「……みんな、強化は済ませたわね? 出撃前の最終確認、いくわよ」
各々の回復カプセルから出て、コンディションの調整と精液を用いてのステータス強化を終えた私たちは、アジトの丸テーブルを囲んで最後の確認を行う。
出撃時の陣形や、相手の動きに合わせての動きの確認を済ませ、クスハが援助交際で得たGで購入した回復アイテムを装備し、戦いへの意気込みを見せた後、私たちはアジトの扉の前に立つ。
「遂にきたわね、リベンジの時が……この間のようにはいかないってこと、教えてやりましょう!!」
ホームレスの肉奴隷としてこの2週間を過ごしたアンジュが自信満々といった様子で自分のお尻を叩きながら言う。
私たちの中でも断トツの人数を相手にしてきた彼女は、アナル開発も済ませて強力な武器を入手したようだ。
それ以外にもスキルの習得やステータスの上昇も見受けられるが、何よりも精神的に彼女が強くなったことが一番の収穫に思える。
「メイリン、待ってて……今、助けてあげるから……!」
おっぱいシルエットによる膨乳で魔乳とでも呼べるサイズの大きさになった乳を揺らしながら、ルナマリアはここにいない妹へと声をかけた。
極道組織に囚われている妹を救うためならば、どんな恥辱も耐えてみせるとその瞳は語っている。
先日の敗北を糧に、更なる成長を果たした彼女ならば、きっとメイリンを救うことが出来るだろう。
「ここで負けたら、元の世界に戻ることも出来なくなる……負けるわけにはいきません!」
敗北すれば後がないことを理解しながらも、その恐怖に負けない強い眼差しを浮かべたクスハがきっぱりとした口調で言い切った。
この決戦で極道組織に敗れれば、私たちは彼らの肉奴隷となってしまう。
他の女性たち同様に娼婦として客を取らされ、このまま一生男たちの慰み者として生きる人生を拒否するためにも、絶対に負けるわけにはいかないのだ。
「絶対に勝ちましょう! 勝って、私たちは生き延びるの!!」
最後に、仲間たちの意思を代表するように大声で叫んだ私は、力強く頷く3人の仲間たちと視線を交わして前に出た。
そうだ、私たちは2週間前の自分とは違う。あれから自分なりに努力し、成長を遂げたのだ。
カン・ユーとのぶっ通しセックスでデカチンに対する耐性を得て、新技を習得した。ホームレスとの肉便器生活やアジトでの恩返し大乱交、金持ちオヤジたちとの援助交際で各々が修行を積んだのだ、そう簡単に負けることなんてない。
(……いや、改めて考えると本当にひどいわね。どれだけ変態セックスすれば気が済むのよ?)
……とまあ、普通の人間ならば卒倒してしまいそうな恥ずかしい性体験について考えるのは今はよそう。
この狂った世界で生き延びるには、私たちも相応に狂うしかない。これもまた、仕方がないことだと思って割り切るべきなのだ。
「さあ、行くわよ! 決戦の時は、来たれり!!」
アンジュの叫びに呼応するかのようにアジトから出た私たちは、もはや慣れ切った様子で堂々と胸を張り、人の多い繁華街を進んでいく。
道に迷うことはなかった。繁華街の最も人通りの多い大通りへと向かい、そこに辿り着いた私たちは、大勢のギャラリーたちを取り巻いて腕を組む大男の姿を目にして足を止める。
「よう、待ってたぜ……!! 自分たちから肉便器になりに来るとは殊勝な心掛けじゃねえか。今すぐにまんこおっぴろげて降伏するってんなら、ちったぁマシな店に配属させてやるよ」
「誰がそんなことするもんですか! 私たちはあんたたちに勝ちにきたのよ!」
「はっはっは! 随分と威勢がいいなぁ! ……ついこの間、自分たちがどんな無様な姿を晒したのか、もう忘れちまったのか? しょうがねえから、今すぐ思い出させてやるよ!!」
そう言いながら極道幹部が腕を振り上げれば、彼の背後に立つビルに設置されていた巨大モニターの映像が切り替わった。
2つ並んだモニターの片方には涙を浮かべながらアヘる私たち4人の表情が、もう片方には屈辱の落書き文字が刻まれたお尻が映し出され、敗北寸前にまで追い込まれた私たちの痴態が大多数の人間たちの前に露わになる。
「どうだ、思い出したか? お前たちは俺に這いつくばって、許しを得るために媚びへつらった時のことを! ここに集まったギャラリーは幸せ者だぜ。なにせ、あのモニターに映されてる映像がこの後、生で見られるんだからな!」
腕を広げ、まるでパフォーマンスでも見せているかのように叫んだ極道幹部の左右から、ぞろぞろと手下と思わしき男たちが姿を現した。
総勢、30名ほどの屈強な男たちの登場に成り行きを見守る観客たちがざわめく中、ギラついた笑みを浮かべる極道幹部が私たちに向かって言う。
「うちの腕利きどもを揃えてきたぜ。宣言通り、全力でお前らをぶっ潰すためになぁ!」
「はっ! 小娘4人に大の大人がここまで雁首揃えてぞろぞろと……情けないったらありゃしないわね」
「なんとでも言いな。俺たちは勝つために来たんだ。お前たちをぶち犯して、雌豚奴隷にしなけりゃ、店の再建もままならないんでな!」
「……カレンさん、これはチャンスですよ。私たち同様、向こうも追い詰められてる。大きな収入源であった『どらごん・がーるず』を潰されたことで、極道勢力は弱っているんです。もしもここで、極道幹部ごと集められた精鋭たちをSEXバトルで倒すことが出来たら――」
「資金力だけじゃなく兵力をも失った極道勢力は実質破綻する! この街を支配する三大勢力の一つが、私たちの手で崩壊させられるってことね!」
クスハは私の答えに大きく頷くと、集められた敵兵たちへと視線を向けた。
確かに、数は多いし兵隊としても優秀なステータスを持っているのだろう。しかし、所詮は雑魚……いくら集まったところで、私たちの敵ではない。
標的はあくまでこの場の指揮を執る極道幹部。
まずは、そこに辿り着くまでに部下たちを倒し、邪魔者を排除した状態でボス戦というのが望ましい。
「覚悟はいいか、雌豚ども! お前たちをひぃひぃ言わせるのが今から楽しみだぜ!」
「あんまり私たちを舐めてると、痛い目見るわよ? その粗チンを蹴散らしてあげるから、かかってらっしゃい!」
お互いがお互いに挑発の叫びを上げる。それが、開戦の合図だった。
それと同時に頭の中にメッセージが流れ込み、この戦いの勝敗条件を伝えてくる。
―――――
勝利条件
・敵部隊を全滅させる
敗北条件
・味方部隊が全滅する
BP取得条件
・紅月カレンが『完全メス堕ち・絶頂波動』で極道幹部を撃破するorアンジュが『ミカエル・モードSEX』で極道幹部を撃破する
―――――
スパロボSEX Tips
スキル 【淫売能力】
援助交際など、金銭が絡む性交を行う際に効果を発揮するスキル。
スキルレベルに応じて、そのセックスで得られる報酬金を上乗せする。
強化アイテムやコスチュームを買うためにGは必要不可欠なので、持っておくと便利なスキルである。
習得は誰でも出来るが、援助交際のような自らの肉体を引き換えにして何かを得ていた女性ユニットは最初から入手していることもある。