思えば、レヴィこそがユーノを愛欲の日々にはじめて誘い込んだ張本人であった。
いまでは、3人がユーノを手に入れるためにたくらんで始めたこととユーノも知っている。しんぼーたまらんかったレヴィがユーノに襲いかかった、ということになっているのだが。その前から、レヴィの不思議な魅力にユーノがとらわれていたのも確かなのだ。
レヴィのいつもかわらぬ陽気さや、裏表のない好意であったり、花のような甘い香り、健康的な色気がユーノをずっと前から捕まえていたから、ユーノはあの日、レヴィのたわわな乳房に埋もれることを選んだのだ。
そのレヴィが、いまユーノの絶頂寸前まで高ぶった怒張をもてあそんでいた。荒い吐息とともに左手で玉袋をいじくりながら、ようやく手に入れた愛おしいそれを右手でささえて頬ずりする。鼻先で亀頭をつつき、ペロリと大きく舌を動かして竿をなめる。それは限りなく淫靡な処女だった。
「レヴィ、それえ、はやくぅ……」
ユーノはシュテルのなかで出しそびれて寸止めをくらった状態だったから、レヴィのじらすような動きがつらかった。
「ユーノ……ようやく、ようやくボクのなかに入るんだよお。んちゅっ。ボク、ほんとはずーっとずーっと、これが欲しくて、たまらなかったんだ。でもシュテるんとも、王様とも、約束してたから。がまんしてたんだ。ほら、ちゅっちゅっちゅっ。震えてる。かわいいな~、ユーノのおちんちん。ボク、一人でオナニーもしてたよ。すればするほど、もっと欲しくなったけど、ね……んちゅっ。だから、ね、ユーノ。今日はボクと、いっぱいいっぱいしようね」
レヴィがいよいよ体勢を変えてユーノにまたがるようにする。ユーノはがまんできず、ふるえる腰でもって愛液したたる蜜壺にさしこもうとする。ピンク色の肉棒が、毛も生えないきれいな膣ひだをかきわけて中にめりこんでいく。
「んあ、あ、あん、ユーノぉおん!」
「レヴィ、あ! ぅあ、イック……!!!!!」
いれた瞬間、脳の処理量を超える快感の波を浴びて、ユーノの声は裏返り、レヴィの中に入ってものの一秒ももたずに精液が暴発してしまった。そして力を失うはずの肉棒は、レヴィの中で猛烈に吸われる強烈な刺激を受けて、精を出しながらさらに硬さを増す。出したばかりなのに射精感は一瞬でまたも最高潮に達してしまう。気を抜けばまたすぐにいってしまいそうだった。
「レヴィ、これ、ヤバ、あ! あ! うぅう!!」
「ユーノ、あ、そこ! あ、そこ! ユーノ、いい、いい、よぉ!! アハァ! いいよぉ!!」
レヴィはいつもの陽気な笑い方でなく、淫魔もかくやという妖気を漂わせる淫らな笑みを浮かべた。そして、さっきまで処女だったとは信じられない妖艶な動きでぴちゃぴちゃと音をたてながら腰をゆする。そのたびに、きゅっ、きゅっ、と竿から敏感な亀頭までが無数の触手にしめつけられ、そのたびに精が吸い取られるような感触が襲いかかる。まるで麻薬の壺に自分自身をひたしてオナニーをしているような、天井知らずの快楽だった。シュテルの激しく愛情あふれるしめつけや、ディアーチェの濡れそぼった欲深くせまい処女穴もすばらしかったが、レヴィのはそれらとはまったく違うものだった。
「ユーノ、やっぱり、いい! 本物ちんぽ、最高だよぉ!」
「あ! あ! レヴィ! レヴィ!! あ! あ!!」
「もっと、もーっと! もっともっと!! もっともっともっともっと!! ユーノ、愛しあおうねぇえ」
ユーノの得意なマルチタスクも一つ一つ快楽に溺れて止まり、もはやレヴィの名前を呼んで情けなく腰を振ることしかできなくなる。ユーノの肉棒は前にだしてから十秒もたっていないのに、限界を迎えつつあった。
「ユーノ、出したいなら、出していいよ。まだまだ、出せるんでしょ、ねえ?」
最後に残った理性のかけらで、ユーノはこのままでは己の生存も危ぶまれると考える。平均十秒持たないなら、二十発の弾があったとしても、わずか三分とちょっとで尽き果てる。その後に待っているのは限界を超えた蹂躙の果ての昇天以外にない。
「んん~~ん、ん~!!」
もはや悲鳴と涙を流しながら、ユーノは耐える。腰は自分の思いにはまったく従わずひたすら動き続ける。レヴィの蜜壺の中で、引けば蠢く千の触手じみた膣壁にからみとられて吸い取られ、それに逆らうのが気持ちいい。突けば千の触手が敏感な亀頭をなでて吸い出そうとする、そこに魂ごと吸われそうなのが気持ちいい。
「でるぅっ、でぇるぅううう!!!」
ユーノの人生最大の努力と忍耐によって、ほんの数秒を稼いだ後に、あえなく精液が発射されて吸い出される。頭も空っぽになろうとするのに、レヴィの蜜壺の中に住む千の触手が吸い尽く快楽がユーノの肉棒を強制的に勃起たせる。
「かはっ、あっ、あっ……あっ!」
腰の動きも止められなかった。遺跡発掘や日々のトレーニングで鍛えられたとはいえ、少女を持ち上げるような腰の使い方をすればもう体力が限界を迎えてしかるべきなのに、止まらない、止められない。脳裏によぎる死の恐怖は、このまま快楽の海に溺死できるかもしれない、というかつてない希望によって上書きされた。ユーノもまたいつもの柔和で理知的な微笑みをやめて、狂気じみた快楽の笑顔を浮かべる。
「あっはは! レヴィ、いいよお!!」
あやうく正気を失いかけたユーノだったが、シュテルとディアーチェの二人ががっしりとユーノの肩を抑えることで、どうにか意識を取り戻した。
「ユーノ、我のことを忘れるなんて許さんぞ」
「わたしの中には出さずに、レヴィの中に出すなんてどういうつもりですか師匠」
「あう、二人とも……ぼくは、うっ! また、でる!!」
気を抜いた瞬間にまたも精液が暴発する。白い液体がとろりとレヴィの股関からしたたり落ちる。自分のとは信じられないほどの粘りと量だった。
「んあ、ユーノ、またボクの中で出した? えへへ、うれしいな」
「レヴィの中に三度もだしたな……我にはまだ一つしかないのに」
「師匠! わたしの中にも出すのです! 今日はまだ、もらってません!!」
レヴィの動きが止まった好機を逃さず、ユーノはレヴィの快楽の壺から逃げ出す。
「レヴィ、ちょっとごめんね」
脱出の瞬間、またも強烈な快楽を味わうが、どうにかユーノは耐えた。
「ディアーチェ、シュテル、今度はぼくが上になって動くから。」立ち上がって二人の頭をなでて、ユーノは主導権を取り戻そうとする。
かくて、ユーノの目の前には淫らにゆれる白い二つの尻があった。一つはシュテルで、引き締まって肉は薄いが美しい尻。いまひとつはディアーチェで、たぷんと肉があってもみごたえがありそうな尻。タイプは違うがどちらも魅力的だった。手を伸ばしてなでて、もんで、あるいは肉棒をこすりつける。レヴィはと言うと、ユーノに横からからみついて腕を両胸ではさみ、頬やら耳やらに吸い付きながら、ユーノの指を奪って秘所をいじらせていた。「ユーノの指も、いい~」と恍惚にひたる。
「師匠、はやくわたしにも、あなたのたくましいおちんちんをください……我慢できません」
「ユーノ、我の番だぞ。レヴィにだしたように、我の中にお前の精液をたっぷりだすのだ」
ディアーチェは己の番だと主張して、腰を振って尻をユーノの肉棒に押し付けてきた。己の肉棒で女をもてあそんでいる感じがして、背徳的な喜びを覚える。レヴィの中にいれてから、原始的な快楽欲求がユーノを支配しつつあった。あるいはずっと理性に縛られていたユーノの獣性がいま解き放たれたのかもしれなかった。
「ディアーチェ、それじゃ、いれるよ……」
ゆっくりと腰をおしだし、王の濡れそぼった膣に肉茎をおしあてる。レヴィが手をそえて、「いいなあ、ユーノのおちんちん」と言いながら、そそりたつ怒張をめりめりと王のせまい膣穴にと導く。
「あ、あ、あ、ああ……!」こじあけ、侵入し、最奥に至る。つい先ほどディアーチェを貫いた時も、その膣にいれただけであまりの気持ちよさにどうかなるとユーノは思ったものだが、レヴィの中を経験した今となっては、ユーノはそれだけでは満足できない。しかしいまのユーノは変に冷静になりつつも、かつてない興奮に自分がのみこまれていくのがわかった。いまこそ、王を犯す。なんだかんだ言っても、最初のは愛に満ちた対等な交わりか、あるいは王に犯され支配される快楽があったのだが。
「ディアーチェ! ディアーチェ! いい、いいよ!!」
「ああ、ああん! ユーノ、ユーノぉお!!」
腰をふるたびに、快楽に堕ちた王が淫らに喘ぐ。もっともっと快楽に堕とせ、と誰かが命じる。シュテルとレヴィの秘所にさしこんだ指で、二人のクリトリスをいじってやる。そのたびに甘い声が鼓膜に響くのが実に心地いい。
なんてセックスだ。獣みたいにひたすら腰をふって、声にもならない声で喘いで。そうだ、これがセックスだったんだ。
「ユーノぉぉおおおお!!!」
ディアーチェもまた数分まえまでは処女だったにもかかわらず、絶頂に達したようだった。もしかすると何か魔法を使って感度を増やしているのかもしれない。だがそんなことはいまのユーノには関係ない。
「まだだよディアーチェ! ぼくはまだ! いってないよ!!」
ぱんっ、ぱんっ、と音をたてながら激しく腰を振る。魔力を流して腰を増強する。最初からこうすればよかった。筋肉痛など治療魔法で治せばいい。どうせみんな魔法を使ってるんだ。
「うあああああ!!!」何度かディアーチェを絶頂させた後、ユーノもまた咆哮して、ディアーチェの中に出す。
「あ、あうう、ユーノ……」
「今度、今度はわたしの番です、師匠!」もはや起き上がれないディアーチェを押しのけるようにして、シュテルが美尻をふってアピールする。
ちゅぽん、と気の抜けるような音をだしてユーノは肉棒をディアーチェから抜き出し、間髪いれずにシュテルの中に挿入する。
「シュテル! シュテル!! いけ! いけ!! いっっっけぇぇえええ!!!」
「ししょお♥♥ ししょぉぉぉううう♥♥♥ いや♥ いや♥ いやあああん♥♥♥♥♥ もっと、もっと激しくしてくださいっんん♥♥♥ ししょうの望むままにぃ♥ いっぱいいっぱい♥♥ めちゃくちゃにぃぃいい♥♥♥♥♥」
シュテルが涙と汗をまきちらす。シュテルの声がどんどん甘くなっていく。まるで、高町なのはを激しく犯しているような気になる。あの愛らしくて純粋無垢な、幼馴染をめちゃくちゃに犯し尽くす。その考えは麻薬のようにユーノをむしばんでいく。もしそうだとしたら、これがなのはを犯すことだとしたら。いまシュテルを犯しているというのはつまり、昔恋したかもしれない女の代わりに、似た女を犯すことだ。背徳感は最高潮に達する。
「はあああああんん♥♥♥♥♥」シュテルもまた何度目かの絶頂を迎える。
「アハ、アハハハハ!!」甲高い声でユーノが笑う。「いいよ、シュテル! いっぱい! 激しく! してあげる!! もっと、もっともっと、いって!!!!!」
「っ♥♥ っ♥♥ ~~っっっ♥♥」
ユーノはシュテルの腰をしっかりつかみ、えぐるように奥へ奥へと肉棒をさしこみ続けた。もはやシュテルは声をだすこともままならず、悲鳴にもならない。快楽に泣きながら、気絶するようにディアーチェの隣に倒れこんだ。「し、しょお……愛、しています……」
ユーノの中に喪失感と後悔が去来した。自分は何をやってるのか、と問いかけてしまう。こんなに愛されて、なのに、なんてひどいことを。なのはの代わりだなんて、シュテルの人格を無視して。自分のことばかり考えた獣のようなセックスをして。
「ごめん、シュテル」と声をかけつつ優しく彼女の頭をなでようとする。なのはではなく、シュテルを愛したかった。こんなに自分を愛してくれるシュテルのことが好きだった。
だが、シュテルをなでようとした手を、淫らに笑うレヴィが奪い取る。
「シュテるんばっかりずるいよぉ。ユーノ、ようやく、またボクの番なんだからね。シュテるんみたいに、ボクのこともいっぱいイかせてね」
「……うん」
レヴィの膣にいれて、正気を保つことなどできやしない。
再びユーノは獣となり、レヴィを犯す。
その日、獣たちの宴は数時間続いた。
またも遅くなってすみません。
今回は、年末の忙しさを言い訳にしておきます。
次回、エピローグです。