放課後。風紀指導室。
「あれ……私、どうしてここにいるの?」
ふっと意識を覚醒させた風紀委員、
(何時なのかしら?)
そう思い時計を見る前に窓の光と活気ある部活動の音がごくわずかなことから遅いことが分かった。
「どうして私、こんな時間にここに?」
いくら唯が風紀委員とはいえ、事情も無しにこの部屋を訪れることはない。
その理由を思い出そうとする唯に答えるかのように、身体の芯に何かが芽吹いた。
「そ、そうだ……私、あの校則違反常習犯の
身体に灯った火のような感覚が広がり、唯は熱い吐息と共に呟いた。
「はぁはぁ……私、どうしたのよ……ハッ!」
ふと胸に伸ばそうとする手を理性の全てを使って止める。
(ちがう、何かが……何かがおかしい……)
彼女の理性が身体の内に起こる欲情を抑えつけようとする。しかし抑えれば抑えるほど身体の奥底の淫熱はさらに唯の身体を熱くさせる。
(どうすればいいの!)
今にも泣きそうな顔で両肩を抱く唯にとある言葉が響いた。
──これから自分がしようとしていることは風紀を正すことが出来ない自分への罰。
なぜ自分の脳内でそのような言葉が響いたのか。それを考える冷静さを、この時の唯は持ち合わせていなかった。
普段の彼女ならばそのような考えなど「ハレンチな!」と一蹴していただろう。しかし服と擦れる感触ですら危険な状態なほど激しい疼きに襲われた唯は、その言葉に乗っかってしまった。
(そ、そう……これは罰……罰なのよ……)
これからすることは自分への罰なのだから触ってもいい。
免罪符によって理性の枷が外れると、唯は大きく脚を開いた。ショーツの中に指を入れる。
「!? あふぅっ!!」
慌てて手を滑り込ませた結果、指は敏感になっていたクリトリスに触れた。
「くはあぁぁぁっ! んはぁっ! あああぁぁぁっっっ!!」
股間から脳内へ駆け抜ける甘美な快感。クリトリスに触れただけで唯は軽く達してしまった。
「ああぁ……私、私……」
それだけで満足出来るはずもなく、右手はさらなる快感を欲してすでに濡れている股間全体を掴んで、手のひらを押しつけるようにして揉んでいく。
「はぁ、はぁ……ああっ! んっ……ああぁっ!」
熱い吐息を漏らしながら自らを慰める自分に、唯は驚くがそれ以上に「もっとしたい」という欲求が罰だということを忘れさせる。
蜜がにじみ出る秘口の中へ指を入れるとクチュッという音が漏れた。唯が指の出し入れを始めるとその音は少しずつ大きくなっていく。
「あっ! ひぃっ! あぁ! んはぁっ! あぁっ!」
それと同時に反対側の手でショーツをぐいぐいと引っ張り、尻と尻穴に刺激を送る。膣内で激しく動く指だけでは飽き足らず、それを受ける腰でも快感を得ようと身体は貪欲に蠢いていた。
(き、気持ちいい……ハッ! 違う! ……これは、罰……罰なんだから!!)
激しく自慰にふける自分を叱咤する。しかし身体はもっと性感を得ようと指先や腰を動かしていく。
「あふん! ……ち、違う! これは罰なんだから! 罰なんだから!! ……んはあっ!」
今自分がしていることは自分自身に喝を入れるための罰であってオナニーではない。そう自分に言い聞かせる唯だが、湧き上がる悦びにかき消されてしまう。
そしてクリトリスに触れれば痛みと錯覚してしまうほどの衝撃が彼女を襲う。その強烈な刺激に、脳が痺れて全身がビクンッと震えた。
「あぐっ……! ああぁっ! ……んひいいいぃぃぃっっっ!!」
股間から大量の愛液が噴出し、床に大きく飛び散った。
「あああぁぁぁっっっ!! ……え?」
ふと頭の中でフラッシュバックが起きる。
──これから自分がしようとしていることは風紀を正すことが出来ない自分への罰。
その言葉に唯の頭はとある結論を出す。
「はぁ……はぁ……そ、そうよ。これは私の罰。こんなので終わらせるわけにはいかないわ」
そう言うと唯は再び蜜口の中に指を伸ばした。
「んくうっ! はぁっ、ああっ……くうっ!」
すでに一度絶頂した蜜口は敏感になっており、自分をいじめようとする唯を陶酔させる。
(下校時間が来るまでオナニーする。それが私の罰……)
思考がドロドロに溶かされた中で、突然浮かんだ義務感めいた考えが唯の頭に浮かぶ。
「そう、罰。これは風紀委員としての仕事を全うしていない自分への罰なんだからぁぁぁっっっ!!」
そう言って叫ぶと、唯は次の絶頂へ向けて指と腰を動かし始めた。
下校時間まで自慰をするという謎の罰を科して自慰に没頭する唯は気がつかなかった。
自分が自慰にふける姿を捉えた隠しカメラが至るところに設置されていたことを。
編集する前に投稿してしまいました。誤字脱字があればご指摘お願いします。
皆様今年は本作を読んでくださり本当にありがとうございました。
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