※この作品はR-18です。

竜の魔女曰く、物好きなマスターと共に   作:ボロ刀(改)

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皆様の復刻イベントの進みはどうですか?

自分は順調に素材を集めています。

後、感想下さいお願いします


ドラゴン使役祝いからの……

 無事になんとかドラゴンを使役を達成したジャルタ。

 えっ? 戦闘シーンとかどうしたかと言うと、作者が出来ないからと投げ出した為に全カットされたことをここで謝っておく。

 ごめんなさい。

 

「かんぱーい!」

「いえーい!」

 

 高坂さん達がそのお祝いにと、粉を溶かしたミルクティやレモンティー、少ないがポテチなどのお菓子で騒いでいた。

 

「てか、ただのドラゴンであれだけしぶといとか……これで有名どころだったらヤバいどころじゃないな」

 

 FGOのゲームプレイだと、工夫とかすれば余裕で倒せたり、ちゃんと育て上げていれば同じく余裕なのだが、現実だとそりゃあ皆も自分も必死だった。

 アストルフォがドラゴンの動きを邪魔することだけに専念し、俺もガンドで邪魔して、松本くんは瞬間強化が得意なようでひたすらにアストルフォを強化してのフォロー。

 高坂さんは霊子譲渡が得意で、彼女がジャルタ、アストルフォ、黒髭に宝具を使う為の魔力チャージをして、黒髭とジャルタが宝具を連発する攻撃。

 アストルフォも可能であれば、ヒポグリフや宝具を使い足止めを行い黒髭とジャルタの攻撃が通りやすいように的確に動いて見せた。

 

「いやぁ、最後の辺りは拙者も何度か死にそうな目に遭いましたが、上手くいきましたなぁ!」

「出来たら二度と、ドラゴン使役に挑みたくないわ。しんどすぎるわよ」

「うーん。思ったよりドラゴンは難しいのが分かっただけでも良しとしようか。分かればワイバーンによる人海戦術に切り替えれば良いし」

「というか、最初からそうすれば良かったわよ」

「まあまあ、ドラゴンは強い味方になる筈だから役に立つよ。例えば倉庫の見張り番とか」

 

 松本君はそう言うけど、金銀財宝の代わりに様々なオーディオ製品、漫画などの品を守る竜というのも、かなりおかしいものがあるぞ。

 

「ドラゴンからすれば不服だろうな。金銀財宝じゃなくてそれを守るとか」

「他にはワイバーンじゃ運べない大きな荷物とかを任せるだね」

 

 

 現時点ではそのくらいしか思いつかないが、組織が成長していく内に出来ることが増えれば思いつくものも増えるだろうという結論に辿り着いた後、後は主に高坂さんとアストルフォが騒ぎ、黒髭がジャルタを自分との仲はどうなんだと弄り……

 

「あっつー!? 照れ隠しで物理的に焼くなんてツンデレどころじゃねー!!」

 

 軽く焼かれた黒髭が地面を転げ回ったりしたりもあったが、久々に楽しい出来事を楽しむのであった。

 

 

 

 ★ ★ ★

 

 

 

 パーティーが終わった後、通販を再開する組織となる予定のプレヒティヒフースが根城とするラブホテル。

 名を【ナイト・マジック】という所の一室を自室として高坂さんに貰うことになったのだが……

 

「スイートルームじゃないか」

「良いじゃない。空はワイバーンちゃん達を使役する邪ンヌちゃん達が主体になるんだから、苦労する分は労わないとね!」

「良いんじゃない? マスター。これから私とあなたが苦労するんですし。ありがたく使いましょう」

「そうだよ野火さん。気になるなら頑張って働くことで返してくれればそれで良いらしいから」

「因みにボクとマスターは普通の部屋なんだ。後で遊びに行って良い?」

 

 アストルフォと松本くんは普通の部屋なのに、自分とジャルタはスイートルームなのは本当に良いのかと思ってしまうけど、空はワイバーン達による運送という重要な役割を後々に果たさなければならないのなら、当然の待遇なんだと高坂さんと松本くんは気にするな、とは言うけど。

 

「野火さんは悪い待遇に慣れすぎる才能でもある のかな?」

「ああ、だからブラック企業で良いように使われたと」

 

 否定の言葉が思いつかない。

 そういえば上司に仕事を押し付けられたことを、ああまたか、と諦め気味に受け入れてたことなんて百回以上もあるし。

 

「大丈夫だよ、野火さん。もう、ブラック企業はないんだから!」

「代わりにブラックな組織があちらこちらにあるらしいですけどね」

 

 ああ、確か宗教じみた組織があるとかは聞いたことがある。

 その組織の名称は一部忘れたりしたけど、どれもこれも似たり寄ったりだろうな。

 

「あっ、そういえば他にはあまり危険じゃない組織があったりしたよ」

「それってもしかして、【崩壊世界調査団】のことですか?」

「そうだよ松本君。組織名からして野火さんもお察しだろうけど、世界がこうなってしまった理由を調べ回っている組織なんだけど……」

 

 

 途中で、高坂さんは間を溜めるようにした後に……

 

「その組織の支部の建物と所属していた人達が、謎のクレーターを残して消滅したんだ」

「それってつまり……?」

「調べられると面倒か目障りとかまではわからないけど、そうなったってことは元凶には明確な自我がある存在ってことになるよ。仮定だけど」

 

 溜めて吐き出した内容が衝撃だった。

 これだけで読み取れる情報が語るのは、邪魔をするなという警告とも取れる。

 組織の本部ではなく支部をクレーターに変えてしまった存在は、余程に崩壊世界調査団が目障りだったのか、それとも他の人達や組織による見せしめなのか、または別の目的があるのか。

 実は元凶とは何の関係ないのかは、現時点では分からないだろう。

 

「この話には続きがあるんだ」

「続きがあるんだって、どんな続きが?」

「クレーターの周辺に、支部の人とサーヴァント達の生き残りがなぜかいたこと。次に、生き残りの女性サーヴァント達がこれまたなぜかヤンデレ化してたってこと」

「は?」

「すみません。そこは初めて聞きましたよ高坂さん」

「だって、信じにくい話だから口にしてもちょっとね」

 

 生き残りの女性サーヴァントが、ヤンデレ化?

 この話には松本君も意味分からんと変な表情になり、アストルフォは首を傾げている。

 ジャルタは気持ち悪そうな様子を見せ、黒髭は頷きながらも……

 

「まあ、信じにくいのは仕方ねぇが事実だ。実際、崩壊世界調査団にマスターの知人が会ったのと、その知人が生き残りの一人だった」

「因みにその人のサーヴァントはフランちゃんでマスターと共に別の支部にいるよ。ただし、フランちゃんは何でか首輪を着けてる」

 

 

 表情が至極真面目で口調も真面目になったので、この時点で信憑性があると自分は感じた。

 後、高坂さんの補足した内容が気になる。

 なぜにフランが首輪を着けてヤンデレになるんだ?

 

「クレーターも見させてもらった時は驚いたぜ。なんせ、クレーターがあまりにもでかすぎたのと、あれから読み取れるのはたかがサーヴァントの仕業じゃねぇってことに、俺の口調もこうなっちまうってもんだ」

 

 更にクレーターの半径が五キロ以上もあったたと黒髭の口から語られた後……

 

「まあ、今は元凶なんて探らない方が良い。まず、ロクな目にならないし、崩壊世界調査団みたいに痛い目に遭う。俺から言える忠告はそれだけだ。良く心に刻んどけ」

 

 と、元凶に関わるのは止めた方が良いと断言した。

 

「黒髭がマジな辺り、元凶さんはヤバいどころじゃなさそうだから、野火さんも調べようとか考えない方が良いよ?」

「そうしておくよ」

 

 

 デカイクレーター作るわ、世界をこんなFGOに出てくる魔物だらけにするような元凶とは、そっちから近付いてこない限りは関わりたくもない。

 高坂さん達に言われるまでもなかった。





【追加説明】

フラン

バーサーカーのサーヴァント。
崩壊世界調査団に所属するマスターと共に原因を調べていた、ある時に謎のクレーターの原因に襲われた後に首輪を身に付けるようになってしまった。
また、襲撃後から毎夜に自分のマスターを積極的に絞る取るようになった欲しがり系のヤンデレへと進化してしまった。



フランのマスター

崩壊世界調査団に今も所属する誠実なマスター。
しかし、襲撃後からは積極的なヤンデレになりすぎたフランにより最近三キロ痩せたとのこと。


元凶

この時点ではまだマスターが目覚めていないので、手持ち無沙汰の時に自分を調べようとする組織がいることを偶然に知り、なんとなく支部をクレーターにした後にフランと女性サーヴァント達にヤンデレ布教を行った。
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