ゆかマス共依存イチャラブックスものです。短め。
ゆかりさんとマスター 【ゆかり】
19時30分は私にとって特別な意味を持つ時間です。
その時間が近づくと私はどうしようもなく浮足立ち、そわそわとしてしまいます。
いつも時間きっかりという訳には行かないけれども、5分前くらいに玄関前で待機すれば……ほら、ほどなくして足音が聞こえてきます。
「マスター、おかえりなさい」
玄関扉が開けば、そこにはお勤め帰りのマスターがいてくれます。
私はマスターの返事を聞くやいなや、その体に訳もなく飛び込みます。
私には出せないマスターだけの匂い。そしてマスターだけの体温が全身を包み込む感触は私に得がたい陶酔を覚えさせ、互いに背中に回した手に力を込めて、分かりきった力加減で抱擁を楽しみます。
「ん、あむ……♥ ん……♥」
つい勢いあまってキスもしてしまいますが、平日のこの時間から就寝までは私達の時間。
何も遠慮する事はないというものでしょう。
「っ、ぷぁ……♥ マスター、今日もお疲れ様でした。ご飯にしますか? お風呂にしますか? ゆかりさんにしますか? オススメはゆかりさんですけども」
なんて、しなを作って冗談半分本気半分で問いかけもしてしまいます。
当然出来るゆかりさんですから? そのどれも応えられる自信が……え? お風呂とゆかりさんですか? ……もう。マスターは欲張りさんですね……♥
「承知しました。じゃあマスターをお風呂場へご案内しますね」
私はマスターから甲斐甲斐しくもコートを取り、ハンガーにかけた後はその腕同士を絡め、寄り添いながらお風呂場へと向かいます。冬場の冷たいフローリングも、こうして二人で歩くのなら何一つ寒くありませんね。
「はい、ではマスターばんざいをして……え? 子供じゃない? ふふ。勿論知ってますし、私も子供じゃないんですよ? あっ、や……私は別に脱がさなくとも……んっ♥ もぅ……♥」
イチャイチャと脱衣所で体を絡みつかせながら服を脱がせ合います。
それは時間がかかって仕方がない非効率極まりない脱衣ですが、そのプロセス一つ一つが愛おしく、私の中で足りていない何かを満たす感覚があります。
一つ脱がせばキスをして、二つ脱がせば甘く囁き、三つ脱がせば肌を触れ合い……そうしてとうとう、お互いに包むものが何一つなくなってしまえば、今度は互いの視線が互いの体を這い回ります。
「は、ぁ……ふふ……♥」
恥ずかしい。
恥ずかしいけれども、ソレ以上にもっと見て欲しい。
私の胸は小さいけれども、私の体は肉付きは小さいけれども、それでも。それでも貴方にならその全てを知ってほしい。貴方が触れるだけでどれだけ幸せになるのか、貴方が触れてくれるだけで、どれだけ体が熱くなるのか、身を持って知って欲しいから。
生まれたままの姿で二人で風呂場へ入り込めば、その欲望は更に燃えあがります。
丸一日お仕事で疲労したマスターに座って貰えば、私は背中を洗ってゆきます。
最初は手ぬぐいで丹念に。汚れが取れるようにゴシゴシと。
次は私の手だけで丁寧に。疲れが取れるようににゅるにゅると。
そして、最後は……私の体だけで、大胆に。泡立てた体全体を背中に押し付けてゆっくりと、そして私の鼓動が伝わるまで密着して洗ってあげます。
「……♥ マスター、今日もここがパンパンですね……苦しそうです……」
後ろから手を回して、タオルを押しのける程のソレに指を這わせてゆっくり扱きます。
私の奉仕でこれだけ大きくしてくれることが嬉しくて、ついつい股間に対する奉仕だけは熱が入ってしまいます。きっとそれは私を毎日可愛がってくれるから、というのも大いに理由になるでしょう。
泡をまぶして、すべりのよくなった勝手知ったるソレに。決して痛くならないように、さりとて絶妙なラインで刺激を繰り返し与えてゆき――そして、吐精を促します。
「んっ、い~っぱい出てますね……♥ 我慢せず出してください……♥」
風呂の床に飛び散る精液を眺めながら、私は心地よい射精が出来るように射精中もマッサージを続けてゆきます。マスターはせつなそうな声を出しながらも最後まで出せば、やがてくた、と弛緩して力を抜いてくれます。
この緩みきったマスターの顔、私は凄く好きで好きで溜まりません。
射精が終わった後は特にこうして顔を寄せて、眺めてしまい、キスの雨も降らしてしまいます。
「あ……マスター私は別に大丈夫で……あ、んぅ……♥ ふ、ぁ……♥ もう、そこまでいうのでしたら……♥」
射精へと導いた後はマスターが今度は私が洗いたいと言い出します。
勿論私はマスターの疲れを癒やしたい一心だったため固辞しようとするのですが、強引にも抱き寄せられ、私の肌をマスターの大きな手が這い回れば……もう、抵抗は出来ませんね♥
物足りないけど感度に自信のある胸を。先程から疼きを発するすべすべのお腹を。ちょっと気にしてるんですが、大きめのお尻を。今も尚切なくて仕方のない股間を。それらをマスターの泡まみれの手が滑り、這い回り、丹念に愛撫されるとまるで天国にいるかのような、体がなくなってしまうような浮遊感を覚え、ついつい甘い声が漏れ出てしまいます。
そしてそんな優しすぎる愛撫に私がもどかしさを覚えてる事を悟ったマスターは、はしたなくも涎を垂らす私の中に指を入れてくれて、待ち望んでいた刺激を与えてくれます……♥、
ひっきりなしの快楽信号に、マスターと密着している事で得られる溢れるほどの幸福感、愛されているという実感……♥ 複合要因によって制御の出来ない体はひっきりなしに緊張と弛緩を繰り返し……やがて私は大きな波にさらわれて気をやってしまいます。
「……はぁ、マスター……んぅ、ちゅ……♥ マスター……っ、ふぁ……んむぅ……♥」
体が洗い終われば、私達は離れ離れだった体を更に密着させようと、湯船の中で体を絡めさせて温めあいます。
お互いに向き合って。マスターの膝上に座り込んで。寂しさに涙を流す恥部同士を埋めあい、しっかり下部で繋がったというのに飽き足らずに唇も重ねて蕩け合います。
人肌程度にぬるめの湯の温度は密着することであがった体温には丁度良く。私達は夢中になって舌を触れ合わせ、腰を揺すりあい、もう離れたくないとばかりに足を絡ませあって、充足感を得る為の行為に没頭します。
「あ……んふ……♥ マスターの、今日も元気……ですね……っ♥ あっ……ふふ……♥ んぅ、でも……ご飯あるから、ここでは一回だけ……ですから、ね……♥」
本当はこっちも名残惜しいです。
出来るのであれば、今日は夜通し。いえ、明日も明後日もこうして繋がって起きたいですが、マスターがそれによってお腹をすかせてしまうのは許せません。
しかしながら睦み合い、お互いに互いの痕を残すようなゆるゆるとした行為に、頭を蕩けさせられてしまうと……そうした決意も最終的に緩んでしまい――♥
「――あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あぁっ♥」
湯船の縁に手をついた状態で貪られ。
「んぅっ♥♥ ふぅっ、ふぁ……あふっ♥♥」
湯船の中で幼児のように抱えられ、背面座位で腰を揺さぶられ。
「ひゃんっ♥ あぁぁっ♥ マスター、ますたぁっ♥♥ ますたあぁっ♥♥♥」
風呂の壁に押し付けられて、お互いに立ったままの状態でハメられて。
「あ、ああああぁああぁぁあぁぁっ♥♥♥♥」
興奮の証。幸福の証を疼きの止まらぬ腹部に直接。そして何度となく注ぎ込まれ、喜悦の声を風呂場に響かせてしまうのでした……♥
折角作った料理は当然冷めてしまいます。
だけど、冷めた料理は温め直せば済む物ですから、いいですよね。
――お互いの愛を確認しあう事より優先するものなど……私達にはないのですから。
誰をハメ潰したい?
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しばらく東北家でいいよ
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ゆかマキ
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茜葵
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あかり