※この作品はR-18です。

東北家のただれた日常   作:月兎耳のべる

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あまあまイタコ姉様


東北家の観察①  【ずん子】

 こんばんは、東北きりたんです。

 

 今日は東北家の一員たるもの、真っ先に覚えなければいけない事をお伝えします。

 ずばり言いますと、それは兄様の行動範囲と兄様の行動規則です。

 ふざけてなんかないです。だいぶ真面目な話をしていますのでよく聞いてください。

 

 兄様は知っての通り無職・ぷー・クズ・歩く不審者・マジカルちんぽ・最悪の性犯罪者と公的にレッテルが貼られた真正の変態であるため、我々を見つけると程なくして犯してきたりイタズラしてきたりします。会えば酷い目にあう事間違いありません。

 故に兄様の好みや、兄様の生態を知り尽くしておく必要があります。そうすれば少なくとも受ける被害を減らすことは可能だからです。(完全に無くすことは無理なので諦めるしかありません)

 

 という事なので折角の休日ですが、暇だったので兄様の行動を一日監視して、それを皆様にお伝えしようと思います。かなりくだらない内容ですが一読していただければ幸いです。

 

 まず兄様ですが、ご存知かもですが基本的に昼起きです。

 早朝8時頃、ゲームや漫画の散らばった兄様の汚部屋を覗き込んで見れば、それはそれは豪快にいびきをかいて寝ているのが常なのですが……おや、今日は居ないようですね。

 これは体感30%ほどで発生する兄様早起きイベントでしょうか。

 

 そうなると兄様の行動はほぼ二択になります。

 私がこうして無事だということはタコ姉さま、あるいはずん姉さまの元に行って、何らかの性的悪戯をしようと目論んでいることでしょう。早速二人を探しに行きます。

 

 ではタコ姉さまですが……あれ、おはようございます。無事ですね。

 

「無事ってなんの事ですの……?」

 

 となるとずん姉さまが99%の確率で怪しいですね。

 このままではずん姉さまの貞操が危険であぶないんだ。

 

「丁度いいからずんちゃんを起こしてきてくださいまし。もうすぐで朝ご飯できますわー」

 

「はーい分かりました」

 

 まぁずん姉さまがすぐに食べれると思いませんけどね。

 

 私は半分諦めモードで二階へとあがってゆきます。

 私の予想では恐らくずん姉さまは起きがけレイプか寝掛けレイプ。

 はたまたトイレの中で一発という予感がしますが、正解はどれでしょうか。

 

「……ずん姉さまー? 朝ごはんできましたよー」

 

「……」

 

 ……あれ? 無言ですね。嬌声も聞こえてきません。

 んんん? 兄様は朝からお出かけなんでしょうか? しかしそんな事ありえるのでしょうか? 私は返事のないずん姉様の部屋をゆっくりと開けてゆきます。

 年頃としては落ち着いた可愛らしい部屋。至るところにあるずんだを模したアクセサリーやクッションなどが特徴的ですが、そのベッドにはやはり膨らみが。

 夜ふかしをして起きられなくなったのでしょうか? 私はその膨らみに近づいて行きますが、

 

「……」

 

「……」

 

 なんか布団が揺れてんだよなぁ。

 なんか一人にしては不自然な布団の膨らみがあるんだよなぁ。

 

「ずん姉様」

 

「……っ♥」

 

「ずん姉様朝なんですけど」

 

「……あ、ん、お、おはようきりたん~~……っ♥」

 

 横向きの姿勢で布団から顔だけ出してさも今起きたとばかりに振る舞うずん姉様ですが、顔真っ赤っかですし、今でも不規則かつ小刻みに揺れてんのは何ででしょうか。

 

「8時なんですけど? 休日と言えども寝過ぎは駄目ですよ」

 

「……う、うーん……あ、あと少しだけ、寝ててもいい……?♥ んぅっ♥♥」

 

「朝食出来たんで駄目ですし。後なんでその布団そんな膨らんでんですか」

 

「ひっぐ…♥ き、昨日寒くてちょっとお布団一気に詰めすぎて……っ♥」

 

「じゃあ何でひっきりなしにベッド揺れてるんですか」

 

「きょ、局所的地震かも……っ♥ い、家に影響なくてこのベッドだけならっ、あんしっ、んっ?♥♥」

 

「それはずん姉さまだけ避難すべきじゃないんですかね……」

 

 絶妙に下手くそな言い訳過ぎて草も生えません。

 あと布団の中の別の主さん、もうバレてると分かってるのか開き直ってメッチャ揺さぶってんですが。

 

「おっぱじめるのはほどほどにして早く起きて下さい、ご飯が……」

 

「あ゛おっ♥♥ お、おぉっ!?♥♥ お、おひっ♥♥ ひっぎゅ……っ♥♥」

 

「……ご飯が」

 

「イックっ♥♥ んんぅっ♥♥ んひぅぅっ♥♥ ~~~っ♥♥」

 

 布団の中で戦争が起きてるかと思うくらいに毛布と体ががくがくと暴れています。ひときわ強く布団が跳ねたと思えば、目を見開き舌を出したずん姉様が体を少しの間緊張させ、やがてぱたりと弛緩し始めました。

 

「……ふぅ……♥ ふぅ……♥」

 

「……」

 

 もう投げかけるのも嫌になって布団をめくってみれば、汗だくのパジャマ姿のずん姉様の後ろから抱きつく形で、余計な人型のパーツがくっついていました。

 

「……何やってんですか? 兄様」

 

「オッス。オラ抱き枕」

 

「人間から退化したんですねおめでとうございます喋んな。っていうか抱き枕が抱きついてるとか名折れじゃないですか」

 

 ずん姉さまの下は下着ごとパジャマが脱がされて完全に裸になっており、腰がぐりぐりと密着されている事から入っているのは明白です。なんだか頭が痛くなってきました。

 

「満足しましたか? 朝ごはん出来てるらしいんで早く降りてきてください」

 

「え? マジ? よーしずん子早くイこうぜ、早く」

 

「も、もうイった……イキましたぁっ♥♥ お兄さんっ、今ダメっあっあっあっ♥♥」

 

「イクの意味取り違えんな! 腰振るな!」

 

「でも折角こなれてきたしもう一回ぐらいシてからでいい? ほらこんな感じに」

 

「ダメに決まって……あぁもう見せなくていい! 別に見せなくていいですから!」

 

 横向き状態で片足を掴んで広げさせればぐっぷり♥と咥えこんだずん姉様の秘所と兄様の竿が見えております。それは興奮を抑えることなく未だピストンを続けており、その度にずん姉様の中出し直後の膣内から精液が溢れてくるのが見えていました。朝っぱらからなんて羨ま……いやいや!

 

「10分で支度してください! いいですか!?」

 

「ドーラ船長より優しいね。はーい」

 

「お兄さっ、お兄さんっ、イっ、あっ、あぁぁっ!♥ あっ、あぁぅぅーっ♥♥」

 

 もうこのまま居続けると私にも被害が及ぶ。そう考えた私は颯爽と撤退。

 乱暴に閉めたずん姉様の部屋からはその後も喘ぎ声が聞こえてくるのでした。

 

 

 

「おっす、おっはろー」

 

「お、おはよう……姉さま、きりたん……っ♥♥」

 

「うわぁ……」

「ちゅわぁ……」

 

 そうして約束の10分から遅れて30分後。

 まだかまだかと食卓で席についていた私とタコ姉さまですが、居間に現れた二人を見て声を抑えることが出来ませんでした。

 

 兄様はいいです。もう語りはしませんが、ずん姉様は案の定着替えられなかったのかパジャマ姿のままで、全身で汗をかいているのか火照っている肌が赤らんでおりました。その美しい深緑の髪もおでこに張り付いています。

 極めつけはその下半身です。何故か下半身を包むパジャマは見当たらず、薄緑色の下着姿の状態なのですが、クロッチに当たる部分がぐっしょりと濡れそぼっており、秘部の横からは何やら想像したくない白い液体が太ももをつつ、と伝っています。更に兄様にお尻を揉まれながらの状態で、頭上に♥マークを飛ばしながら今も夢うつつでした。

 

「……もう一回ヤったんですか?」

 

「うん。一回。一回で済ませたから褒めて」

 

「理性なき獣を褒める口は持ち合わせておりません」

 

「ま、まあまあ、早くご飯を食べてしまいましょうっ。冷めないうちに、ね?」

 

 タコ姉さまのとりなしを元に我々の食事が始まります。

 今日のご飯はいつもの一汁三菜。御御御付けに焼き鮭、里芋の煮っ転がしに小松菜の煮浸し、卵焼きに梅干し、白米。THE・日本料理の見本のようですね。美味しそうです。

 焼き鮭は好きですが小松菜は地味に苦手です。しかし折角作ってくれたものを無駄にするつもりはありませんし、タコ姉さまは許してくれません。無心で食べましょう無心で。

 

「うめ、うめ」

 

「慌てずにお食べくださいましっ、あ。お代わりですの」

 

 ……あいも変わらず兄様のご飯を食べるスピードは尋常じゃないです。

 それちゃんと噛んで食べてます? 飲み込んでません? うわぁ、もうご飯お代わりお願いしてますし。

 

「……♥」

 

 ソレに比べて朝から致されたずん姉さまは……あーまだ夢うつつですね。

 じーっと隣の兄様を見つめて♥目になっています。後ご飯微妙に溢れてますが、ちゃんとご飯食べてください。ルールですから。ルールですからね、絶対に守れよ!?

 

「ずん子は食べないのか? いつもどおり美味しいぞ」

 

「ううん……食べる……♥ でも少し少なめでいいかも……♥」

 

 熱にうなされたかのようにぼーっとしているずん姉様ですが、何を思ったか自分の焼き鮭を箸でつまむと、それを兄様のお口へ運んでゆきます。勿論躊躇せず食べる兄様。

 それに気分を良くしたずん姉様はまるで新婚さながらの献身さでどんどん「あーん」を続けていき、やがて、自分の口に含ませたまま顔を寄せ……って。

 

「あむ……ちゅぴ♥ ちゅ、ちゅぷ……ちゅぅ……♥」

 

「――タコ姉様タコ姉様これアウトですよね!?」

 

「ちゅ、ちゅわぁ……♥ え、えーっと……個人的にセーフ? 食事の範疇?」

 

「えぇぇ」

 

 口移しは確かに天下の任天堂様が認めた食事方法といえど、水音わざと掻き立てて舌まで絡めてそうな淫らなやり口はダメでしょうに! しかしながらタコ姉さまの判断的にはセーフらしいです……ってかタコ姉さまがされたいだけでしょう! 私分かってますからね!?

 

「んんっ!? んっ!♥♥ んぷ、は……はむ、んぅぅっ♥♥」

 

「片手掴まれて腰引き寄せられて逃げ場なくされてるんですけど!?」

 

「……き、際どいですの! セーフっ!」

 

 オイ審判! 審判働け! もうここまで来たら完全アウトだろ! このままイキつく先なんてえっちかセックスか交尾の三択しかないでしょう、今におっぱじめ始めるぞ!?

 

「お兄さん、お兄さぁんっ……♥♥」

 

「イタコー、ずん子可愛いから膝上に乗せてもいい?」

 

「タコ姉さまコレは絶対に許可しちゃ駄目ですよ! アレ絶対入ってる状態になります!」

 

「……っ」

 

「何でそこ迷ってるんですか!?」

 

「イタコにもやってあげるから」

 

「OKですの。今日は特別ですの」

 

「おいぃ!?」

 

 今収賄が公然と行われましたけど! こんな事が民主主義国家で許されていいのか! クソッ、このイチャラブ好きの超弩級M姉がッ! 私は断固として戦……畜生、賛成してくれる人が東北家にはいない! なんて人生だ!

 

「わふっ♥ お兄さんと一緒ぉ……♥」

 

「おー。でもちゃんと飯食おうなー元気でないぞー」

 

「食べる……♥ 食べますぅ……♥ あ……んぅ……♥ んふ……♥」

 

「向かい合ってる時点で食べる気なさそうなんですが」

 

「ちゅわ……うぅぅ、甘いですの、甘酸っぱいですの……っ」

 

 何で悲しいことに朝から二人でイチャつく所見なきゃ駄目なんですか本当に……膝上に乗ったずん姉さまは腰をくねらせながら兄様の首に両手を回して一つキスしては会話をはさみ、二つキスしては胸を押し付け、三つキスしてはジーンズのジッパーを……オイ、少しは遠慮しろずん姉。本気でチンポ取り出すな。

 

「俺からじゃないからセーフ」

 

「んぅっ♥♥ セーフ、セーフ……っ♥ あ、あ、……あっ!♥♥」

 

「……っ!♥」

「アウトですよぉ!」

 

 露出されていた兄様棒は瞬く間に二人の体と体の間のいずこかに収められ(多分お尻の穴)、見えなくなってしまいます。それとともに激しくなる腰使いと、かきならされる水音。

 兄様は腰を使っていませんが、代わりにずん姉さまが残した食事を口に含んではそれをずん姉様に口づけしては運び、食べさせております。ずん姉様はいやらしい喘ぎ声とともに嬉々として咀嚼されたモノを飲み込んでゆけば、お返しとばかりに腰を跳ねさせ始めていきます。

 あぁもう……その幸せそうな顔っ、なんですか。朝っぱらから本当……見せつけないでほしいですっ、私だって……!

 

「お兄さんっ、美味しいっ……♥ おいしい、おいしい、しゅきぃ♥♥」

 

「イタコの卵焼きうまいよなー。よっと」

 

「はっぐっ!?♥♥ イっ、あ……お兄さ……っ♥♥」

 

「わり、俺もまだ昂ぶってるから」

 

「あぎっ!?♥♥ ひっぐっ!♥♥ ああぁあっ!♥♥ あっ、あっ、あっ♥♥ あふっ?♥♥ んぃぃっ♥♥」

 

 末法めいた食事風景です。少なくとも食事中に椅子がずれる音がリズミカルに響き渡るなんて、私はこの家で数回しか経験がありません。

 座りながらもずん姉様の腰を引き寄せて下から突き上げる兄様。ずん姉様は必死に落ちないように兄様に抱きついては何かをこらえていますが、つま先をピンと複数回に伸ばしている事からこらえきれてなさそうにも思えます。

 

「おにいさんっ♥♥ おにいさんおにいさんおにいさんイクっ、イクイクっ、イクゥゥっ!!♥♥♥♥♥♥」

 

「おー」

 

 どぢゅッッ!!♥♥♥♥

 

「イ゛っ!!?♥♥♥♥」

 

 ひときわ強い打擲音とともに、ずん姉さまの両足が緊張。周りにぶわぁっ♥とずん姉様のフェロモンが撒き散らされた気がしました。空気を求めて口をぱくぱくさせ、腰を複数回に渡って震わせたその姿はどう考えても食卓には似つかわしくなく、結合部からはか細くも「びゅぶ、びゅるるる……♥」なんて何かが注がれるような音が聞こえています。

 光景に気圧されて私とタコ姉さまが何も喋れなくなっている中、足がつっているのかと思うくらい緊張させたずん姉さまの足も、数十秒後にはようやく弛緩。くたりと全身の力を抜き始めました。

 

「ふー、ごちそうさま」

 

「ごち……そう、しゃまぁ……っ♥」

 

「……」

「……」

 

「ずん子、この後風呂行くか? 汗かいちまっただろ」

 

「う、うん……♥ イク……お風呂イク……あ゛っ!?♥♥ まっ♥♥ あっ♥♥」

 

 そして唖然とする私達を置いてクソ兄様は立ち上がり、小児のように抱きついたずん姉様ごと居間を抜けてゆきます。必死にしがみつくずん姉様ですが、恐らく兄様にそのお尻を掴まれていないと絶対に落ちているとわかるくらいには蕩けており、まるで物のようにお尻を鷲掴み、自分勝手に腰を引き寄せてばちゅっ♥ ばちゅっ♥ なんて音を立てさせるたびに床に透明な液体が落ちていくのが見えました。

 

「おーし、いくぞー。しっかり掴まれー」

 

「んふっ♥♥ んぅぅっ♥♥ イクっ、いきます…おにいさぁんっ♥♥ イクぅ……っ♥♥」

 

 ――そして二人は水滴を点々と残して、お風呂場へ行ってしまうのでした。

 

「……」

「……」

 

「……タコ姉さま」

「……なんですの」

 

「お風呂場に突撃しちゃ駄目ですよ」

「ちゅ、ちゅわっ!? なななな、何のことですのっ!?」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 

 ……兄様観察はまだ始まったばかりです。

 

 

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