書けば出る教、水着イリヤ宝具2にしたいので投稿です
エインズワーズという一族がある。
この世界ではとうに滅び、時とともに忘れ去られていったひとつの魔術基盤を極めた魔術師。
並行世界の冬木において聖杯戦争……英霊の力を封じたクラスカードを用いての戦いで万能の願望器である聖杯を巡り魔術師で争い合う儀式を執り行っていた彼らは、街ひとつを壊滅させる災害の後に神稚児と呼ばれる少女を発見する。
何度も限界を超えて。幾つもの不条理に叩き落されて。偶然と必然を積み重ね奇跡を起こし、エインズワーズを打ち破った少女たちは、無事に友の、家族の待つ世界へと帰還して。
エーデルフェルト邸の主、クラスカードを発端として巻き起こった様々な異常を解決したルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトが屋敷を少女と何人かの使用人に預けロンドンに報告しに戻ろうと準備を整えていたとき、朝食を摂っていた美遊は気付いた。
『……味が、しない……?』
『──あいたぁっ!?』
それと時を同じくして、白い少女もまた目を覚まし洗面所に足を運ぼうとしたところで自室の扉にぶちあたる。
──少女たちを襲った異変。
それこそが、調律師を名乗る少年と巡り遭うこととなるきっかけの出来事だった。
『初めまして。君たちの調律を担当する芥子菜暮人、15さ――じゃない、これでも26だ。まあ魔術師に若作りはよくあることだからそこは気にしないでくれ』
美遊のみならずイリヤまで心身に異常が発覚しているのを知り、衛宮切嗣と連携してロンドンと冬木の行き来を繰り返してきた遠坂凛に「女の子の敵みたいな系列だけど腕は確か」といって教えられたマンションで、調律師と名乗って3人の少女を出迎えた白衣を纏う魔術師はうっすらとした笑みを浮かべて。
『……お医者さん?』
『まあ、これが適切な服装であると判断したのは事実だけどね。僕はただの魔術師だとも』
カルテをずらりと並べたデスクを見ながら問いかけたイリヤに微笑んでは白衣を着てはいるがこれは施術前の聴診に必要なだけで医師をしてる訳ではないと説明しながら、彼は淡々と状況を説明していった。
『3人の聖杯、クラスカード、英雄王ギルガメッシュの顕現、並行世界の移動、少なくともこの世界では疾うに滅んだエインズワースの暗躍……。僕自身この荒唐無稽な――いや失礼、一介の魔術師の理解からあまりに離れた遠坂やエーデルフェルト、バゼットからの情報を鵜呑みにしている訳じゃないが。それでも、実際に君たちの身に起こった異変についてある程度の考察と改善に臨んでやれるくらいのことはできる』
その事象を、彼は聖杯化と呼んだ。
魔術爺の礼装、クラスカードの英霊たちの力の限界を超えた行使。神話の再演とまで言うべき死闘、そして極めつけに並行世界の移動──、人の身で為すにはあまりにも大きな奇跡は、少女の持つ願望器としての性質を露にしそして余分な人間としての要素を削ぎ落とすようになったのだと。
美遊は味覚、そしてイリヤは視覚に影響を及ぼし遠近感を掴めなくなっていて。このまま症状が進めばよくて記憶や一部の身体機能の喪失、最悪心身を喪っての聖杯化へと繋がるだろうというのが少年を含めた複数の魔術師の見立て。
とはいえそれも、何もしなければの話。既に聖杯として溶けつつある機能もまた、自分の調律がうまくいけば自然に快復していくだろうと少年が語るのに、イリヤは一瞬だけ顔を明るくしたが──けれど彼女たちには、どうしても素直に喜ぶことができなかった。
少女たちは知っていた。『存在そのものの情報を書き直す』技術を求めるにあたって奔走した魔術師殺しが真っ先に見つけ出しながらも、娘たちに紹介するまでに延々と悩まざるを得なかった調律の一族の魔術基盤を。
──
「……ん」
聖杯化は刻々と進行する、少女たちに拒否する選択肢はなかった。調律の準備は段階を踏んで進められる。
初日の採血と身体測定、唾液の摂取を終え──暮人が初日だけは白衣を着ていたのはこうした行為をイリヤたちに医療行為と割り切らせる意図もあったらしい──定期的に課せられたのは少年から渡された薬物の服薬。それ以外の要素に魔術師が干渉することはなく、最初の調律は滞りもなく終わった。
……未知の快楽を経験した数日の間は顔を真っ赤にして寝込んでいたイリヤが、半年あまりが過ぎた頃には「私あのときはハジメテ以上のこと経験するのとか全然想像つかなかったんだけどあれって凄い
気付けば依存と指摘されても否定しきれないくらいには少年との爛れた時間に日常を侵食されていた彼女には頷くことしかできなかった。
『──、どうした、もう限界か? 御褒美が欲しいって言ったのはそっちだろう』
実際、暮人と過ごす日々に反感を抱く要素は薄い。
……14にも満たぬ齢で経験するにはあまりに苛烈な性行為の数々が日常のものとなっているのに危機感はないでもなかったが、それを除けば少なくとも少女たちの生命与奪を握る立場である少年が彼女たちやその親類に危害を及ぼすことはなかったし、聖杯という万能の願望器を狙う魔術師たちとの抗争ではバックアップも受けている。
魔術の行使にあたって魔術師が己の体も含め様々な要素を消費させることも理解している。少なくとも世界を飛び回っていたイリヤの父や遠坂が他に少女たちを担当する調律師を見出せなかっただけの難度の調律を日々こなす少年に対しては感謝の思いも強かったが――不満は、ないでもなかった。
『やぁ、らってぇこんな……! おかしく、なっちゃっ。ァあ……!?』
調律にあたり服薬を拒否しようとした美遊に対する倉庫裏に呼び出してのお仕置き絶頂地獄、白黒姉妹わからせ半日コース、魅了の術式を用いた魔術師に発情させられた3人をラブホに連れ込んでの
目を覚ませば隣で慣れ親しんだ友人が辱められているという状況が頻繁に発生しているという状況も、どうにかしてほしいところではあった。
湿ったシーツに包まって一糸纏わぬ身体を早朝の寒気から守りながら。目を瞬いた美遊が間近で感じ取った気配に視線を向ければ、暮人と身を重ねる褐色の少女の姿があって。いつの間にか現れた少女が彼に貫かれ乱れる姿に、驚愕も露わに硬直する。
「く、クロ……?」
「つぅ、もぉやらぁ。奥こりこりって、やるのダメぇっ、きゅあッア、あ――っっ!!」
電流でも浴びせられたように肢体を跳ね上げ、3人の少年少女が横たわってもまだ余裕のあるベッドを揺らして悶えるクロエは彼女に馬乗りになって腰を打ち付ける暮人と繋がる接合部から淫猥な水音を鳴らしながら嬌声をあげる。
幾度ものの交わりを経て相応の慣れが生まれても、体格差が変わるわけではない。華奢な少女が脚を開いて迎え入れても尚膣内を埋め尽くすようにして突き立てられる剛直は根元まで挿入するまでもなく子宮口をはじめとした開発され切った弱点を一突きごとに打ち、擦り、圧すことで絶え間なく少女を絶頂へと導いていく――。他の人間には決して聞かせないような甘い声を漏らし、美遊が部屋の外にいたとしても聞こえただろう粘質な水音をたてての抽挿に仰け反ったクロエは びくびくとその身体を震わせた。
「んっ、ひゅぁ。あ、あ――っ、ふむ……!」
褐色の肌を朱に染め、割り開かれた脚を断続的にひくつかせて胎に注ぎ込まれる精を受け止める彼女の漏らす呻き声は、身を寄せた少年が開かれた口元から舌をねじこむようにして唇を塞いだことで途切れる。
上下の口からこれでもかと鳴らされる水音。淫蕩に耳朶を犯す体液の擦れ合う粘質な音に、抽挿が繰り返されるたびに唇の隙間から漏れ出る雌の喘ぎ声に耳を塞ぐのも忘れ見入る美遊の前で、一際強烈な快楽に打ち抜かれたのだろうクロエの肢体が跳ねた。
「っ、~~~~~!! む、ぅあ……」
ずるりと、いっぱいいっぱいになって剛直を咥えこむ陰唇から白濁をあふれさせる彼女を貫いていた肉槍が亀頭から精白い糸を垂らしながら引き抜かれる。切なげな悲鳴――さぞ可愛がられたのだろう、全身をあらゆる体液に濡らしたクロエは裸体を晒すのにも構わずぐったりと横たわっていた。
ベッドに広げられた桃の色素に寄った白髪を体液で湿らせ、形のいい胸元を上下させ荒い呼吸を繰り返すクロエの姿に下腹部の奥が疼くのを自覚しながら、眠るどころではない激しい情事を見せつけられ完全に目を覚ました美遊は随分と性欲の旺盛な調律師に文句の一言でも言おうとして。
上体を起こし開いた口を塞がれ、そのまま再度ベッドに押し倒される。
「……!? くれと、くん。ん、んんぅ……っ」
唇を貪られ、次には舌を歯茎に、舌に絡めるようにして挿入される。目を白黒させた美遊は唾液を啜られ、また注がれるのに応じ喉を鳴らして嚥下しながら潤んだ目で少年を見上げる。
少女の頬に触れる手――。何度も、何度も何度も自分たちを抱いて、弄び、辱めてきた手つきは、硝子細工にでも触れるように丁寧に頬を撫でて。激しい接吻を交わしながら身を覆い隠したシーツも剥ぎ取られるのに美遊は目を潤ませ吐息を吐いたが、彼女の身体はこれからどのようなことをされるのかを鋭敏に悟っていた。
頬を上気させた美遊の瞳がとろんと蕩ける。唇を離し、口端から垂れる粘ついた唾液の糸で彼女と繋がり合う少年と目が合った――、愉悦と嗜虐的な色を滲ませる彼の視線に、美遊は自らが男を求めるように脚を開いてしまっていることに気付いて。
「ぷぁ、まっ、て――、んぅっ、ああぁっ。にッ、ふぅ……!!」
指示されるまでもなくほとんど本能的に脚を開いた彼女が羞恥を覚える間もなく、睦事を見せつけられた昂ぶりを示すように濡れた恥裂へと遠慮なく指が挿し込まれる。肉びらを開き押し入った指先が膣襞を好き勝手に、けれど少女の性感をいやというほど刺激するようにかきまわしていく。
掌まで濡らすほどに溢れた淫蜜に、もう十分と判断したのか。陰唇から引き抜いた指で陰核を弾かれ声にならない声を出した美遊が絶頂するのを確認すると、暮人はそのまま剛直をずぶ濡れになった股に押し当てた。
「ぁ――」
クロエを、そして数時間前には美遊も幾度となく犯し吐精をしながらも未だ猛々しくそそり立つ逸物に衰えは見られなかった。愛液をだらだらと流してひくつく蜜壺に触れた男根の感触に、快楽の奔流に打ちのめされかけながら美遊は身を震わせる。
最早身体の昂りは隠しようもない。今すぐにでも犯して、気持ちよくしてと懇願しそうになる雌の本能を堪えながら己の上にのしかかる少年を見上げた美遊は、声を掠れさせながら疑問の言葉を投げかける。
「どうして、こんな、いきなり……?」
「? そりゃあ、構ってほしそうにしてたからな」
「っ……そんな、こと」
平然とした調子で、あんまりにあっさり言われるのに答えに窮する。そんなことはないと否定するのは簡単だったが、クロエが快楽に翻弄され貪られる様をずっと見ていたことを悟られていたことに思い当たった彼女には暮人の追及を逃れる自信を持つことができなかった。
けれどもそんな葛藤さえも少年にとっては愉悦をもたらす要素のひとつでしかないのだろう。身体に聞いても良いんだぞ、と。ずぷりと亀頭を膣に埋めながら気軽に言う彼に、小さく喘ぎ声を漏らして身悶えする。
「ふっ、ン……! やだ、なんて答えたって……どうせ、犯す癖に――、んんっ」
「否定はしない。趣味の要素も強いけど……
「それ、は――夜出て行ってたとき、何かあったの?」
「ん、気付いてたのか。クロエとちょっと夜のデートしてたんだよ。こっちの方でも所用があったからな、面倒ごとの処理を手伝ってもらって、終わったからご褒美をあげてたって訳だ」
焦らすような手つき。その気になれば10分もかけずに性感帯を把握した少女をセックスのことしか考えられないくらいの快楽漬けにできるだろうに、じれったい反応を楽しむように成長期の膨らみかけた乳房を指で弄ばれるのに身を震わせながら美遊は隣に横たわる褐色の少女に視線を向ける。
くびれた腰、瑞々しい果実を思わせる乳房、振り乱された白い髪――、精液にまみれ愛液と汗を滴らせるクロエは、あるいは数刻前の美遊と同様に全身くまなく使われたのだろう。幾度となく注ぎ込まれたのだろう精液を膣から溢れさせる彼女の姿は、数刻前の、そして間近な未来の美遊の姿を示すようだった。
ぁ──、
甘い喘ぎの混じった声、陰核を擦りあげては貝状の媚肉に押しあてられた剛直に少女の身体がきゅんと疼く。
最早盛りのついた猫と言われようとも否定しきれまい。年相応の幼さを残しながらも数ヶ月の交わりを経て快楽の味というものを刻まれた身体は当人さえも翻弄する肉欲で雄によって与えられる快楽と法悦を求めようとしていて。
熱い吐息を吐く。下腹部に刻まれた呪紋も励起していないのに昂る身体の熱に観念したように目を伏せた彼女は、己を押し倒す暮人の背に手を回し縋るように身を寄せた。
「っ、ふ――、暮人、くん。おなかが、熱くって、収まらないから……ィ、
「……いいね。体を張ってきた甲斐があるってもんだ」
ずちゅりと鳴らされる淫靡な水音。勢いよく己を刺し貫いた怒張に、少女の身体が勢いよく跳ねる。
「ッッ、いっ、あ……!? ああっ、ひッう、すごいの、きちゃっ、あ、アっ奥、奥にっ……っううう!?!?」
慣らされた──彼のモノでしか満足できないくらいに躾られた肉穴はほとんど抵抗なく突き入れられた肉棒を受け入れる。とうにずぶ濡れになっていた秘裂は肉ひだをうねらせ咥えこんだ剛直に精液を絞り出さんばかりに絡み付いていく。挿入の快楽に震える膣襞の締めつけに応じるようにして腰が打ちつけられる、開拓され尽くした弱点を的確に穿たれた美遊は速やかに絶頂へと導かれていった。
押し寄せる快楽の波。少年の腕のなかで美遊の華奢な体躯が嬌声とともにのけぞりくねる。間断なく襲う絶頂に甘美な声をあげる彼女は卑猥な音色を鳴らす楽器に等しい。むせかえるような性臭に満たされた寝室には蜜壺を嬲られる度に奥深くまで抽挿された剛直の亀頭が子宮口をノックする度に卑猥な音色が鳴り響いていた。
肉の打ち付ける音が響く度に啼いて身をよじる少女、はしたなく開かれた脚を己を抱く男の腰に絡め接合部から精液と愛液をこぼしながら発情しきった肢体を蹂躙する悦びを受け止める。
「ああ、これは、いい具合だ……、出すぞ、美遊……!」
「あっ、く、ゥん……! クれとく、おねがっ、ぁん、なか、なかにいっ、だして……! わたしで、イッて……! いいッ、あ、クっ、っ~~~!!」
一際大きい水音、雌穴の最奥までつぎ込まれた剛直からどろどろとした精を注ぎ込まれるのに細い喉を震わせて身体が跳ねる。途方もない快楽に火照った頬を濡らす涙、汗ばんだ手を少年の首に巻き付け密着しながら喘ぐ美遊は、直後に下腹部で爆ぜた衝撃に身を揺らした。
「っっ、まだ、おっきく……!?」
「本気で酷いときほどじゃないけど、今日服用した薬の効能がちょっとえぐかったからな。あと少しシたらそこのクロエも混ぜてやるから、それまでもうちょっと頑張ってくれよ」
「ッ――」
ベッドの上で気を失ってたのから意識を取り戻していたクロエが少年の発言に期待と怯えをないまぜにしてぴくりと身を震わせる中、熱と硬度を維持した剛直の一突きに再度絶頂に昇りつめさせられた美遊がシーツを濡らしながら啼く。
その日の夜、調律師の寝室からは2人の少女の嬌声が延々と響き続けていた。
翌日、クロエが自分を置いて暮人の家にあがりこんでしっぽりしていたことに気付いたイリヤが顔を真っ赤にして怒鳴り込んだものの、眠たげに目を瞬かせ両手に花の状態で起きた家主に性的に黙らされることになるのは別の話だった。