シチュエーションはこう、とりあえずで決めました。
(R-18)蓮ちゃんオークション 1話
「ん…ん~~~~っ…良く寝た……」
最近なかったほどのすっきりとした感覚で蓮は目を覚ます。とある事情で抱えてしまった莫大な借金を返すべく、文字通り走り回る毎日にあって、これほどに満たされた起床はいつ以来だろうか。
本音を言えばこのまま優雅な休日と洒落込みたいが、実際そうはいかない。それでも今の気持ちならばいつも以上に仕事に励める。さて今日の仕事は何だっただろうか。
―そんなことを考えながら体を起こそうとしたところふと気が付く。
「……何処?ココ…?」
最低限の物資しかないセーフハウスとは違い、やけに大きな姿見や壁際に置かれている調度品など、豪華なホテルの一室を思わせる環境に戸惑う。
今まで寝ていたベッドでさえもやけにクッションの効いたものであり、この目覚めの良さもこのためだろう。そんな場違いなことを考えつつも部屋を見回し、そして自分の体に違和感を感じて見下ろす。
「そして何で下着姿なのかしら。」
見知らぬ場所ではあるが、普段と比較できないほどに豪華な部屋で目覚めた蓮自身は、逆に比較できないほど貧相な恰好であった。普段から着用しているお気に入りの下着―黒レースのブラに、黒のTバック―であることに違いはないのだが、なんでこんな姿で寝ているのかが分からない。
しばらく様子を伺いとりあえず目の前に脅威がないことを確認したところで、蓮はここに至るまでの経緯を思い出す。
「えーと…。昨日は仕事して、蜜柑さんの所に行って…」
文字通り朝から晩まで現場を駆けずり回り、そこでアーティファクトや
「あら。起きたのね蓮。随分とお寝坊だこと。」
記憶をたどり始めた蓮の耳に、馴染みの声が聞こえる。開く扉をみればそこに立っていたのは蜜柑だった。思い出せる最後の記憶の登場人物の登場に蓮は問いただそうとするが、先に口を開いたのは蜜柑であった。
「ほら。早速だけどお仕事よ。」
「蜜柑さん…?……あの…。説明してくれたりする?」
「説明ねぇ…。蓮はどこまで覚えてるの?」
「あ~…蜜柑さんの事務所で戦利品の鑑定してもらった所までは。」
扉を閉め、近づきながら蜜柑は話始める。その言葉に理解が追い付かず説明を求めた蓮に、蜜柑は質問をしてきた。先ほどまで思い出していたことをそのまま伝えれば、蜜柑は頷きながら話を続けた。
「じゃあ簡単な話ね。その後お茶しながら話してたでしょ。そしたらあなた寝ちゃったのよ。」
「寝たって…まさか薬をっ…!?」
「そういうのが効かないって、アナタが一番分かってるでしょ。」
「少しはノッテくれても…」
確かにここ最近のハードワークで体はボロボロ。利子の返済ギリギリを渡っていたため、精神的にも疲れていたのは事実だった。それでもそんな風に熟睡してしまうとは、正直驚いた。
「そういうのはいつものお仲間とやってちょうだい。…それにお客様が待ってるんだから。」
「…お客…?…何の?」
「アナタの。」
「……えっと……。」
見知らぬ部屋で、文字通り身ぐるみを剥がされた状態で聞く
「最低限の説明はしてあげるわよ。」
「ぜひ聞きたいわね。」
「…最近、例の借金の返済が滞ってるわよね。」
「ぐっ……」
「
少し強い言葉遣いをされながら蜜柑に睨まれる。借金の利子分を週末毎に。それ以外は直接蜜柑へ返済するという契約だったが、最近の稼ぎではその利子分すら危うく、何度かはやむなく別の手段での返済によって何とか繋いでいる状況だった。
確かに利子の返済だけでは蜜柑にとっても困る状況であることは間違いない。なんせいったん肩代わりしているのは蜜柑であり、蓮からの返済が滞るということはつまり蜜柑の返済も滞ることに他ならない。
蓮は申し訳ない気持ちで一杯になりながら蜜柑の話を聞き続ける。
「で、私も考えたわけよ。そしたらいい方法思いついちゃって。」
「すっごく嫌な予感がするのは気のせい?」
「蓮をオークションに出しちゃおう!!って。」
「やっぱり碌でもなかった!!」
先ほどまでの謝罪心などどこかに飛んでいくほどに強烈な蜜柑の言葉に、思わず蓮は叫ぶ。オークション?自分を?いったい何を言っているのか。いやそれよりももはや人身売買そのものな発想に続く言葉は出てこなかった。
「大丈夫よ。奴隷契約ではないから。蓮の事を好きにできちゃう権利を出しただけで。」
「さらっとトンデモナイ権利っ!?」
続く蜜柑の言葉に、蓮はもう叫ぶしかなかった。《自分のことを好きにできる権利》などという、誰がどう聞いても良いことが起こらないのは明白なこの言葉を、それこそなんの躊躇もなく言ってのける蜜柑に今度は背筋の凍る思いがした。
「随分と人気女優になってたのね。それはもうスゴイ勢いで売れたわよ。」
「えっとね?それは違くてね?」
ことが原因で、この状況が作られているかと思うと『人気者』という言葉は皮肉にしか聞こえなかった。
それでも自分のために少しでも弁明しようとする蓮をよそに、蜜柑は淡々と続ける。
「という訳で、その権利を競り落としたお客様の相手をしてもらうから。」
「最後すっごい端折ったわね!?」
「ついでにその現場を録画しておいて、場合によっては販売すれば更に稼ぎは増える。…もちろんアナタにも支払いはするわよ。」
「えげつないこと考えてるわね…。蜜柑さんらしいけど。」
商魂逞しいというべきか、しっかりと儲けを増やしつつ、お客様の安全まで考慮している蜜柑を素直に尊敬してしまう。しかも録画されている―つまりは監視されているということであり、もしも蓮が
「というか!そもそもそんな権利売ったらどんな奴が来るか…」
「安心しなさい。組の力でお客様の素性含め色々調べてあるから。少なくとも蓮に危害を加えたり、命の危険性がないことは保証しておくわ。」
「それは良かった。安心ね…って言えると思う?」
そもそもの根本にようやくツッコミをいれるも、その言葉は無情にも打ち消されてしまう。至れり尽くせりなその準備はもはや芸術の域である。
「……それ以外の保証はしないけど…」
「ちょっと待ってっ!今最後何か言わなかった?」
蜜柑が何かを呟き、おそらくそれは自分にとって不都合であり何か嫌な言葉であろうことは予想できたが、あいにく正確に聞き取ることは不可能であった。しかしそんな蓮を余所に、蜜柑はコチラに向き直ると強い口調で言った。
「それじゃぁ…ほらベッドに横になりなさい。」
「あの…?何を…?」
「早く。」
いつの間に手にしていたのか、両端にベルトが付いた鎖を手に持って近づいてくる。そんな蜜柑に気圧されるように後ずさると、ベッドに当たりそのまま身体を沈める。すると蜜柑はベルトを蓮の両手首にまくと、伸びていた鎖を持ちベッドの頭側の角へとつなげようとする。そこから予想される未来に思わず腕を動かすが、蜜柑に一睨みされ動きを止めてしまう。
「……説明を求めても?」
「……」
「あの~蜜柑さん?せめて説明を…」
言葉は完全に無視され、そのまま両足首にも同じようにベルトを巻き、伸びた鎖は足元の角へとつなげられる。そしてベッドの上で大の字に拘束され、身体は少し捩るぐらいの自由しかなくなった。
最後に目隠しを付けられ、視界は黒一色になるが、もはや何も答えてくれない蜜柑への質問は無駄と判断し、蓮は黙って成り行きを見ることにした。
「お待たせしました。」
「おぉっ…本当にあの蓮ちゃんが居るなんて…競り落とした甲斐があったよ!」
扉の音と足音が響く。その後に聞こえてきたのは若い印象を受ける男の声だった。
「お客様のお望み通りにしておきました。それではごゆっくり。……
意味ありげな言葉が残され、扉の閉じる音がする。どうやら蜜柑は出ていったようだ。
残されたのは自由を奪われた蓮と、興奮した様子の男のみ。蜜柑の言葉を信じればこの部屋は監視されていて、なおかつこの男は蓮に危害を加えることはない。しかし少しでもこれから起こることを把握し、心の準備をすべく蓮は、試しに聞いてみることにした。
「ちなみにお客様?どんな風に依頼をしたか教えてもらえますか?」
「んー。まぁそのくらい良いか。『目隠しして自由を奪っておいてください』って感じで。」
「……確かに依頼通りではありますね。」
その条件であれば、今の状況が理解できる。縛られたのもそうだが、下着だけのこの姿。蓮が眠ってるうちに蜜柑によって脱がされたと考えるのが妥当だろう。むしろそんなことをされても起きなかった自分は、一体どれだけ熟睡していたのか―その後悔が先行していた。
「差支えなければ、この後どうなるのかお聞きしても?何も聞かされずというのは流石に…」
「そうだねぇ……うん。」
男は少し考え込むと口を開く。
「僕はね。蓮ちゃんの動画を見るたびに常々思ってたことがあるんだ。」
「えっと…」
「僕自身も、蓮ちゃんを生で味わってみたい…って」
「えっ?…は、はぁ…?」
男の言葉を聞いて単純に思考が停止してしまう。味わう?いったい何をする気なのか。いや単純に考えれば蓮の身体を犯すという意味だが、それにしてはこの状況はいささか不自然だった。
そんな中男は続ける。
「だからね、こうやって抵抗できない蓮ちゃんを、僕の好きなように味わい尽くすんだ。」
「ぐ、具体的には…一体なにを?」
「それはこれからのお愉しみさ。せっかく大金払って勝ち取った権利なんだ。じっくりとやらせてもらうよ?」
結局なんの情報を得られず、この後どうなるのか。ただ恐怖に近い感情に苛まれる。すると気配が自分に近づいてくるのを感じる。どうやら男が近づいてきたようだった。
「ひゃっ!」
右の二の腕に何かが触れ、とっさに悲鳴を上げてしまう。どうやら男の指によってなぞられているようだった。
そのまま指は二の腕から指先の方へゆっくりと這って行く。くすぐったい感触に腕を動かそうとするが、ベッドと繋がれている状態では僅かに揺らすことが精一杯だった。
「れろっ…」
「きゃぁっ!な、何っ!?」
不意に、指先を熱く滑った感触が襲う。蓮は大きく悲鳴を上げるが、それでもその感触は止まらない。どうやら自分の指が舐められているらしく、滑った感触は指の根元から先までを往復していた。
「れろっ…れろっ…」
「んっ…やだっ…そんなに舐めないでっ…」
5本すべての指が丹念に舐められていく。舌が這う感触は決して気持ちいものではない。しかし指の腹側を舐められると、舌のザラツキに擽られるような感覚に襲われ、押し殺すような声を出してしまう。
「へへっ…今度は…」
「あうっ!な、なに?」
一通り舐め終わったのか、指への感触はなくなり、再び男の指は蓮の二の腕付近を触り始める。感触を楽しむかのように揉まれる腕は、マッサージを受けているような感覚であった。
すると手が動き、指先が腋へと触れる。
「ひゃぁっ!?」
腋の窪みに指先が置かれ、そのまま上下になぞられる。指先を舐められるのと違い、本格的なくすぐったさに蓮は大きな声を上げる。それでも男の指は止まることなく、蓮の腋を弄り続ける。
「やっぱりここは敏感だよね。」
「ひゃっ…やめっ…」
男の指から逃げようと体を揺するが、繋がれた鎖はびくともしない。そのまま男の指は止まることなく今度は窪みを押すような動きも加えられた。視界を塞がれていることにより、男の動きを読むことができず、何処にくるか分からない刺激にただ耐えるしかなかった。
そのうちに指が離れたかと思うと、今度は違う感触に襲われる。
「ひぃっ…!やだっ!まさか…舐めて…?」
「れろっ…れろっ…」
先ほどまで指先に感じていたものと同じ感触に、蓮は冷や汗がでる。その予想通り、男は蓮の腋に口付け、舌を這わせ始めていた。
何をされているのか理解に苦しむ蓮の頭は、くすぐったさを感じることすら放棄し、ただただ混乱する。
「れろっ…ははっ!蓮ちゃんの汗、おいしいなぁ…」
「や、ヤダっ!!何舐めて…やめてぇっ!!」
「やめないよ。言ったでしょ味わうってさ。レロレロ…」
男の言葉にようやくつながる。味わい尽くすとは文字通りの意味で、これから先このように全身を舐められ、弄られることを理解した蓮は身体を強張らせた。
そんなことはお構いなしに、男は蓮の汗を舐めとろうと脇に舌を這わせ続ける。恥ずかしさと嫌悪感が入り混じることで更に冷や汗が出てくるが、それは男に供給するだけであり更に舌を動かされる。
「蓮ちゃんの身体はおいしくて……それにいい匂いだなぁ。」
「っっっ!!ちょっ!嗅がないでよっ!この…変態っっ!」
「そんなこと言っても蓮ちゃんは抵抗できないでしょ。…ほらほら。」
「くぅぅっ…」
汗まで舐められたうえに匂いまで嗅がれた蓮は更に身体を動かし必死に抵抗しようとする。しかし手首のベルトも、繋がれた鎖も一向に緩む気配はない。
そんな様子に気を良くした男は、脇の窪みに舌を押し付けグリグリと動かしていく。ただその行為に耐え続けていた蓮だったが、徐々にこれまでとは違う感覚が襲い始める。
「くぅっ…やだっ…そんな、舌、押し付けちゃ……んっ…」
「あれ~?今なんかへんな声出なかった?」
「何言って…んぅっ…」
肌の中でも特に皮膚の薄い部分を刺激され続けられたことで、これまで感じていたくすぐったさや嫌悪感とは違うゾクゾクとした局所的な感覚が蓮を襲い始める。
その感覚に流されるようについ声を上げてしまいそうになり、とっさに押し殺す。しかし僅かに漏れた声を聞き逃さなかった男は、先ほどまでと同じ場所へ指と舌を巧みに動かし刺激を与え続ける。
「へへっ…くすぐったいだけじゃないんでしょ?」
「そ、そんな訳…」
「ちゅぅっ…ちゅぅ…」
「んひゃぁっ!?んぅっ!吸っちゃっ…!」
押し付けていた舌を離すと今度は吸い付くとまるで口付けをするように吸ったり、舌で愛撫される。胸や唇とは違い、これまでに経験のない脇への責めが続きついに蓮は声を上げてしまう。
「ひぃぃっ…!やっ…だっ…ぁんっ!」
「ちゅっ…れろっ……段々と身体が熱くなってきてるね。」
「んぁっ…そんな…に、舐めるからでしょっ…」
「それだけかな?ほらこっちはどうだい?」
「んぅぅっ!…や、何!?」
男に指摘されるように、これまでの男の責めにより蓮の身体は熱を帯びていた。結果として肌にはうっすらと汗をかき、その汗を舐めとろうとする男の動きで感じる嫌悪感と高揚感によってまた汗が出る。そんな悪循環の中で耐えていると、今度は不意に腹へ何かが触れる。
触れたモノは露出している腹部分全体を撫でるように動くと、今度は臍周辺をなぞる様にしていく。その動きと感触から男の手であることは明らかだったが、それでも見えない分少しの動きでも敏感に、大きく反応してしまう。
「やぁっ……今度は、何する気よっ」
「何って。ただ撫でてるだけじゃないか。」
男は静かに答えながらも、撫でる手を止めることはない。代わりに脇への愛撫は止まったようで、おかげで蓮は平静を取り戻しつつあった。
「それだけじゃ済まないんでしょ。やるなら早くしなさいよ。」
「そんなに感じたいの?蓮ちゃん。」
「ちがっ…早く終わりたいだけで…」
この男を早く満足させないと、自分は何かを教え込まれてしまう。そんな実感を覚えた蓮は男を急かすように言葉を発するが、そんなことは気にもとめずに男は蓮の腹を楽しむように撫でるのを止めなかった。
撫でられた部分は熱をもち、その熱は蓮の身体に勘違いを起こさせていく。ただ摩擦によって生じた熱なはずなのに、自分が感じているかのような錯覚は蓮を追い詰める。
そんな変化を感じ取ったのか、撫でる動きは止まり離れていく。
「はいはい。…それじゃあご期待通りに。」
「っ…はぁんっ!」
手の感触が離れると同時に、今度は滑った感触が腹に伝わる。何度も経験させられたことで、すぐに舐められていることは理解してしまう。
舌は腹の外側から円を書くようにして内側へと、全体を舐め続ける。舌先が肌をなぞれば、時折蓮の身体は小さく反応し揺らす。そんな動きを無視して舌はどんどんと腹の中心へ向かってくる。
「んんっ…っ…はぁっ……」
「ぺろっ…れろっ…」
「んはぁ……ちょ、ちょっと?ソコは…」
「にゅるっ!」
「んひゃぃっ!?」
ヌルりと舌が臍へと滑り込み、その窪みの中を舐めとるように動かされる。そんな男の両手は蓮の横っ腹を撫でながら動き続け、片腕は胸との境目へと伸びていく。
胸付近へのもどかしい刺激と、臍を舐められる未知の刺激。決して直接的に快感を与えるほどではないはずのその刺激ですら、蓮を昂らせていくには十分になっていた。
「べろっ…ぢゅるっ…」
「やぁ…んっ…あ、撫でるのは…んぅっ!」
横っ腹を摩る手は、まるで蓮の身体をいたわるように優しく動き回る。そんな中で臍へ押し込まれる舌により、身体の内側へも刺激を送り込まれるような錯覚すら覚えていた。
「んぅ…はぁ…はんっ!あぅっ!!」
ジワジワと高められる身体は、男の手の動き一つ一つに強く反応してしまう。未だ触れられていない胸の先端ですら下着の内側で固くなり始めており、秘部の中も少しづつ濡れてきているのを自覚する。
指先から始まり、脇や臍を舐められるというこれまでになかった愛撫であったが、目隠しされて全身をまさぐられることで敏感に感じてしまう今の状況では、簡単に感じてしまう。
「れろっ…ふぅ。随分蓮ちゃんも出来上がってきたみたいだね。」
「はぁ…はぁ…そんな、こと……んひゃっ!!」
臍を舐めていたモノが離れていく。そして男によって今までの痴態を報告されてしまう。その言葉に反論しようと、ただ大きく息を吐き落ち着こうとするが、男に脇腹をひと撫でされれば、あっさりと身体は反応してしまう。
「さっきまであんなに声出して、それは通じないでしょ。…まぁいいよ。どうせ抵抗できないんだしね。」
「やぁっ…ダメッ!…んぅぅっ!!」
腹を弄っている二つの手が徐々に上へと昇ってくる。そしてその指が下着と肌との間に差し込まれるのを感じる。
身を捩り抜け出そうとしても、その抵抗は無意味であり、少しづつまるで焦らすように男の手は腋と胸との境で動きを止めていた。
「これから蓮ちゃんの全部を見せてもらって、そして全部を味あわせてもらうからね。」
そんな通告ともとれる言葉と共に、男の手は動き出していった。