和武さんとワルキューレとフロントで別れた後、自分とジャルタは最早マイルームとなったスイートルームへと戻る。
「さて、新しい仮の地図を見てわかると思うけど、明日は予定通り千葉県での販路を作るつもりだ」
「えぇ、わかっているわ」
「それと、今日はちょっと早いけど……」
「そうね。今日はもう寝る前に……」
自分達はそう言って、ベッドに潜り込む前に服を脱いでいく。
脱ぐのが終わるなり自分達は裸のまま抱き合い、貪り合うように唇を重ねる。
「あむ、んむぅ……」
「ん、ん、むう……」
舌を絡めながら、ジャルタはひたすらに唾液を流し込んでくる。
自分はそれを飲み込み、喉を鳴らしていった後にお返しにと唾液を流し込む。
「あむ、あふっ、ちゅぷ……」
「む、あ、ああっ……」
自分達は互いに相手の口内を舐め回し、味わい、堪能していく。
そして、満足するまで味わった後に自分達は口を離す。
「はぁ、はぁ、あ、はあぁっ♡」
「はぁ、はぁ……」
自分は息を荒くする中、ジャルタは口付けにより発情し始める。
「マスター、マスター、マスターぁあああ!!」
「お、おい!?」
発情してしまうジャルタは興奮し、我慢できなくなったのか自分を仰向けに押し倒すと、そのまま馬乗りになって覆い被さってくる。
「ジャルタ、待ってくれ。まだ、準備が」
「無理、駄目、待たない。今すぐあなたのが欲しいの!」
「ちょ、まっ、あ、あぁ!」
ジャルタは問答無用とばかりに、自分と繋がる為に自身の秘所を指先で広げ、腰を落としていく。
「は、入ってくる……マスターのが、入ってきちゃう♡」
「く、くうううう」
「マスター、マスターのが奥まで届いて、凄いぃいいい♡」
自分とジャルタは繋がった瞬間に、ジャルタは自分の上で身体を大きく動かそうとするが、すぐに止まってしまう。
急に押し倒すなり前戯もなしに挿入したら、いきなり動き出したら痛いだろうし。
「はぁ、あぁ、あぁあ……お腹の中が熱い……マスターのがいっぱいで、幸せ……はぁ、あぁ、あぁあ……動いて、お願いだから……もっと、マスターを感じさせてぇ♡」
と、思っていたのだが、ジャルタの表情には苦痛はなく、情欲し蕩けた表情だった。
どうやら、痛みはないようだ。
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫。だから、早く動かしなさいよ♡」
「わかった」
「ひゃ、あん、は、もうクる、ううぅぅぅっ♡♡」
自分がゆっくりと動かすと、それだけでも強く感じてしまうジャルタは一回目の絶頂をしてしまったらしい。
最近は仕事が忙しかったから御無沙汰だったのもあるのか、今日のジャルタは感じやすくなっているようだ。
「は、はあ、はあ、はあ……」
「大丈夫か?」
「平気、よ。それより、もっと……」
「ああ」
「は、ああああああっ♡♡」
今度は少しだけ速く動くと、ジャルタは身体を震わせて、また絶頂した。
「は、はは……私、こんなに……はしたなく……はぁ、あぁ、あぁあ……♡」
「ジャルタ?」
「ごめん、なさ……私、あなたに久しぶりに抱かれて……あぁ、あぁあ……嬉しくて……はぁ、あぁ……身体が勝手に……何度もキて……あぁ……駄目、なのに……あぁ……マスター、マスターぁあ……あぁ……あぁあ……あぁあ……マスターぁあ……あぁ……あぁ……マスターぁ……あぁ……あぁ……あぁ……マスター……あぁ……あ……あ……あ……あ……♡♡」
と、何回か動いただけで、ジャルタは限界を迎えたらしく、三回目の絶頂を迎えたようだ。
その後、ジャルタは……
「今度は、抱きしめ、合いながら、シたい……♡」
息切れしながらも、そんなことを言ってきた。
「こうか?」
「うん……はあ……はあ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……♡」
言われた通りに、自分は上半身を起こしジャルタを優しく抱き締めると、ジャルタも背中に手を回し、足を絡ませてくる。
「マスター、マスター、マスター、マス、ターぁあ……はあ、はああっ♡♡」
そして、ジャルタは四回目の絶頂を迎える。
しかし、これで終わりではない。
自分はまだ一回も射精していないし、ジャルタもまだまだやり足りない様子。
「このまま続けるぞ?」
「は、早く。まだ、まだ全然足りないっ♡」
というわけで自分は再び腰を動かして抽送を始めるとジャルタは身体をビクビクと震えさせるが、それでも自分に抱きついていた腕の力は緩めない。
自分もそれに応えるようにジャルタを抱き寄せた。
「マスター、私、実は寂しかった♡ 本当は毎日抱かれたいのぉっ♡♡」
「流石に毎日は困る。適度にしないと」
と、言いつつも、自分もジャルタとのセックスは好きだし、ジャルタの身体は最高に良い。
だから、こうして求められると嬉しい。
それに、ジャルタとは恋人同士だし、ジャルタが望むなら可能な範囲でなら相手したい。
そう思いながら自分はジャルタを激しく抱き続ける。
「マスター、好きぃ、好きぃい♡ マスター、マスター、マスター、マスターぁあ♡♡」
自分を求めてくれるジャルタに応えながら、自分とジャルタはお互いの身体を貪り合う。
そして、ジャルタは五回目となる絶頂を迎えそうになり、自分もまたジャルタの中に精液を吐き出しそうになる。
「出すよ!」
「出して! 私の中に全部、マスターの注いでぇえ♡♡」
そして自分とジャルタはほぼ同時に果てた。
ジャルタの奥に自分が射精した精液を沢山流し込む度、ジャルタは小さく身体を震わせていく。
「あ……あ、あ。ああぁっ……♡」
その後は一旦休憩を挟もうと思い、ジャルタから身体を離そうとする。
しかし、ジャルタは離れたくないとばかりに絡める手足に力を込めてくる。
「まだ、まだよ。もっと、もっと……♡」
と、ジャルタは蕩けきった表情で言う。
正直言って自分だってまだジャルタを感じていたいし、ジャルタもまだ満足できていないようなので再び行為を再開する。
それから、自分とジャルタは夜が明けるまで愛を確かめ合った。
☆ ☆ ☆
翌朝のスイートルームで目を覚ましたは良いのだが……
「か、身体と頭が重い……」
自分達は自分のベッドの上で裸のまま横になっていた。
昨晩はジャルタと朝近くまでずっと繋がっていたのもあってか、全身の疲労感が凄まじかった。
きょ、今日の仕事をこなせる自信や体力やらが、今の自分には全くない。
「うぅ……これは、マズいか?」
「ん……」
隣で未だに眠るジャルタはというと、非常に穏やかな表情だった。
「幸せそうな顔しちゃって……」
「んん……」
と、裸のジャルタは自分に抱きついたまま寝息を立てる。
普段ならば自分の理性が揺れ動くのだが、限界まで繋がり合っていたので今はそんな余裕がない。
「今日はもう無理だ。休もう……」
と、言うことで自分とジャルタはそのまま眠りにつくことにする。
だが、その前に高坂さんとかに休みの報告をしとかないと。
という訳で、スマホを使うという手段で高坂さんと通話をすることに。
しかし、世界が崩壊したというのにスマホが使えるのも謎だよ。
ラブホテルのインフラも含めて生きていることからして、誰かの意思があるとしか思えない。
まあ、きっとその意思の主はろくでもなさそうだけど。
ともあれ、自分は高坂さんの電話番号をタップする。
『はい、もしもーし?』
数秒後に繋がった電話の向こうからは聞き慣れた声が届く。
いつもの高坂さんの声だ。
「あ、どうも。おはようございます」
『おはよ~♪』
「あの、すみません。実はちょっと体調が悪くて」
と、自分は申し訳なさげに言った。
すると、向こう側からは少し驚いた様子が伝わってきた。
『あらら? 大丈夫?』
「はい。今日は休みを頂きたいんです」
『そっか。わかった! てか、私の予想だとお休みの一因は昨晩の性夜を張り切りすぎたのかな!?』
と、冗談めかして言ってくるが、それは見事な図星なので何も言えない。
「うっ……」
『図星かよ! あはははっ。でも、別に良いよ。たまにはゆっくり休むのも大事だからね!』
「ありがとうございます」
『じゃあ、私は狙い目の人材スカウトにダイナミックに挑戦する予定なので!!』
「わかりました」
『それではまたね!』
と言ってから通話を切る。
「よし……」
とりあえずこれで一安心だろう。
後は……
「寝よう。身体と頭が、冗談抜きで重すぎ……」
と、いうわけで自分はジャルタを抱きしめながらと再び眠りにつくのだった。