※この作品はR-18です。

不思議な日常   作:mukko

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遅くなってすみません。
夏休みが終わりそうなのお話の、Bad End版です。
この話はIFのお話として書いています。
ですから、正規ルートはもちろん書きます。
まだまだ続けます。


第五部:代償 IF
ウソツキ


夏休みが終わる3日前。

今日は嫌な夢を見た。

美香に殺されるっていう夢を。

確か、美香を学校に連れて行きたくないって言ったからだっけ?

そんな気がする。

 

実は俺は、本当は美香を学校に連れて行くのは、あんまりよく思わなかった。

その理由は・・・いじめがあるかもしれないからだ。

猫耳が生えてるやなんやらで、いじめの対象になるかもしれないからだ。

 

そんなのは嫌だ。絶対に嫌だ。

 

だから俺は、美香を学校に連れて行くのを、やめることにした。

 

これを聞いて、美香がどう思うかは痛いほどわかる。

せっかく決意を固めたのに、俺の母の元まで、勉強しに行ったのに、頑張ったのに。

 

その努力を俺は踏みにじろうとしている。

その答えに対して、美香は激怒するだろう。

 

そんなことを考えていたら、

 

グウゥ――ッ

 

お腹が空いた。

こんなことを考えていても嫌なので、俺は飯を食うことにした。

 

今日の飯は、ご飯に、味噌汁と、単純で簡単な飯だ。

 

だが、美香がいないから、寂しい。

 

俺は、すべてを食い終えた。

 

竜馬「ごちそうさま。」

 

俺はごちそうさまを言い、食器の片づけを始めた・・・。

美香の帰りを待ちながら。

 

そして。

 

殺されるのを待ちながら。

 

~side美香~

 

 

私は、夏休みで、小学校からの中学1年までの内容を勉強した。

今、私は、眠りから覚めて、ごはんを食べている。

お兄ちゃんのお母さんは、お兄ちゃんと同じくらいにご飯を作るのがうまい。

今日のご飯は、ご飯、お味噌汁、鮭だ。

どれもおいしく、幸せだった。

 

美香「ごちそうさまでした。」

 

美羽「おいしかったかい?」

 

美香「はい!おいしかったです!」

 

美羽「それはよかった。・・よく頑張ったね。」

 

美香「はい。本当にありがとうございました。」

 

美羽「うん。また来てね。」

 

今の私の服装は、黒い帽子に、黒いワンピース。黒一式だ。

 

私は夏休みの間に、美羽さんに服などを買ってもらった。

 

勉強といっても、基礎をみっちりやった。基礎ができれば、だいたいできるから。

 

帰るときに、私は美羽さんから、帰るときの電車代などをもらった。

私はお兄ちゃんのところに、帰れる。

大好きなお兄ちゃんが、待っている。

期待を胸に乗せ、私はここからお兄ちゃんの家に向かった。

 

 

 

 

駅につき、切符を買い、電車に乗った。

 

ここで私は思い出した。

見た夢についてだ。

 

その夢は、私が・・お兄ちゃんを殺すっていう内容の夢だ。

その悪夢は、よくわからないところで終わってしまった。

お兄ちゃんが私に何かを言って、それで・・。

そこから先は覚えていない。

もしも、その夢が本当だとしたら、嫌だ。絶対に嫌だ。

そんなことを考えていたら、お兄ちゃんの家から近くの駅に着いた。

 

電車から降り、改札を抜け、お兄ちゃんの家まで歩き始めた。

私は3日後に、学校に行くことになる。

私は学校が楽しみだ。

それに、お兄ちゃんと同じ場所で勉強できるなんて、うれしくてたまらない。

興奮するとともに私の歩くスピードは速くなる。

そして3分で着いた。

私は、呼吸を整え、インターホンを押した。

 

ガチャッ・・。

 

竜馬「おかえり、美香。」

 

~side竜馬~

 

美香が帰ってきた。

 

竜馬「お疲れさま。どうだった?」

 

美香「うん。大変だったけど、やりがいがあった。」

 

美香「お兄ちゃんは、夏休みの間、何してたの?」

 

竜馬「俺は、勉強はもちろんやってた。友達とも遊んだ。」

 

美香「どうしたの?なんか元気ないよ?」

 

美香は、俺の顔色と声で俺の元気のなさを分かってしまったようだ。

 

竜馬「そうか。わかっちゃったんだな。言うよ。美香。お前を学校に連れて行くのをやめることにした。」

 

~side美香~

 

お兄ちゃんから、そんな言葉が出てきた。

 

一瞬、訳が分からなかった。

 

ねぇ、なんでそんなこと言うの?

 

せっかく努力して勉強してきたのに。

 

お兄ちゃんのために、頑張ってきたのに。

 

美香「なんで?」

 

竜馬「それは・・。・・いじめがあるかもしれないからだ。」

 

美香「・・は?」

 

美香「たったそれだけの理由で、私を学校に行かせないつもり?」

 

正直呆れた。お兄ちゃんがこんな人間だとは思わなかった。

 

別に、何とかするのに。くだらない。

 

竜馬「ああ。お前がいじめに合うのは絶対に嫌なんだ。」

 

美香「ふざけないでっ!!!」

 

竜馬「・・え?」

 

美香「いじめなんて、なんとかできるっ!!私は過保護はされたくないっ!!」

 

竜馬「じゃあ、お前、どうするつもりだよっ!!!いじめられてっ!!!過保護されたくないっていうなら、俺は何もしないぞ!!!」

 

私はカチンときた。

 

私はこれほどまでに怒りを感じたことがない。

 

私の兄がこんな奴だったなんて、思いたくもない。

 

           私は、頭の中が真っ白になった。

 

~side竜馬~

 

美香は、俺に激怒した。

 

ここまで、俺が夢に出できた内容と一緒。

 

俺は、もう知っていた。

 

今日見た夢が、正夢だったってこと。

      ・・・・

だから俺は、こんな役を演じている。

 

美香に殺されるために。

 

美香はこの後、台所から包丁を持ってくるはずだ。

 

怖いな。まだ死にたくなかった。

 

俺はそんなことを考えながら、ただただ立ち尽くしていた。

 

美香が帰ってきた。

 

美香「呆れたよ。あんたがこんな奴だなんて。死ね。」

 

美香は、包丁を持ちながら、俺に向かってくる。

 

俺は覚悟を決めて、美香に刺されるために、この身を捧げた。

 

グサッ・・。

 

竜馬「うっ・・グフッ・・。」

 

俺は美香に刺された。

 

美香は、顔は見えないが、雰囲気から、怒っていることがわかる。

 

痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い。刺されることは、こんなに苦しいものなのだと分からせてくれる。

 

あぁ。もうダメだ。意識が遠のいていく。

 

最後にこれだけは。

 

竜馬「美・・・香。せっかく頑張って、勉強したのに、その思いを俺は‥ゴホッ・・踏みにじった。けど。俺は、わざとこの役を演じてたんだ。お前に俺はもう必要ない。夢をみた・・ゴフッ・・お前も見たんだろう。ハァ‥ハァ。この運命は決まって・・いた。だから、お前は、俺の代わりに、学校へ行け。お前ならできる。本当に、こんなダメな俺を・・。好きでいてくれて、ありが・・とう・・・っ。」

 

ありがとうな。そして、さようなら。俺の大好きな、美香。

 

~rast side change 美香~

 

私は、今自分が何をしているのか、わからなかった。

 

美香「え?」

 

お兄ちゃん・・?なんで・・っ。

 

なんで死んでいるの?

 

どうせ寝ているだけなんでしょ?

 

ねぇ。いつものように返事をしてよ。

 

その声を聞かせてよ。

 

なんで返事をしてくれないの?

 

美香「・・あっ・!!」

 

そうだ・・。殺したのは、私だ。

 

私・・お兄ちゃんを・・っ!

 

殺しちゃった・・。

 

私は、取り返しのつかないことをし、涙を流す。

 

愛するお兄ちゃんを殺してしまった。

 

美香「私も、そっちに行くよ。おにいちゃん・・。」

 

私は、お兄ちゃんがいなければ、生きていけない。

 

だから、私も死のう。そうすれば・・。

 

                     お兄ちゃんに会える。

 

グサッ・・。

 

美香「うっ・・。お兄・・ちゃん。愛して・・・る。」

 

美香と竜馬は、死んだ。

 

???「これが屑になったヤツの結末か。」

 

???「やっぱり人間は愚かね。」

 

???「次は、正しいルートを辿ろう。」

 

???「これにて、ルートAを終了する。」

 

ルートA:Bad End




はい。一個目のBad End、終わりです。
このお話は、竜馬が悪夢を見て、その通りにするかしないかで、結末が変わります。
次こそ、本当の正規ルートを書きたいと思います。
結構文がやばくなりました。
すみません。
ではまた。
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