「具合は……もう準備万端、かね」
「ん、ふぅっ……」
床に背を付けて仰向けになっているアイシャの秘部に、男が人差し指をかける。
内側から滴り落ちる絶頂の残滓は、恥丘とその周囲を熱く包んでいる。その中心である蜜壺に、男は小さく指先を埋める。
くちゅり、と小さく立つ水音はそのままアイシャの興奮の程を示していた。
「わかるか、ココが熱くなってるの。触って欲しい、挿れて欲しいっておねだりして俺の指締めてんの」
「あ、あっ!や、あ……!」
アイシャの心境と共に蕩けた秘部に、男の指先が入り込む。
剣ダコで厚くなった男の指が、ごつごつと入口を擦る。自分の指先とは根本的に違う硬さに圧され、アイシャは肩を震わせる。
しかし、アレはこれよりももっと太かった。臀部に押し当てられていた感触を思い出し、アイシャはごくりと固唾を飲み込んだ。
「でだ、お嬢さん。どっちがいい?」
「ど、どっちって、何がですか?」
「ゆっくりと、一気」
「……?」
男の言葉に、アイシャは首を小さく傾げる。二つ挙げられた端的な言葉の意味が、わからない。
一体何のことだろうか、何かの物事の比喩だろうか。その疑問に軽く悩んでみても、答えは出てこない。とはいえ、行為に関する事なのは確かだ。
「じゃあ……ゆっくり?で」
「りょーかい」
ひとまず、アイシャは自分に害が無さそうな選択をした。
一気に、という言い方には少々乱暴なニュアンスが感じられる。未だ行為を知らない身としては、少しでも自身が楽な方を選びたい。
しかし、今にも挿れるというこの状況でわざわざアイシャに聞く事とは――
「……え。まさ、か」
挿れられる。その状況が、未だ呆けが混じっていたアイシャに一つしか有り得ない答えを渡す。
それにアイシャが反応するよりも早く、男はアイシャの秘部に自らを押し当てた。
「ちょ、や、待――」
「行くぞー」
「く、うぅっ!?あ、う……っ!」
男はそう言って、アイシャの秘部に当てた指先で蜜壺の口をこじ開け、腰を前に出し始めた。
言った通りに肉棒はゆっくりとアイシャの入口を進み、そして最も狭まっている肉襞を確かに突き破って通り抜けた。
「あ、た、ぁ……!やっ、ふぅっ……!」
「入り切るまで、もうちょい我慢しな」
身体の内を小さな
膣を内から押し上げられる肉棒の熱さと大きさは、体感的には既にアイシャが想像していた深さを超えていた。それにも関わらず、男はまだ腰を前に動かし続けている。
無理だ、こんな大きいモノが収まり切る訳が無い。そんなアイシャの思いを身体は裏切り、どこまでも肉棒は自分に埋め込まれていった。
「あ、くぅ、ん……!ふか、いっ……」
「入り切ったぞ、お嬢さん」
腹の裏まで押し込まれた、そんな錯覚と実感の中でようやく男の腰が止まる。
アイシャが下を見れば、ほぼ根本まで収まった肉棒の根本があった。破瓜の血は思っていたよりは流れていなかったが、今でも痛みはじんわりと続いていた。
本当に、収まり切っている。収めた熱柱の脈までもを感じる様になって、改めて自分が男に犯されている――いや、男と一つになったという実感が湧いてくる。
しかし、その事に嫌気は覚えなかった。
「ほれ、深呼吸しな。落ち着くまで待ってやるから」
「う……すぅー、はぁー……」
男は最奥まで肉棒を収めたまま動かない。未だ感覚に慣れていないアイシャが落ち着くまで待ってくれるという事だろうか、それに甘えてアイシャは深呼吸を重ねる。
腹部から来る圧迫感を堪え、呼吸の度に痛みと感覚に身体を慣らす。男に与えられた余裕によって、アイシャは次第に痛みにも肉棒の太さにも慣れていった。
「もう平気か?よーしよし、よく頑張ったなー」
「ちょ、だから、子供扱いはやめてください……!」
「って言われてもなー」
そんなアイシャを見て、男は頭を撫でてくる。その扱いは変わらず、子供をあやすモノだった。
その気遣いこそは有り難かったが、実際に行為の最中に子供扱いをされるのは馬鹿にされている様な気分になる。ここに来て、アイシャの中にささやかな反抗心が生まれた。
「……あ、あなたは子供にこういう事、するんですかっ」
「え、いやしねーけど――ああ、そういう意趣返しか」
アイシャが小さな反撃のつもりで、男を責める。
男からすれば、アイシャは実際に子供だった。身体こそ女性らしい肉付きを持ってはいたが、顔や背丈は熟していない女のモノで、事実経験も持たない生娘だった。
とはいえ、行為をするに辺りそういう扱いは確かに失礼だった。男は内心で軽く反省する。
「つまり、お嬢さんは大人扱いされたいって事だな」
「も、もうオトナですよ!その、こういう事、してるんですから……!」
「そうか、そういやそうだったな」
アイシャはここぞとばかりに男に反論する。先程までならともかく、今では立派に男を知った――まだ挿れただけの所ではあるが――、大人の女なのだ。
行為に対する恐怖感は、肉棒に対する異物感に慣れると共に薄れていた。もう何も怖くない、僅かに得た余裕と男を知った事による達成感がアイシャに言葉を発させていた。
「んじゃ、オトナ扱いするか」
「えっ――ひゃっ!?」
そう言うと同時に、男はアイシャの身体を右横に倒し、左の脚を持ち上げる。
その脚の足首を掴んだ男は、右脚の太腿に跨る。アイシャが再び男へ顔を向ければ、男は小さく腰を浮かせていた。
「動くぜ」
「ん、く、ううっ……は、う……!」
浮いた腰が、僅かに前に進む。前に進んで、後ろに戻る。未だ男に慣れていないアイシャの膣奥を、男の肉棒が小刻みに擦っていく。
出来たばかりの傷が擦られる痛みと、膣内を肉杭が埋め尽くす圧迫感。最初ほどでは無いが、それでも痛みと苦しさを伴う感覚が、アイシャを苦悶させる。
それでも、ここで音を上げるのはやはり子供扱いされそうで嫌だ。半ば意地を以て、アイシャは男のゆったりとした抽挿をただ受け続けた。
「やっぱ濡らしててもキツいか、だったら……」
「ひあっ!?や、そこ、はッ!ひゃ、うっ!」
そんなアイシャを見かねて、男はアイシャの肉豆を右手で摘む。一度絶頂を覚えた事で未だに尖り続けている部分は、少し触られるだけでもアイシャの脚に震えを走らせる。
男が肉豆の表面を指の腹で擦られ、再び電流の様な感覚がアイシャの思考を割っていく。二度・三度とそれが続き、アイシャは自身の感じている息苦しさを忘れて喘ぎを見せた。
「お嬢さん、また動くぞ」
「あッ、はう、く……ん、んぅっ!」
男はアイシャの肉豆を二つの指で擦りながら、腰を前後に揺すり始める。
それに対する苦しさは変わらなかったが、今度は肉豆からの快楽がそこに入り混じっていた。苦しいのか気持ち良いのかわからない、そんな二律背反がアイシャを惑わせる。
そのどちらも未だ慣れていないモノという事もあって、アイシャは自身の身体から来る感覚を頭で受け取りきれず、ただ男にされるがまま揺すられる。
そんな状態が続いていくと、アイシャに変化が訪れた。
「あっ、あ、ん……っ!ひ、んっ、ぅ……!」
半々に感じていた苦しさと快楽の天秤が、少しずつ傾いていく。肉豆を擦られる快楽の中に、別種の新たな感情が流れ込んでくる。
それは、男が腰を動かす度にやってきた。内を擦られ、膣を押し込まれ、奥を小突かれ。言葉にならないモノが湧き上がり、その正体を理解出来ない思考が混乱する。
だが、アイシャの声は本人の困惑に反し、少しずつ甘さを増していた。
「あ、あっ、うっ……!んぅっ、ふ、ぁっ……!」
時と共に、男の腰の動きが少しずつ早まっていく。しかし、男が動く度にアイシャが感じていた痛みは、今では薄れていた。
肉豆から来る感覚と近い、しかし全く別種の感覚。それが肉棒に膣を擦られる事による快楽である事を、身体が感じ始めてから遅れてアイシャは理解していく。
男の腰に合わせて、その感覚が大きくなっていく。次第にアイシャは、身体から込み上げて来る快楽に従って自ら色声を上げる様になっていった。
「ん、ひっ、うっ――あ、あの……」
「ん、なんだ、お嬢さん」
「……もうちょっと、だけ……強くしても、いいんです、よ……?」
アイシャは男を横目で見上げ、赤らんだ顔で男に告げる。
男の腰は早まってこそいたが、それでも小刻みに揺れるだけで、本気で動いているとは思えない。十分な時間を男に費やされた事で、アイシャの身体はようやく行為に慣れを覚えていた。
それならもう少し早く動かれたら、強く突かれたら、どんな感じなのか。そんな期待混じりの好奇心が、アイシャに懇願をさせていた。
「お嬢さん、結構積極的なのな」
「う……す、するんですか、しないんですか!」
「まー折角のお誘いだし、させてもらうぜ」
「ん、ぅっ」
アイシャの言葉を受けた男は腰を後ろに引き、肉棒で膣を逆撫でていく。
肉棒が膣口周辺まで引かれ、アイシャは腹部にぽっかりと穴が空いた様な錯覚を覚える。自身の股座を見れば、蜜を得ててらてらと光る肉茎が目に入る。
これが、入っている。これが、挿れられる。アイシャの喉を、唾が潤した。
「そう、ら……!」
「ん、んんぅっ……!あっ、は……!」
男が腰を突き出し、膣内を亀頭が掻き分けて肉棒が埋まっていく。先程よりも早いペースで、膣奥までの道程が踏破されていく。
そこから奥をこつんと小突かれると、ついさっきに感じた身体の快楽がぞわりとアイシャの身体の内側に一瞬満ちる。奥に辿り着いた亀頭は、また膣口へと戻っていった。
「ふあっ、んう、あっ……ひぅっ、くぅ、あっ、あ、は……!」
奥から手前へ、手前から奥へ。ずりずりと膣内の隅々が亀頭に掻かれ、奥が小突かれる。
そんなただの単純なピストン運動が、未体験だった快楽を次々に生み出して、
さらに男は腰を動かしながらも何かを探る様に、掴んだアイシャの左脚の角度を小さく変えていた。
「ひゃうんっ!……な、何、いま、の……!?」
「お、ココがイイのか。じゃ、ココで」
「あっ、うっ、やあっ!?」
その脚の角度が何度か変えられた所で、アイシャの声が跳ね上がる。意図せぬ大声を上げた事に、アイシャは遅れて自分自身に驚いてしまう。
刺激が最も強く感じられる角度を見つけ出した男は、そのままの角度で腰を突き出す。そうされた事で、アイシャはあらんばかりの声――確かな嬌声を、何度も上げていった。
「あっ、そこっ、んうぁっ!そこ、それだめっ、だめえっ――くうんっ!」
男の動きはさらに強くなり、肉棒は遠慮無くアイシャの弱い部分を擦り上げていく。
そこからやってくる悦楽にアイシャの理性は溶け始め、身体は弛緩してただ男に委ねられるだけとなる。ダメと声にしながらも、蕩けるアイシャの顔に説得力は無かった。
気付けばアイシャは、次々に湧き出てくるよがり声を止める事も出来なくなっていた。
「ああッ、は、うぅんッ!や、同時にするの、やあんッ!だ、だめっ、それえッ!」
そんなアイシャをさらに追い詰める様に、男は肉豆を人差し指の腹で擦り始める。
最も感じる角度と部分を同時に攻められ、アイシャの声の調子がさらに上がる。感じる情欲のままに吐息一つ一つに喘ぎを乗せ、自分から腰を震わせて肉棒とより擦り合わせる。
ちかちかと、白い光が見え始める。それが頭の中のものなのか、実際に目に映っているのか、それすらもわからない程にアイシャは
「ダメって言うより、”イイ”って言ってみな。もっと気持ち良くなれるぜ」
「あッ、あっあっ!……い、いい……イイ、ですッ――いい、イイん、ですっ!」
男に言われ、アイシャは言葉を直す。その言葉を口にする度に、感じる快楽が増していく。
いい、良い。肉豆を触られ、膣を埋められ、奥を突かれて。言葉の意味がそのまま身体に染み渡る様に、アイシャは与えられる快楽に夢中となって身体を揺らす。
自分の意志で悦に浸るという事を覚え、さらにアイシャは一つ
「あぅっ、ふ、ン、んぅう!や、イクッ、またあたし、イッちゃ、んんッ!」
「いいぜ、イッて。イきな、お嬢さん……!」
自ら腰を揺らし、快楽に素直になった事で、アイシャは自身の限界をすぐそこに感じる。
それに合わせる様に、男は腰のストロークを大きくし、より膣を強く突き始める。さらに肉豆を弾く様に強く擦り、与える刺激を上乗せする。
男を知り、雄を貪ろうとする少女を果てに導こうと、肉棒はアイシャの内を抉り続ける。
男は女を突き、女は男を受け容れる。互いの心身が交わりを求め、腰が本能で動き続けた。
「ああッ、ん、はあぁッ!イクッ、イク、イッちゃ、あ――んんんぅうぅッ!!」
「くッ……!」
そして、アイシャが積もった自身の快楽を解き放つ。何も考えない、考えられない、そんな絶頂の境地でアイシャは上体をぴんと伸ばす。
蜜を吐き出しながら吸い付く膣が肉棒全体を強く締め付けるも、男はそれに堪える。締める膣はアイシャに肉棒の太さと熱をこれ以上無い程に感じさせ、感じる快楽をさらに増させた。
「はぁっ、はぁっ、あ……す、ごいっ……」
「く、う……あー、出るトコだったな……」
落ち着きを取り戻した所で、二人は揃って深呼吸をする。
思っていた以上の、未体験の感覚の余韻にアイシャは浸り続ける。まるで自分の持つ本能を引っ張り出された様な、そんな気分だった。
だが、そんな気持ちに浸る中、アイシャは一つの疑問があった。
「あ、あの……これ、出さなくて、いいんですか……?」
「ん?いやまぁ、十分気持ち良かったし、別にいいぜ」
男は未だ肉棒を膨らませたまま、アイシャの内側に居続けている。
男の絶頂が精を吐き出す事であるぐらいは、アイシャですら知っている。自分は気持ち良くなかったのだろうか、そう思って男の顔を見るも、汗が滲み出ている肌を見るにそうとは思えない。
まだ、遠慮されている。そうアイシャは感じた。
「――その」
「あん?」
「……最後まで、シて、もらえませんか……?」
そう思い当たってから、アイシャは半ば無意識に口を動かしていた。
最後まで、男が射精するまで。言い終わってから、それが肉欲に染まった言葉にも聞こえる事に後から気付き、アイシャは手で口元を隠しながら上目遣いになる。
だが、取り消そうとは思わなかった。
「……そこまで言われちゃ、遠慮なんて出来ねえが……いいのか?」
「……」
威圧する様に、男はアイシャに問う。アイシャはそれに、こくりと首を縦に振って応えた。
初体験が遠慮されて終わりというのは、嫌だった。どうせなら、お互いに納得出来る終わりを迎えたい。
それに、これまでは男に十分気持ち良くさせてもらっていた。今度は、自分が男を気持ち良くさせてあげたい。そんな献身的な心情が、アイシャの内に芽生えていた。
「……それじゃ――ふっ!」
「ふあッ!」
一呼吸挟んでから、男はアイシャの脚の角度はそのままに、両腕で太腿を抱え込む。
その状態で、男は一気に自身の腰をアイシャの秘部へと叩きつけた。
「んっ、く、うぅんっ!や、これっ、はげしっ――あんッ!あっ、はあっ!」
それまでよりもさらに強く、激しいと言える強さで男は腰を前後させる。
アイシャは自身を行き来する肉棒を意識的に咥え込みながら、同時に
一度絶頂した事で蕩けている膣は、それまで以上の快楽を互いに与えていった。
「あ、そこっ、んんッ!イイッ、そこッ、イイ、イイですッ!」
奥を殴られる感覚が、アイシャを悶えさせる。しかしその声に苦しみや痛みは無く、快楽と悦楽の色だけで染まり上がっていた。
肉棒が行き交うごとに、恥も外聞も無くアイシャは己の快楽を声へと変えて悦ぶ。既に意識して放っていた言葉は、アイシャの内の
「んぅッ、ン、んぅうッ!そこっ、すき、スキ、ですッ!あ、は、やッ、はあッ!」
「くうっ、うっ……!」
膣の隅々までを、肉棒が行き来して擦り、抉っていく。その度に艶めいたアイシャの嬌声が、小屋全体へと向けられては反響する。
熱い声が小屋の空気まで熱し、それに応じて男の腰は強さを増す。蕩けた秘部から湧き出る愛液が打ち付けた肉棒の根本で跳ね、
もはや、自分が組み敷いているのは少女では無い。自分の身体を覚えさせた女だ。そんな実感が、男の胸中を満たしていった。
「おくっ、奥も、イイですッ!もっと、ごりごりって、シてッ!きもちよく、してえッ!」
さらにアイシャは腰をくねらせ、さらに積極的に自分を肉棒に押し付ける。
男の突き込みに合わせて動く事でより気持ち良くなれると理解したアイシャは、より腰を回す様に動かす。男に順応したアイシャの身体は、膣奥での快楽をも覚え始めていた。
「あ、すごッ、スゴい、ですッ!ぜんぶッ、きもちいい、イイッ――ふ、んぅんッ!」
「く、お、ぉっ……!う、ぐ……!」
締め付けを増すアイシャの身体に、男は堪え忍びながら腰を振り続ける。
まるで何度もイっている様な、小刻みに強く締まるアイシャの膣は、つい先程まで男を知らなかったとは思えない程の快楽を男に与えていた。男に従順になっていく身体は、一突きごとに蜜壺に愛液を注ぎ、より肉棒を熱く包み込んでいく。
ここまで堪え続けた事もあって、男は湧き上がる精をこれ以上は留められないだろうと悟った。
「そ、そろそろ、出るッ、出すぜ……!」
「あッ、はッ!だして、くださいッ!ナカで、ナカに、いいですからッ、ああッ!」
「く、う……!いい、のかッ……!?」
男は理性では外に出すべきだと考え、しかし本能は内に出したいと願っていた。その答えを出さぬままに腰を振り続ければ、アイシャから思いもよらぬ許しが出る。
完全に熱に浮かされたアイシャは、一時でも肉棒を離したくは無いという、より快楽を求める一心でその言葉を口にしていた。その意味を頭ではわかってこそいたが、本能に従っている身体は考える事を放棄していた。
本能に身体の全てを委ねたアイシャは、興奮のままに下腹部に力を込め、肉棒を絞った。
「だ、ダメだ、
「んは、あ゛ッ――あああぁぁぁッ!!」
そんなアイシャの反応に耐え切れず、男は深く肉棒を突き刺して自身の欲望を吐き出す。膣を奥から満たす熱い粘液の感覚に、アイシャもまた絶頂を受け入れた。
精を送り込む肉のポンプが、アイシャの子宮を狙って自らを打ち付け続ける。暴れる様な脈動に、アイシャはさらに小さい絶頂を覚えながら種を呑み込んでいった。
きもち、いい。ただそれだけが、アイシャの意志を覆い尽くした。
「ふぅ、ふぅ、う……あー、やっちまった……」
「はぁーっ、はぁーっ……すご、い……」
一番深く繋がった状態でしばらく放心してから、男がアイシャの膣から肉棒を引き抜く。
抜かれた肉棒から粘ついた白い糸が伸び、続いてどろりと精液が膣口から漏れ出し始める。久々の中出しだった事もあって、男自身でも驚く程の量がアイシャに送り込まれているようだった。
完全に遠慮も無く、中に出してしまった。が、やってしまったものは仕方ない。男はいくらか反省はしたが、それに後悔や深く考える事は早々にやめる事にした。
「……流石に疲れたな。このまま寝るか、お嬢さん」
「……はい。あたしもなんか、けだるいです……」
男は近くの荷物袋から大型の毛布を取り出し、アイシャごと自分の身体に被せる。
アイシャが冷えない様に――自分が冷えたくないというのもあったが――、男は毛布の中でアイシャを抱き寄せる。アイシャの柔らかな胸が胸板で潰れ、濡れた股座が重なり合い、僅かに欲求がもたげる。
とはいえ、それ以上に倦怠感の方が上回っていた。二人は共に、脱力して身を寄せ合った。
「……あー。朝起きたら、村まで送ってやるよ」
「え……いいんですか?」
「まー、俺もやりすぎちまったし。そんぐらいはさせてくれや」
男はばつが悪そうに頬を指で掻いて、アイシャに提案を持ちかける。
本来ここまでするつもりは無かったという謝罪と、思っていたよりも気持ち良くしてくれたアイシャへの礼も兼ねての事だった。それに、一度は抱いた相手が知らない所で盗賊と出くわして捕まってしまう、というのも気分が悪い。
せめて安全な所まで送りたいと思う程度には、情が移ってしまっていた。
「んじゃ、まあ……おやすみ」
「……はい」
そんな気持ちを誤魔化す様に、男は淡白な言葉で話を切り上げ、ランタンの明かりを消す。二人きりの小屋の内を、沈黙と暗闇だけが満たす。
身体に残った熱が冷める頃に、男とアイシャは深い眠りについた。
【 ……― 一度だけの過ちを犯した 】
少々傾向を変えたアイシャちゃんのえっちな話でした。
原作では無いだろう和姦チックな何か。次に続き書く事があれば陵辱的な方向もやるやもしれないと前向きに善処しております。
そんなワケで、アイシャちゃんが活躍するゲームの最新作「アドゥスタ海の孤島」、みんなも買おう!早めに!早期購入特典がある内に!!(ダイレクトマーケティング)