※この作品はR-18です。

パオパオパオーン   作:どんぐりヒッター

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 羅刹のベルトの魅力低下をものともしない怪傑パオーン。
次なる犠牲者は誰になるのでしょう?


ぽろん、ぽろん、ぽろーん♪



美少女戦士

 

◇◇◇どんとちゃん、どんとちゃん、どどどどどど、どんとちゃん♪◇◇◇

 

 

 

 職人集めの前に、キドランドの町に居るポールを回収した。

今後の活動を考えると男手も必要だろうと思ったからだ。

金や女を集めるのに悪事荒事は避けられまい。

盗賊上がりのポールはうってつけの人材だと言えよう。

 

 

ポールは剣と弓の使い手の様だ。

ゆえ有って、スタンレーの武器屋で小盾を買って持たせた。

 

 

「俺、ガーダー持ってるけど盾貰っちゃっていいのか? おやっさん」

「両方付けておいても良いだろう」

「あ、あれ? 片方しか付けられないみたいだ」

「なら、盾だけ付けておけ。ガーダーは売って小遣いにして良い」

「やった! 俺がんばるよ!」

 

 

現在の仲間は俺、ババロア、ノーラ、ポールの四人。

後は女を捕まえて来ればいいだろう。

 

 

ポールに仲間の伝手が有るようだ。

 

 

「おやっさん、ユーステルムって町に仕事にあぶれてる奴が居んだ」

「ほう、丈夫なおんなか?」

「男だよ、力持ちだがギャンブラーでいつも金に困ってるような奴でさ」

「そうですな、ポール殿。

あ奴は自分で作ったウォード隊から追い出されるような者ですからな」

 

 

誰だ? いつの間に紛れ込んできたんだ?

 

 

「申し遅れました、わたくしは詩人。以後お見知りおきを」

「誰が連れてきたんだ?」

「あ、あたしの袖に引っかかってたの」

「ババロアか、元の場所に返してこい」

「嫌です」

「詩人、お前の意見は聞いてないぞ!」

 

 

 

仕方ない、パブの親父に頼んで仲間から外してもらう事にするか。

 

 

 

「嫌です」

「何故だ! なぜ外せない」

「わたしは運命の見届け人なのです」

「ちっ、ノーラ! 宿屋に行くぞ!」

「え、もうかい?」

 

 

 憂さ晴らしではない。俺は今の自分の体の状態を様々確認する必要が有るのだ。

実を言うと今朝、目覚めたときに問題が発生していた。

パオーンが寝てる間の寝返りターンでバッキバキ。

こっそり窓からババロアにビーしてもらったんだが、隣の家の壁に穴が開いてしまった。

 

 

『ねえこれ、いくらノーラさんが頑丈でもひとたまりも無いよ』

『ああ、ちょっと考えないと不味いかもな』

 

 

王家の指輪を外せば良いじゃないかって?

冗談ではない外せない。外したくない。

もはや俺はゾウ。野生生物としての本能がそう叫ぶ。

王家の指輪はパオーンとセットなのだ。

常に強がり、いきり立ちたい野生の衝動。

抗いがたい、抗えるものではない。

 

 

決してこの状態が気に入っているからではない。

 

 

 

 移動中はババロアにパオーンをずっと握っておいてもらう事にした。

壁や地面に穴が開くほど溜まる前にビーする必要があるからだ。

ババロアが引っ張って掴んでいると俺のパオーンは包まれた状態になる。

包まれたパオーンはよりパオーンの鼻らしくなり、周囲からの奇異の視線が無くなる。

手をつないで仲良く歩く親子連れ、もしくはペットのお散歩。

すれ違う町の人々から微笑まし気な光景と受け止められたようだ。

 

 

 

◇◇◇てーってれーてれってれってるー♪◇◇◇

 

 

 

 早い時間だが宿をとった。

 

 

「ポール」

「なんだい? おやっさん」

「盾を構えろ!」

 

 

盾を構えたポールに俺とババロアが正対した。

 

 

「じゃあポール、準備は良ーい?」

「ん? 分からないけど問題ないぜ、ババロア」

「今の私はババロアじゃなくてキャンディーよ」

「は?」

「わたしはキャンディー、美少女戦士キャンディーよ!」

「ははぁ」

「行くよポール、美少女ビー!!!」

「うわっ!」

 

 

必死に受け止めたポールだったが吹き飛んでしまった。

 

 

「良し、やるぞノーラ」

「え、この流れで?」

 

 

どの道ノーラは喜ぶのだ。俺は構わず押し倒した。

 

 

 

 ババロア改めキャンディーは非常に研究熱心になっていた。

美少女戦士。戦士と名乗るからにはある意味技術者。

技術であるがゆえ観察実践解明が必要だ。

キャンディーは俺のパオーンとノーラの様子をじっくり観察し、

適宜、俺に声を掛けるようになっていた。

 

 

「おじさん!」

「おう」

「行くよポール、美少女ビー!!」

「ぎゃー」

 

 

キャンディーの介入により、ノーラの負担が減り俺の満足感が高まった。

詩人はキャンディーの表情を観察しながら、

手にもつフィドル(ヴァイオリン)で時に激しく時に優雅な曲を奏でた。

美少女ビーの際には、

 

 

「いよっ美少女戦士!」

 

 

などと合いの手も欠かさない。

詩人の協力を得てキャンディーの集中力が高まる。

時に出し切り、時には残す。試行錯誤も始まった。

 

 

 

 期せずして研究者(キャンディー)と求道者(俺)、やられ役(ノーラとポール)に盛り上げ役(詩人)が揃ってしまった。

熱中しないはずがない。熱中すれば時を忘れる。

宿は当然連泊し、3日目にそれは起こった。

 

 

「おじさん!」

「おう」

「行くよポール、美少女ビー!!」

「ちくしょうがー!」

「あっ、これ」

「おお!」

 

 

キャンディーが美少女ビーの出力を程よくとどめて手を離すと、

パオーンの先から放たれていたビーがドロドロあふれ出る形になっていた。

 

 

「おういつっふ」

「美少女ビーが美少女ビードロに進化したわ!」

 

 

 

◇◇◇テレレレッテレー♪ サイフォンの原理◇◇◇

 

 

 

「ノーラ!」

「あーれー」

 

 

ノーラにタンタンしながら王家の指輪の回復効果で出続けるドロ。

人の身では味わえない感覚に至高の幸福感。

そんなに出し続けたらノーラの腹が膨れてしまうのでは?

と考えもしたが心配は無かった。

 

 

ノーラの中に居るパオーンは、別名コロナと呼ばれるカリが露出しているので、

ちゃんと掻き出しながら出し続けているのだ。

もはやシーツが汚れるどころの話ではない。床までべちゃべちゃだ。

 

 

 

 床に広がる白濁ドロにも動ぜず詩人とキャンディーは楽し気にはしゃいでいた。

 

 

「流石ですな美少女戦士は」

「ええー、それほどでもー」

「いやいや、すごい事ですぞ、美少女戦士!」

「えへへー」

「美少女戦士! 美少女戦士! おいおいおいおい!」

「照れちゃうわよー」

「美少女戦士! 美少女戦士! 美少女戦士!」

「うふふ、美少女ビードロ!」

「いよっ美少女戦士、チッチェーパイ!」

 

 

 

◇◇◇ゴゴゴゴゴゴ、ゴゴゴゴ、ゴゴッ!◇◇◇

 

 

 

 人生至る所に陥穽あり。空気とはかくも簡単に変わってしまうものなのか。

詩人は戦士の尾を踏んでしまったのだ。

キャンディーはノーラにタンタンしているパオーンの付け根を掴んでドロを止めた。

 

 

「おじさん、タンタンして!」

「え、あ、ああ」

「もっと、もっとよ!」

「ぐお、ぐおおー」

「まだまだ!」

「ふんぬ、おおおおおー」

「覚悟よ詩人、美少女ビー!」

「ふんぎゃー!」

 

 

哀れ詩人は死んでしまった。いや気絶しているだけか。

ついでに最後のタンタンラッシュでノーラものびていた。

キャンディーは倒れた詩人に尚も数度のビーを打ち付けた。

 

 

「悪は滅んだわ、これもさだめね」

「おい、ポール。詩人生きてるか?」

「あ、大丈夫っす」

「ほら、今日はお開きよ。みんな寝なさい」

 

 

寝てさえしまえば何でもスッキリ。LPだって回復する。

明日からはまた外で稼がなきゃな。宿屋で研究ばかりはしていられまい。





時節柄、ニュースが見たくて、仕方なし
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