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第16話 過去①
《過去編①》
━━━約十年前━━━
「おらっ!!」
「ゴホっ!」
男が一人、手加減なしでまだ六歳の子供の鳩尾に蹴りを入れた。そして休むことなく他の男達も追撃を加える。
「おら立てよこらっ!」「おらっ!」「おいっ!」「このっ!」
「かハッ!」「ゴボッ!」「ブッ!」「ッ……おえぇぇ……」
「たっく、可愛いねぇこいつぁ。いいサンドバッグだ、ストレス発散にもってこいってな。」
男はそう言って床に血を吐いて倒れている少年の頭を容赦なく踏みつけた。
「うぅ……痛い……痛いよ…、お母さん……おかあ…ヴぉえッ……」
「優輝翔!!」
目の前で苦しみながら自分に助けを求めてきた一人息子が乱暴に蹴りあげられるシーンを見せられ、男達に拘束されていた母親は大声で息子の名を呼んだ後、涙を流し懇願するような目で息子の近くにいる自分の『夫である男』に叫んだ。
「お願い!!私はなんでも言う事を聞くから!!あなたたち全員の相手もするし好きに弄んでくれてもいい!!でも優輝翔は!!優輝翔だけは助けて!!」
もうここ一時間足らずで何度目か分からない母親の悲痛な叫びを聞いても『夫である男』の顔色が変わることは無かった。ただひたすら息子と自分の姿を見てニッコリと笑っているだけ。とても楽しそうに。
ただ、今回は少しだけ反応を示した。
「ふむ……何でもか…?」
「えっ…、ええっ!そう!なんでも聞く!聞きます!だから優輝翔は傷つけないで!!お願い!!!」
「そうか。なら……」
そう言って『夫である男』が始めたのが、この場にいる男達、計十三人(『夫である男』含め)で休みなく母親を犯すことだった。
ただ肉体のみで犯すのではない。暴力や玩具も惜しみなく使ってだ。しかし、母親は本当に抵抗のひとつすることなく全てを受け止めった。
傍から見たら母親はただの犬とでも言えるだろうか?
殴られ蹴られても痛みで声は出すが逃げたり守ったりはしないし、声も出すなと言われれば必死に唇を噛みながらも声を堪える。
服は乱雑に脱がされ、その後男達全員の精が尽きるまで弄ばれた。それも人数が多く、また途中玩具を使って犯すために男達の精はほぼ二十四時間余裕で持った。その間男達は軽く食事はするが、母親には当然何も与えられない。
いや、真実をいえば、『男達の排便』という食事は与えられた。そして母親は、それすらも抵抗することなく受け入れたのだ。
普通なら、心が壊れてもおかしくなかった。途中で発狂すると、『夫である男』でさえ思っていた。
だが母親は決してそうはならならかった。なぜなら散々酷い目に合わされている間も、時々視界の中に映った愛息子が椅子に縛り付けられて入るものの、ちゃんとした食事が与えられ、自分が犯されている間も自分の名を呼びながら泣き叫んではいるものの、決して男達から手出しはされなかったからだ。
だが、そんな状況は、当然『夫である男』にとって面白くなかった。
『男』に取ってこの母親は『道具』だった。母親の息子、つまり自身の息子は『実験道具』だった。『 “自分の血の通った” 実験道具』が欲しくて母親を孕ませたのだ。そしてもう『実験道具』は小学校に上がれるまで成長した。もう十分であった。
(この『道具』はもう要らないな。『屑箱』に捨てるついでに、『解体』でもするか……)
そう思って『男』はどこからかある道具の一式を持ってきた。それを見た母親の目に浮かぶのは、今までとは比べ物にならない恐怖。そんな母親の目を見てやっと面白くなってきたと、『夫である男』は思った。
そして、そこから始まったのは、母親の文字通りの『解体ショー』であった。
全ての爪を剥がされ、指や腕の骨も折られると、お尻の皮をナイフで割かれた。片目をくり抜かれ、鼻を文字通り折られると、今度は乳首の先端をハサミで切られた。クリトリスも切られた。膣を無理やり広げられて男の手を入れられた。引っ掻かれた。
その後、膣用の拷問器具を突っ込まれて、まさに死ぬ寸前まで膣内を拡張された。お尻には注射器を刺され、ピストンを押し込めば腸内に強アルカリの液体が大量に流し込まれる状態にされた。
その後、舌も包丁で斬り取られ、胸の膨らみに何本もまち針のようなものを刺された後……
準備が出来たと言わんばかりに、一人の男が膣を破壊し、別の男がピストンを一気に押し込み、残りの『夫である男』以外の男達が母親の頭以外の身体の部位に金槌や鈍器を叩きつけた。
そして『夫である男』は母親には手をかけず、自分の『実験道具』の後ろに立ってその身体を地面に転がし仰向けにすると、母親が死ぬまさにその瞬間に、自分の母親の姿を見て涙や鼻水や血やらで薄汚くコーティングされているその顔に躊躇いなく靴の底を押し付けたのだった……
母親が最後に見たものは、自分の愛する一人息子の顔が、自身が死ぬ瞬間をまるでサーカスのクライマックスでも観ているかのような目で見つめている『夫であった男』に潰されている、その瞬間の映像だった……