故郷に帰ったらおっぱいデカい幼馴染みとエッチする事になった 作:緋枝路 オシエ
(あのバーベキューから、もう一ヶ月経過したんだなぁ)
刺激的なイベントも大事だが、普通の日常がどれだけ大切かは離れたり失ってから気がつく物。
都会に比べたら不便な田舎町で、働いて勉強して、時々息抜きとして農作業を手伝ったり、勉強も兼ねて図書館に一日入り浸ったり。
(つまらなさそう? そうでもないんだなコレが)
都会に居た二年間は毎日が忙しなく、未知の発見や体験に心を震わせたけど故郷に戻って実感したのは疲れていたんだと。
正規スタッフとして働き始めた今こそ、頑張るのは承知しているが特有の〝のんびり〟した雰囲気をかみ締めながら頑張りすぎない、詰め込みすぎない、急いで10を得ようとせず1ずつでも確実に、欲張って取り入れようとしていた都会暮らしから、緩めたっていいんだと職場で働きながら思った。
勿論お仕事なので気は抜かず全力を持って、取り込むけど公休日くらい適度にはまったりする。
休日でも娯楽とは無縁で料理の修業漬けだった毎日も楽しかったけど、心身を衰退させずボーーッとする日も悪くない。
太洋は充実感で満たされながら、これからも同じ日々を送りたいと願い、初となる連休日はどうしよう、何も予定を立てていないから……榮浬と遊びに行こうかと思い悩む。
時刻は午前10時も間近。遅めの起床だが業務終了後も先輩に付き合って貰い、料理の試食や自分でも甘いと客観的に評価を下す。
包丁捌きを教わってから帰宅後も、納得いくまで地道に練習を重ねて午前の4時……だから許して欲しい。分からないままスルーは出来ないから頑張りすぎないって決めたのにコレだ。
(予定無かったら昼飯に行かないか……送信っと、アイツも今日は休みだったハズ、山奥に釣りに行ってるとかじゃない限り付き合ってくれると思うんだけど)
寝癖なのか癖っ毛なのか、判断に難しい頭髪を水で濡らし乾かしながら、テーブルに置いてあるガムを口に入れて空腹を誤魔化す。
家族が住まう実家から少々離れた土地の1棟のアパートこそ太洋が、借りている住まい。自立の意味を持ちながら遠くへ行かず、高台に位置するので実家や隣合う榮浬の家はここからでも見渡せる安心感。
需要があるので順番待ちと聞いたが、数名の利用者が退去したので滑り込み、都会に続いての一人暮らしは再開された!
ボロとまでは呼べず階段の上り下りが結構面倒だけど、一人暮らしには困らぬスペースで日当たりも良好。IHはないけどガスコンロのが、扱い慣れてるし自分だけの城、都!
職場と実家の中間地点だし海辺への散歩や、商店街や駅までのアクセスは縮まったくらいだ。
都会ではまずお目に掛かれない海の蒼と森の緑をベランダから眺めながら、スマフォで購入した音楽を堪能……すごく楽しめている。
「返信来たか、電波が届かないくらい田舎じゃないからな? パソコンだって使えるんだからな?」
メールの内容は……「いいよ」の三文字。
素っ気ないのではなく榮浬とのメールは大体がこんな感じ、気を遣わない仲だから必要がなければ、無駄に長文を打つ必要は無い。会ってから話せば良い。
商店街の洋食屋で太洋が、自ら奢りを申し出て正午に落ち合うと決定。
選択したお店は気になる新製品として、リストアップした場所で味を分析し舌鼓を打ちながらも技術を盗み、これに負けない料理を作るぞ! と奮起させてくれるだろう。
美人な彼女とのデート……じゃないけど、幼馴染みと何気ない会話を交わしながら、修行の一環にもなってしまう。真っ直ぐすぎる料理馬鹿、学生時代の友に言われたけど否定しない……料理しか出来ないんだから馬鹿で結構だ。
洋食店に通勤しているが、和食も人並み以上に作れるのが太洋。榮浬が釣った魚を調理して家族に振る舞った事もあったっけ。
「またそういうの、したいかも……」
ウザがられては無い。
けどあんだけ美人でおっぱい大きくて、男が魅了される要素しか持ち合わせてない榮浬は、間違いなく恋愛的な意味で〝付き合っている〟男性が居るハズだ。伺った訳じゃ無いけどそうに違いない。
「もう出来ないのかもなぁ……俺も榮浬も子供じゃない、昔と同じようにってのは難しいよな 」
とりあえずそれとなく言ってみるつもり。ついでに恋人との馴れ初めやらも聞いてしまおうか?
いや、気を遣う関係じゃないけど、一線を越えてる相手との領域に踏み入れるのは不味い?
「わっかんねぇなぁ……だって俺、マトモな恋愛したことねーもん」
彼にはトラウマがある。
高校二年生、とある女生徒に告白しOKを貰ったのだが……
※
「急に尋ねちゃってゴメンね」
「いやっ、全然いいんだけど……」
昼食後にマフラーを着け直し、店を出た直後に榮浬からの提案。
――太洋のアパートにお邪魔していいかな?――
……時刻は15時を少し回ったおやつ時、一人では問題の無かった空間でも二人が入り込めばやや狭さを感じる。
それが野郎ならばどうでも良かったが、幼馴染みと言えども神の造形美、数多の男性の理想が現実となった容姿の美女。
並んで歩くのが申し訳なかったくらい、別次元のレベルに達していた榮浬。癖っ毛くらいしか特徴が無い風貌の自分はゲームで例えるならばモブとか「町の住人:その3」とか、そんな感じか。美人な女性が隣に居ると、空気では無いからモブへと転落する。それだけ榮浬はメインキャラの風格があった。
さしずめ榮浬はイケメン主人公の相方となるヒロイン、サブにもなれないモブの自分と比べメインとしての輝きを備えていたので、見慣れているであろう商店街の人々だって、男女問わず榮浬は視線で追われていた。
都会に進出したら今以上の視線を一挙に捉えて大変だろう。太洋も帰還し挨拶回りの時に老婆やマダムからは「いい男になったのぉ」だとか「一皮剥けたのぉ」だとか、それなりに可愛がられたけど、残念ながらアッチの方は皮が剥けてない。ペニスのサイズは平均だが仮性包茎であるのがコンプレックスで、修学旅行でも隠すので必死だった。
包茎の男子なんていっぱい居たし、ズル剥けよりも皮被りのが多いのが日本男児。悩みを持つ同僚は居たんだけどやっぱり恥ずかしい、隠したいってのが日本男児でもある。
「料理の本……道具も沢山あるんだね」
「あっ、あぁ、ご想像通りって感じだろ?俺は料理以外なんの取り柄もないからさ、料理だけは真剣になりたいんだ。念の為言っとくけど布団の下や本棚にはエロ本無いぜ? 料理関連しか買ってないんでな!」
折りたたみ式のちゃぶ台に買ってきた和菓子を、100円均一で購入した二枚セットの座布団で、脚を崩さず正座する幼馴染みへ牽制しておく。
エッチな本何処かなぁ~と、物色されるのがテンプレなので実際は巨乳グラビアや、巨乳を題材にしたエロい単行本は購入しているが、全てキッチンの上棚に突っ込んだのでまず見つからない。
「そ、そんなことしないよ……失礼だし……男の人がそういうのって、普通だと思うし……」
マフラーを口元まで引き上げ、羞恥に照れる仕草もあの時と同じ。なんだか劣情を催されてしまう、本人には絶対に言えないけど榮浬と再会した夜は彼女をオカズにして、手淫を施してしまった。
ロッドを揺らしただけで胸も揺れ、歩いているだけでもゆさっ、ゆさっ……細身なのに重量感たっぷりおっぱい、我慢ならないと速攻オナってしまい背徳感はあったけど実は……榮浬をオカズにしたのは初めてではない。
小学生はそんな感情は浮き出なかったけど、多感な中学生からはひっそりと脳裏に思い浮かべながら、14歳なのに立派なおっぱいを好き放題する妄想でお世話になっていた。
体操服のネームが歪んだり、水泳の授業では同級生の誰もを圧倒していた双山の胸ポチや、ポロリを男子全員が(あるいは女子の大半も)期待していたり、相当数の生徒や教師までもがオカズにしたのでは?
幼馴染みの榮浬でこんな事を……
だがムクムクと膨れる性欲には勝てず、高校に進学してからも胸を、脚を、日常ビジョンを焼き付けオナネタにしてたが、本番セックスをする妄想だけはしなかった。
知らぬ間にストッパーでも掛けていたのか、幼馴染みとしてそれだけはありえないと。
(……? パソコンデスクの下、何か落ちてる……?)
都会で仕入れてきたお茶を煎れる為に、一時的にキッチン方面へ向かっていった太洋。
正座のまま首は左右へ50度から60度、異性の部屋に入り込んだのは久しぶりであり、その異性が太洋しか存在しない榮浬は、表には出してないけど相当に緊張していた。
何か、話題になる物は……パッと思いつかず、ネタを探しに部屋を見回していたら、この位置からでしか目視出来ない暗がり、都会で購入した新型デスクトップを配備する専用のデスクとチェアは奮発した物だろう。
……落ちている物が気になる。
拾ってあげるべきか、そのままにしておくべきか。
拾うのが人として当たり前だが、そのままにしておいた方がいい場合もある。
過去にもあった、太洋の部屋へ遊びに行った時……許可を得て漫画を読もうと、カラーボックスから取り出そうとした拍子、ボックスとボックスの隙間に雑誌が挟まっていた。
(落としちゃったのかな? 拾ってあげよう……!)
無償の善意からだったがコレが間違えだった、ディープな物を隠す事で手一杯でライトな和姦物を隠す場所が無い。
やむを得ずココに入れたけど……まぁ大丈夫だろう。
榮浬だからとある種の信頼か、こんなトコまで見るわけ無いと決めつけていたのが敗因。
(゛っ゛っ!!??こっ、コレ……男の人と女の人が……えっ、えっ……ナニ……してるの……?? おっぱい……触って……チューってして……??)
後日それが性行為であると保健の授業で習い、太洋はアレを見ながら練習? したり、一人でシテるのかなぁ、大人になったんだなぁと……若干ズレてるが、とてもエッチな事だと判明した。
「……………」
エッチな話題は自分から振らず、振られても涼しい顔で回避してきたけれど……
(まさか……あの時と同じで……やっ……!? やっぱりだ……『むにゅむにゅ☆ミルキーパイ』だって……)
許可無く無断で本を読む。
これが人生で二度目、普通だったら絶対にしない行為。
なのに自分は適当にページを捲る度に男性器を母性や包容力を感じさせる、巨大に発育した胸と胸、その間にギュッ~~と挟み込んで刺激を与える『パイズリ』
瞳孔を開きっぱなし据わった目つきのまま、二人だけの空間に生唾を飲み込んだ音が、反響するまで無我夢中で読み耽っている。
パイズリに特化した成人向けの単行本、あの時も大きいおっぱいばかり集めた本だったから、やっぱり太洋は巨乳が好きなんだって。それ以外にも実証する案件はあるし……
(本当に……気持ちいいのかな……)
姿勢が体育座りに変わっていたが、榮浬は全くの無自覚。
ショートパンツでなくミニスカートであったならば、大胆にパンチラしていたが生憎、スカート類は所持していない。学生時代の制服くらいしか着用した記憶は無い。釣りをするのでズボンのが何かと都合がいいのだ。
拾ってから無言で別の場所へ仕舞うなり、そのままの位置へ戻したり、やり様はあったがパイズリから目が離せなくなった榮浬は緑茶を運んできた太洋にも気がつかず……
「えっ……ちょっ……ま゛っ……!!?」
頭も身体もフリーズ、電子信号をシャットダウンさせるだけの理由としては、充分すぎる光景だ。
幼馴染みが都会で手に入れた新作のエロ本、購入から一年はお世話になり続けていた。
パイズリ欲を満たしてくれるバイブルを、荒ぶった息継ぎをしながら怖いくらいの表情で見入ってしまっている……
どう考えても終わった。数日前にオナニーしてからすぐに寝てしまい、そのまま本の在処を忘れていただの、言い訳できる状態ではない。
俺の本を勝手に見るんじゃねぇ! と、怒る気力すら起きない、弱みを握られ奴隷として扱われるなどの主導権や優位性どうこうにはならないと思うけど、寄りによってパイズリ物を見られてしまうとは……フツーに正常位で合体するだけの本だったならば、どれだけマシであったか。
「ごめん……そんな事しないって……言ったのに……見つけちゃって……気になっちゃって……読んじゃってた……」
昔に比べたら浸透したけど、未だにパイズリはマニアック路線に片足入れてる自覚はある。仮に太洋に彼女が居たとしても「胸で挟んで」なぁんてリクエストする度胸はない。だって変態っぽいし……断られるに決まっている。
「あ、ハイッ……ど、どうだった……?」
ナニを感想求めているんだ自分は。
油が切れたブリキ人形みたいに、カタカタとした動きでお茶をテーブルに置けたがその瞬間にヘナヘナと力無く、脱力しながら1メートル離れた場所へ座り込む。
恥ずかしすぎて逆に冷静になって来た……多分榮浬ならば水に流してくれるハズ、当分の間は形容し難い空気になるだろうけど、絶交してしまう可能性は著しく……いや、無いと言い切れる。
今だけちょっと恥ずかしいだけ、男なら誰でもエロ本持ってるし。
(うん、イケる、分かってくれるハズ!)
本を取り戻しゴミ箱に捨てて(後で回収するけど)煎れたてのお茶とミニサイズで食べやすい、太洋が帰ってきた記念として半額にしてくれた和菓子の力でゴリ押そう! 甘いの好きだからっ!
「……試して……みるっ……?」
瞬時に策を練る太洋の想いと裏腹に、律儀にも尋ねられた本の感想を答えてしまう幼馴染みは登場キャラに負けず、劣らずのワガママボディHカップ。
胸を大きくする努力は特別していないが、発育が良い身体として産まれたらしく体型を維持する苦労は一生物だろう。
ここまでの大きさは望んでは無かったけれど……
太洋が、これくらいの大きさが好きであるならば
「私の胸、きゅっ……94の……Hだから……太洋の……あっ、あのっ……アレを挟めるっ!……かもよ……///」
――この大きさで……良かったなって……❤――
次からパイズリパイズリパイズリ!!!