ずっと欲しかったヴィネ様を〆チケで入手出来たので…ちょっと酷い目に合って貰います(ニッコリ。
では、どうぞ。
「はぁ……はぁ……んっ……はぁ……」
身体が熱い。
荒い息を出来るだけ抑え、ヴィネは目の前のマルバスを見失わないように、ゆっくりと通路を歩く。
「……っ、んぁ……」
いつからだろうか。
ヴィネの身に纏うドレスのような服の中から、何かが皮膚を這い回るような感覚がするようになったのは。
最初は小さな違和感だった。
服の中で何かが蠢き回るような、そんなこそばゆい感覚に襲われた。
その場で軽く服の中を確認するも、何かおかしな物があるわけでも無し。気のせい、とそのまま塔内部の探索を続けていた。
だが、それからも時折同じような感覚に襲われる。
いくら服を確認してもおかしな所は見付からず、やはり気のせいと意識しないよう努めていた。
そんな折、ゼパルが突然行方不明になった。
皆でチームを作り、分かれてゼパルを捜索することになり、ヴィネは普段も良く一緒に居る事の多いマルバスと捜索へと向かったのだが、
(これは、もう気のせいではありませんわね。明らかにわたくしの服の中で何かが動いています)
今すぐにでも服を脱いで中を確認したかったが、マルバスが目の前に居る今の状況ではそれも出来ない。
(素直にマルバス様に事情を話しましょう。そうすれば)
「ちょっと、ヴィネ? 大丈夫?」
「え!? あ、はい。大丈夫ですわ、マルバスさま」
考え事に集中していたヴィネはいつの間にか自分の前に迫ってきていたマルバスに気付いていなかった。
目の前に急にマルバスの顔が現れ、不意を突かれたヴィネは反社的に「大丈夫」と答えてしまう。
「そう? なんか顔が紅くて、息も荒いし、身体もじもじしてるしあからさまよ?」
「そ、そうでしたでしょうか? 実は」
「あんまり我慢は毒よ? ヴィネ、ここは今あなたと私しか居ないんだから遠慮しないでね?」
「?」
「その、おトイレ我慢してたんでしょ? ほら、そこに丁度小部屋もあるみたいだししてきちゃいなさいって」
どうやら、自分は排尿を我慢していると思われたらしい。
否定しようかとも思ったが、話の流れがどうやら都合の良い方に流れているようなのでそれに乗っかる事にする。
「ええ、すいませんマルバスさま。お言葉に甘えさせて貰いますわ」
「はい、これ私の携帯用トイレ。そっちの荷物には入って無かったでしょう? 外は私が見張っててあげるから早く済ましちゃいなさい」
ありがとうございます、と携帯用トイレを受け取り小部屋へと入るヴィネ。
中は特にこれといったものも見当たらない、本当にただの小部屋のようであった。
扉を閉めて部屋の中央へ。
ゼパルの件もあるので、入念に罠か何かがないかを調べる……どうやら、特に何も無いようであった。
「んぁ……ッ」
ここで、また服の中で何かが這い回る。
ガバッ、と自分の服の胸元を開き、その光景に言葉を失う。
触手であった。
小さな触手が服の裏地を這い回っている。
生理的嫌悪感を覚えるヴィネ。
すぐに触手を服から引き剥がそうとする。
だが、触手を引っ張っても引き剥がれる気配はなく、服にびったりと張り付いていて取れる気配はない。
(これは、まさか触手そのものが服と一体化して?)
「この……もがッ!?」
唐突に、背中から一本の触手が伸びてヴィネの口内に侵入してくる。
「むぐっ、んぅーー!」
マルバスに助けを求めようと声を挙げようとするも、触手に阻まれ大きな声は出ない。
両手で触手を掴み引き剥がそうとするも、意外にも力強くそれも敵わない。
「んぅッ!?ーーーーーーっ」
それどころか、比較的大人しい動きをしていた服の中の触手達も怒ったかのように動きを激しくしていく。
今までは軽く皮膚を擦るような動きだったが、今は全身を嘗めるようにねっとりとした動きに変わり、小さくも形の良い乳房の周りは根元から絞り上げるように、乳首は乳輪の周りを擦り上げ、時折その突起を弾く。
(なんですの!? これは、いったいなにがどうなってーー!?)
今までじっくりと性感を高めらていた身体は、それら全てを快感として受け入れていしまっていた。
すぐに快感に耐えきれなくなり、膝は折れ、そのまま地面に突っ伏してしまう形になる。
上半身を責めていた触手達は徐々ににその範囲を下半身へと迫っていく。
そして、遂に既にぐっしょりと濡れてしまっていた秘所へとたどり着く。
(いやっ、ダメです、そこは敏感なんです! 今こんな状況で触られてしまったらーー)
「んぅーーーーーーーーーーッッッ!!!」
触手がクリトリスを撫で上げて瞬間、今までとは比較にならない快楽が全身を駆け巡り絶頂をしてしまう。
(これ、ダメですわ……頭の中、チカチカして、身体も、力が……)
「ぬぐっ、んぁ、っ」
追い討ちを掛けるようにして、口の中の触手が何か液体を口内に吐き出す。
それは、触手の表面に出ている媚薬を高濃度に濃縮した液体である。
触手の表面の媚薬だけでもそれなりに強力な媚薬であるが、それを濃縮したものとあればその効果は絶大である。
それを口から直接体内に取り入れてしまったらどうなるか。
「んぅ!? むぐぅ!? んぅーーーッッッ!?!?!?」
ヴィネの意思とは関係なく、身体の全身はびくびくと震え、秘所からは潮が飛び散る。
触手が乳首やクリトリス等の特に敏感な部分に触れる度に、身体は軽い絶頂を迎える。
(なんですの!? なんですのこれ!? 気持ちいいのが止まらない、イッてるのにまたイって、また)
「イっむぐぅぅぅぅぅッ!!」
いつの間にか、ヴィネの手は触手から離れ自らの秘所をまさぐっていた。
激しくぐちゃぐちゃと音を立てながら秘所を指でかき混ぜ、また絶頂する。
しかし、
(足りない、足りないです! どうして、どうして膣内には、もっと奥に)
触手は決してヴィネの膣内には入ろうとしなかった。
乳首を、クリトリスを攻め上げ何度もヴィネを絶頂に導くものの、膣内は決して侵入しない。
そのせいか、ヴィネのへその下の部分、子宮の辺りにどうしようもないもどかしさが絶頂の度に溜まっていく。
(どうして、どうして、どうしてですの!? 子宮が、子宮が熱いのッ )
結局、そのまま触手は膣内に侵入する事はない。
だが、その代わりと言わんばかり乳首とクリトリスを同時に、今までとは比較にならない強さでつねり上げた。
「ふっ、ぎい゛、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
その不意打ちにヴィネは絶叫を挙げ背骨が折れんばかりに背中を反らしながら絶頂を迎える。
口内に侵入していた触手は、いつの間にやら服の中へと戻っていた。
「ちょっと、何事!? ……ヴィネ!?」
あまりの声にマルバスが部屋へと入ってくる。
マルバスの目に飛び込んできたのは、ヴィネ自身の愛液で出来た水溜まりの中で白眼を剥いて倒れるヴィネの姿であった。
触手は服の中へと戻り、その姿を服と一体化させることで姿を完全に隠していた。
事情をしらないマルバスでは発見することは不可能であろう。
「大丈夫なの!? いったいなにがあったって言うのよ!」
すかさず手持ちの携帯フォトンを取り出し、癒しの力でヴィネの身体を癒していく。
そうしてしばらくすると、ヴィネはゆっくりと目を覚ます。
「ここは……」
「ヴィネ!? 無事なのね……良かった~。で、何があったのよ?」
「いえ、それが……頭がふわふわして記憶が……」
「そうなの? ……まあいいわ。今度はこのハルマであるマルバスちゃんが一緒に居てあげるから、少し休憩してから一旦皆のところに戻りましょう?」
「ええ、そう、ですわね」
マルバスに膝枕されているヴィネは、下からマルバスの顔を窺う。
ハルマを自称し、自らをカワイイと言うだけの事はあり整った顔立ちをしている。
友人であるヴィネの事を心配しているのだろう、その顔はまるで慈母のよう、と思う。
(あぁ……マルバスさま……)
ヴィネは、未だ疼く子宮の辺りを手で撫で回す。
「んっ……」
それだけで、また軽く絶頂してしまう。
(あの凄まじい快感……今度はマルバスさまと……)
マルバスには覚えてないと言ったが、ヴィネは先刻自分の身に何が起こったかをしっかりと記憶していた。
服と一体化した触手に全身を犯された事を。
嘘を付いた理由は一つ。ヴィネは本当の事を話してマルバスに触手を退治されるのが嫌だったのだ。
(わたくし、まだ足りてませんの。今度はマルバスさまも一緒に……そうすれば……うふふふふ)
眼下の友人がそんな事を考えているとも知らず、マルバスはヴィネがひとまず無事で安堵する。
この後、自分に起こる事態を一切想像することなく。
今はただ、友人の無事を喜んでいた。
今回は初の前後編になります。
ヴィネ&マルバス編って言っときながら今回マルバス分0ですが次はマルバスメインですので!
待っててくれるとありがたいです。
では、ひとまずこれで。
ありがとうございました。