香水の匂いが無い分、素の彼女の匂いだ。
ああ、これが女の匂いなんだと思う程度の匂いではあるが、御手洗の股間は素直に反応を示す。最早嗅ぎ慣れたレベルなのだが、パブロフの犬のように御手洗の周りの女の匂いを嗅ぐだけで勃起してしまう。
「ふふっ、まだ触れ合ってもいないのに待ち切れなさそうに反応されると嬉しくなっちゃいます♡」
ベッドに二人で倒れ込む前にギュッと正面から御手洗を抱き締めるロスヴァイセ。幸せいっぱいと言った表情だ。
既に身長で御手洗に負けているロスヴァイセの顔は御手洗の胸に埋まり、そのまま匂いを堪能している。御手洗もまた自身の胸に顔を埋めている彼女の髪を指で掬って鼻に当てているのでどっこいどっこいだ。
「このまま甘やかすのも吝かではないですが♡ もう我慢出来ないんですっ♡ この濡れたおマンコの中に
胸の中で抱えていた御手洗を解放すると、足を開きそのまま付け根にある女の大事な箇所――秘所を指で広げた。
御手洗と学園で会っても時間は短く、仕事に時間を取られてご無沙汰だった其処は今日こそはとばかりに愛液で濡れそぼっている。
膣口から溢れた蜜はそのまま下へ垂れ、きゅっと窄まっている穴を通過してシーツの染みとなる。
「ロスヴァイセとするのは久々だもんね。じゃあ折角だし激しいのいこっか」
御手洗のその言葉にロスヴァイセはコクリと小さくしかし、ハッキリと頷いた。
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「おぉ……!」
御手洗の瞳には絶景が映っている。
大きなベッドの上でうつ伏せになったロスヴァイセの身体は自由とばかりに置かれている。足は彼女の意思で開かれたままで部屋を薄く照らす照明の光で愛液がイヤらしくテカっているのが見える。
豊満な尻肉を開けばそのまま自分では見ることのない、他者に見せるものではない尻穴も覗くことが出来る。
服を脱いで膝立ちになった御手洗は尻たぶを開くも、今回は窄みではなく、膣へといきり立った肉棒の狙いを定めた。
「入れるからね」
声だけをかけ、ゆっくりと身体を前に倒して下にいるロスヴァイセに体重を掛けて挿入していく。
ご無沙汰ではあるが、御手洗のモノの形を細部までしっかりと覚えこんでいる穴は歓迎するように媚肉を絡み付かせる。
媚肉を亀頭やカリ首がかき分ける度にロスヴァイセは身体を痙攣させ、枕に埋めた顔からはくぐもった声が聞こえてくる。
思わず溜息を吐きたくなるような心地良さ。が、そのまま放置では互いにもどかしいのでしっかりと最奥まで肉棒を押し込んだ。
「っっっ♡♡♡」
ぎゅぅぅぅと腕で枕を抱き締め、それに呼応するかのように膣肉も御手洗の肉棒を抱き締めてくる。入れただけで絶頂してしまった。
「重くない? 苦しかったら言って」
コクコクと絶頂で顔を蕩けさせているロスヴァイセは頷きで返事を返す。
彼女が絶頂しているのを痙攣で感じてはいるが、そのまま膣内へ収めた肉棒をゆっくりと引き抜いていく。
ぬろろろっと引き抜かれていく肉棒に、行かないでとしがみつくかのように絡み付く膣肉。外へそのまま引っ張り出せそうなそれを感じながら限界ギリギリまで引っ張ると、今度は優しめの反対、一気に、かなりの音を立てて肉棒をもとの位置まで打ち込んだ。
音にして一瞬。ばちゅんっと肉と肉のぶつかる乾いた音と重なる鈍い水音。それらを繰り返すようにすると部屋の中から聞こえてくるのは獣のように荒い呼吸をする御手洗と、枕に顔を押し付けたまま喘ぐロスヴァイセの声。
貪欲に肉棒を締め付けてくる膣内を躾けるかのようにグリグリと肉棒で責める。尻肉が波打ち、感覚だけではなく、視覚でも楽しませてくれる。
「んんんっっっ♡ んお゛っ♡ お゛ぅ♡」
時折聞かせてくれる鈍い獣のような声もまた興奮を煽るモノでしかない。
美人で教え方が上手いと彼女を慕う生徒たちが今の姿を見たらどう思うだろうか。失望? いや、興奮するだろう。
昼間は仕事の出来る女。しかし夜は男に抱かれて幸せな女だ。ギャップ萌えなのだろうか。
「ロスヴァイセ、ここ好きだよね。チンコで押すと身体が跳ねてるよ」
御手洗の女に共通する事だが、全員がポルチオを開発されている。
丸い亀頭で擦られるだけで多大な絶頂感になるというのに、子宮を押し上げるようにグリグリとイジメられると降参しますとばかりに媚肉が痙攣してしまう。
「ひゃぁっ♡ ん゛♡ ああっ♡」
「気絶はダメだからね。俺、まだ一度もイってないから」
ねちっこい責めと、動物の交尾のような荒々しい腰の動きを交互に繰り返されると頭の中が茹だってしまう。
ベッドに御手洗の体重で押さえつけられた今の自分は彼の獲物でしかない。そう思うとまた興奮してしまう。
イってもイっても御手洗は射精してはくれず、精液欲しさに渇いた子宮が降りきってもなお、ロスヴァイセはポルチオを責められていた。
むわりとむせ返るような汗の混じった性臭を漂わせる身体。押さえつけられ、御手洗の汗も混じったその姿はまるで一匹の生き物のようだ。
下で絶頂でどれだけロスヴァイセが身体を暴れさせても雄の力で御手洗によって押さえつけられ、また絶頂する。意識を飛ばそうにも尻を強く叩かれ、強制的に覚醒させられる。
どれだけの時間が経ったのか分からない。枕には絶頂した時に噛み付いたのか歯型が付いてしまっている。
「出すから受け止めて……ねっ!」
「おお゛んっ♡ 」
言葉は出ず、代わりに出たのは返事とも呼べない野太い声。
どちゅっ♡ どちゅっ♡ と最奥を突かれる。子宮が完全に降りきった事で膣内は短くなり、御手洗の長大な肉棒を全ては咥え込めてはいない。全部収めさせろとばかりのノックに痙攣と絶頂でしか返せない。
身体中の水分出したと思うのに、未だに秘所からは潮が噴水のように出ていく。体力なんて一ミリも残っていない筈なのにガクガクと膝が震えてしまう。
「イくよ」
密着したまま耳元で御手洗が囁いた。腰を前に突き出し、奥へ押し込んでいたのに、更に奥へ行けとばかりの一撃が腹の奥から響く。
性感帯として開発され尽くした子宮口はそれだけで戦慄き、決壊をしていたダムから快楽という波が放流されていく。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
どこにそれだけの体力を残していたのか、手足をジタバタと藻掻かせながら果てるロスヴァイセ。
絶頂した膣肉はぐにゅぐにゅと蠕動し、射精中の肉棒へむしゃぶりつく。
いつものように気持ちよくなったら直ぐに出すのではなく、堪えに堪えた射精の量は過去最高に近い。
半固形のダマのような精液がゼロ距離で子宮内へと注がれていく。びちゃびちゃと子宮内に張り付き、これを落とすのは至難の業だ。
下半身、いや尻だけが持ち上がり少しでも快楽を得ようと、それでいながら快感から逃げようと尻が左右にフリフリと揺れている。
グリグリと染み込ませるように最後の一滴まで子宮を穢していく。
「よしよし、よく我慢したね。どうする? 今日はもう終わりにする? それとも?」
コクリとやはり小さく控えめに頭は頷くも、しかし身体は素直なように尻を振って返事した。
黒歌要素が少ない……。
ロスヴァイセ編は書いてる途中でラブラブから寝バックを書きたくなったので無理矢理方向転換した感がありますねぇ。寝バックの描写難しい。
そう言えばで思い出したのですが、前回のルフェイの話って現実の季節に合わせたせいで作中の季節にはこれっぽっちもかすってないんですよね。番外編にした方が混乱はないですかね? いきなり季節が変わって混乱するようでしたら番外編へと移そうかと思ってます。