シュテルが来た日から1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎた。
ユーノはエルトリアに移住することになった。
もともと移動ばかりのスクライア族のはしくれとしては、管理局本局には長く居すぎたくらいだ。なのはらとの縁はかけがえのないものではあるが、ユーノはこの移動がその縁を害するものとは、一片も思ってはいない。そう、移動するだけであれば何ともなかったのではないか、と今も思っている。
もめにもめたのは、ユーノとディアーチェの結婚である。フェイトが滂沱の涙で悲嘆にくれてユーノを困らせた。なのはが怒り、はやてにまでやつあたりな冷たい視線と言葉をむけて、はやてを青ざめさせたのは、ユーノをもっと困らせた。アリサにはえらく冷たい目でにらまれるし、すずかがため息を繰り返すのはユーノの胸をえぐった。
が、それらのドタバタはこの物語の主題でないから割愛する。すでに肉体関係を結んだ後では、ユーノはレヴィとシュテルに逆らうことはなかった。彼女たちがルビコンを渡った時には勝負はついていたのだ。
かくて、純白のドレスに身を包んだディアーチェに腕をからめたユーノが鳴り響く鐘の元で永遠の愛を誓う式がエルトリアで盛大に祝われたわけである。
そしていま、エトルリアの王様の寝室では、純白のドレスのままでディアーチェが仁王立ちになって、腕を組んで、静かにぶち切れていた。それはもう、お怒りだった。
憤怒のディアーチェの目の前では、ベッドに三人が腰かけている。同じく白いドレスのシュテルとレヴィがユーノをはさんで、左右から腕を組んでいる。両手に花というか、二人に掴まれたぬいぐるみになった気分だ、とユーノは思う。乱暴にしないで、と。
「ごめんなさい、ディアーチェ」と、さして思っていないような平坦さと、いつものクールな顔でシュテルは謝罪した。
「ですが、師匠をその気にさせるにはこれしかなかったのです。既成事実というやつです」
「ごめんね王様! でもユーノと遊んでたら、がまんできなくて」
「言い訳なぞ聞きたくないぞ! ユーノは、デートで仲良くなって自然に誘いだす、という作戦だったではないか!」
「ええ、ですから無限書庫で何度もデートしました」
「だからといって、その……ユーノと寝たなんて、聞いておらんぞ!」
「しかし、年頃の男女がデートすれば、やることヤるのは当然というものか、と」と、ここぞとばかりにシュテルが表情豊かに困った顔をしてみせる。ディアーチェがわなわなと震えたあと、何かに気がついて言葉烈しく詰問する。
「まさか、何度もやったのか?」
「えーっとねー、会ったらほとんど毎回してたよ」
「……もうよい! 二人ともしばらくお菓子抜きだ!!」
「えー、そんなああ!!」
「それは横暴というものです。元はといえば、師匠のせいなのですから」
「ぼくぅ!?」
「ええ。防御にたけたはずの師匠がレヴィの誘惑を防いでいれば、わたしも襲うことはなかったわけです。健全なデートであなたをものにしていました。
さあ、我らが王に謝ってください! あと、わたしにも」
「そうだよユーノ、謝って! 王様のおかし食べられなくなっちゃうー。ねーえ、ユーノぉ」
とんでもない論理展開に頭を抱えたかったが、両腕に押し付けられる4つの柔らかくてあったかい感触と、二人の超大人気声優のごとく耳に心地よい甘えた声が、ユーノの心を抑えつける。
「ディアーチェ、ごめんね、きみというものがありながら」
「ふん、別に貴様のせいとは思ってはおらぬが、貴様がそこまで言うなら」
「はやっ! 効果は抜群だ……」
「だが、言葉だけではだめだ! 誠意と真心を見せろユーノ」
「そうです師匠、ディアーチェに思いっきり甘い愛の言葉をささやいて、抱きしめてあげてください。あと、わたしにも」
ここ数ヶ月ですっかりレヴィとシュテルの《お願い》に弱くなったユーノは、ため息はきつつ、即座に実行に移すことを決める。
「……ディアーチェ、いつも迷惑かけてごめんね。でも、みんなを責めないで、仲良くして。きみのことを好きなのは、本当だから……」と、ユーノはディアーチェを軽く抱いて、頭をなでる。それだけでディアーチェは真っ赤になって、顔をそむけた。
「もっと、もっとだ」
「ディアーチェ、愛してる。ずっと、ずっと好きだった」と、ユーノはディアーチェの唇に口付けする。
「調子のよいことばかり言いおって」
「二人の面倒見てる、いつも素敵な王様。料理とお菓子が得意な、優しい王様。とっても可愛い王様」と、ユーノは誉めるたびに口付けし、ディアーチェを優しくなでてなだめる。スクライアで小さい頃にもっと小さな子供の面倒を見ていたことが思いだされた。顔を下に向けて黙りこんだディアーチェを抱いて頭をなでていると、横からシュテルとレヴィが腕をひっぱった。
「師匠、わたしにもやってください」
「ユーノ、ボクもなでてー」
なんだこれは、と思わないではない。けれど、この3人の無茶を聞くのにすっかり慣れてしまったユーノは苦笑しつつも受け入れる。
「はいはい。二人は後でね。ディアーチェ、機嫌なおった?」
「まだだ。まだ、我だけしてもらってない」
「なにを?」
「言わせる気か!」
顔を赤くしたディアーチェににらまれて、ようやくユーノは気が付く。高貴なピンクの唇にゆっくりとやさしく唇を押し付けて、耳元で愛をささやく。そのまま抱きしめたディアーチェをソファに座らせ、肩をつかんで押し倒すようにする。ついばむバードキスを繰り返し、身体のあちこちをさわりあってたわむれる。
やがて、ディアーチェの指がのびて、ユーノのワイシャツのボタンをはずして脱がしていく。露わになったユーノの胸の乳首に、ぬっ、とわきからでてきたシュテルがキスをする。
「師匠のたくましい胸、好きです」
「あ、シュテるんずるい」とレヴィも横からでてきてユーノにキスをする。
「ええーい、お前たち!」とディアーチェが二人をおしのけて、ユーノを引き倒し、くるりと回転して、ユーノの上になる。
「ユーノは、我のだ」舌を伸ばしてユーノとからめあうディアーチェだが、そこにシュテルとレヴィも舌をのばしてくる。4枚の舌がぺちゃぺちゃと音をたててからみあい、唾液を混じらせる。お互いに服を脱がせあい、まさぐりあう。
シルクのドレスは乱雑に脱ぎ捨てられてベッドの下に散っていた。誰の腕だか手だかわからぬままにさわり、感触を味わう。すべすべした、あるいは吸いつくような肌、むにゅりとやわらかい柔肌、あるいは、しっかりと弾力性のある肉感。誰とも知らずお互いに胸も秘所もさわり、いじくる。ぜいぜいと荒い吐息、ときおり甘い悲鳴のような高い音声が混じる。
やがてディアーチェがユーノの固くなった肉茎をつかんで何度かしごいて硬さと大きさを確かめるようにする。そして先っぽに唇をあてて舌で亀頭に何度かキスしてから、丁寧になめていく。
その間に王の白い尻はユーノの顔の前でふりふりと淫らに踊った。ユーノは左手をつかって、ぱくぱくと湯気をあげるような貝肉をいじる。ユーノの右手はシュテルににぎられていた。シュテルは指を一本ずつなめまわし、しゃぶっていく。やがて右手はシュテルのしとどに濡れた秘所に誘われ、そこをいじればシュテルが可愛い喘ぎ声をあげた。レヴィは大きな胸をユーノの顔に押し当てていた。そして条件反射的にユーノはレヴィのたわわな乳房に吸い付いていた。少女達の甘い嬌声が絶え間なく響きわたる。
やがてディアーチェがユーノの方を向いて、固くそそりたった怒張にまたがる。何度か入り口をすべらしてその感覚を味わい、それからいよいよ、ぐいっ、と押し込んで、肉棒を今度は下の口でくわえる。
「んうう! んんん~んん!! ユーノぉ」
「ディアーチェ、痛いなら無理しないで」
「お前は、我のだ……だから!」
狭くきつい処女肉にユーノの肉がさしこまれる。
「きつ、気持ちいい! ディアーチェのなか、きつくて、いい!」
ユーノの視界をレヴィの丸い乳房が覆う。
「レヴィのおっぱい! んちゅ、ちゅ、いい、柔らかくて、あったかい!」
ユーノの乳首にはシュテルがしゃぶりついていた。
「んああ! 乳首、気持ちいい! 吸われて、気持ちいいよ!」
こんな美少女たち3人と交わって、ここは天国じゃないだろうか。遺跡もあるし、とユーノは思う。
「ユーノ、ユーノ、お前は我のだあ! んんー!! んんんーー!!!」
ディアーチェがなかば達しながら、いつもどおりわがままな愛を叫ぶ。腰は止まらず、二人でリズムをあわせてぶつけあった。亀頭は最奥をえぐり、ディアーチェを喜ばせた。ディアーチェの狭く締まる道は、ユーノにかつてない快楽をもたらす。
高慢な王にユーノは犯される。こんな美少女になら思うままに愛され支配されるのは喜びだ。ユーノが高慢な王を犯す。こんな美少女を思いのままに愛して支配するのは喜びだ。興奮が高まる。
「ディアーチェ! 出す、もう、出すよ!」
ユーノの腰が激しくディアーチェを突き上げる。ディアーチェの腰も大きく動いて、ぶつけるようにして最奥までそれを導いた。
「なかに、なかに、だせ! ん、あはぁあん♥♥ ユーノと子作りする! ママ王様になるう!!」
「いく! いく! 出す、ディアーチェの、なかに、出すううぅぅううう!!」
ユーノの視界がチカチカし、魂が抜けるような快楽の奔流とともに白い精が勢いよく王様のなかに放たれた。抜き出された穴からトロリとその余りが流れ出す。意識を失ったかのようにユーノの隣に倒れて荒い息をつくディアーチェ。そんな景色をゆっくり眺める間もなく、ユーノの肉棒にシュテルが音をたててしゃぶりつく。
「ん、じゅぶ、じゅるるるる!! ぷはあ! 師匠の、おちんちん、今度はわたしのなかに」シュテルがじゅ、じゅ、と音をたてて激しく頭を上下させてしぼりたてると、ユーノの竿はすぐに堅さを取り戻した。
「シュテルぅ、ああ、あんん! いまそんな、されたら、もう、でちゃうよお」
「ぷはあ! ください師匠、口の中にいっぱいだして。んん!」激しい水音を幾度か聞くと、がまんの限界を迎えたユーノはまたも精を放出した。短い間隔で続く絶頂を味わって、快楽の海に意識を手放しそうになる。
けれど、早々に復活したディアーチェに唇を奪われ、舌を吸われて、自分が被捕食者であると思いださせられる。
「ぷはっ! ユーノ、よかったぞ。やっぱりお前は我のものだ。さあ、早くシュテルの中にもだして、我の中にまたこい」
ひょっとして今夜で生命とか精とか尽き果ててしまうのでは、と心配になるが、それと察したシュテルがにこやかに微笑み、ユーノをなだめる。
「安心してください師匠。イリスとユーリが作ったクスリを飲んだあなたは少なくとも弾を20発は持っているはずです。ええ、つまり、あと少なくとも18回は…」とシュテルが己の秘所にユーノの堅くなった肉茎を導きながら宣告する。
「わたしたちと愛しあえるんです」
ユーノのそれが、シュテルの濡れに濡れた媚肉の中に差し込まれる。ここ数ヶ月で何度もえぐったはずのそこは、シュテルの愛の力でもって堅く狭くきつく熱くユーノをしぼりたてる。
「んぐう!」またも一瞬でいきそうになるユーノだが、なんとか耐える。
「嬉しい、師匠、んああ、そこぉ! あと18回、大事に大事に、味わいましょうね」
ひょっとして、すぐだした方がよかったのかもしれない、とも思うが、それならそれでどんな焦らし攻めが始まるか、とも考えられる。
「ユーノぉ、王様とシュテるんばっかり、ずるい! これ、ボクらのお話のはずだよ。さっきから、タイトル通り、ずーっとおっぱい吸ってるけど、それだけじゃだめ!」
「ユーノは我のだ。王のだぞ!」
「レヴィの順番は、ぁはぁん♥わたしの後ですぅ♥♥愛してます師匠~んん!! あん♥♥あ、愛してますぅぅうう♥♥♥」
いつもクールで理知的な少女が、汗と涙と愛液を飛ばし、乱れに乱れた悲鳴をあげて自分の腰の上でよがるのは、何度みても劣情を誘う。シュテルがユーノの上で淫らに腰を振るのはいつまでも見飽きない光景なのだが、レヴィとディアーチェの乳房がユーノの視界を防ぐ。レヴィのがたわわなトマトなら、ディアーチェのは美しい白磁の碗だ。触るとふにゅりと形を変えて柔らかい。レヴィのは柔らかさの中に弾力もある。指でもてあそぶだけではもったいない。じゅびじゅびと音をたてて、二人の胸に交互に忙しく吸い付きながら、ユーノは天国がここにあると思う。
「ん、んん~、ユーノに吸われるの、やっぱり気持ちいい~」
「ユーノ、そこ、そこ、そこぉ! 我のおっぱいぃぃいい!!」
二人の肩の向こうでは、リズミカルに踊るように腰を振りながらシュテルの目がとろんとろんと溶けていき、ハートマークでいっぱいになっていた。愛を叫びながらのアンアン♥♥♥とあまりに甘い吐息が鼓膜を通して脳まで響く。シュテルの締め付けの激しさもあって、ユーノの腰も自然と動きだし、最奥までえぐろうとする。
「シュ、シュテルぅぅ、あ、ああ! ああ!」
「ししょうううう♥♥♥ああんん♥♥♥んあん♥♥♥ふあああぁぁぁぁあああああ!!!♥♥♥!!!♥♥♥」
そしてとうとうユーノが出す前に、シュテルが甲高い悲鳴をあげて絶頂し、涙と汗を撒き散らしながら、ぱたんと後ろ向きに倒れた。
堅くなったままの肉棒を、レヴィが目にも止まらぬ速さで咥え、頭を上下させる。
「ボクの! ユーノの、ボクのおちんちん!! んじゅ、じゅ、じゅ」
すでに高ぶりが最高潮になっていたところにレヴィの高速フェラをくらって、ユーノはあっけなく陥落する。
「待ってレヴィ、それだめ! でちゃう!! はぁっ!!!」
「んんんーー!!! けほっ、けほっ。ようやくユーノの、味わえたよぉ」
白濁液を口の端からもらしながら、ユーノの肉棒を心の底からいとおしそうにレヴィが頬ずりする。長い指で玉袋をいじり、もみしだく。
「いまから、ボクのおまんこにいれてあげるからねえ。ユーノ、いっぱいいっぱい、気持ちよくなってね~」
そうだった。レヴィが最初のお相手だったのに、挿入はまだだった。どんな風になるのだろう。夜はまだ始まったばかりだ、とユーノは思う。
お待たせしてすみません。
3人でくんずほぐれつ書いてたら、えらく時間がかかりました。
しかもまだ終わらない……!