最近のリアスが付き合いが悪いのは、大学と高校に生活の拠点が離れたからだと思っていた一誠。
町でリアスを偶然見かけ、何やら楽しげだったので後を付けると知らないアパートだった。表札を見ると御手洗と書いてあり、同じオカルト研究部の部員であり、クラスメイトの男が一誠の脳裏を過ぎった。
悪魔としての仕事だろうかと無理やり自身を納得させようと思うも、やっぱり出来ない。リアスが入った後の家は鍵が掛けられてはおらず、不用心だとは思うが一誠にとっては幸いだった。
超常離れした悪魔としての能力を(無駄な方向に)ふんだんに使って音一つ立てずに忍び込めた。
飲み終えたであろう二人分の湯呑みが居室と思わしき部屋のテーブルにあるが二人の姿はない。となると襖が閉まっているあの部屋か。僅かに襖を開き、片目で中を覗こうとしたその瞬間――
「ぐえっ!?」
「一誠さま、どうかお静かに。本日はリアスの担当なので」
覗こうとした一誠を上から押さえ付け、身動きを取れなくしたのはグレイフィアだった。
一誠個人としてはあまり交流はないものの、リアスの眷属としては何度か顔を合わせている。一誠の認識としてはグレモリー家に仕えるメイドであり、リアスの兄であるサーゼクスの嫁さんでありながらも冥界でも随一の実力者だ。
赤龍帝というとんでもないモノを手にした一誠だが、そのスペック自体は貧相なので悪魔としての力を使った隠密であろうとも魔王の女王にはあっさりと捕まってしまった。
「ぐ、グレイフィアさんが何で御手洗なんかの家に?」
御手洗なんか。それが一誠からの御手洗への評価だ。
いつの間にか部員になり、アーシアを始めとした女性陣と仲の良い男。お世辞にも格好良いとは言えない容姿なのに何でだと愚痴を友人たちと零したのは数えられないほど。
「先程も申し上げましたが、どうかお静かに。ここで一誠さまが騒ぐと折角のリアスの楽しみが半減してしまいますわ」
唇に人差し指を当てる姿は色っぽい。童貞ではないものの、未だに独りよがりなエロリストである一誠にはそれだけで十分だ。
愚息が反応するも、床に縫い付けられた状態では痛みしかない。
「ぶ、部長、いや、リアスは御手洗の奴と一体何をしてるんですか!?」
一誠の彼女であるリアスと御手洗は同じ部活動の仲間ではあるが、それは高校での仲でしかない。悪魔としての関係者でもない筈なのに、今もこうして交流を持っているのはありえないと思うのが一誠の素直な感想だ。
「おや、まだ一誠さまは気付かないのですか? 年頃の男女、しかも男の部屋に二人っきりだなんて考えられるのは一つしかないでしょうに」
「なっ……!?」
驚く一誠。その様は見下ろしているグレイフィアからすれば滑稽でしかない。
既にリアスから眷属としてしか愛されてない男はまだ気付いてなかったのかと思わず見下ろす視線に冷たいものを混ぜてしまいそうになる。
男としては既に切り捨てられている事に気付けないのは男として情けないの一言だ。おおかた、催眠を使って性行為を共にしたと一誠に思わせているのだろう。かつてならいざ知らず、今のリアスにとって御手洗しか男は映ってはいないのだから。
思わずため息も漏らし、それに身体ごと反応する一誠を見下ろしながら魔力を練る。
「……これは?」
「一誠さまと私の存在を曖昧にしました。少し強めに掛けましたので平時のリアスなら見破りますが、今の溺れているリアスなら見破れませんわ。覗くのではなく、堂々と見てみなさい」
リアスの悪魔としての成長はグレイフィアからしても目を見張るモノがある。
明確に守るべき存在を認識したからなのか、好いた男の為なのかは分からない。それでも彼女は王として悪魔として立派に成長しているのだから関係ないとグレイフィアは考える。
しかし、御手洗は悪魔ではなく人間を超えた存在である魔人だ。しかもガブリエルという天使を抱き、彼女からの寵愛を受け、八坂という裏京都の支配者も抱き、果てには無限の龍神とまで称され恐れられているオーフィスを使い魔にするだけではなく、抱いているのだ。
様々な魔力や力を吸収した彼が相手だと冥界の実力者であるグレイフィアの隠遁でも見破るだろう。
「ふぅ……やはりご主人さまにはバレましたね」
「……え? い、今なんて?」
リアスと御手洗の情事を見て怒りではなく、喪失感を覚えた一誠の瞳がグレイフィアへ向くも彼女は相手にしない。
どうかお気になさらずにお楽しみ下さいと心を込めて目配せをすると、リアスが二人の方を向いていないのに気付いた御手洗は止めていた腰を振り始めた。
「ご覧の通り、リアスはあなたではなくご主人さまをお選びになったのです。あなたの頭が弱い事を知ってはおりますが、これがどういう意味かは分かりますよね?」
「え……あ、う……っ」
みっともなく狼狽える一誠の視線は一度前を向き、乱れるリアスを見て直ぐに横へと逸れる。
以前の一誠であれば確実に喜んでいた光景だというのに。教室で堂々とクラスメイトたちがいる中で友人たちと艶本を広げている自分を見るクラスメイト達の気持ちが少しは分かっただろうか。
それよりも強いトラウマを植え付けられたような状態なのだが、グレイフィアは左手を一誠の顔に翳す。
ぽぉーっと淡い光が現れたかと思うと気絶したかのように一誠は眠りについた。
今の魔法は記憶を消去する魔法だ。こうやって一誠がリアスの後を付けるのは今日が初めてな訳ではない。そろそろ本当の事を話す時が来るだろう。
スカートの裾を軽く持ち上げ、御手洗に挨拶をすると練った魔力で一誠を浮かせ、そのままグレイフィアは消えた。
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布団の上で四つん這いになったリアスを後ろから御手洗が攻めている。
むっちりと肉を付けた尻肉を掴み、湧き上がる性欲に突き動かされたように腰を振る。
安定期に入ったリアスの膣内は締め付けが強くなっており、気を抜けば直ぐにでも射精してしまいそうだ。
「隆、たかしっ♡ 私もう無理っ♡」
ぶるんぶるんと豊かな乳房をあちらこちらへ跳ねらせ、バチバチと弾けるような快楽を全身で享受していたリアスはもう限界だ。
久々に解禁した本番は最高の一言で、肉棒を挿入された時から軽く絶頂してしまっていた。御手洗と出会ってからあと少しで一年が経過するが、それまでに肌を重ねた回数は数えるのも億劫だ。
膣は完全に一誠の形を忘れ、彼でも届かなかった部分までも御手洗の形を完全に覚え込んでしまっている。
鞘に収まったような感覚で、肉棒が自身の中にあるとリアスは落ち着くのだ。
布団に付く手はガクガクと震え、絶頂中に力が抜けたら腹の中にいる子へ悪影響だ。最悪の事態を招く前に、手をつくのではなく上半身で布団に倒れたのがいけなかった。
「お゛……っ♡ これ、スゴ……っ♡」
体位が変わって擦れる場所が変わり、今まで以上の快感が襲ってくる。ヒクヒクと痙攣は止まらず、最奥を突かれる度に目の前がチカチカと点滅を繰り返す。
「それじゃあ一緒にイこっか」
御手洗のその言葉と共に激しさが更に増していく。
ヒクつく膣肉を躾けるかのように肉棒が往復し、ぷっくりと膨れたGスポットを擦り潰す。
グリグリと奥を押し込みながらリアスの顎を掴み、そのまま唇を交わす。舌と舌が絡み、飲み込み切れなかった唾液が糸を引いて布団へと落ちる。
快楽中枢が痺れるような快楽にリアスの腰は迎え腰になり、自分からももっと気持ち良くなりたいと動く。
激しい抽挿の中、まるで打ち合わせをしていたかのように二人の動きは同時に停止する。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ どぴゅっ♡ どぴゅるるるるっ♡
腰と尻がゼロ距離で密着し、尻肉が卑猥に形を歪ませている。
ドクン、ドクンと力強く脈を打ち、射精をしながらもその存在感を
「あっ……♡ ん、きゅっ♡ んんんっ♡♡♡ あんっ……うっ……ふぅ、ふぅ……♡♡♡」
絶叫ではなく、布団にうつ伏せになったリアスは布団を噛み締めながら絶頂に浸る。
全身が性感帯になったかのように敏感で身体が跳ねるだけでまた直ぐに絶頂しそうになる。
暫くして御手洗が肉棒を引き抜くと膣口は寂しそうに口を開き、奥から
「そう言えばさっき隆止まったけど何かあったの?」
「……いや、何もなかったよ」
「? そう、それなら良いけど」
誰か来たのだろうかとリアスは考えたが、御手洗の女たちは来訪した際には必ずチャイムを鳴らすので嫌でも来訪が分かるのだ。
そんな些細な事よりも、射精した後とはとても思えない勃起具合にくすりと微笑むと、今度は仰向けになって出されたばかりの秘部を開いた。
「まだまだ楽しみましょ♡」
何回かこうして一誠に寝取られている姿を見せてますけど、どれも納得がいかない感じですねぇ。
最後の交わりの部分は文字数を稼ぐ意味でもあったので結構雑かもしれません。というか雑ですね。気を付けます。