※この作品はR-18です。

To LOVEる~古手川唯時間停止~   作:筆先文十郎

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パソコン内に残っていた大学時代の小説(未完成)を完成させたものです。温かい目で見て頂けると幸いです。
(前作の主人公である俺とは別人です)


To LOVEる~古手川唯、催眠フェラチオ指導~

藻部山(もぶやま)壁男(かべお)。高校に通う全体的に平均以下な男子高校生。勉強・運動共に中の下。全体的に肉がついた体型。目元は眼鏡を隠すように前髪が長い。

マンガやアニメなどで主人公たちの周りにいる、三枚目の男子生徒だ。

ただ彼には普通の男子生徒と違うところがある。それは性的興奮が人一倍あること。その欲情は凄まじく、催眠術や人間の脳などを独自に勉強して催眠導入機を作ったほど。彼の作った催眠導入機は一高校生が作ったとは思えないほど強力で、藻部山は催眠導入機で数多くの女性を操り、自分好みの性奴隷に変えてきた。

そして、また一人。汚れなき美少女に狙いを定める。

藻部山が目を付けたのは古手川(こてがわ)唯(ゆい)。風紀委員の一人で、問題児があふれる高校で風紀を一新しようと躍起(やっき)になっている女子生徒だ。

黒髪で罵られたいマゾヒストが好みそうなキリッと吊り上ったきつい目。

身にまとう服は少しもよれておらず猫背とは無縁のピンっと伸びた姿勢は、彼女の生真面目な性格を物語っている。スタイルも周りにいる女子生徒と比べると良いのがわかる。

そんな彼女を自分の物にしようと思った藻部山は準備を進めていった。

そんなある日。藻部山は古手川唯にエロ本を持ってきたのを発見されてしまい、放課後。風紀委員室に呼び出された。

「どうして貴方は学校でこのような物を持ってくるの!?」

唯は目を吊り上げ、声を上げる。風紀指導室に怒声が響き渡る。

「別にいいじゃないですか、たかがエロ本でそんな興奮することないでしょ?」

その一言に、唯の全身が怒りでゆでダコのように真っ赤に染まる。

「た、たかがエロ本ですって!!貴方、自分が何をしたのかわかってないの!?」

「そうだ、どうせ興奮するならこっちの興奮にしましょうよ、性的な興奮を」

「はぁ!?貴方何をバカげたことを……」

その言葉にこれ以上ないほどに顔を真っ赤にさせるほど怒り狂う唯。そんな唯に藻部山を観察する余裕はなかった。もしまだ彼女の中に冷静さが少しでも残っていればとっさに手で光を遮(さえぎ)るなどしていたかもしれない。しかし怒りで冷静さを失った唯は藻部山が作動させたスマートフォンの催眠アプリの光を見てしまった。

「…………」

瞳から光が失われ、唯は糸の切れた人形のようにその場に立ち尽くす。

「古手川唯さん。僕の声が聞こえますか?」

「はい……聞こえます……」

先ほどまで勝気な目をした瞳からは光が消え、生気を失ったように唯は立っている。途切れ途切れに返答する少女が風紀の乱れを許さない少女だとは、見知らぬ人間にはわからないだろう。

そんな唯を嘲笑(ちょうしょう)しながら藻部山は耳元で囁いた。

 

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「あれっ?」

(私、何をしていたっけ?)

意識を覚醒させた唯はどういう経緯でここにいるかを思い出す。しかし頭の中に霧がかかったかのように何も思い出せない。

「どうしたんですか、古手川さん?」

「え!?」

声をかけられて初めて目の前に一人の男子生徒が立っていたことに気が付いた。男子生徒の姿を見て、唯は思い出す。

 

藻部山壁男。同じクラスメイトでエロ本所持の校則違反者。

 

学園の風紀を乱す男子生徒の存在に、唯はキッと目の前に立つ藻部山を睨みつける。

「貴方、学校に必要な物は以外持ってこない。これは常識でしょう?なんでそんなこともわからないの!?」

「す、すみません……」

唯は説教に藻部山は心で舌を出しながら形では反省してシュンとなる男子生徒を演じる。

「まったく」

唯は重い溜息をつく。その後、彼女は普段の堅物風紀委員である古手川唯から考えられない言葉を恥ずかしがることなく言い放つ。

「悪いけどエロ本を学校に持ってきた違反者には“手コキとフェラチオによる口内射精をして更生を促す”という罰則があるの。これから貴方にはフェラチオを受けてもらうわ」

普段の彼女なら決して言わない破廉恥なセリフを臆面もなく言うと、唯は藻部山の前に跪くとファスナーを下ろして熱くたぎっていた肉棒を取り出す。

「あ……」

性交など侮蔑する対象だと考えている堅物の美少女が自分の肉棒を触っている。その事実に藻部山は思わず声を漏らしてしまう。

「だ、大丈夫!?」

心配そうに顔を上げる唯に^は「大丈夫です」と答える。

「そう?じゃあ続けるわね。これも罰則だから悪く思わないでね」

唯は目の前の男子生徒の様子を窺いながら肉棒をゆっくり上下に動かす。

「あ、熱い……」

肉棒の熱さに声を漏らす唯だがそれでも肉棒を離すことなく手を動かしていく。

「凄く硬くなっているわね。血管がこんなに浮き出て……亀頭からもカウパー液が染み出ている……」

肉棒を冷静に観察する唯は手に着いた先走り汁を舌で舐め取るとピンク色の亀頭に鼻を近づけ、スンスンと匂いを嗅ぐ。

「それじゃあ……舐めるわよ!……じゅるじゅる、レロレロ……!」

灼熱の強直を口内で舐め根幹に舌を絡めてくすぐり擦りつける。頬を窄(すぼ)めて顔を前後に振り根元まで頬張る。真面目な表情で肉棒を咥えるその姿は、破廉恥極まりないことをしているにも関わらず風紀委員としての責務を全うしようとしているという決して相容れないものが矛盾なく融合していた。

「じゅる……じゅぼっ、じゅぼぼぼ、じゅるじゅるっ!」

激しく顔を振りフェラチオに励みつつ藻部山の反応を上目遣いで窺う。厳格な風紀委員が見せる妖艶な女の顔にギャップを感じた藻部山の興奮は否応がなく高まっていく。そして

「で、出るぅ!」

 

びゅる、ぶびゅびゅびゅるっ!どぶっどぶっどぶっ!!

 

剛直から牡汁が放たれて、唯の口内にこれでもかと流れこんでいく。

「んっ!?んぐっ!!……んんっ……!!」

口内で爆発した白濁液を唇の端をギュッと結び、一滴も外に出さないように飲み干す唯。

それでもあまりの量に口の端から漏れ出る。

「んんっ、れろ、れろ……チュパッ、れろ、れろ……」

唯は口の中の精液を嚥下した後、指でこぼれた白濁液をすくっては舐め取っていく。

「んんっ、濃い精液……喉に絡みつくわ……ん、んんっ……ゴクンッ!」

舐め取った精液を喉に集め、唯は少し苦労しながらも吐き出された精液を嚥下した。

「もうこれからはエロ本なんて持ってこないこと。また持ってきたらまた指導させてもらうわよ、いいわね」

「はい、わかりました」

破廉恥な行為をした唯が真面目に言う姿に、藻部山は笑いを隠しながら答えた。

 

 




前作でお気に入り5人いればいいかな、と思っていたら思った以上に好評価。なので未完成のまま放置されていたこの話を完成させて投稿しようと思いました。
欲情することなく至って普通に藻部山に植え付けられた偽の風紀委員の責務を真面目にこなす唯の姿に満足して頂けたのなら幸いです。
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