前置き
夜:大学でのサークル活動に慣れてきた私は、この日初めて夜遅くまで練習している先輩達と一緒に最後まで練習していた。
その日の練習が終わり、帰ろうと思い時間を見ると...深夜。
みんなはどうやって帰るの?と聞くと、皆家が近いから歩いて帰るという。
困った...私以外みんな徒歩だ...
電車通学の私は歩いて帰るなんて出来ない...いくらなんでも遠めなのだ。
終電って何時なのかな、と駅まで行くと、すでに終電はすぎていた。
春に引っ越してきたから知り合いなんてそんなにいない。
ましてや泊まらせて欲しいなんて言えない...
途中にタクシー止まってたな...と思ったが、乗ったことはなく、正確な値段が分からないので乗るのはやめた。
マップアプリを開いて家までの距離を調べる。
表示された道順は、車通りの多い大通りではなく、少し逸れた道。
確かに大通りを通るよりは早く家には着きそう。
でも、一刻も早く家に帰りたい。練習の疲れを取りたい。
そう思ってアプリに従って帰ることにした。
その道は住宅街を通っていて、大通りほどではないが街灯がある。
歩くぶんには問題はなかった。
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結構歩いたかな...とマップを開くと、家までの距離のほうが近くなっている。
このペースならあと少しかな...と正面を見る。
ほんとに何気なく正面を見る...
すると、街灯に照らされる影が...
立ち止まり、少し警戒する。
もし男の人で襲ってきたら、すぐに逃げられるようにしておかないといけない...
しばらくして街灯に照らされた姿、それは...女性だった。
若い女の人...20代前半くらいかな?
細い足にデニムがぴっちりと張りつき、大きく育った2つの膨らみはセーターを内側から押してそのカタチを強調する。
ブラをしていないのか、歩く度にそれが揺れる。
立ち尽くし見つめる私に気づいた彼女は、私の目を真っ直ぐ見つめ返してくる。
目が合った瞬間、まるで獲物を狙う蛇に睨まれたかのような悪寒が背筋を駆け巡った。
びくっ...と身体が震える。
女の人なら大丈夫...襲われることもない...
急いで去ろうと歩き出す。
彼女はこちらを見つめたまま真っ直ぐにこちらに歩いてくる。
見ないように...見ないように、すれ違えばいいと私も歩く。
すれ違う瞬間も彼女はこちらを見つめたまま...そして.....
続く...