夏が近づいてきたとある日。御手洗は前々から約束していたデートの待ち合わせ場所へ向かっていた。
日差しが強く、まだカレンダー上では夏至を迎えていないのに、歩いているだけでじんわりと汗をかいてしまう。額に滲んだ汗をハンカチで拭くなどをして歩くと目の前に人だかりが見えた。
場所からしても、あそこに待ち人はいるのだろう。声をかけながら人混みを掻き分け、中心に辿り着くとやはり待ち合わせしていた二人だった。
「こんにちは、隆」
「こんにちは、先生」
言い寄るも尽く無視を貫かれる男たち。彼らの怒りが頂点に達しようとした頃に聞こえた彼女たちの第一声は、今来たばかりの男への声掛けだった。
日頃からナンパをしている彼らは少しでも第一印象を良くしようと紳士然としていたが、限界だった。
彼女らが花開くような笑みで見つめる相手は、顔を武器にして女を捕まえる彼らにしてみれば平凡でしかない。醜くはないが、整ってもいない、何処にでもいるような顔の持ち主。
男の趣味が悪いとしか言いようがなく、また見るからに腕っぷしが強そうではない
「もうあなたたちは帰っていいわよ、お疲れ様」
「おかえりはあちらですわ」
彼らがナンパしていた相手――リアスが手を叩くと先程までのしつこさが嘘かのように彼らは次々とその場を後にしていった。
朱乃に至っては離れていく彼らへ手を振った後は見向きもしていなかった。
「やっぱり二人はモテモテだね」
「容姿に自信があるもの。最も、隆にだけモテていれば良いのだけれど」
「私もリアスも、身も心も文字通り先生のモノですもの♪」
お腹を愛しげに撫でながら笑う朱乃。普通の人間には見えないが、魔法を解けば露わになるのは妊娠した腹部。
今をときめく大学生な彼女たちは現在進行系で新たな命を育んでもいた。
「大きくなってきたね」
「あんっ♡ もう街なかで触るだなんて♪」
「パパのおっきな手を感じて元気に育ちましょうねー♪」
ひと目があるというのに、御手洗は躊躇もせずに二人の腹を優しく撫でる。意識は低いが、この腹の中には血を分けた我が子がスクスクと育っているのだ。撫でる手に愛が籠もる。
「このままでも良いけど、今日はちゃんとデートしましょ」
「既に映画館の予約はしてありますので、後は行くだけですわ」
デートの内容は至って普通。映画館で見たい映画を見て楽しむ、それだけだ。
鑑賞後に遅めの昼食を取りながら感想を言い合い、夕方には煌びやかなホテルに入る。
二人に両腕を絡められ、嫉妬の視線を浴びながら映画館へと足を運んだ。
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暗い館内。スクリーンに映る映像だけが唯一の光。
客は多くはないが、少なくもない。偶然か必然か、三人の予約がされた席の左右前後には人がいなかった。
ただ映画を見るわけもなく、三人は人が直ぐ側にいるという危険を孕みながらも、それをスパイスに盛り上がっていた。
御手洗を真ん中に、その隣にリアスと朱乃が座っている。三人の視線はスクリーンにありながらも、手は股間にある。
王と女王のコンビネーションで勃起した肉棒が扱かれ、ハーレムの王たる御手洗の手は違いを確かめるかのように二人の秘部を弄る。
「んんんっ♡」
「そ、そこっ♡ あっ……んんっ♡」
声を殺しながら刺激し合う。
くちゅくちゅ、にちゅにちゅとイヤらしい水音が鳴るも、誰一人として彼らには気付かない。最低限の魔法を掛けているからだ。
しかし、最低限なだけであって大きな物音を立てれば気付かれてしまう。背徳感が凄まじかった。
交互に亀頭を五つの指が撫で合い、竿を扱く。興奮に比例してパンパンに張り詰めていくのを、更に促すかのように扱き方。先走りが潤滑油となって扱きの助けとなり、それが却って持ち主である御手洗を
だがそれは同時に彼女たちにも言えること。御手洗の指を突っ込まれている膣内は解れきっており、こんこんと溢れ出した愛液で満たされている。多少のささくれをものともせず、かき回されては二人の身体は快楽に震える。
溢れ出した愛液は指でかき混ぜられ、館内の椅子に染みを作り濡れる。
もっともっと快感が欲しくなり、三人は浅ましくも腰をヘコヘコと前に振るってしまう。ペニスは両手を
ペニスにばかり集中すると手が止まり、催促をするかのように二人の腰が動き、思い出したかのように御手洗の手が動く。くちゅくちゅくちゅと小さくも大きくもない水音を立て、愛液は泡立っていく。
適度に切り揃えられた爪を使って膣壁をカリカリと引っ掻くと身体の震えが大きくなり、膣肉の伸縮が目立ってきた。
スクリーンに映し出される映画の衝撃的な展開に観客たちがざわつき始めるも、そんなものなど気にならないと言わんばかりに激しくなる愛撫。
ヒーローとヒロインが再会を果たす感動的なシーンを映し出している時、三人はほぼ同時に絶頂した。
―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「「「~~~っっっ♡♡♡」」」
ガクガクガクと腰を震わせ、座席を揺らしながらの絶頂。射精の瞬間に二人の手が亀頭をすっぽりと覆い、噴き出した精液が前の座席に飛んで行きはせず、二人の手を真っ白に染め上げていく。
愛撫されて真っ赤に充血した膣肉は奥へ奥へと指を誘うように伸縮を繰り返し、指が外れそうにもない。指で感じる女を絶頂させた感覚は何にも代えがたい。
何度経験してもこの背徳感には飽きる事がない。
隣にいる二人に目を向けると二人もまた御手洗を熱い眼差しで見つめていた。まだ映画が終わるまでは時間がある。しかし、もはや三人の頭の中には映画などはなく、交わりたい一色だった。
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映画館を後にした三人は煌びやかなホテル――ラブホテルに入った。二人の美女に腕を取られて入る平凡な男。御手洗の優越感を刺激させたいと考えた二人は自動精算機があるホテルではなく、フロントがあるホテルを選んでいた。
スタッフからの嫉妬の籠った視線を浴びながら三人で部屋を決める。ああでもこうでもないと言い、結局選んだのはそのホテルで一番の部屋だった。
部屋の内装に目を向けもせず、三人は直ぐに服を脱ぐ。生まれたままの姿になった三人は抱き合い、ベッドの上で愛を囁き合った。
舌を伸ばし、互いの口内を犯し合うキス。唾液を交換しあいながら三人は互いの性器を手で愛撫する。
三人で決めた約束通り朱乃が先陣を切る事になった。彼女は御手洗を押し倒し、跨るようにして彼の上に馬乗りとなる。魔法は解かれ、膨らんだ腹を見せながら朱乃は御手洗のペニスを腰を下ろして咥え込んでいく。
「あっ、~~~っっっ♡♡♡ はしたないですが、少しイってしまいましたわ♡」
微笑む彼女は美しく、淫らだ。手を御手洗の薄っすらと割れた腹に添え、肉をたっぷりと付けた尻を何度も何度も打ち付ける。尻肉が波を打ち、衝撃を和らげる様はデカ尻にしか出来ない。
魔法を使えば元の鮮やかな桜色に出来る乳首は薄っすらと黒ずみ、触れてもいないのに乳白色の母乳をトロトロと滴らせる。
完全に二人の世界に入ったのを羨んだリアスが後ろから朱乃の乳房を揉むと、途端に二人の世界は終わる。
「リア……ス♡ それ、ダメ、ダメですわ♡」
「あらいいじゃない。ミルクでパンパンに膨らんだおっぱい、楽にさせてあげるわ♡」
指が沈むほどに柔らかい乳肉を揉むと先端の尖った乳首から滲み出る母乳の量が増える。乳首へと母乳を送っているかのような揉み方に朱乃は善がる。垂れた母乳は御手洗の身体へ落ち、白い水たまりを作っていく。
腰を振るのを朱乃が止めてしまうと御手洗が下から突き上げる。すっかりと降りて来ていた子宮をペニスで突き上げられるとそれだけでまた朱乃は絶頂してしまう。
「イ――――っ♡♡♡」
膣の収縮に合わせ御手洗が腰を突き上げれば、それだけで朱乃は気を失いそうな程の快楽に襲われる。結合部は朱乃のイき潮で水浸しになり、腰が動くたびに水音を鳴らす。
その光景がより御手洗とリアスの情欲を煽り立て、朱乃が絶頂しても突き上げは止まらない。母乳を絞る手にも力が入り、乳房を歪ませる。尖りに尖り切った乳首を親指と人差し指に挟まれ、ペニスを扱くように弄られると朱乃からは声にならない声が響く。
肉と肉がぶつかりあう音はリズミカルな音楽の様に響き、やがて絶頂し続ける朱乃の膣肉がうねりを上げ、遂に御手洗が果てた。
―――ぶびゅるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「んぅう゛ぅっ♡ ふぐぅんぉぉっ♡ お、おぉぉぉっ……♡」
獣のような汚い嬌声。朱乃が雌として
子宮口と密着したペニスはポンプのように精液を出しては注いでいく。この瞬間、二人は腹の中に赤子がいるのを忘れて絶頂を楽しむ。最も、悪魔な身体なので胎児への影響はないのだが。
くたりと力をなくして倒れ込んできた朱乃を優しく受け止めると今度は口で愛を確かめ合う。
「んんん……ちゅっ、れぇ……ちゅる……んっ……♡♡♡」
夜ではなく、夕方から始まった性の宴はまだまだこれからだった。
一年半も更新してなくてすみませんでした。ただ、やはりというか語彙力は増えてないですねぇ。貧弱なままです。伸縮以外にも言葉が欲しい。
リアスと朱乃の言葉の使い分けが難しいですね呼び方が特に忘れてます。見返してみると呼び捨てと先生とだったり、おチンポとチンポだったりと色々と初期の頃は分けてますねぇ。
以前のようにポンポンと更新は出来ませんが、ゆっくりと続けていくのでこれからも読んでいただけると冥利に尽きます。
あ、遅くなりましたがお気に入り登録者数8000人突破ありがとうございます。まさかそれほどまでの人にお気に入りされるとは当初は思っても見ませんでした。
次はアーシアかな?一番好きなヒロインですし。執筆時間とモチベを上げてかないと。