その日はユーノが掃除当番だった。みんなの部屋を整理し片付けて、掃除をしてゴミをまとめる。男の子が女の子の部屋を掃除するわけで、もちろん何も起きないはずはなく。
シュテルの部屋ではわざとらしく捨て置かれた下着をベッドから拾って、シュテルの指示したタンス(もちろん下着でいっぱいになっている)にしまわないといけなかった。ディアーチェの部屋では、彼女がちょうど着替え中で下着姿のところに遭遇して(ノックしたのに!)、謝罪をするとともに後日の罪滅ぼしを約束しないといけなかった。
レヴィの部屋ではどんなイベントが発生するのか、と若干心配になるものの、ユーノは気を取り直してノックする。
「レヴィ、入るよ。着替え中とかじゃないよね? ぼくが見ちゃいけないのは片付けてある?」
「ユーノぉ……」がちゃりと戸があいて、困った顔のレヴィが姿をみせた。
レヴィのこの困った声を聞くのは初めてのことではない。この声を聞くと、ユーノはやっぱりレヴィはみんなの妹なんだなあ、と思う。この声で甘えられたら、ユーノも姉達も何とかせざるを得ない、そういう末っ子が身につける、あの甘い声だ。本人はそんな風に自分が甘えているなんて考えてもいないだろうけれど。
「レヴィ、どうしたの?」ととりあえず声をかけつつ、頭をなでてやりながらユーノはレヴィの話を聞こうとする。
ユーノは部屋に入ってベッドにすわらされた。レヴィはいつもの青い学生服ではなく、文字のデザインされた白いTシャツに青いスカートという簡単な部屋着だ。
「ユーノ、これ見てぇ」と、レヴィがその白いシャツをやおらめくりあげて、下着もなく、たわわな乳房を見せつける。
「ちょ、レヴィ、そんな朝からダメだよ」慌ててユーノは顔をそむけるが、レヴィはおかまいなしにユーノに胸を近づける。
「よく見て! ボクのおっぱいがおかしいんだよぉ」
見ると、確かにおかしい。毎晩のようにレヴィの胸に顔をうずめるユーノだからこそ、一瞬でわかる。
「いつもより、おっきい?」
「そうなんだ。おっぱいおっきくなって、乳首もおっきくて、痛くて、ムズムズするんだ」
「え、これって……まさか……」
「病気なの?」
ユーノは幼いころスクライアで子供の面倒を見たこともあるからわかる。
「いや、病気じゃなくて、まさか、母乳がたまってる?」
「へ?」
恐る恐る、ユーノはレヴィの胸に手をだす。そしてゆさゆさとゆらした後、おもむろに乳首をつまんで絞りだしてみる。
「んんっっ……!!」
レヴィの艶かしい悲鳴とともに、白い液体が勢いよくほとばしり、ユーノの顔を汚してしまう。指でぬぐってなめてみれば、甘い香りと味はまぎれもなく母乳だった。
「ええええええっっ!!!!!」
「おっぱいでちゃうや。おかしいなあ、ボク、まだ赤ちゃん作ってないのに」とレヴィが首をかしげる。そうだ、まだマテリアル達が惑星再生にいそがしいうちは、と子作りは避けるようにしている(そのリスクのある行為をやらない日はなかったが)。
「そ、そっか……子供を出産してもいないのに母乳はおかしい」と、この若さで父親になったかと考えて石像になっていたユーノが動き出す。
「レヴィ、ひょっとして、イリスかユーリの研究にまきこまれた?」イリスとユーリは自分達の技術を使って、生命操作技術を開発している。以前もユーノがまきこまれて、めきめき伸びる植物に両手両足をとらわれて、あられもない恰好をさらしてしまったことがあった。その際イリスは『うそ、わたしより似合ってるんじゃない……?』と青ざめながらも素敵な疑問を発した。
「あ、うん。なにか、美味しそうなジュースがあったから、飲んじゃった」
「そっか。二人には後で怒っておくから。それにしても母乳促進魔法……いや、妊娠もしてないのに。ホルモン異常、とかでないか確認しなきゃ」ユーノはかんたんな検査魔法を走らせて、体内の異常を探る。エルトリアに来てから、ユーノもすっかりこうした生物に関する魔法が得意になっていた。
「うん、とりあえず大丈夫そう。いまのところ、問題は母乳がでるだけかな」
「ええ~、問題あるよ! おっぱいが痛くて、ムズムズするんだよお。ユーノ、なんとかしてえ」
うーん、とユーノは腕を組んで考える。確かに、母乳をださないで放っておくと、乳腺炎といった病気にかかる危険性もある。
「とりあえず、しぼりだすしかないかな」
「じゃあユーノ、はい」
「はい、って……」
レヴィがいつもの陽気で無邪気な笑顔でおっぱいを差し出す。ユーノの方は、あれだけ毎晩いたしておいて、いまだに気後れして目を右に左に迷わせる。
「ユーノ、ねえ、はやく吸って!」と、レヴィがたわわに実ったトマトのようなおっぱいを突き出してくる。
おっぱい、おっぱい、とひらがな四文字がいつぞやのように、ユーノの頭をぐるぐると迷走させる。疲れていたのか、淫蕩の日々のせいか。
「じゃあ、レヴィ、吸いだすよ」と、ユーノはようやくふくれあがった乳首に唇をおしあてた。
「んふ、ふああ、あああん……!」
またも、レヴィがなまめかしい悲鳴をあげる。
「んむ、ぷはっ! レヴィのおっぱい、おいしい」
以前の蜂蜜の時とは違う、本物の白いミルクを吸い出す不思議な感覚に、ユーノは酔ったような気分になる。本来はあまり美味しくないはずのミルクは、魔法によって生み出されたからか、何とも芳醇なコクと微かな甘味があった。
「もっと、もっと! ん、んんー」
「あん、ユーノ、がっつきすぎ、ちょっといたい、あん! あん!!」
だらしなく白いよだれを口の端からたらしながら、夢中になって乳房をすする。母親以外の誰かの乳房を吸うという後ろめたさが、美少女をなかせる官能の喜びを加速する。いつしかスイッチの入ったユーノが、淫らに笑ってレヴィの豊かな乳房をもてあそび始める。
「ふああん! もう、ユーノぉ、だめぇ……ん……それっ!!」
レヴィもまたスイッチが入ったのか、ユーノを押し倒す。おっぱいを吸わせつつ、そろそろと右手をユーノの股間に伸ばしていって、大事なところは避けて焦らしつつ、刺激を加えていく。
「こおんなにおちんちん固くしちゃって、いやらしい赤ちゃんだなあ、ユーノは! ……ふあ、あん、あん、んん!! ……いやらしい赤ちゃん、いっぱいしこしこしてあげる! ……あん! もう、ユーノ!! ほらほら! こうして欲しいんでしょ?」
ぴちゃぴちゃとユーノが甘い母乳を吸う音に加えて、ねちゃねちゃという音が加わる。レヴィの繊細な指先がユーノの大きくなった怒張をなでまわす。まるで指が舐めまわす舌になったかのような、執拗な手淫だった。指がそれぞれ独立した触手のように、あるいは楽器を弾くように自在に動きまわり、竿全体に刺激を加える。丸く輪っかにした指で亀頭をさばいたかと思えば、尿道を指の腹で優しくなでまわし、次の瞬間に弾き飛ばし、今度は玉袋をなでて、また竿を指が這う。
その一方で、もう片方の手はずっとユーノの頭を優しくなでていた。いやらしさはまったくなく、慈母のようにただただ愛だけを感じさせる頭のなでかただった。ユーノの下半身は淫欲に突き動かされていたが、上半身はレヴィに甘える赤子のように不思議と心も動きも幼くなっていく。はじめは淫らな動きをしていたユーノの舌は、純粋に母乳をのむためにレヴィの膨らんだ乳首を吸っていた。
「んん、おっぱい吸いながら、頭なでなでされて赤ちゃんみたい、ふふ、可愛いなあユーノは……固くなったおちんちんいじられて、気持ちよくなって、射精したいんでしょ……ほら、もう片方もしっかり吸ってね、ん、ん、あん、そうそう、がっつきすぎないの、ユーノぉ、ん、んん、ぼっきしたおちんちん、しいこしこ、しいこしこ。頭なでなで、なでなで、いい子いい子してあげる。ふふふ、おっぱいちゅっちゅして、おちんちんしこしこされて、頭なでなでされて、もう、いっちゃうんだね! かわいいかわいいユーノ、ボクのおててで、いっちゃえ、いっちゃえ!!」
「あ、ああ、でちゃう、でちゃうよ、かあさんにしこしこされて、でちゃ、でちゃうううう!!!」
半ば催眠にかかったような状態で、ユーノは思いっきり発射してしまう。いままでにない夢幻的快楽につつまれて、うめきながら目を開けたユーノが目にしたのは妖しく愉悦に満ちた笑みを浮かべるレヴィだった。
「そっかあ、ふふふ、じゃあ、ボクがユーノのママになってあげる……!」
続きます。