故郷に帰ったらおっぱいデカい幼馴染みとエッチする事になった 作:緋枝路 オシエ
「身体の中に精液塗りたくられてるみたい♡ ねぇねぇ太洋~! 次は……さ、膣内にも……なぁんて! ちゃんとゴム付けてからだよね! お口でシテあげる♪」
「おっ…………おうっ……」
妊娠させる為のセックスじゃない。ならコンドームをして当たり前。
ポーチからおなじみの薄型を取り出し口で封を切ってそのまま咥え、フェラチオと同じ動きで口内へ含めば外界と隔離した透明の非妊娠ペニスが生み出される。
口でゴムを付ける技も、いつの間にやら身につけてしまっていた。
太洋の股間に蹲る体勢で、代では死滅しているサブカルチャーの代表格の一つ! ブルマを穿いたお尻をフリフリさせながら!
学校ではショートパンツだったのだが、こちらの方が需要があるし太洋の情欲を助長させる目的があったので、別売りのを購入してわざわざ選ばせてくれたのだ。
しかもニーソックスはそのままっ! 面積の隠し所を間違えたムチムチ太ももは、おっぱいを抜きにしても十分オカズとして働いてくれる。
「挿れていいよ♡ ん゛っ!? はぁぁッ……! アン゛ッ゛~~♡」
亀頭が子宮口へと一気に突き進む。
脱がして? いいえ、ズラし挿入です!
使い捨てシートの敷かれた床へ横たわっても、おっぱいだけは上向き。パイズリにもセックスにも適している誘惑ボディ。
右脚を盛大に押っ広げたまま、脚と股間を交差させる形となる松葉崩し。
「あぅンッ! はァァァ~~!! ふぁハァァ~~♡ クリトリスが根元に当たるよォォ~~♡♡」
「俺もこの体位好きッ! 榮浬が頑張ってくれたから俺の番だよな! くあッ! ハッ゛! あ゛あ゛ッぐ~~!! キツいけどチンポすっぽ抜けそうなくらいヌルヌルだぁッ!」
「ダメェッ……♡ おちんちん抜かないでッ♡」
「分かった! 抜けないように頑張る! ハァ! ハァ! ハァ……!!」
子宮口に取り憑いた亀頭を、引いては押して。
ピストンストロークを縮めることによって、ズリ落ちてしまう危険性を大幅に低減させる。
榮浬に対する配慮や気遣いなど一昔前の太洋は行う必要がなかったのに、中々立派な男に成長した様だ。
――それは太洋がエッチをする度、とある心理的な変化が見られる様になったからなのだが――
一緒に気持ちよくなりたい、思いやりの精神は例えゴムを付けていてもセックスフレンドの様な関係だとしても大事だ。
自分だけの性欲を満たすだけなら、オナホールでも何でも使えばいいだけなのだから。
榮浬の身体を知ってしまいパイズリしてくれる恩返し……とは違うけど、一方的に施しを受けてばかりで「それじゃ嫌だ」と思える様になったのだ。
「んんぅ゛! んん゛~~っ゛♡ あんッ゛♡ あったかいよぉぉ~~♡ おまんこのおくツンツンされてぇ~~♡ このままイッひゃふぅぅ~~ッ゛!!」
体操服、しかもブルマ着用の巨乳美女とセックス。ブルマにマフラーという奇怪な組み合わせでエッチ! 絶対この二人だけだ。
なんか……アダルトビデオの撮影みたいである。そして太洋が男優。
セックス期間は二ヶ月だが殆ど毎日の様にエッチしているので、AV男優顔負けの「イカせテク」を自然に獲得していた。
ただし、そのテクが振る舞われるのは榮浬だけだし、榮浬しかイカせる事が出来ない。他の女生と仮にセックスしてもお相手さんは中々満足してはくれないだろう……が
「恥骨同士が当たってるぅぅ~~♡ んはぁぁッ♡ ふッ~~♡ も゛ッ! らッ゛……ああッ~~~~ッ゛ ♡~~♡」
別に問題は無い。榮浬だけを気持ちよく出来ればそれで。
この先榮浬以外の女生徒はセックスなど出来ないし、するつもりも無いのだから。彼は恋愛に積極的になれない、弄ばれた過去は拭えない……
(…………あ、ゴムしてるんだった……ああ、まただ、最近こんなのばっかりだ……)
派手に身体を揺さぶっていた榮浬が、爪先までまっしぐらに硬直。
ピーンと伸ばされた右脚を抱きしめながら、太洋も膣内で射精をして……
(…………ゴムするのは……普通だろっ……俺は妊娠させたくないし榮浬だって……??)
生と大差ないまでの感覚をテーマにして、開発された最新式のコンドーム。
残り汁の一滴まで膣に搾られて、ペニスを入れ込んだまま痙攣して余韻に浸るのはさいっっこうに気持ちが良い。
のに……
(セックスの度に、何か違うって……何がだよっ、何も違うことはしてないだろ俺達……??)
パイズリはどれだけおっぱいに射精しても妊娠させる事は無いから、ゴム無しで思いっきり放出が出来る。
膣内での射精はそうはいかない、妊娠しない可能性もあるけどハイリスクハイリターンすぎる。
遊びで中出しして望まぬ命を作ってしまい、無責任な旦那が逃亡し大変な思いをしている、同年代の子を太洋は知っているから、女の子とセックスする機会が無かったとしても、避妊には肯定的であった。
「は~~っ……は~~っ…………♡ 今日も……良かったね……♡」
「おうっ……! またコスプレして欲しいな! 今度はメイドさんとか? ギュッ……!」
「わっ! わっ……ギュッ~~~~♡ メイドさんかぁ……可愛いよね、着たいかも……♡(太洋がいっぱい抱きしめてくれる……! 幸せだなぁ私! エッチ出来る関係になれて良かったぁ……♡)」
ご奉仕はもう沢山しているけど、衣装が異なれば……だ。
休日を全部使ってやって貰いたいかもしれない! 爆乳メイドのパイズリ起床……ぶっちゃけ榮浬もその気だったりする。
帰宅してから一時間ばかりしか経過していないが、お仕事で溜まった疲労が綺麗さっぱり除去され、互いにイキまくったのに辛そうな素振りは見当たらない。もう今からでも働けちゃうくらい活き活きとした瞳だ!
「じゃあね太洋~! 明日も……ねっ!」
「ありがとう榮浬! ぎゅっ…………気をつけてな」
帰り際に抱きしめ合って、最後のおっぱいの感触を楽しむ。
ブレーキランプの光が遠のくまで、二階から車の姿を追って、完全に見えなくなったら扉を閉める。
「……榮浬は満足してくれている。俺も気持ちいいんだけど……」
〝この先に行けるのに〟
相棒たるペニスは皮を被った包茎に逆戻りし、朝の自撮りまでオトナの姿に変化する事は無くなった。
あのゴムが、有り難いハズのコンドームが、邪魔をしている……?
「邪魔って……妊娠を防いでくれてるんだから……あっ、あっ……?」
――俺は榮浬をどうしたいんだ?
コンドームが邪魔なセックスって、息つく果ては――――しかないじゃないか。
でもそんな事すれば――
「…………んっ? メール、おおっ、都会に住んでた頃にダチになった奴からだ! 俺の事忘れてたんじゃね~だろ~なぁ!」
エッチを重ねる度にナニかが引っかかってくる。
脳内に浮かんだのは榮浬との初エッチ、ゴム無しで挿入してしまい危なく膣内で射精する間際――引き抜いて身体に精液を振りかけた二ヶ月前。
「ふんふん、付き合ってた彼女と……あの背が高かった子か、と結婚する事になった! ほぉ~~おめでとう! って返信しとくか!」
あんまり話さなかった奴だったけど、一緒に頑張ろうぜって過酷な試験や実習を乗り越えた二つ年上の男性。
どうやら彼女を紹介された時から、中出しをキメていたらしく、子供はもうすぐ産まれてくるらしい。将来も既に定まっていたのだろう、お幸せにして頂きたい。
「結婚かぁ……俺の両親は恋愛嫌いの事情を知らないからなぁ……三十までに結婚すればいいとは思われてるらしいけど……」
トラウマを知っているのは榮浬だけ。
その榮浬の両親もバーベキューの時に「結婚は急がせない」と、一人娘を持つ親にしては珍しい意見を述べていた。
「まぁ急いで変なのと結婚しても、その場凌ぎだしなぁ。周りから急かされても本人の気持ちが一番大事だろ」
太洋だって中学生の頃は「俺は二十歳までに結婚する~!」とかイキっていたのに。
二十どころか三十でも結婚する事は……
「またメール? ……榮浬からか、えっ」
このアパートから遠く無いけど、もう家に着いてしまったらしい。玄関口でうんうん悩んだり、メールを確認したりして、時計を見たらそんな時間であった。
『もうすぐ連休だよね? 初日にさ……良かったらなんだけどキャンプ……しない? 二人……だけで……』
エッチが出来ればそれでいいと思っていた毎日。
トラウマは絶対に乗り越えられないと思っていたから。
(……俺は今後榮浬をどうしたい、セフレみたいな関係で一生……?)
中出しの時、無意識のまま何かを口走りそうだった。
太洋は何を伝えたかったんだろう、このキャンプで違和感の正体が掴めるかもしれな――――