なんでもバッチコイ!な方のみどうぞ。
皆が寝静まったシャドウボーダーに卑猥な水音が響き渡る。もし誰かが偶然にも通りかかり、この現場を見てしまったら──そう思うだけで、更に感じてしまう。
「いつもよりノリノリじゃないかムニエルくん。ここがキッチンだからか?やはりスリルあってこそなのかね」
「うる、さいぞオッサン…もし、バレたらお互い終わり、なんだからな…」
2人きりの時はちゃんと自分の名前を呼ぶ彼に対し、自分は未だ素直になれないでいる。
「フン、口ではそう言ってるが身体は随分と正直なんだな」
だが、向こうは特に気にしてないようで──それよりも俺の身体に欲情しているようだった。正直自分のどこに興奮する要素があるのか謎過ぎるが、満更でもない辺り俺もオッサンのことが好きなんだな、と実感する。
そもそも始まりはいつだったのだろうか。酒の勢いでキスをして、それが気持ち良くってそのまま最後まで…だったような、うん。これ以上はよそう。
「他のこと考えている余裕なんてあるのかね?」
「ぇ…!?あっ、胸、コリコリって…ひっ」
「君はココが本当に好きなようだからね。沢山可愛がってあげよう」
「あっ…そこ、そこやです、おかしく、なっちゃ、んっ」
いつのまにか上半身は全て脱がされており、胸の突起を優しく摘まれる。あまりにも気持ち良くて、自分じゃない甘ったるい声が溢れ出てしまうのに、それを止めることができない。
「や、もう、イっちゃ、ぅ…!」
下半身がガクガクと震え、頭が真っ白になる。普段は絶対に大丈夫なのに、胸だけで射精してしまった。
「君の痴態は本当に唆られる…私もそろそろ限界だ、イったばかりで悪いが尻をこちらに向けてくれ」
ボロン、と窮屈そうに出されたソレは太く猛々しく聳えており、苦しそうに見えた…美味しそう、と思ったのはここだけの話だ。
俺はフラフラと全て脱ぎ捨てて四つん這いになり、ソレを早く欲しくて、自ら菊門を拡げて待った。
「まあ待ちたまえ、痔にでもなったら困るのは君だからね」
彼はそこにあったのだろうオリーブオイルを手に取り軽く馴染ませると、指をそっと挿れてきた。
もどかしい快楽に身を委ねていると「そろそろ、か」と呟くのが聞こえた。
「はやく、してっ」
「そう急かすな、私の理性が持たなくなる」
「そんなもん、すてちまえ」
「くっ…後悔しても知らんからな」
そう言い終わるやドンッと強い衝撃が走った。ああ、苦しい、これだ。これが欲しかったのだ。気持ち良い、痛い、ゾクゾクする。
「あ、もっと、おく、ちょうだい」
「いつのまにおねだりが上手くなったのかねっ」
彼と深く繋がっているのが分かる。既に何度かイってるにもかかわらず、身体は快楽を求めている。もう喘ぐことしかできない。
「っそろそろ出すぞ」
「あ、んっ」
熱い液体が身体中を巡るような錯覚をした。中出しされたのだ、と理解したのは気を失う寸前だった。
「ちょっと、そういう事は自室でやりなよ」
「ああ、すまない。ところで君はいつからいたのかね──ネモ船長」
「音からして合体してからかな。まさか君たちがそういう関係だったとはね」
「幻滅したかい?」
「いやまさか。素敵な事だと思うよ」
目が覚めたら船長室のベッドに寝かされていた。起き上がろうとしたが腰が重く、呻き声を上げてしまいキャプテンに心配された。
「まったく、無理はしないでよね」
「はは、面目ないです」
何故船長室にキャプテンが居るのか、少し怖くて聞くことは出来なかった。