故郷に帰ったらおっぱいデカい幼馴染みとエッチする事になった 作:緋枝路 オシエ
「ハッ……えっ……? まてっ、待てよ榮浬ッ!? おかしいだろっ! おかしいって!?」
ジャケットを恐る恐る脱いだ後には、シャツの中央部ボタンをプツッ、プツッ、片手で外すその指は震えていた。
巨乳の幼馴染みから「パイズリしてあげよっか?」
世界中の童貞やパイズラーが、憧れながらもリアルでは到底叶えられず、二次元に託しながら主人公を自分と重ね投影する。
それが普通、パイズリ抜きをしてくれる都合のいい巨乳な幼馴染みは妄想か、二次元世界の中でしかありえないのだから。
「いいよっ……私は……パイ、ズリッ……してあげるよ? 太洋にならっ……」
3つめのボタンを外せば支えを失い自動的に左右へと解放された、内包せし94のHカップ。
Fか、もしかしたらGどころか、エッチだからHカップ、なんて洒落を押し黙らせる圧倒的な破壊力……手を伸ばせば届く距離のリアル乳。
「ブラジャー……なるべく可愛いの選んだの……どうっ……かなっ……?」
グイグイと急接近するおっぱい。
彼女のイメージカラーである紫、補色となるパステルイエロー下着は幼馴染みであるが故に、その気が無くとも屈んだ瞬間にチラッ、見下ろせばチラッ、事あるごとにラッキーなイベントが発生し白やらグレーやら、ちょっとエッチな類似色である赤だとか……
家族を除けば最も榮浬の下着を見てきた人間である太洋も、快活で鮮やかさを放つ黄色は拝見した記憶が無い。みずみずしい彩色に、熟れまくり食べ頃の挑発ボディ……
「選んだのって……どういう意味だよっ……」
二の腕でおっぱいを弛ませながら、女豹のポーズで〝とある部位〟を視姦。太洋がHカップに捕らわれているのならば、榮浬は性的興奮を覚え生理現象、男性としては当然の欲求として硬化してしまう男性器に囚われてしまっている。
二人の呼吸間隔が急速に早まる。
ハッ、ハッ、ハッ……まるで発情した動物、盛ってしまったつがい。
「男の人の家に……女が入って……二人きり……これ以上無いシチュエーションだなって……着替えたんだよ? た、太洋に……襲われてもいいようにって……」
わけが わからない
上下のベルトは取らずに、肉が上乗せされブラから零れそうなおっぱいは、温和な性格とは正反対に生意気に尖る国宝級ロケットは垂れ予防のエクササイズを欠かさず、クーパー靭帯を鍛えているからなのか重力に反発。
あまりにもナニかを挟むのに最適なおっぱいと称せよう……榮浬と付き合っている彼氏の……彼氏?
「いやっ、お前……彼氏居るんだろっ? 俺に襲われてもとかさ、冗談は言うモンじゃ」
「いないよっ」
「……へいっ?」
「彼氏……居ないってば……恋人作った事一度も無いっ……太洋は知ってるでしょ? 太洋が白波町から離れている間も……誰とも付き合ってないよ……」
カァァッーー……
おっぱいまで紅くなった榮浬は、急いで座布団横に置いていた闘魚マフラーを首に巻いて顔の下半分を覆わせる。
おっぱいよりも口元を隠す方を優先、恥じらう箇所が違う気はするけ、完成されたルックスと嫌みのない性格、誰からも高評価を与えら、男ならば放っておく理由が無い麗しい女性。
何年かに一人、それだけ際だった存在となっていた榮浬が、交際経験が御座いません??
確かに太洋は知っている。高校生までは50と表しても大げさでは無い数の告白やらラブレターやらを受け取ってきたが、その都度丁重に断りを入れていると遊んでいる時にそれとなく話題を振り、それとなく教えてくれたから。
「なんで~? 勿体ないなー」
太洋には理解が出来なかった、選び放題の立場なんだからお試しでもいい、付き合ってみればいいじゃんと。
その理由は明かしてくれなかったけど、一つの過程に当て嵌めてしまえば合点がいく……
「なんで……勿体ないなぁ……」
あの時と全く同じ。
軽い口調での質問を心も、身長も、おっぱいも成長した幼馴染みへと投げるも、おちゃらけた表情には可変出来ず迫力抜群のHカップが織りなす谷間、耽美な香りを放流させながら潤み出す紫水晶に縛り付けられ、ある種の恐怖感で強ばったまま幼馴染みの返答を待つ。
時間が異様に長く感じるも実際は10秒、あったか無かったか。
(どうしてこんな俺達はドキドキしてんだよっ……榮浬の心音が聞こえちまってるんだよ……俺のも聞こえられちまって)
「んっ、しょっ……とっ、こ、こうして……男の人の前で……下着を取るのだって……初めてだよっ……信じて……くれるかな太洋……?」
昼食は腹八分目に留め、おやつとして食べようと購入した白波町のお土産としてオススメされている、和菓子屋の水饅頭。
ソレを思わせる。後ろに手を回したかと思えば、ホックは直ちに外れてブラジャーは落下、榮浬のHカップが……太洋も榮浬の生乳を拝見したのは、一緒にお風呂に入っていた小学校低学年以来。
あの頃は色気とか異性とか、そんな感情は全く持ち合わせずに、榮浬の胸だって太洋とそう変わらず平面だった。
中学から覚醒したのか、同級生より頭一つ抜けていたD、高校でもFに近いEはあっただろう。だが下着はチラしてもそれ以上は、薄紅色の乳首が見える事は一度たりとも無かった……のに
「おっぱい……大きすぎるかなぁ……? 変じゃないかなぁ……」
あってはならない現象が次々と。
幼馴染みの榮浬が巨乳を晒しながら、同性ですら「エロい」と頬が熱くなる育ちきった、Hカップへの感想を求めてくる。
とんでもない事をしているが、恥じらいの表情で怯えたような声色でセリフを発する。太洋の言葉へは今のところ無返答。
恐らくだが、あまりにもラージサイズなので気色悪いやらだらしないやら、思われていたらどうしようと。
太洋が巨乳好きなのはエロ本の件やら、学生時代からちょくちょく視線を感じていたので、知っては居るけど服越しと下着越し、そして覆う物が無い生では印象がかなり違う。
誤魔化せるカーテンが無い、自分では過多な発育だと。
それでも太洋が好いてくれるのならば……
「……エロ……っ……おっ!俺は好きだぞっ! 榮浬のおっぱい!!」
『好き』
と言われたのは自分の胸。「榮浬が好き」とは言われていない。
だけど嬉しい……胸がキュウッと締まる感覚は、太洋が白波町から離れている寂しさとは異なり、自分で自分を……していた行為時と似ている。
「よかっ……たぁ………♡ 自信持っていいかなっ……いいんだよね……?」
「いっ、いんじゃね? ……そっ、そろそろ服を着てくれって、ヤバイ……からっ……」
「ナニがヤバいの……?」
「お前なっ……言えるかよンな事っ……」
ズズイッ、Hカップが突進してきた。
咄嗟に後ずさるも狭い部屋だ、壁とHカップに挟まれ逃げ場を失った太洋の胸に、温かみを保持するおっぱいを切ない表情でのし当てる。
これが本物のおっぱい、Hカップ……地層に応じて変形する柔らかさと、芯のある仄かな硬さ、肩こりの原因である重量感、この上に物が置けてしまいそうだ。
「おちんちん……勃起してる……私がパイ……ズリしてあげるからっ……隠さなくたっていいよ……ううん、パイズリ……させて欲しいな」
そっと、左手が馴染んでしまうジーンズ中心部には、著しく高くなってしまった建築物。
エッチな話題が苦手だった榮浬でも陰茎は通常時は萎んで収納され、興奮時は血液が集結し重力に抗い急角度に変貌する伸縮性の二面性、だとは存じている。そんな物は保健の授業でも習うし……
「おちんちん辛そうだよ? 私のおっぱい使わせて欲しいな……太洋が好きって言ってくれたおっぱいだよ……? パイ……ズリも初めてだけど……頑張るからさ……」
ソレ系の話題になってもスルーしていたが、どうしても言わざるを得ない場合は「アレ」とか「ソレ」とかで、極力ボカしていたのが榮浬。
まさかその榮浬から「おちんちん」なる単語が発せられるとは……
イケナイ事をしてしまう、ずっと昔から一緒だったけど恋人でも彼女でも無い成長した幼馴染みと。
二人と居ない美人さんなのに付き合った事が無い?
榮浬の眼を見れば嘘じゃ無いと主張するも、未だに馬鹿なと勘ぐって混乱している。
榮浬の初パイズリ相手が自分になる……もの凄く興奮する文体、ダメだと心の自分が警告してきたがもう一つの心の自分、悪魔の羽が生えた"闇"の自分は「刹那の快楽に身を委ねろ、またとないチャンスだぞ!」
……確かにそうだ、トラウマがある太洋は異性と交際する、気力はもう湧き出て来ないけどパイズリされたい? と、おっぱいが大きい美人にお誘いされたら、されたいのが本心だ。
まぁ、現実なのでパイズリ抜きしてくれる女性など、居るはずが無く手淫で収めるしかなかったのだがこのシチュエーション、幼馴染みがパイズリで抜いてくれると、抜いてあげたいと逆に頼まれてしまっているじゃないか!?
「…………いいのかっ……俺も無いっ……んだけどパイズリされた事……」
……負けた、負けた負けた。おっぱいの魔力に屈した。
後先考えずパイズられたい、あのおっぱいに射精したい、向こうさんから頼んできたんだから……いいでしょう?
大量の言い訳、幼馴染みとこんな事をされた後はどうする。
選択肢を厳選する暇は無い、榮浬だって「まだかな、まだかな」と珍しく返答を急がせている。
だからもう本能に任せた、太洋はパイズリされたいっ!! 榮浬でパイズリ童貞を卒業する! 例え性交は一生できなくとも、乳交はしたいっ!! おっぱい大好きっ!!
「いいんだよっ……太洋ならっ……♡」
「……くっ! お願いシマス……!!」
Hカップ表面に乗り上がったマフラー。
(すげぇ大きい……マフラーの端を挟んで、くにゅくにゅ擦るデモンストレーション……榮浬ってこんなエロい子だっけ?)
諦めた太洋は、ファスナーを下ろすのではなくジーンズを、部屋の隅っこまで投げ捨てた。
下半身を覆う物は無い、合意でなけでば性犯罪だが合意の上でパイズリをするっ。
「っ゛っ!!? わッ!? たい……ようの……うわわぁ……おっ、思ってたより……」
物の怪と鉢合わせた衝撃、今度は榮浬が後ずさった。無論、マフラーで口元を隠しながら。
マフラーだけじゃ飽きたらず、右手でも目隠しの要領で視線をブロック……怖い物みたさか、興味心を刺激されたのか、隙間から覗いてる。
太洋はコンプレックスを抱えている、先述したが男性が抱く悩みの種である包茎。
(チンコを見せるだけでも死にそうなのに、包茎ってのがバレたし……笑われる、絶対笑われる……大人になった榮浬とは違って、チンコは子供のままだって……)
サイズは平均、硬度は平均を上回るが、包皮で亀頭を露出できないが故に自信が持てない。
正確には仮性なので、先走りやローションで滑りが良くなれば比較的容易に剥けはするけど、包茎は恥ずかしいの概念は減らない。
これでも剥けるように努力をした。
真性に近かったけど「コレはヤバい」って、彼女出来たら馬鹿にされて別れちゃうと矯正リングを買ったりトイレの度に皮を弄ったり、人知れず、言えず、実ったのが仮性。
手術も考えたけど、学生でそんな発言を親に言うのは……
「わ、笑ったりしないのかよ……自分で言うのもだけど包茎だぜ……?」
「なんで? 太洋のおちんちん……だもん、私はイイ……と思うし……変には見えないよ……?」
焦点が竿の切っ先に定められ、何度目かのツバを飲み込みながらハァハァと酸素を脳へ送り込む。
多少整いつつあったのにメスを誘い込むウツボカズラ、猥りがわしい芳香を吸い込んでしまい、舌がベロッ。
下顎にもつれる長さとは幼少時に、かき氷を食べて舌を「ベー!」と伸ばし、色を見せ合いっこしたから存じていた。
あの時はエロスなどない、ガキとガキの良くある一面。だが成長した榮浬が舌を垂らせば、状況がブーストを点火させている件も含めナニかを待ち望んでいる、または発情しているようにしか見えないのだ。
「……じゃ! じゃあ、挟むね!太洋のおちんちん……私のおっぱいで……♡」
ただ唸って皮を被るペニスと、陥没などは見当たらない巨乳を順繰りに、無言で時計の秒針が進んでいたが、意を決して榮浬がさらに身体を押し込む。
エロ本から受け取った盗んだ映像を頼りに、太洋は仰向けに寝て貰うされるがまま、榮浬は律儀に座布団へ座ってから正座に直し……
皮を被った男性が多いのは知っている。女性からすればよっぽど不潔でなければ、大して気にしない要素だが男性からすれば、デカくて太くて硬くて自らの分身なのだから自信を持たせたい。
太洋の事だ、料理人だし清潔感には人一倍気を遣っている。おちんちんだって……そうに違いない、初めて拝見する生のペニスが太洋のって、念願叶ってしまい大きい胸が、バクバク音で勝手に揺れている。
(こうして……膝の上に太洋を乗せて……うぅ……本の人達はこの姿勢で……パイズリ専用の姿勢だよぉ……)
幼馴染みの膝上
多くの者が連想するのは、耳かきか膝枕か。
膝の上に腰を乗っけられ、玉状の先走り液を分泌しながら、ガチガチに勃起したペニスを乳で挟む。スタンダードかつ第一歩、女性主導の膝上パイズリを連想出来るのは、高ランクの重病パイズラーだけだ。
「うア゛ア゛アアッ゛ッ~~!!?」
基礎とは言えどパイズリ初体験、挿乳する興奮と緊張で力加減に配慮が届かず、かなりの勢いでHカップを側面へギュムッ!
パイズリ童貞を奪われた、奪ってしまった!同時にパイズリ処女を太洋に捧げる事ができた!
「ひっ……いぃ……これがパイズリ、榮浬のHカップ……!うぉッ!? おおおお……やわっけ……ぇ……くあッ、はァァァ……」
(うわッ!? うわうわうわッ!! わわッ……)
正しく言い換えれば、挟み込んだだけでは〝パイズリ〟ではない。
文字通りズリが無ければ、どれだけ気持ちよくても射精を催せない。
だが……
「太洋の暴れてるっ……私のおっぱいの間で!さっ、先走り……私知ってるよ? エッチな気分とか……性的な興奮を得れば出てくるって……」
「ああッ、あああッ!!? ふぐッ! はっ……アアァっ!!」
隣の部屋も人が借りている。こんな男の喘ぎを漏らして……
……昨日だか一昨日だかに「暫く漁でいません」と挨拶されておいてよかった。
(……なんでもいい、居ないんなら我慢しなくて……)
憧れていたパイズリ、トラウマが消えず女性と付き合う気はないので、虚無のビジョンだったパイズリ。
「た、太洋~~、そんなにビクンビクンさせないで……おっぱいから抜け落ちそう……♡」
「ンな……こと言ってもなァ……ハァ、ハァッ……榮浬のおっぱい良すぎて……ガッツリ挟まれてイクかと……」
腰から飛び上がってしまいそう、膝上を支点にブリッジし挟み込んでいた榮浬のまつ毛に、液体が付着した超接近。
怯むよりも反射的に舌を伸ばしてしまった自分は、いつからこんな身体も頭もエッチになってしまったのか。
残念ながらフェラチオは行えなかったけど、バイブのように小刻みに振動する包茎ペニスを捕まえておくのに手いっぱいならぬ、胸いっぱいだ。
下準備をせずに勢いよく挟まれたが痛みよりも、感動のパーセンテージが遥かに突出。
混じりっけ無しの成人済み幼馴染み、Hカップにパイズリ童貞を奪われたッ!
恋愛はしたくないけどパイズリはされてみたい……最終手段として都会の風俗店を活用するプランすら練り上げていたが幼馴染みが「パイズリさせて欲しい」と、藤色の瞳をハート型にして志願してきたのだ。
まるで妄想を一挙に引き受け具現化したリアル、今日死ぬ?
榮浬は死ぬ前に一つだけ願いを叶える夢魔だった?
「くちゅっ……くっ……れろぉぉ……本の人達はこうやって……おちんちんに唾液を……あっ、こうやって潤滑させてたんだぁ! なるほど……」
むにゅむにゅ☆ミルキーパイでの、パイズリ役の大半が唾液を口内に集めてペニスへ垂らしていたが疑問が晴れた。
ラブローションの代わりにし視覚的にもエロい効果がある。
興奮で粘り気を増した榮浬の唾液と太洋の先端が繋がって、中々途切れない、凄くエッチ! 太洋と離れたくないって身体でアピールしちゃってる。
「……゛ッゥ……!!」
エロい、エロすぎる。
昨日ヌイたばかりだから、溜まってなかったのに榮浬と、この雰囲気に突乳……じゃなくて、突入してから血液が凝固するばかりで、乳内に入り込んでしまい尚更だ。
ピチョッ――チョッ――
締め方が緩かったのか、蛇口から水がシンクに落ちた音が反響。一人の時はやけに目立つが二人、それも喘ぎか唾液を含ませたパイズリ交差による、水音がピチッピチッ、と弾けているのだから二人の意識はペニスとおっぱいと互いの顔にしか注目を注ぐに値しない。
「ハッ……ハッ……痛くない? パイズリ、これでいいんだよね……」
挟射しなければ、榮浬の満タンおっぱいにチンポを、ぬっぷり包まれてズリュズリュ!粘液飛び散らし最後は精液も飛び散らすッ!
「あっ……ついよぉ……おちんちん……とってもエッチで……とってもあつぃぃ……♡ あっ、また先走りが出てきた……♡ お漏らしみたい……くんっ、すんっ……」
――バレーボールと同じくらいデカいよなっw榮浬のおっぱいw
体育の授業でクラスの男子達が股間を膨らませながらひっそり鑑賞していた。
バレーボールの比喩は大げさ過ぎたけど、21歳に成長した榮浬のHカップはあの時の発言は未来予知だったのだろうと回想する。
たぷっ、ズシッ、ニチャッ、ズリュッ
柔らかくも質量を持ち、挟むというよりかはのし掛かる。
自慢は出来ないが卑下もしない、太洋の平均サイズは鈴口以外はおっぱいの砦に守護されている。絶対防御おっぱい!
(榮浬がチンコの匂い嗅いでる……すげっ! すげぇッ!! Hカップパイズリ!! 妄想よりもオナニーよりも全然ッ!! きっ……もちぃ……イイッ!!)
おっぱいに窒息するっ、溺れるっ、埋まるっ、吸いこまれるっ!
サーブすれば勢いよくネットを跨ぐだろう、悪い意味では無く〝重い〟のだ、榮浬のおっぱいは!
A、B、C、D,E、F、G、さらに次のH。
マフラーに口元を埋めるように隠しながら、控えめな動作で上下へスライドさせる榮浬。
Hって何番目だっけ? 興奮を通り越してしまったのか冷静な思考時間が僅かに与えられた太洋は、8番目だったのかと数えて気がつく。
Fですら中々居ないのにHっ……卒業すればFくらいになるのかなって、密かに期待してたのにHって……
「音っ……やらしい……やぁぁ……んっ……こんな音響いたら……はぁ、はっ、はぁ……」
胸を中心に想定の範囲外まで、大きく美しく、二次元世界の住民のような身体になっていた幼馴染み。
可愛い、けどそれよりもエロい。ベルトでおっぱいが固定されている理由は、もしかしたら揺れを最小限に抑える為なのかもしれない。
今し方ズラれつつ予想するが、見た目がエッチなので何だっていい。
榮浬のおっぱいの成長過程は、殆ど脳内の記録ノートに入っている。
そう考えたらとってもスケベだ、極みの域に達したおっぱいを太洋が独り占めしてるッ!?
「ドクドクッて血管が……ふぁ、あっ? おちんちんの皮……剥けてるね……♡」
「はぁ……ふぅ……ふー、ふー……! えっ……? ほ、ホントだ……仮性だからさ、剥けはするんだよっ……ツルンって剥けてたっぽいな……」
パイズリ処女な榮浬はおっぱいでペニスを刺激しながら、涎を床マットに零しながら悶絶する幼馴染みの顔と淫猥な香りに酔いしれ、ボッ~~としていた。
卵の皮むきと一緒で、ツルンッ! と綺麗にペニスが、本来の姿を取り戻す!
「さっきよりも……いい香りだね……ふっ、ふぅぅ~~! スンスンッ……エッチな気持ちを促進させられるっ……」
「止めろぉ……! チンコの匂い嗅ぐなよぉ……う゛ァ゛ッ!? おっぱいで引き寄せるなって! もうヤバいからさぁぁ……」
ただでさえ乳圧調整が出来ず、ズシリズシリと圧縮されていたのにあろう事か両胸を鼻に近付けるために、背筋を倒すのでは無くペニスをおっぱいでひっぱる!
唾液ローション+泡立つ先走りのコラボで痛みは皆無、だがおっぱいの根元から支えられたので、急速に搾られる屈折した快感。
床を右手で叩きながら、プロレスのギブアップサイン。プロレスごっこしたのは小学生まで……あの頃は互いの身体とか異性とか、全然関係なくくっつけていたのに。
「ごめん太洋っ! おちんちん……痛かったよね? ごめんなさいっ……」
「いやっ、大丈夫だよ……痛くは無いから……射精しそうでヤバイって意味で……」
男の人の大事な器官を、乱暴に扱ってしまった。
シチュエーションや初めてのペニスやパイズリにドキドキして勢い任せに乳奉仕していた。乳奉仕したいと申し出たのは自分なのに……
「今度は……最後までパイズリ……するからねっ……好きな時に出してっ……顔でもおっぱいでも……ね……?」
生殺しのまま挟まれっぱなしの、太洋の剥けきったペニス。肩で呼吸しており寸止め食らって、出したかったのに出せない。
フィーリングや相手の表情で、射精感を察せられる経験はないから、相当な快感になっていたのに中断させた。
なんて申し訳ない、自分だって太洋に手マンされていたのに、途中でお預け食らえば同じ感情を覚えるだろうに。
勿論、処女な榮浬は手マンされた経験も無いけど……妄想オナニーではずっと〝太洋に〟されてる。
「ハァ、ハァッ、ハッ、ハンッ、ハァァ……ッ♡♡」
「あっ! このまま……イキそう……チンコの先が痺れて……腰に浮遊感が……! 精子がまたアガって来た! あっ、あっ、榮浬っ!榮浬っ!射精でるッ!!」
「うっ、うんっ! 出して! 出して! 出してっ♡ 太洋の精液いっぱい射精して♡ 私を太洋に染めて♡」
締め付けの強さに動かすリズム、配慮する余裕は無いがどちらも初めてなので、問題になっておらず非日常な行為に身を委ねてしまう。
榮浬があんなに過激でAV女優みたいなセリフをっ……演技なんて出来る子じゃない、初々しくたどたどしいパイズリのまま、頑張ってご奉仕しているのだと長年の交友を持つ太洋は理解している。
ずっと一緒の幼馴染みにパイズリされる、間もなく射精するっ!
脱いでも脱がなくてもエロいHカップ、ズラれながら視線が合ってしまい目を背ければ彼女のデカすぎるブラジャー。
まさかこの日にこうしてパイズリ体験する事に、しかも榮浬にされるだなんてっ。
ふっくらしながら弾力があり、ペニスが反発するも側面からホールドされ、エッチな拘束具からの脱出は不可。
気持ちよすぎて脱出したくない! されど遅漏であっても必ず終わりは訪れる……
「きゃふッ!? ンッ! はあああっ……! あったかい……♡ せーえきってこんなにネバネバしてるんだァ……♡ わっ、まだ出てるっ……」
――初めてのパイズリでイカせちゃった♡♡
口に含めば歯ごたえがありそうな、リアルの硬さが食感となるもっちもちのHカップ。
そう我慢など出来る代物ではない、ましてやパイズリ童貞だ。絶頂間近から一旦は推移が下落気味になったが再び、パイ圧に食い込まれ経過時間は短かった、敢えなく撃沈大爆発。
(昨日ヌイた……んだよな?)
一ヶ月間溜めに溜め、チャージショットした記憶が蘇る。全く、いやそれ以上の射精量とネバっこさ。
射出されたのは榮浬のマフラー、顔、衣服、そしておっぱい。身体の大半に欲望の欠片が拡散し糊でくっついたように滑り落ちないのだ。
粘質が高すぎて固形に近い、カルピスゼリーを食べていた大昔、アレと似たような物体が。
「はっーー、はっーーはっーー……こういうさ、ゼリー……母さんに作って貰ったよね……見た目……同じなのに……こっちはとってもエッチ……♡ 太洋から作られた物だからだね……」
「あぁーー、はーー……ぐっーー、ううぁーー……ぶっかけ、ちまった……榮浬に……幼馴染みなのにっ……ハァハァ……」
射精後の余韻に浸る間も、挟むのを止めずに居てくれる榮浬。
正しくは榮浬も放心状態なので、動けないだけなのだが。
おかしい、射精すればしなりと萎んでしまうハズ。
挟まれ続けているからなのか、すぐに硬度を取り戻し新たなる先走りが分泌し、残りの精液が押し出されてきた。
「…………おさななじみ、っ――」
「…………えいっ、りっ……?」
このキーワードが嬉しくもあり、妨げにもなっているのか。
敏感ペニスと太洋に負けず、劣らず、勃起してしまっている乳首を白磁と白濁の肌へ重ねて誘導するのは、この町で収穫されるイチジクやライチ、柘榴よりも紅くピンクな乳首へズリズリッ。
「んんッ!! さっ、さっきの返事……今させてっ、太洋……? 私はね……太洋が好きッ! 大好きだよッ!! 太洋ッ!!」
友達として
違うっ
「一人の男性として……ずっと、ずっ~~~と! 想ってたの……太洋にトラウマがあるの知ってるけど……やった、やっと伝えられた……えっ、へへっ……10年以上経って告白しちゃったぁ……♡」
漁船のエンジン音、アパート住民の笑い声、獲れたばかりの野菜の移動販売、威勢と活気のいい兄ちゃんの呼び込み、疾走する船を追いかけるウミネコ達の鳴き声。
そんなの聞こえない、ペニスから伝わる左胸、紫水晶を潤ませながら見下ろす、榮浬の心臓音しか聴覚器官に伝達しない。
「でもねっ、無理に応えなくったって良いの……太洋は私を好きにならなくてもいいの……好きにならなくても……エッチ、して欲しい……/// 私の身体使って欲しい……太洋が居ない日はずっと……寂しかったの……」
おっぱいにペニスを挟まれたまま、抱いていた恋心を伝えられた。
頭がフリーズする、榮浬は俺の事好きなのかなって、そんなの一度だって考えた事もない。だって太洋達は幼馴染みで
「私はっ、幼馴染み以上になりたい! 恋人未満でいいから……幼馴染みよりも深い関係になりたい……太洋と……」
こんな情けない体勢で告白されるなど、世界見渡しても早々居ないだろう。パイズリしてからの告白って順序が明らかにおかしい。
太洋が高校二年生、恋愛に一番興味を持つであろうお年頃。
進学しても仲良しで浮ついた噂も、勝手に広がった二人。雲払いし終わり気になっていたアイドル系の同級生に勇気を出して初めての告白。
なんとっ! 玉砕覚悟の自爆上等だったのに、OKされてしまった!
太洋は良い奴だけどその少女が惚れる要因は無かったはず。だがOKされた太洋は夢見、有頂天、友達から「どんな手を使ったんだ??」と聞かれたけど決まって「俺もわかんない!」と返答した。
「ホント、なんでだろう……別にいいんだけど!」
榮浬もおめでとうって、帰宅路で祝福してくれた。
太洋はサンキュー! って、全く榮浬の表情も心層も伺わず、あの子でいっぱいだったので適当に感謝の意を表していたが、今思い返せばきっと複雑な感情でごちゃごちゃになっていたのかもしれない。
その彼女と付き合ってから2ヶ月……突然別れを告げられた。
理由は酷い物で「ごめんね! 本命が居るんだ!」
(えっ、年上の彼氏……居たんだ……じゃあなんでOKしたの? 本命って、俺は何だったの?)
……退屈だった少女はグループの女子の提案に乗り、次に告白されたらOKし少しの間は付き合う「フリ」をする。
そういう遊びがネットの出会い系で流行っていたが、彼女もノッてみたのだ。太洋はその他大勢、退屈しのぎの道具でしかなかった。
急転直下、偶々太洋が「次に告白してきた男子」だったに過ぎない。
少女からすれば相手は誰でも良かった。本命のイケメン彼氏はキープしてるから、どう足掻いても告白側の恋心は実らない、理解されない。
少女は暇つぶし、ちょっとの悪戯心だったかもしれないが太洋は全ての女性が信じられなくなってしまう程、落ち込んでしまい恋愛なんて懲り懲りだ……一生独り身で生きていくと決めた。
そっか、勘違いしてごめんねと、少女に謝罪し誰も居なくなった教室で、悔しいのか情けないのか、純粋なる怒りなのか、やっぱり俺なんて……自尊心が粉砕していく。
「フラれちまったよ、俺。本命の彼氏が居たんだとさ~~!」
「……うん」
「身分を弁えなかった俺が馬鹿だったんだな~~! 恋愛なんて10年は早かったなぁ~~!」
「…………」
もう、女性は信じられない。ただ一人を除いて。
彼女と帰る予定だった太洋が、猛ダッシュしながら自宅に入り込んでいた。
家が隣の榮浬は窓からの光景に、もしかして彼女さんと喧嘩でもしてしまったと気にはなった。
相談に乗ってあげたいけど……手が震えてポケットから鍵を落とし、血走った眼と酷い歯ぎしりで口内から血が伝い玄関口が……いや、よく見れば道しるべとしてパンを落としたグレーテルのように、血が道しるべ代わりとなっていた太洋。
(ただの喧嘩じゃなさそう……メールしたいけど逆効果だろう。自分には何が出来るんだろうか……?)
ピンポーン! ピンポーン!
聞き慣れたインターホンなのに、身を竦めよろめく。
スマフォ片手に送信ボタンを押すか否か、悩める榮浬には来客が誰だか直感できた。この場所からでも悲しみか、絶望か、未来を打ち砕かれた幼馴染みのオーラが漂ってきたから。
「よー榮浬ー! ちょっと俺の話聞いて貰っていいかなー?」
太洋を招き入れるのは珍しいイベントじゃない。少なくとも3日に1回は何らかの用事、榮浬の家族への用事を含めて上がっているから。
17歳の少女らしいぬいぐるみや、ファンシーなアイテムは置かれていない、整理整頓が成されたシンプルな私室。
女の子の部屋は榮浬のしか知らない。だがクラスの女の子の部屋には、釣り竿やルアーなどは置かれていないだろう。ジュニア大会で入賞した証の小さいトロフィー、互いの家族同士で国外旅行した時の、写真を貼ったコルクボード、太洋があげたとあるゲームを題材にした、4コマアンソロジーを数冊収納した手作りの棚。
(うん、見慣れたもう一つの俺の部屋だ)
フラれた衝撃でテンションが非常に不安定になっていた太洋は、全ての事情を一方的に榮浬へと話す。息継ぎせず言葉を途絶えずペラペラの英会話講師の如く、人生で最もお喋りになった数分。
太洋が……弱音を見られる事を嫌い、泣くとしても誰にも居ないところで泣く太洋が、表情こそ窺えなくとも泣いている。声色で分かる、幼馴染みだから……
「わりーな榮浬、くだらねぇ話に付き合わせてさ……まっ! そーいうのがあったのよ! 明日っから学校中の笑い者かなっ! アアーハハハッ!! じゃあ俺……帰るわ、ありがとう……!」
「……また明日……ね」
否定もしない、肯定もしない。
太洋の心を弄んだ少女に対して、明確なまでの殺意すらグワッと浮かんだまでだったが、太洋は望んでいないだろう。
その子を恨まないで欲しいって……優しすぎるから。
言うだけ言って姿を消した太洋。彼が確実に居なくなったのを確認次第、部屋に戻った自分も……涙目であった。