※この作品はR-18です。

スーパーロボットヒロイン大戦SEX   作:道程ケンヂ

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仲間を探せ!

 

 

 カプセルでの休憩を終えてからきっかり5分後、私はファースト・タウンの一角にあるカラオケルームにて、男たちからの情報提供を受けていた。

 

 ここに残ったのは10名程度の男たちで、それ以外の男たちの大半は私に教えるための情報をかき集めている最中か、もしくは自分は情報に疎いと諦め、泣く泣く私のエロ動画&画像を消去してあの場から立ち去った男ということになる。

 

 私の回復が終わるまでカプセルの周囲に残ったのは、今すぐにでも伝えられる情報があるという耳が良い奴らばかりだ。彼らの話なら、信頼が持てるだろう。

 

 そんな私の期待に応えるようにして、髭面の小太りな男が私が先ほどSEXバトルを行った男と、彼が所属している組織についての情報を話し始める。

 

「このファースト・タウンは、さっきの奴らみたいなヤクザが仕切ってる街だ。幾つかの組織がしのぎを削り合い、自分たちの組織を大きくしようと動きを見せている。さっきの奴らはカレンちゃんみたいな可愛い女の子をSEXバトルで倒しては、自分の店の風俗嬢にしちまう極道グループの構成員だな」

 

「極道グループの他には危険薬物を取り扱うマフィアグループとか、個々の戦闘能力は低いけど構成員の数なら圧倒的なギャンググループがある。それぞれがそれぞれのシノギを通して、活動資金や力を得ているんだ」

 

「にしても、マズいことになったぞ。カレンちゃんは3グループの中で、一番面子を重んじる極道グループの男を俺たちの前で倒しちまった。きっと、これから何人もの刺客が襲いに来るぜ」

 

「ふぅん、なるほどね……それは確かに、マズいかもしれないわ」

 

 まだ拠点に帰って確認していないが、恐らくは先ほどの戦いが私がこなそうとしていたメインミッションであったのだろう。無事にクリア出来たまではいいが、それによって余計な争いの火種を撒いてしまったみたいだ。

 

「カレンちゃんを狙うのは極道グループの奴らだけじゃねえ。さっきの男は、恐らくはそれなりの地位がある人間だったんだろう。そいつを倒したカレンちゃんを手籠めにすれば、カレンちゃんをコマした奴にも箔が付く。マフィアグループもギャンググループも、カレンちゃんを犯そうとするだろうぜ」

 

「げっ! 本当に面倒なことになったわね。でも、あの状況ではああするしかなかったんだし、しょうがないでしょ?」

 

「まあ、その通りなんだが……取り敢えず、俺がカレンちゃんに言えることとしては、これからはこのファースト・タウンを牛耳る3つの組織がキミを狙ってくるだろうってことさ。それに対抗したいなら、今のままじゃだめだ。まずは時間を稼いで、刺客たちを返り討ちに出来るくらいの力を付けることを優先した方がいい」

 

「そう、ね……さっきの戦いも、勝てたとはいえ、本当にギリギリの勝利だった。向こうがもう少し人数を揃えてたら、危ないところだったわ」

 

 あのヤクザ者とのSEXバトルに勝てたのは本当に運がよかったとしか言いようがない。相手が子分を引き連れていたり、油断を見せなかったりしていたら、結果はまた別の物になっていただろう。

 

 しかも、さっきの戦いは偶発的に起こったもので、ここからは各組織が本気を出して私を倒そうとしてくるみたいだ。相手は万全の状態で私を襲って来るのだから、私の方もそれなりの準備を整えておかなければならない。

 

「それで、その強化案に何かいい方法はある?」

 

「あ~……一応、俺はカレンちゃんがアイテムを装備すればいいんじゃないかって思ったんだ。それで、ひとっ走りこの街のショップに行って来て、カレンちゃん用の装備を見てきたんだが……」

 

 そう言いながら、筋肉質な男が困り顔で袋を差し出す。それを受け取った私は、何が入っているのかを確認するために近くの机の上に袋の中身をぶちまけてみた。

 

「それがカレンちゃんの装備、『紅月カレン用戦闘服』だって。試供品だから装備は出来ないけど、どんなデザインで装備するとどんな効果があるかはわかるみたいだよ」

 

「ふ~ん、なるほど……って、なによこれ!? これ作った奴、正気!?」

 

 説明を受けながら戦闘服を広げた私は、ありえないデザインをしたその服に対して怒りと困惑と呆れの感情が入り混じった叫びを上げる。服のデザインを知っている男は、そうなるだろうなとばかりに乾いた笑みを口にしていた。

 

 その戦闘服のデザインは至ってシンプルで、体にフィットするような細身のデザインをした、オリーブ色のつなぎ服といった感じだ。だが、その服には大きな問題点が幾つもある。その最たる例が、胸元を隠す生地が存在していないことだ。

 

「なによこれ!? こんなの着たら、おっぱい丸出しになるじゃないの! おあつらえ向きに胸の上下にベルト風味の飾りなんて付けちゃったりして、丸出し胸を強調しろっての!?」

 

 ツッコみがてら、気になる部分へと怒りをぶつけてみた私は、続いて下半身にも同じようなツッコみどころがあることに気が付き、頭を痛くしながらそこにも怒りの声を上げた。

 

「これ、おっぱいどころかおへそも下腹部も丸出しじゃない! ズボンの丈も短い……というより、下半身隠す気あるの!?」

 

 下半身の服装は、もうズボンというよりもビキニだ。腰骨から伸びる紐のような細い物体と申し訳程度にまんこを隠す程度にしか布がない。背部に至っては絶望的で、背中からお尻までががっつり丸見えの状態になっていた。

 

「最早この服、裸よりも恥ずかしいデザインしてるじゃない! こんな服に10000G!? 5桁も金取るの? 馬鹿じゃないの!?」

 

「あ~……ちなみに、俺たち一般男性がこの世界で1週間に配布される最低金額が、1000Gね」

 

「ばっかじゃないの!? あんたたちが10週間我慢しないと、この服買えないの!? 本当にもう、色々馬鹿じゃないの!? っていうか、それだけのお金を払っておいて、アイテム効果が『全ての性技が着衣状態で行えるようになる』と『新性技【着衣縦パイズリ】が使用可能になる』って、舐めてんの!?」

 

「どうどう、落ち着いてよカレンちゃん。確かに決して安くはない金額払って、その程度の効果しかないんじゃあ買い損って感じるのも無理もないわな」

 

「せめて体を隠せるならまだしも、こんなデザインじゃあなぁ……」

 

「言っとくが、俺が敢えてそういう服を選んだわけじゃあないぞ。その『紅月カレン用戦闘服』が一番マシな服で、しかも安かったからだ」

 

「他の服、これ以上に奇抜なデザインしてる上に高いの……? うそでしょ、もう……」

 

 わざわざ金を払ってこんな服を着るくらいなら、一生裸のままでいい。そう思えるレベルのこの服ですら、他に比べたら一番マシだと言われたことにショックを受ける。どうやら、私はこの世界で服を着ることは出来なさそうだ。少なくとも、この『紅月カレン用戦闘服』を着ることだけは決してないだろう。

 

「これはもう、アイテムでの強化は諦めた方がよさそうだな。そもそも、カレンちゃんにはまだGも配布されてないだろうから、買い物も出来ないだろ」

 

「じゃあ、どうするってんだよ? SEXバトルに備える方法、他にあるってのか?」

 

 役に立たないアイテムは放っておいて、別の強化案を探り始める男たちであったが、即座にその話も暗礁に乗り上げてしまう。確かに、即座に効果のある強化方法なんて、簡単に見つかるわけがないのだ。

 

 先の戦いで得た精液で多少は私の能力を強くは出来ても、それ以上の強化を望むならばやはりどこかでSEXバトルを行わなければならない。そうなったら3つの組織に居場所がバレるリスクがあるわけで、最悪の場合はSEXバトルの直後に刺客に見つかり、疲れ切った体で彼らの相手をしなければならなくなった場合だ。そうなったらまず、私に勝機はない。

 

(どうする? こいつらを拠点に連れて行って、ヤらせる代わりに精液を貰う? でも、こいつらに拠点の場所がバレるのもそれはそれで問題がありそうだし、そもそもモブキャラの出す精液量ってそこまで多くなさそうだし……)

 

 手頃なモブ男を捕まえるだけで簡単に強化が進んだら苦労もしない。きっと、SEXバトルを挑める男に比べて、こいつらから搾れる精液の量は遥かに少ないのだろう。つまり、モブキャラを利用しての精液&経験値稼ぎは不可能だ。

 

 もうこれで、私の取れそうな行動はほとんど消滅した。残すは拠点に帰って、あの地図に何らかのサブミッションが表示されていることを祈るくらいしかない。それでも、急速な戦力の向上はまず不可能といっていいだろう。

 

 だがしかし、私はここまでの話し合いで何かに引っかかっていた。というか、何かを忘れている気がした私は、その忘れている何かを思い出そうと必死に頭を捻り、記憶の書庫を漁り、そして――

 

「そうだ! 仲間だ! 他の女の子を見つければいいんだ!」

 

 ――人数の増加という、最も単純にして即座に戦力を向上させられる手段を思い付いたのであった。

 

 先の戦い、あのヤクザ男は私のことを自分の店から逃げ出した女だと勘違いしてあの場所にやって来た。それはつまり、このファースト・タウンの何処かに極道グループの店から逃げ出した女性が居るということだ。その女性を見つけることが出来れば、一緒に戦う仲間になってくれるかもしれない。

 

 幸いと言っていいのかはわからないが、その女性は極道グループの人間たちから追われている。私も彼らに狙われているわけだから、敵は共通だ。戦う相手が同じならば、1人より2人の方が勝率が高くなる。十分に交渉の余地もあるだろう。

 

 そんな私の考えを理解したのか、男たちの輪の中からサングラスをかけた男が携帯電話を手にしながら前に出ると、私に非常に有益な情報を提供してくれた。

 

「丁度良いタイミングだ。今、俺の仲間が赤髪の女の目撃情報を掴んだぞ。そいつは北区域にある、ジンバラ公園に身を潜めているみたいだ」

 

「ジンバラ公園っていやぁ、ホームレスたちの縄張りじゃねえか。あいつらの中にはSEXバトルの参加権を持ってる奴もいる。早くその女と合流出来なきゃ、奴らの肉便器にされちまうぞ」

 

「カレンちゃん。ジンバラ公園は3組織の奴らも手を出さない危険地帯だ。一度入ったら最後、もう二度と出られなくなる可能性もあるが、それでも赤髪の女を探しに行くのかい?」

 

「……ええ、行くわ。今の私には仲間が必要だし、何よりピンチに陥ってる人を見捨てるわけにはいかないから!」

 

 男の問いかけに対して、私は明確な肯定の意思を示す。このわけのわからない世界で味わう苦境を分かち合える同性の仲間を増やしたかったし、男の食い物にされるかもしれない彼女を救わないなんて選択は、私には取ることが出来なかった。

 

「わかった。なら、俺がジンバラ公園まで車を回そう。中に入るのはカレンちゃんだけだが、目的の彼女を見つけたら、すぐに戻って来い。まる1日経っても戻ってこなかった時は、カレンちゃんがホームレスたちの肉便器になっちまったって考えて見捨てるが、それまでは待ち続けてやるよ」

 

「ありがとう。脚になってくれるだけでも、3組織に連中に見つからなくて助かるよ」

 

「へっ! 最高のオカズ動画を提供してくれたんだ、そんくらいのことはやらせてもらうさ! ……お仲間が見つかるといいな、カレンちゃん」

 

「見つけて、一緒に戻って来るわよ! 何もわからないまま、この世界で終わって堪るもんか!!」

 

 このままじゃ終われない。その思いはきっと、ジンバラ公園に居るはずの彼女も同じはずだ。この世界に飛ばされた仲間同士、協力してピンチを乗り切らなくては私たちに明日はない。

 

 1人目の仲間、極道グループの店から逃げ出したその女性を見つけ出すため、私は男の車に乗せられて、ジンバラ公園へと向かうのであった。

 

 





スパロボSEX Tips

アイテムについて

女性ユニットが装備出来るアイテムは、大きく分けて『消費アイテム』、『コスチューム』、『アダルトグッズ』の3つにわけられる。

消費アイテムについては、使いきりの回復薬等を指す。ショップでのみ購入可能で、1ユニットにつき1つだけ装備してステージに持ち込むことが出来る。

コスチュームは、その女性ユニットに関係する服をエロ魔改造した服が販売されており、入手することで性技の威力を強化したり、新たな性技を習得したり、特定のサブミッションが解放されたりする。購入以外にもサブミッションで入手出来るコスチュームもあり、それに関しては誰が装備しても構わない物も存在している。

アダルトグッズは、入手することで性技強化用のサブミッションが解放され、それをクリアすることでそのアダルトグッズを試用した性技を習得出来るor既存の性技を強化出来る。ショップでの購入の他、サブミッションの報酬として入手可能。

ステージにて特定の条件を満たすことで入手出来るアイテムもあり、それらを見つけるのもこのスパロボSEXの楽しみの1つと言えるだろう。

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