※この作品はR-18です。

スーパーロボットヒロイン大戦SEX   作:道程ケンヂ

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すいません、わかる方がいたら教えてほしいんですが、静流って霧子のことをなんて呼んでましたっけ?
杏奈はちゃん付けだったのは覚えてるんですけど、霧子をなんて呼んでたのかが思い出せない……。


第七話 ギャングとオークションと降ってきた尻

「……また、捕まった女の子よ。助けてあげたいけれど――」

 

「私たちだけで勝負を仕掛けるのは無謀ね。悔しいけど、ここは諦めるしかないわ」

 

 十数名の男たちに囲まれ、彼らの拠点へと連れ込まれる女性たちを助けられない辛さに、私とルナが歯痒さを噛み締める。

 

 私たちは今、ギャンググループの拠点がある白虎地区に潜入し、調査を行っている真っ最中だ。

 壊滅した極道組織に囚われていた女性たちの保護と自軍の拠点設立はアンジュとクスハに任せ、次の一手を打つための情報収集を行う私たちは、ギャングたちの様子を観察しながら感想を言い合う。

 

「見たところ、極道組織よりも規律は緩いみたいね。そんじょそこらで女の子が犯されてる姿を見るし、住民たちの素行も悪いわ」

 

「中央とか、青龍、玄武地区とは大違いね……殆ど無法地帯じゃない、ここ」

 

 この白虎地区は、どこぞの世紀末都市かと思えるくらいに治安が悪い。

 まともな住宅は殆ど見受けられず、建ち並んでいるのはバーやクラブといった娯楽施設ばかりだ。

 

 ギャングたちの活動を支えている風俗店の数も他の地域と比べて多いように思えるし、街を歩く人間もガラの悪い若者ばかり。

 なんとなく、犯罪が多発しているダウンタウンというのはこんな雰囲気なのかなと思いながら、私たちは尚も観察を続けていった。

 

「食うも寝るも困らないから、あとは欲望のままに好き勝手に暴れまわる……誰も彼もがそうやって行動するから、法も治安もへったくれもない猿山が出来上がったってわけね」

 

「ギャングの奴らは最悪ね。女の子のこと、便器か何かとしか思ってないわ。あいつらにメイリンが捕まってたらって考えただけでも、おぞましい気分になる」

 

 ぶるり、と体を震わせるルナの気持ちが、私にも理解出来る。

 白虎地区には、そこら中に股座から精液を溢れさせて地面に倒れ込む女性たちの姿が散見されていた。

 

 おそらく、ここに連れて来られるや否やに犯され、その場に放置され、また別の男に犯され……を、繰り返しているのだろう。

 今、私の視線の先でも、猿のように腰を振る男に犯される女性の姿がある。

 もう喘ぎ声を上げる気力も、抵抗する気概もなくなっている彼女は、何度目か分からない男からの膣内射精を受けた後、ぽいとその場に放り出されるようにして地面に倒れ込んでしまった。

 

「あ~、すっきりした……でも、マグロはつまんねえな。次は反応がある女を使おうっと」

 

 そんな、無責任で最低な男の言葉を耳にした私とルナが顔を顰める。

 これがこの白虎地区の、ギャングたちが治める地域のスタンダードなのだと、無法にも程がある街の様子に不快感を隠すこともなく、私はルナに向かって言った。

 

「次に倒すのは、ギャングたちにしましょう。この地区の女性たちは、早く助け出さなきゃダメだよ」

 

「そうね。私も同意見。店の内部を見て回るには数が多過ぎるから、もう少しだけ街の奥を調査してから帰りましょう。助けられそうな女の子がいたら、私たちの拠点に連れ帰ることも検討してね」

 

 こくりと、ルナの言葉に頷いた私は、息を潜め、物陰に隠れて街の奥へと進んでいく。

 噎せ返るようなゴミの臭いと、そこら中に転げる女性たちが放つ性の臭いに気分を悪くしながら白虎地区を進んだ私たちは、少し広めの公園に辿り着いた。

 

「……なんだか中が騒がしいわね。人が集まってるのかしら?」

 

「確認してみましょう」

 

 ざわめく公園内の様子を訝しみ、茂みからその様子を確認してみれば、多くの男たちが集まって何かを取り囲んでいる姿が目に映る。

 誰かを輪姦でもしているのかと思った私たちであったが、よくよく目を凝らしてみれば、彼らが取り囲まれているのが拘束された女性たちであることに気が付く。

 

 手錠によって公園の遊具である鉄棒やジャングルジムに繋がれ、あられもない格好を強制されている彼女たちの近くでは、大声を張り上げる派手な格好をした男の姿があった。

 

「さあ! 仕入れたてほやほやの新商品だ! 壊滅した極道組織が囲ってた女たちなだけあって、見た目も味も悪くない! よ~く見て、触って、どいつを買うか考えてくれよ!」

 

 観客たちに向かってそう叫ぶ男と、それぞれの女性たちを物色する男たち。

 そんな彼らの様子を見れば、ここで何が行われているかなんてすぐにわかる。

 

 ここは、オークション会場だ。

 捕らえた女性たちを商品として売りに出し、それを求める男たちが集まる人身売買の会場なのだ。

 

 最低最悪の見世物を目撃してしまった私もルナマリアも、流石に不快感が堪え切れなくなってきた。

 この地域の男たちの女性に対する扱いに怒りが爆発しそうになったその時、私たちの目の前で予想外の出来事が巻き起こる。

 

「うおおおおおおっ! 奪えっ! 奪えーーっ!!」

 

「ヒャッハー! 女だ、女だーーっ!!」

 

「え……!? な、何!?」

 

「まさか、マフィアたちの襲撃……!?」

 

 なんと、突如武器を持った男たちの集団が公園に雪崩れ込んできたかと思えば、客やオークションを取り仕切る人間を殴り倒し始めたではないか。

 妨害する者たちを倒した彼らは、捕まっている女たちを連れ去ろうと拘束を解こうとしている。

 

 よもや、これは残る組織であるマフィアたちの侵略かと思った私たちであったが、それにしてはこの男たちの様子には違和感があった。

 何というか、襲っている側も襲われている側も、ほぼほぼ同じような雰囲気をしているのだ。

 

 これまで私たちが戦ってきた極道組織は、ばっちりとスーツで決めた如何にもなやくざ者という出で立ちと雰囲気をしていた。

 ギャングたちはへらへらとしただらしのない奴らで、彼らを比較すると明らかに別組織の人間であるということが一目で理解出来る。

 

 しかし、私たちの目の前で戦っている男たちは、どちらも同じような若くてチャラそうな粗暴な男たちという雰囲気で一貫している。

 どう考えても、マフィアという雰囲気にはそぐわない。これはいったい、どういうことなのだろうか?

 

「ねえ、カレン。もしかしてなんだけど、これって同士討ちなんじゃないかしら?」

 

「えっ……!? 同じギャング組織同士で女を奪い合ってるってこと? でも、どうしてそんなことを……?」

 

「分らないけど……雰囲気的には、それが一番しっくりこない?」

 

 ルナマリアの言う通り、確かに彼らが同一のギャング組織の人間であるとすれば感じている違和感にも説明がつく。

 しかし、そうなると今度はどうしてギャング同士で女の奪い合いをしているのか? という疑問が生まれてしまうわけで、その点に関してはルナマリアも理由が分っていないようだ。

 

 そうやって私たちが疑問に疑問を重ねて困惑している中でも、男たちの抗争は続いていた。

 気が付けば、客たちはほぼ逃げ出してしまい、戦っている男たちの数も結構少なくなっているではないか。

 

 これはもしかしたら、チャンスなのではないだろうか?

 上手いこと残った男たちを殲滅すれば、捕らえられている女性たちを助け出すことが出来るかもしれない。

 ……そう、私が考えた時だった。

 

「はあああーーーーっ!!」

 

「な、なにっ!? ぶへぇっ!?」

 

 そんな、勇ましい声が上空から響くと共に……お(・)尻(・)が(・)降(・)っ(・)て(・)き(・)た(・)。

 自分目掛けて突っ込む丸くて大きなお尻に面食らったオークションを取り仕切っていた男は、強烈なヒップドロップを食らって即座に気絶してしまう。

 

 見事なまでの手際で主催者を撃沈したのは、例に漏れず全裸の美しい女性だった。

 華麗に着地し、気絶した男から束になっている鍵を奪い取ったその女性は、それを使って女性たちを解放していく。

 

「さあ、早く逃げて! この地区から逃げるのよ!」

 

「あ、ありがとうございます! ありがとうございます!」

 

 無駄のない動きで混戦が繰り広げられている戦場を駆け回り、1人、また1人と女性たちを解放しては、彼女たちの離脱を援護する女性。

 その動きは正にプロそのもので、こういった戦いに慣れている様子が見受けられた。

 

「く、くそっ! 女は? もういないのか!?」

 

「ぜ、全員逃げられちまった! 追えっ! 1人でも多く捕まえろーっ!!」

 

「させないわ! 彼女たちが逃げるまで、あなたたちの相手は私がしてあげる!!」

 

 捕まっていた女性たちを助け出した後、彼女は慌てふためくギャングたちの前に立ちはだかった。

 最初は自分たちの活動の邪魔をした女性に怒りを見せていた男たちであったが……彼女の美貌と豊満なプロポーションを目にすると、その表情がどんどんいやらしく歪んでいく。

 

「へ、へへ……! なんだよ、お前、すっげぇいい女じゃねえか……!!」

 

「ケツも乳もぷりっぷりでとんでもない美人! 他の奴に逃げられちまっても、お前をとっ捕まえりゃあお釣りが出るぜ!」

 

「へへへ……っ! 覚悟しろよ? 俺たちがた~っぷり可愛がってやるからな……!!」

 

「……私を誰だと思ってるの? そう簡単にモノに出来る女じゃあないわよ」

 

 10名を軽く超える男たちに囲まれても、女性の堂々とした態度は崩れない。

 腕に自信があるようだが、たった1人であの数を相手するのは流石に危険だろう。

 

 ここは、私たちも助太刀すべきだ。

 ルナマリアとアイコンタクトで意見を交換し、お互いに頷き合った私たちは、隠れていた茂みから飛び出すと男たちに取り囲まれる女性へと駆け寄った。

 

「大丈夫ですか!? 私たちも、助太刀します!」

 

「え……? あなたたちは……!?」

 

「私は紅月カレン! こっちはルナマリア・ホーク! それなりに修羅場を潜ってきて、SEXバトルにも自信があります! 一緒にこいつらを片付けて、この場を離脱しましょう!」

 

 驚いた様子の女性にそう告げて、私たちも戦闘態勢に入る。

 男たちも新たな乱入者に驚いた様子であったが、私たちもまた魅力的で可愛らしい女性であることに気が付くと、更に欲望を滾らせたようだ。

 

「キヘヘヘヘ……! 赤髪の雌豚が2匹も増えやがった! こいつら3匹纏めて、ウチの肉便器として飼ってやるぜ!」

 

「ふざけんな! こいつらはウチの店でこき使ってやるんだ! 他の誰にも渡すかよ!!」

 

「旨そうな体しやがって……! た~っぷり、味わってやるぜ……!!」

 

「……全く、どいつもこいつも下品で嫌になるわね。あなたたちの言う通り、さっさと片付けちゃいましょうか」

 

 うんざりした様子で首を振った女性は、私たちをちらりと見やるとそう言った。

 私たちよりも随分と年上だけど、まだまだ若さが衰えていない彼女は、戦いの前に軽く自己紹介を行う。

 

「私は藤村静流(ふじむら しずる)。色々と話すのは後にしましょう。今は、こいつらを倒さないとね!!」

 

 

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵部隊を全滅させる

 

敗北条件

 

・味方ユニットが撃墜される

 

BP取得条件

 

・藤村静流が3体以上の敵ユニットを撃破する

 

 

―――――




スパロボSEX Tips

『白虎地区』

ファーストタウンの西方角に存在している、ギャングたちが治める地区。
住居やライフラインを支える施設はほぼ存在しておらず、専ら娯楽施設と風俗店が建ち並んでいる。

治安は最悪の一言で、ある程度の規律が守られている他の地区と比べるとその酷さが一層際立つ。
捕らえた女性たちは玩具にするか、風俗嬢として金を稼がせるかの二択。
後者はまだ幸せな方であり、前者の女性たちは街に転がる無料肉便器として生きる末路を辿るしかなくなる。

しっかりと街の支配者が住民たちの行動をコントロールしていないことが理由でこんな無法地帯が出来上がったものだと考えられるが……?
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