※この作品はR-18です。

ユノレヴィ授乳   作:緑翠図書館閉架部

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次にした日

 なのははお怒りだった。可愛い眉を立てて、厳しい口調でユーノをなじった。それはユーノが徹夜を続けて己の身を省みないことについてだった。

「いまからそっちにいくから」

 ユーノは慌てた。なぜだが、いつもよりずっと慌てふためいてしまった。この混乱がレヴィによって引き起こされたという直感はあったが、うまく説明はできなかった。

 

 朝早くにやってきたなのははユーノの狭い部屋に入ると、片付けだとかを簡単に手伝いながらユーノを叱った。

「もう、ユーノくんたら……わたしのことはけっこう気をつけてくれるのに、時々、自分のことはおろそかにするよね」

「ごめん」

「わたしは、教導隊に入って、それに、あんな事故もあったから、矯正できたけど。ユーノくんも一度死にかけてみる?」

「いや、けっこうです」

「ねえ、ユーノくん」

 と、なのははそれまでとうって変わって真剣な表情になった。 

「本当に、本当に心配してるんだよ」

「うん…」

「ユーノくん、大丈夫? まだ寝不足なんじゃない?」

 そういって、なのはは無造作にユーノに近づいて、額をくっつけた。静かな吐息がユーノの唇をたたいた。

「熱はない、かな。でもユーノくん、ぼっとしてる。風邪にも気をつけてね」

 

 お仕事あるから、とそれからなのはは行ってしまった。

 ユーノは元気なさそうに、申し訳なさそうに感謝を告げた。後でお菓子をおごるべきかな、と思った。

 

 

 

 

 ユーノはいつもの通り、無限書庫の奥にいって仕事をした。仕事をしながら、妙な喪失感について考えていた。つい昨日までは、なのはに抱いていた、あのドキドキがなくなってしまっていた。なのはのことは変わらず愛していたし、大事に思っていた。けれど、キスする距離に顔を近づけても、何とも思わなかった。考えてみると、昨日までなのはが不用意に近づいてドキドキしていたのも本当だったのかわからなくなってしまった。勘違いではなかったか。いつからかドキドキはなくなってしまっていたのではないか。

 これからもなのはを大事にしよう、とユーノは思う。家族のような絆だから。

 そしてレヴィとはこれからどうなるのだろう、とユーノは考えた。そもそも今日も来るのだろうか? 今日きたら、何をすべきだろうか? またも血液は頭と股間に流れた。

 

 

 

 レヴィははたして、昨日と同じ時間にやってきた。やっほーユーノ! と元気に声をかけてきた。昨日と同じく水色の学生服で、膝上丈の短めのスカートを無重力に危なくひらひらさせながら飛んでくる。そして昨日と違って何か紙袋を持っている。

「これ、お土産! シュテるんと、王様が作ったお菓子! おいしいんだぞー」

 それから、他愛のない世間話が始まる。ユーリとイリスの研究だか怪しい実験のことだとか、新しく発見したね遺跡のことだとか。

「ねえ、もう一つお土産に持ってきた、蜂蜜食べてみない? 新しく農場で作り始めたんだよ。植物を育てるにもいいから、ってミツバチを増やしたんだ」とレヴィが言ったので、二人は重力のある休憩室に移動した。

 

 

 小さな休憩室に入って、レヴィがすっと背中を見せて、カギを閉めたのにユーノは気がつく。理由を問うのは野暮であろう、と思い、ユーノはレヴィの肩をつかんで振り向かせると、唇を奪う。昨日から生まれた寂しさを埋めるのに、責任をとってもらいたかった。常にない情動がユーノを突き動かしていた。

「ん……んむ……ぷはっ、ちゅっ、ちゅっ、んむ……」

 どちらともなく舌がからみあって、水音をたてた。

 

「ユーノ」と名前を呼びつつ、レヴィが肩を押し戻す。

「蜂蜜を食べにきたんだよ」

「あ……うん。新しく作り始めたんだっけ」ユーノはひどく恥ずかしかった。穴があったらフェレットになって入りたかった。かつては縁遠いと思っていた肉欲に塗りつぶされた思考がどうしようもなく恥ずかしい。

 

 レヴィが蜂蜜が入った透明なビンを開けた。人差し指と中指、二本の白い指をさしいれ、ねっとりと金色に輝く液体を絡ませる。たらりと後をひいた指を持ち上げて、レヴィは頬を赤く染めつつ、その指をユーノの口元に持ってきた。ユーノはためらいがちに口を近づけて、それを吸った。

「ん、ちゅ……あまい、おいしいよ」水音をたてて、ユーノはレヴィの指をしゃぶった。逃げるように曲がったりする指に舌をからめて舐めしゃぶった。ややあってレヴィが指を引き戻していく。それから、ようやく解放された自分の指、いまやユーノの唾液にまみれて光る指をレヴィも音をたててしゃぶった。

 

「ボクも、食べたいな」

 ユーノは軽くうなずくと、レヴィにならって二本の指を蜂蜜のビンにさしいれる。蜂蜜をかきまぜるようにして指にからませ、レヴィの口にさしだす。吸われる。舐められる。ぴちゃぴちゃという水音が響き、耳からユーノの思考を犯した。もっと食べたい、食べられたい。

 

 今度はレヴィが蜂蜜のビンにつっこんだ指を、自分の口にいれる。そして黄金の液をまとわせた舌をさしだしたから、ユーノは急いでそれに吸い付いた。再び舌がからまる。舌に残る甘さが、脳までしみるようだ。舌だけでなく、唇も、鼻も、頬もなめる。唾液がこぼれて、レヴィの服を汚した。

「あ、ごめん……」

 謝るユーノに首を振って、レヴィは上の服をえいやと脱いだ。丸くふくらんだおっぱい、桜色の乳首が再びユーノの前に顔をだした。もうユーノはそこから目が離せなかった。

 またも、蜂蜜のビンにレヴィの指がさしこまれる。ユーノはそれがどこに行くのか知っていた。そして期待通りに、レヴィの指は胸に運ばれ、むにゅむにゅとその胸の柔らかさを見せつけるように乳首を中心に蜂蜜を塗りたくった。

「吸って」

 今度はレヴィが要求した。前回は焦ったユーノが暴走したのに。許可を得たことに感動しながら、ユーノはゆっくりとレヴィのおっぱいに顔を近づけ、舌を動かす。

 

「ん……んん……ユーノ、もっと吸って、もっと……! 舌で、そこ、なめて……乳首、いいよお!」

 レヴィの声が蜂蜜に負けず甘く甘く耳朶を打つ。もはや舌だけでなく、掌と指も使う。無心におっぱいをもてあそぶ。こねて、形を変えて、あたたかさと、弾力と、やわらかさと、すべすべした感触と、そしてどこまでも甘美な味を楽しむ。

 

 準備なく勢いで始まり、勢いが切れた時に唐突に終わらなければならなかった昨日とは違う。今日はレヴィも準備していた。ユーノも実のところ、ずっと頭の中でこうなることを考えていた。

 おっぱいから口を離した後、次に考えるのは固くなった怒張のことだった。レヴィがユーノの股間に手を伸ばす。ズボンの上からでもわかる突起を、恐る恐る撫でる。

「ここ、蜂蜜で汚れちゃったかな? ボクが見てあげる」ユーノがうなずくのを見てから、レヴィがかがむ。ベルトをはずし、ズボンをおろす。

「やっぱり、ぬれちゃってるね」

「ん……」

 下着ごしに指で遠慮がちになでたりつついたりするのが、もどかしくも気持ちよい快感をユーノに伝えた。自分で触るのとは全然違った。レヴィがユーノを見つめた。今度はユーノが許可を与え、要求する番だった。

 

「直接見てみて」

「うん」

 レヴィがユーノの下着をおろす。と、ユーノのそれがピンと反りたって外にでる。

「これが、ユーノの……」

「その、蜂蜜かけるから、なめて」

「うん」とレヴィがうなずく。

 ユーノが指で蜂蜜を肉棒にからませるのを見終わると、レヴィが舌をだした。そして、ゆっくりと舌を近づけ、亀頭にキスをする。それから舌を大きく動かして蜂蜜をなめとる。

 

「先っぽ、気持ちいいの?」ユーノの反応をみて、レヴィがたずねる。

「うん」

 返事を聞くか聞かないかの速さで、レヴィが亀頭を細かな舌の動きで攻める。続いて、ついばむようなバードキスを繰り返す。戦闘で際立った才能を見せるレヴィは、ここでもユーノのわずかな反応から、自分が何をすべきかを高速に学習していった。ユーノはあまりの気持ちよさに腰を動かしながら、必死でこらえていた。

 

「逃げないで、ユーノ。しゃぶってあげる」宣言してからレヴィが大きな口をあけてそれを咥える。首を前後に動かして、頬をすぼめて吸い出すようにしながら、同時に舌を動かしてユーノの亀頭を責めた。淫らな水音が響いた。初めてのユーノにとっては比較対象もいなかったが、それは天才的と言える上達速度だった。レヴィの攻撃はユーノを的確に攻め立て、射精感は瞬時に限界に達した。

 

「レヴィ、はげし……気持ちよすぎて……うう、でちゃう、でちゃうよ……!」

「じゅぶ、じゅぶ、ん、だして、ユーノ。気持ちよくなったらでるんでしょ。セーシ、ボクがぜんぶ吸い出してあげるから!」

「だめ、だめだめだめ! でる、でちゃう、あ、ああ、あああああああ!!」

 やがて、ユーノは絶頂を迎える。けほけほとむせながら、レヴィが口を押さえる。

「気持ち、よかったよ……ありがとうレヴィ」とユーノが声をかける。実際、とんでもなく気持ちよかった。一人ですることも知っていて、射精は初めてではなかったが、レヴィのそれは次元が違った。ユーノはもう以前のようには絶対に戻れない、と悟った。レヴィがいなくては。

 

 

 

「うー、ニガイこれ。シュテるんのマンガと違うう」

「シュテルが、マンガ? それも、そういうマンガ読むの?」

 それはユーノの思い描くシュテルとは正反対の行動だった。いつもクールでまじめで、マンガを、ましてや、そんなエッチなマンガを読むなんて本当だろうか? なんだか知ってはいけない秘密を知ってしまった気がした。

「うん。シュテるん、けっこう何冊もベッドの下に隠してるよ。ボク知ってるんだー」

「けっこうベタな隠し方だね……頭脳派らしくもなく。だいぶイメージ崩れそう」

「自分の部屋だとだいぶくつろいでるしね。それに、ボクはシュテるんのウソとか秘密を暴くのは得意なんだよ。こないだも、ユーノの名前呼びながら一人でやってたの知ってるよ。頭まで布団にもぐりこんでたけど、聞こえちゃった」

「え……」

 

 知ってはいけない秘密だった。

 

 




宣言通り、ユーなのルートは消滅です。
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