※この作品はR-18です。

パオパオパオーン   作:どんぐりヒッター

5 / 6
うーん、呪いが正確に実現できなかったのは、
どういう風に説明したらいいのでしょうか。


あれは六人目だけを外そうとしたなら外せたものを、
デビン殿が3人いっぺんに外そうとしたから専門店などと、
無いものが出現してしまったわけですが。
だからノーラ殿が外れてしまったわけですし。
うーん、言わなかったことにしましょう。
決して、酔って余計な事を言って、後で困ったなどと言う事ではないのです。



 おや、今宵も皆さんお集まりですね。
ノーラ殿を中心のメンバーに据えるべくエレン殿の排除に向かったわたくし。


しかし、英雄の心は違った形に向かってしまうのです。
此度はノーラ殿を取り戻すべく東方へと向かった話ををうたいましょう。


ぽろん、ぽろん、ぽろーん♪





東方遠征

◇◇◇どんとちゃん、どんとちゃん、どどどどどど、どんとちゃん♪◇◇◇

 

 

 

 専門家となった俺は、ひたすらにエレンのキャッチアンドリリースを楽しんだ。

研究対象には面白がって観察を進めていくのが専門家である。

仲間になるのを嫌がり、仲間でいることを嫌がる。

なのに、仲間になれと言うと「うん、良いよ」というエレン。

これが楽しくなくて何が専門家と言うものか。

 

 

 

 専門家は規則正しく行動することが大事だ。

でなければ、変化を見落としてしまうからだ。

今の一日の流れは、朝、起きたら、まずはエレンをキャッチして「うん、良いよ」を楽しむ。

午前中は西の森で稼いで、休憩がてらエレンをリリースアンドキャッチ。

昼飯後にエレンのリリースアンドキャッチ。

午後も西の森。休憩がてらエレンをリリースアンドキャッチ。

夕飯後にエレンをリリース。

そして、ノーラを連れて宿屋でむふふ。

 

 

最初に音を上げたのはノーラ。

LPの多さ、他のステータスの良さに目を奪われがちだが、やはり女性。

素の体力は12と低い。これでゾウの体力は受け取れ切れまい。

 

 

「ゾウの旦那。いつでも良いって言ったけどさ。さすがに毎晩はきついよ」

「専門家は求道者でも有ってだな」

「何言ってるのか分かんないけどさぁ、頼むよ。工房で腰が入らなくって困るんだよ」

 

 

何故か詩人が必死にノーラの説得を図るも、俺が止めると他の仲間も同調してくれた。

ノーラに嫌われてしまっては、専門家への道が遠のく。

日々のルーティンに詩人を吹っ飛ばす日を入れこまなければなくてはな。

 

 

 

 次の変化はエレンに現れた。

そう、毎度開放してもらえるのだ。慣れてしまったのだろう。

キャッチする時、俺とポールとウォードで追い詰めると、

エレンはポールに色目を使い始めたのだ。

 

 

増上慢(ぞうじょうまん)。

仏教用語で悟りを得ていないのに、得たと勘違いし慢心してしまう事。

エレンはまさにその状態。

ポールに追い詰められると「きゃー」と言いながらも笑顔を振りまいている。

ウォードが近づくと「何よ!」と怒る。

俺が近づくと「どうせ今回も逃がしてくれるんでしょ」などと言いやがる。

 

 

ポールはさして魅力が高い訳ではない。

エレンにとっては、駄目男センサーに引っかかるのか、

恋人持ちであることが、語られずとも分かるのかで気になるようだ。

人のモノを欲しがるのは良くない。

ここは、本気のお仕置きタイムが必要だろう。

ポールの恋人の為である。

俺が自分の欲望のため、自分勝手に何かしたいわけではない。

あくまで、ポールの恋人のため。

 

 

 

 そうと決まれば宿屋へ直行。

 

 

「えっ、えっ? 逃がしてくれるんじゃないの!?」

「お仕置きの時間だ。お仕置きの内容は熟考してきたので覚悟せよ(嘘)」

「そんなー!」

 

 

ドロドロ準備完了後、俺はエレンにぴっちりと足を閉じさせ、

エレンの増上マンにパオーンを思いっきりこすりつけた。

しかし、これでは以前のスマタ―と変わらない。

 

 

「出せ」

「何を?」

「舌を出せ」

「嫌よ」

「お仕置きだぞ、ベロチュウしてやらなければ治まるまい」

 

 

性器。性器と言えば直接的には互いの股間にあるものだ。

女性にはおっぱいにお尻、その他同好の士による様々な部位の報告もなされる。

しかし、人が一番見るのは顔だ。

顔は性器。顔こそが性器。

顔を制するからにはチュウをしなくてはならない。

 

 

「お願い、お願い、私はチュウもまだなのよ! 本当にそこは許して」

 

 

こいつ、チュウもまだなのかよ。どんだけお高く止まっていたんだか。

何か、ロマンチックな仕掛けを用意してやらねばならないのか?

この関係でロマンチックな仕掛けなど片腹痛いと言うものだが。

いや、茶番は茶番で後の楽しみに取っておくのも悪くないか。

 

 

 

「ならば、ふむ。エレン服を着ろ。下はスカートだ。

下着をつけてはいかんぞ」

「終わり? じゃないのよね?」

「当たり前だ。お仕置きだと言っておろうが」

「ううっ、着たわ」

「では、お前が俺の上に乗って腰を振ってご奉仕するのだ」

「なんであたしがそんなことを!」

「お前は妹を売るような姉なんだぞ、お仕置きだぞ。

逆の立場になって考えてみたらどうだ」

「くっ、ううう」

 

 

そう、逆の立場になって考えてもらいたい。

エレンが上に乗ってのご奉仕とあらば、

スマタ―のマットプレイ気分が味わえるというもの。

しかも、スカートが有れば、より入っているような錯覚も楽しめる。

 

 

少しの間、すすり泣きながら腰を振っていたエレンだったが、様子が徐々に変わって来た。

自分の良い所にパオーンの先っぽを当てて楽しみ始めたのだ。

どうせなら、自分も楽しんでしまおうと言う事か。

ポジティブシンキングと言う奴だな。

ならば、いっそ突っ込んでしまおうか。少し腰を引くと

 

 

「あっ、ちょっと動かないで」

「動いてないぞ(嘘)」

「絶対よ、絶対動いちゃダメだからね!」

 

 

タイミングよく腰を引けばちゅるんと入ってしまえそうなんだがな。

 

 

これは、そういうお店ではできない。

やばいおっさんが出てきて大金を要求され、待合室に名前と似顔絵をさらされてしまう。

あんな似顔絵はお努め中のお仲間のを使ってるだけだ、などと高を括ってはいけない。

俺も小悪党の一人。

ひとたび正義を振りかざせるとなった小悪党が、どれだけ人を追い込むのかは良く知っている。

しかし、ここはお店ではない。ふふふ。

 

 

エレンのスカートがふぁさふぁさと肌にこすれる感覚が心地よい。

俺が思索にふけっている間に、エレンはまたお楽しみに夢中になっているようだ。

服を着せたせいか警戒心が弱まったのだろう。

 

 

 

 これはもう、突っ込むチャンスだ。

エレンを俺の女にしたいだけなら今を逃す手はない。

ただし、俺はエレンを俺の女にしたいわけではない。

そう、俺はエレンの「うん良いよ」専門家になりたいのだ。

 

 

俺は考えた。ご奉仕させてるのに良くなってるのはエレンだけ。

しかも、突っ込むのはまずい。では、俺が何で楽しむのかを。

手始めに手を握ってみると恋人つなぎになった。

体勢としてそうなるのが自然な形だ。

 

 

繋いだ手を俺の胸に誘導し、エレンの手を俺の胸に付かせた。

そして、俺の手はエレンの太ももに回した。

多少の圧をかけて太ももを掴む。

ぞわっとするように指先だけで触ってはいけない。

多少の圧が大事だ。嬉しくなる程度にギュッとする。

折角、自ら良くなってるエレンの集中をそぐのは悪手と言うものだ。

 

 

太ももは大きな筋肉が出来やすい。

大きな筋肉は凝りやすい。

そこをほぐすと男は勃ちが良くなる。

正座をして、体重の軽い女にかかとで踏みつけて解してもらうと、

こんなに凝っていたのかと驚くほどに実感する。

 

 

太ももを上下にさするとさらに良くなってくるエレン。

俺の上に座り込み、騎乗位なのに足ピンオナニー感覚とみた。

尻に手を回しても、

 

 

「だ、駄目よ」

 

 

の声が弱々しい。尻は尻で良いものだが目的の地は上にある。

尻から腰、脇腹へとこすり上げていくと、

エレンは俺の手を取り太ももに押し付けた。

こっちの方をさすってほしいと言う訳だ。

ドロがドロドロして潤滑剤には事欠かない。滑りは万全。

しばし、エレンの動きに合わせてやっていると、

不意にエレンは俺の左手を持ち上げ指をしゃぶり始めた。

 

 

絶頂は近い。

しゃぶった指を口から離し、下に降ろそうとした時、

俺は左手でエレンの胸を掴んでやった。

抵抗せず、そのまま俺の左手を抱きしめるエレン。

 

 

エレンが顎を上げ、体をプルンと震わせた時、

俺にもドロドロタイムの限界が来てしまった。

これはまずい。

エレンは前後に腰を振ってこすっていただけだったので、

王家の指輪のターン回復が発動していなかったのだ。

 

 

急いでエレンを下に組み敷きターン回復をすると、エレンが慌てて声を上げた。

 

 

「ま、待って。痛くなっちゃう」

「何、うーむ」

「お願い、痛い事しないで」

 

 

痛がるところを無理やりに、というのは趣味でない。

折角復活したドロドロタイムがもったいなくはあるが、

俺はエレンを強めに抱きしめてから耳元に声を掛けた。

 

 

「ならば、お仕置きの続きは次回だな」

「本当に?」

「そうだ、それとなエレン。

次からは腰を前後に振るだけではだめだぞ。

時折、上下にタンタンとせい」

「それが良いの?」

「お仕置きだからな、しかと務めを果たせ」

「お仕置きだから仕方ないのよね?」

「ああ、お仕置きだからな」

「うん、分かったわ」

 

 

エレンは俺を抱きしめ返してきた。

 

 

 

 このまま言葉を交わしていたい所ではあるが、

あまり懐かれてしまっては専門家への扉が閉じる。

ちょっとは嫌がられたうえでの「うん、良いよ」が見たい。

 

 

ドロの残りで詩人を吹っ飛ばしてこの夜もお開きとした。

 

 

 

◇◇◇てーってれーてれってれってるー♪◇◇◇

 

 

 

 朝一でエレンをリリース。

ノーラの工房に向かった。

 

 

 

「よう、精が出るな」

「ゾウの旦那、折角休みをくれたのに朝一で来ないでおくれよ。

今日は工房の仕事に専念したいんだからさぁ」

 

 

ノーラの言い分はもっともであると言えよう。

伝え方はともかく。伝え方?

伝え方が悪いなら、これはノーラへのお仕置きを考えても良いのではないか?

伝え方で因縁をつけるなど、理不尽すぎる物言いだがこれは使える。

 

 

小悪党の俺としては、この様にくだらない事にこそ付け込むべきであろう。

さて、どう道筋を建てて追い込むか。

ちょび髭を触りながら考えていると詩人が割り込んできた。

 

 

「ノーラ殿、ここは思い切って東方の国の技術を見に行っても良いのではないですか?」

「東方の国?」

「刀や鎧など、こちらには無い武具が有ると聞きますぞ」

「へー、それは職人の血が騒ぐ物言いだね」

「是非、是非に」

 

 

詩人の奴め。邪魔ばっかりしおってからに。

しかし、しかしだ。

ここは乗っても良いのかもしれない。

ノーラへのお仕置き内容について熟考する時間ができるからだ。

 

 

お仕置きはお仕置きで効果的なお仕置きがしたい。

それにはノーラの事をもっとよく観察する必要があると言うものだろう。

ノーラと共に東方に向かうとならば、熟考する時間が出来る。

 

 

「良いだろう、ノーラ。東方の国へついてまいれ」

「ゾウの旦那、話せるねぇ。じゃあ、さっそく」

 

 

そそくさとノーラは仲間に入った。

そして向かうはナジュ砂漠。

その東の先に東方の国が有ると言う。

 

 

 

◇◇◇ふぉーふぉろひー、ひふょろひー♪◇◇◇

 

 

 

 砂漠、砂漠、死の砂漠。

俺はほぼゾウ。草食動物だ。

食料の備えも無く、植物の無い砂漠に行くなどとんでもない話だった。

 

 

砂漠を歩き回ることによるターン回復は、ババロアがビーして対応していた。

しかし、俺は腹ペコで身の内から自我を喰い殺ろされてしまったようだ。

 

 

 

◇◇◇プープープー、プーププー、プププ、プププププー♪◇◇◇

 

 

 

 俺は口の中でシャクシャクと鳴る葉っぱの音で意識を取り戻した。

隣には知らない女がせっせと俺に葉っぱを差し出していた。

誰だ? こいつ。いつの間にか新しい仲間が入っていたのか。

 

 

どれどれ、どんな奴だ?

 

 

ムング族の娘ツィーリン 28歳、LP12

腕力14、器用さ24、素早さ15、体力18、魔力10、意志20、魅力16

 

 

ふむ、28歳。程よく若い、良い年齢だ。

俺がゾウでなかったならば、30半ばの女が丁度いい。

しかし、30半ばの女にゾウの体力は受け止めきれまい。

23歳のノーラ、20歳のエレンでは少し若すぎる。

ツィーリン、28歳。ベストではないか。

 

 

とりわけ目立つのが黒髪だ。

大人の事情でカラフルな髪の色した人が多い中、これは希少。

トリじゃあるまいし、いささか食傷気味であったのだ。

ツィーリン、28歳。つやが際立つ黒髪の上物だ。

 

 

LP12、体力18と欲しい数値がなかなかでもある。

こいつが相手ならば、ドロドロタイム以外でも遊べるのではないだろうか。

ツィーリン、28歳。そのままできる女。

 

 

よく見ると若干ハニワのような顔をしている。

魅力が16とややマシ程度なのはそのせいか。

ただし、これは悪党や大悪党に横取りされる心配がない、とも考えられる。

ツィーリン、28歳。俺だけの女。

 

 

こいつの能力で一番光るのは24の器用さ。

これは職人のノーラと同じだ。だが、ノーラの器用さは夜に発揮され無い。

いや、おかしな恰好でやられて喜ぶといった特殊な器用さを発揮しているのであろうか。

人並外れた能力とはどこか尖っていて、方向性を間違えると痛い事になる。

ツィーリン、28歳。どうか床上手で有ってくれよ。

 

 

 

 俺がツィーリンを眺めながらしげしげと思索にふけっている間、

ツィーリンはやや顔を伏せ、目をぱちぱちとまたたかせながら黙って座っていた。

 

 

そうだ、俺の仲間になるのはどういう事かちゃんと言っておかねばなるまい。

エレンのように面倒くさい女になられては困る。

あれはあれで良いものでも有るが、あんなのばかりではな。

 

 

「娘よ、苦しゅうない近う寄れ」

 

 

ツィーリンの服装も有り、いつもより余計に時代がかった話し方をしたくなる。

ツィーリンは気にした様子もなく、優雅にしかし素早く俺の右手に抱き着いてきた。

 

 

「名は何と申す」

 

 

ステータスを見て知っているのだが、声を聴きたいので聞いてみた。

ツィーリンは顔を上げるが、答えず目をぱちぱちとしてから目を伏せ、

顔を俺の右肩に押し付けてきた。

語らずとも伝わるので俺にいなやは無い。

これはなかなか良いものだ。

 

 

「右手でお前をなでてやりたいのだがな」

 

 

何か体術の心得が有るのだろうか。

ツィーリンは心地よいほどに体を当てながら俺の右から左へと移動し、

左手に抱き着き頭をなでやすい位置へと差し出してきた。

 

 

「愛いやつ、愛いやつ。どれ」

 

 

頭をなで、結った髪をなで、肩をなで、頬をなでる。

すると、ツィーリンは俺の動きに合わせて細やかに姿勢を変えた。

顔の表情はあまり変えずに目をぱちぱちしているだけだが、

体の動きで、仕草で俺に答えているようだ。

 

 

決して単調にならずに俺の動きにこたえるツィーリン。

動けば、少しづつ服装が乱れる。

はだけた服は誘うよう、あえて見せながら直す。

これはとんでもない買い物だ。

 

 

「どれ、口を吸うてやろう」

 

 

ツィーリンのあごに手をかけると、ビクッと緊張を走らせた。

しかし、体を強張らせながらもそっと唇を差し出してきた。

俺が舌をねじ込んでやると、ツィーリンはうわっとのけぞり飛び下がった。

ものすごい渋い顔をした後、すぐに俺の胸に抱き着き唇を差し出してきた。

 

 

震えているツィーリン。閉じたまぶたのふちに涙が光っていた。

そうだった、忘れていた。直前まで俺は葉っぱを食べていたのだった。

そこらの葉っぱは、ほぼゾウである俺にとっての滋養。

混じった茎や枝なども歯ごたえが有って美味しいのだが、

人には渋みや苦みがきつくて仕方ないのであろう。

 

 

「これは済まなんだ。葉っぱや枝の渋みが残ってきつかっただろうに。

可愛そうなことをしてしまったな。

お前の口を吸いたいならば、先に俺の口をゆすいでからにせねばな。

どれ、水場はどこだ?」

 

 

聞いたツィーリンは、パッと目を開いてから首に抱き着いてきた。

あまり表情を変えないハニワ顔だが、嬉し気な様子が伝わってくる。

 

 

ちょっと待ってと仕草で伝えてきた後、

いそいそと碗に水を汲んで戻って来た。

座って待っていた俺が碗を受け取ろうとすると、

ツィーリンは碗の水を自分の口に含んだ。

俺に近づき上から覆いかぶさるように顔を近づけてくる。

 

 

そうか、口移しで水を渡したいのか。かわゆい奴め。

なかなか芸達者ではないか。行き届いている。

二度、三度と口をゆすいだ後、

 

 

「どうだ、まだ匂うか? 味も大丈夫か?」

 

 

ぺろりと舌を出して見せると、ツィーリンは臭いをかいで味を確かめ、うなづいた。

ならば、遠慮は無用。ツィーリンを抱き寄せ思いっきり口を吸ってやった。

こうとなっては、もう治まるまい。

脱がしにかかると、つるんとむけた。

むけたというより、俺がツィーリンの服の中に入ってしまった。

不思議な服を着ているようだ。

しかし、そう言う事なら先に俺が脱いでおくべきだったか。

 

 

甲斐甲斐しい手伝いを受けながら、俺は狭い所でぎこちなく脱いだ。

ツィーリンが覆面を脱がそうとしたが、これは駄目だ。

トレードマーク、本体。いや、俺の本体はパオーンか?

まあ良い。覆面はそういうものだからだ。

 

 

俺のパオーンはもうはち切れそうだ。

ツィーリンはエレンの様な増上マンではない。

準備万端、濡れ濡れだ。

ならば出陣、いざ鎌倉!

 

 

 

 素晴らしい。これが器用さ24の本気か。

攻守に隙がない。俺がやりたいようやっているように見せて、さまざまに誘導してくる。

俺の発射を促し、あちらこちらを刺激しながらも、

自分の良い所へ俺の動きを誘い込んでくる。

そして、そこばっかりを攻めさせるのではなく、別の場所への誘い込みも忘れない。

主導権を握ってやろうと、他の所に攻めに行くと、

その付近での良い所をちゃんと伝えてくる。

 

 

ツィーリンは嬌声をあげない。

代わりに、良い所を攻めると目をぱちぱちとまたたかせる。

そして体の密着度を上げてくる。

さらに良くなると目をスーッと閉じ、この時ばかりは自分が感じることに集中してくる。

これが嬉しい。

俺はやらされているようでいて、やらされている感が全くない。

ツィーリンは、全身で良い所を攻められると良いと反応してくるからだ。

 

 

 

 ああっ、もうダメだ。出る。

しかし、一発目を中に出してしまってはツィーリンの身が危ない。

 

 

「おい!」

 

 

声を掛けると機敏に察して、服から二人で飛び出した。

しっかりと手でしごかれてビーと辺りにぶちまけた。

一発目の発射が治まると、ツィーリンは多彩な口撃でパオーンをキレイキレイしてきた。

しかし、全部を一度に味わってしまうのはもったいない。

 

 

「娘よ、重点口撃は別の機会に願えるかな?」

 

 

 

 服の中に戻り、再びまぐわい始めた。

二度三度四度と中で発射してもLPの減りは一つと少ない。

なかなかの体力を持つツィーリンは素晴らしい女だ。

この気持ちよさ反応の良さにして、まだまだ伸びしろも有る。

なにしろHPが少ない。これは戦闘を重ねればどんどん増えていくであろう。

身のこなしに関しても、体術レベルは11。

今後、戦闘で使えば使うほどどんどんのびていく事だろう。

 

 

俺は改めてツィーリンのステータスをチェックした。

腕力14、素早さ15は戦闘での体術使いとして、かなり物足りない。

しかし、こと床の良さに関してはこの物足りなさが輝きまくる。

絞めつけられても程よい程度の腕力。

早く動ければ早いほどいいという訳でもない素早さ。

全力で事に当たるからこそ出る仕草。反応。

全ての能力が突出した器用さを後押ししているように思える。

 

 

すれ違うだけでは決して分からない、この能力。

俺が人の身であったなら、なんだハニワか。

などと言って通り過ぎ、見過ごしていたかもしれない。

 

 

ん? ハニワ?

通常、小悪党程度では仕掛けても貰えないハニワトラップ。

通称ハニトラの至芸をこの娘は持っているというのか?

そうだ、単なる床上手などとは次元が違う。

この女を抱いたからには他の女など抱けはしまい。

エレンのスマタ―。ノーラのバカ丸出し。

なんであんなのを相手にしてやらねばならないのか。

 

 

しかし、至芸だけを味わっていると至芸が普通になり、

有難みが減ってしまうかもしれない。

ゲテモノにはゲテモノの価値や意味が有る、とも考えられる。

いや、ゲテモノとは言いすぎか。

 

 

 

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