※この作品はR-18です。

スーパーロボットヒロイン大戦SEX   作:道程ケンヂ

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第三話 ゴミ溜めの赤き鷹 前編

 

 

「……ここが、ジンバラ公園ね。確かに無法地帯って感じ……」

 

 男たちに送られ、ジンバラ公園へとやって来た私は、内部の様子を見て取って顔を顰めた。公園と名前がついてはいるが、右を見ても、左を見ても、のんきに家族団欒を楽しむ一家や、ちょっと散歩にやって来たお爺さんお婆さんみたいな人は影も形も見えない。

 

 居るのは、薄汚れたぼろい服を着た、これまた薄汚い男たちだけ……所謂、ホームレスたちの巣ってことだ。

 

 そんなホームレスたちは裸の私を見ても表情一つ変えもしないが、彼らの双眸はギロリと鋭く光っている。まるで、肉食獣が獲物を見つけた時のような、ファースト・タウンの男たちとは違った、本気で私を仕留めにかかろうとしているその姿に、私は恐怖を感じてしまっていた。

 

(ここからどう動くべきだろうか? むやみに動き回っても時間がかかりそうだし、かといって聞き込み調査なんてもっての外よね)

 

 ジンバラ公園について、私が知っていることはほとんどない。見た感じ、そこそこ広めの公園なんだなってことくらいだ。赤髪の女性を探すならば、この公園に住んでいるホームレスに聞けばいいのかもしれないが、彼らが嘘をついて私を罠に嵌める可能性だって十分にありえる。

 

 一応、この入り口から見える範囲に居る男たちに関してはステータスを見て、全員が非戦闘要員であることは確認済みだ。だからといって安心は出来ないが、すぐにSEXバトルを仕掛けられることはないと私は安心していたのだが、そんな思いを裏切るようにして、ホームレスの一団が私の元へと近づき、声をかけてきた。

 

「……姉ちゃん、ここがどこだかわかってんのか? そんな恰好でふらふら迷い込んで来たら、襲われても文句は言えねえぜ?」

 

 むわりとした、鼻のひん曲がるような臭いが鼻孔をくすぐる。腐臭とも悪臭とも言い様がないその臭いには、何処か嗅ぎ覚えがあった。

 

 何らかの事情で体を洗えず、数日間汚れっぱなしだった人間が放つ臭い……だが、私の数少ない記憶にあるその臭いと今嗅いでいる臭いを比べると、こちらの方が数段は臭みが増している。恐らく、数日どころではなく、数週間か数か月単位で体を洗っていないのだろうと私は思った。

 

「キ、ヘヘヘヘ……! 乳も尻もデカい、いい体してるじゃねえか。しかも、かなりの別嬪さんだ」

 

「最近は女が紛れ込んで来ることが多いな。前の時は逃がしちまったが、今回はしっかり捕まえとかねえとなあ!」

 

「……へえ、私以外にも女の子がここに来てるんだ? そのことを詳しく聞かせてくれたら、ちょっとはいい目に遭わせてあげてもいいんだけどな」

 

「へへへっ! 誘惑したって無駄だぜ。俺たちにはSEXバトルは出来ねえが、ここでお前さんを足止めしてれば、仲間がやって来る。あとはそいつにお前を倒してもらえば、ジンバラ公園に肉便器が設立されるってこった!」

 

「なるほど、すごくいい展望ね。でも、実現不可能ってことを忘れてないかしら?」

 

 どうやら、ここに赤髪の女が来ていることは間違いないみたいだ。そして、彼女はまだこのホームレスたちの手には落ちていない。このジンバラ公園の何処かで身を潜め、脱出の機会を伺っている。こいつらは公園から赤髪の女が逃げ出さないようにするための見張りということだ。

 

 彼らとは交渉の余地はなく、このまま付き合っていても時間の無駄どころかホームレスたちの増援がやって来てしまうだろう。ならば、とっとと振り切った方がいい。

 

「せっかくお喋りの相手をしてくれてるところに悪いんだけど、もう行かなくちゃ。それじゃ、ごきげんようっ!!」

 

「!?!?!?」

 

 私は、右手に握り締めていた球形の物体を思い切り地面へと叩きつけた。そうすれば、破裂したその物体から黒煙がもわもわと立ち上がる。

 

 煙を吸い込んだホームレスたちが咳き込み、隙を見せた瞬間、私は全力で彼らの包囲を突破して、ジンバラ公園の林の中へと飛び込んで行った。

 

「くそっ! あの女、逃げやがった!」

 

「探せ、探せっ!! 絶対に逃がすなよ!」

 

「お前らは入り口を固めろ! 上玉2人、抱いても売り飛ばしても益がある。絶対に捕まえるぞ!」

 

 そんな、背後から響く物騒な声を耳にしながら、私はおっぱいをぶるんぶるんと揺らし、お尻を左右に激しく振りながら、振り返らずに全力で逃走を続け、公園の闇の中へと身を隠すのであった。

 

――――――――――

 

 

 

 

 

――――――――――

 

 それから十数分後、私は周囲の様子を伺いながら、ジンバラ公園を探索していた。公園の草木に肌を引っかかれたり、素足で砂利を踏みしめても痛みを感じず、むしろこそばゆい感覚を感じるだけで本当によかった。そうでなければ、全力の逃走なんて出来なかっただろうから。

 

 さて、これまでの行動で私が掴んだ情報といえば、ホームレスたちの数は私が思っているよりも多いということくらいのものだった。

 

 公園の遊具や雑木林の中には、至る所に彼らの家である段ボールハウスが建築されており、そこが彼らの詰所にもなっているのか、近づけば私を捜索するホームレスたちのけたたましい声が聞こえてくる。彼らがどこを、どれだけの人数で捜索しているのかがわかってありがたいが、そんなに必死に探られると身動きが取れないので困るというのが、私の本音であった。

 

 これは、マズい。このまま脱出も叶わず、身動きも取れないとくれば、どれだけ逃げ回っても見つかってしまうのは時間の問題だ。見つかるのが私ならばまだいいが、件の赤髪の女性がホームレスたちに発見されてしまうのは、こちらとしてはよろしくない事態になる。

 

 ジンバラ公園の内部に居る以上、安心して身を隠せる場所なんて何処にもない。仕切り直すことも出来ないのならば、いっそこちらからSEXバトルを仕掛けるのはどうだろうか? ホームレスたちを倒し、公園内を自由に探索する権利を手に入れ、そして赤髪の女性を見つけ出す……もしかしたら、これが今の私に打てる最善の策なのかもしれない。

 

 これ以上消耗し、体を疲れ果てさせた状態でSEXバトルを挑まれたら、その分だけ勝率は低くなる。ならいっそ、まだ体力が残っている内に攻勢に出るのはあながち間違った作戦ではないはずだ。

 

 ただ、相手の戦力が把握し切れていないのが問題で、これでもしも私1人で10人近くの男の相手をしなければならないとなったら、それはほぼほぼ敗北が確定した勝負となってしまう。やはり、情報が足りない内に勝負を仕掛けるのは危険だ。さりとてこのまま隠れていても体力的にも精神的にも疲弊するだけで、状況が良くなるわけでもない。

 

 それならばやはり、こちらから仕掛けた方がいいのではないか……? そう迷いながらも、いまいち踏ん切りをつけられない私が、思考に没頭していると――

 

「……むぐっ!? んん~~っ!!」

 

「しっ! 静かにして! 大丈夫、私は味方よ」

 

 不意に、背後から伸びてきた手に口を塞がれて驚いた私は、次いで聞こえてきた女性の物と思わしき囁きを耳にして更に驚く。彼女の声に反応し、ゆっくりと頷けば、口を塞いでいた手が離され、私も自由に喋れるようになった。

 

 そうして、急いで振り返った私が目にしたのは、ワインレッドカラーの髪色の女性の姿であった。その髪をショートボブの髪形に纏めた小顔の女性と見つめ合っていると、彼女の方が口を開く。

 

「あなたもこの公園に逃げ込んで来たくち? 私は、とある風俗店から逃げ出して来て、追っ手を撒くためにここに身を潜めようとしたんだけど、失敗したわ。ここもかなり危ない場所だったみたい」

 

「やっぱり……! あなた、極道グループの店から逃げ出した、赤髪の女ね! やっと見つけたわ!」

 

「え……? 私のこと、知ってるの? もしかしてあなた、あいつらの手下ってこと?」

 

「違う! 私の名前は紅月カレン。この馬鹿みたいな世界から抜け出すために一緒に戦う仲間を探してるの!」

 

「カレン……そうよね。確かにあいつらがこの場所に女を1人で行かせるわけがないわ。でも、ジンバラ公園のことを知って足を踏み入れるだなんて、相当に強気な性格してるのね」

 

 私の話を聞き、味方であることを信じてくれた赤髪の女性がくすくすと笑う。この世界で初めて出会えた同性の存在に安堵した私もまた、彼女と同じく微笑みを浮かべた。

 

 赤髪の女性は、そうして声を殺して笑った後、優し気な笑みを浮かべながら、私に対して自己紹介をしてくれた。

 

「はじめまして、カレン。私の名前はルナマリア・ホーク。歳は17歳で、妹が1人いるわ。それ以上の記憶は、今の私にはないの」

 

「あなたもそうなのね。私も自分の名前と年齢以外、覚えてることは何もないわ。元の世界のことも、自分が何をしていたのかも、まるでわからないの」

 

 やはりと言うべきかルナマリアにも元の世界の記憶がないようだ。男たちもそうであったが、この世界に転移した人間は、全員が記憶喪失になってしまうのだろうか?

 

 と、そこまで考察を深めた私であったが、ルナマリアの話の中に一点気になる部分があったので、そこを詳しく聞いてみることにした。

 

「ねえ、あなたには妹がいるって言ってたけど、その子はどうしたの? この世界には、一緒に来てないのかしら?」

 

「……いいえ、妹も一緒にこのふざけた世界にやって来たわ。そして、SEXバトルで負けて、極道グループに捕まってしまった。今では私が逃げ出した店で、風俗嬢として働かされているの」

 

 そう、自分と妹の置かれた境遇を語るルナマリアは、先ほどまでの優し気な笑みを一変させた悔しそうな表情を浮かべて歯を食いしばっている。マズいことを聞いてしまったかなと後悔した私であったが、彼女は強い決意を秘めた眼差しをこちらに向けると、私に向って一気に言葉をまくし立てた。

 

「私は何とかSEXバトルに勝つことは出来たけど、妹を人質に取られて極道グループに従うしかなかった。そうして、暫くは奴らの店で働いていたんだけど……このままじゃ、姉妹揃ってあの店で一生を終えることになる。そう考えた私は、妹に背を押されて脱走を決行したわ。こうなった以上、私は妹を助けるために極道グループとの戦いに挑むつもりよ。カレン、出来たらあなたにも協力してほしいのだけれど……」

 

「私もあなたを仲間に誘うつもりで探してたんだから、そのお誘いはもちろんOKよ。でも、まずはこの公園から脱出することが優先ね。ルナマリアは、まだ体力に余裕はある?」

 

「ルナでいいわ。ええ、こっそりあいつらから食料や水を盗んでたから、動こうと思えば動けるわ。ただ、そろそろ腐りかけの食事じゃなくて、普通の食べ物が欲しくなってきたところね」

 

 自身の体調を問いかけた私に対して、ルナマリアはそうおどけた様子で答えてくれた。それはつまり、今は万全に近い状態だが、これから先は余裕がなくなってくるという意味と判断して構わないだろう。彼女がどれだけの時間をこのジンバラ公園で過ごしているのかはわからないが、私よりも大分長いことは確かだ。これ以上ルナマリアが消耗する前に、脱出の算段をつけてしまいたい。

 

「ルナ、わかってるかもしれないけど、ここを脱出するには強行突破しかないわ。でも、私たちには暴力行為は禁止されてる。あいつらを蹴散らす方法は、もう1つしかないの」

 

「そうよねぇ……やっぱり、ヤるしかないのよね。でも、カレンが来てくれたお陰で踏ん切りがついたわ。それじゃあ、2人で大暴れといきましょうか!」

 

「ええ! やってやりましょう!!」

 

 覚悟は決まった。半ば悪乗りのような感じだが、それでも1人で勝負を挑むよりかはぐっと勝率が高くなっているはずだ。笑い合い、頷き合った私とルナマリアは、同時に隠れていた茂みから飛び出すと、私たちを捜索していたホームレスたちに向けて堂々とした態度で声をかける。

 

「私たちはここにいるわ! もう、逃げも隠れもしない!」

 

「あんたたちの親玉を呼んで来なさいよ! SEXバトルを挑むって言えば、目の色を変えてすっ飛んで来るでしょ!」

 

 威勢よく、私たちはホームレスたちに啖呵を切った。探し求めていた女たちが自分の方から姿を現したことに喜びの表情を浮かべる男たちは、無遠慮に私とルナマリアのおっぱいとお尻へと視線を向け、口々に感想を言い合っていた。

 

「ぐふふっ! どっちもイイ体してんじゃねえか……! 早く揉みまくってやりたいぜ……!」

 

「スタイル抜群の巨乳便所が一気に2つも手に入るなんて、俺たちはツイてるぜ!」

 

「あのデカくてエロいケツを思いっきり引っ叩いて、ひぃひぃ言わせてやるぜ。まんこをぐっちょぐちょにかき混ぜて、俺たちのチンカスをたぁっぷり食わせてやるよ」

 

「好き勝手言ってないで、とっととSEXバトル出来る奴を連れて来なよ。私たちを肉便器に出来るかどうかは、それからだ」

 

 どれだけ嘲られても、嗤われても、気後れなんかしない。ルナマリアは店で男の相手をさせられてたんだし、私も既にこの程度の羞恥は慣れたもんだ。

 

 時間を無駄にすることは出来ない。早くこのホームレスたちの親玉を倒さなくてはと思っていると、数名の供を連れた他の男たちと比べれば少しは身綺麗なホームレスが近づいて来るのが視界の端に見えた。

 

「おうおう、この子たちがわしらの肉便器になってくれる雌たちか? どっちも別嬪なうえ、いい体しておるわい!」

 

 髭も髪も伸ばしっぱなしの汚い老人がそう笑いながら言う。彼の傍に控える3人の男たちも含めて、私はステータスの確認をするために目を凝らした。

 

―――――

 

ボスホームレス LV3

 

精力 8000/8000

 

体力 170/170

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

指揮能力L3

酔っ払いL1

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

日本酒入りの一升瓶(消費)

 

―――――

 

ホームレス取り巻き LV1

 

精力 4000/4000

 

体力 100/100

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

無し

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

「ルナ、これなら十分に勝ち目はあるよ」

 

「うん、なんとかなりそうね」

 

 男たちのステータスを確認した私たちは、目配せして頷き合った。そして、互いに示し合わせたように、ホームレスの親玉に向けて勝負を仕掛ける。

 

「私たちはあんたにSEXバトルを挑む! あんたたちが勝ったら、私たちはこのジンバラ公園の肉便器になるわ!」

 

「でも、私たちが勝ったら、この公園から出させてもらう! 条件は、それでいいわね!?」

 

「いいともさ。じゃが、お前さんたちが無事にこのジンバラ公園から出ることは叶わんて。2人仲良く、わしらの肉便器になることは決まりじゃよ」

 

 自信有り気にひっひと喉を鳴らして、ホームレスの親玉は服を脱いだ。見かけからは想像もつかない立派なちんぽが露になり、それと同じく彼の取り巻き立ちも負けず劣らずの巨根を私とルナマリアへと見せつけてくる。

 

 彼らのちんぽは大きいが、あの中年オヤジやヤクザ男も同じくらいの逸物を持っていた。しかして、彼らとこのホームレスたちとでは、大きく違う部分が1つだけある。それは、臭いだ。

 

「うっ! く、臭い……っ!! この距離でも、目に染みる……!」

 

「き、きちんと洗いなさいよ! 水道くらい、この公園にもあるでしょ!?」

 

「ひひひっ! 生憎と身形には気を遣わないもんでのぉ。悪いが、お嬢ちゃんたちの可愛いお口かまんこで綺麗にしてもらうとするわい」

 

 白いチンカスがびっしりとこびりついたその肉棒は、それなりの距離を取っていても目に染みるくらいに酷い臭いを放っている。彼らの体臭を数倍に濃縮したような、そんなすえた臭いに顔を顰めながら、自分たちが今からあのちんぽを相手にすることに身震いした私たちは、それでも負けじと心を奮い立たせ、ホームレスの一団との勝負に臨むのであった。

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵ユニットの全滅

 

敗北条件

 

・カレン、ルナマリア両名の撃墜

 

BP取得条件

 

・ホームレス全員に【フェラチオ奉仕】を行う

 

―――――





スパロボSEX Tips

敵ユニット 『ホームレス』

世捨て人となり、路上で生活している男たちの総称。ファースト・タウンのような繁華街にはあまり数はいないが、混沌めいた街やそもそも文明を築けていない他の世界にはそれなりの数が存在している。

基本的には、健康な男性と比べて能力値は低いのだが、ファースト・タウンのホームレスたちは何もしなくても金を得られるため、それを用いて普通に暮らしていける。なんちゃってホームレス的な部分があるため、見た目に反して能力値がそこそこ高い。

集団を指揮するボスホームレスは指揮能力を有しており、これを利用した配下のホームレス軍団の能力値を上げての合体攻撃が一番の持ち味。単独での戦闘も不可能ではなく、酒類のアイテムを所持していると女性を酔わせての必殺技【酩酊セックス】を行って来るため、注意が必要。
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