あれから10日ほど、俺は『蛇の林檎』へ来ていた。
サバイバアルと顔を合わすのが照れ臭くて行けず、とはいえしばらくウィンプを放置してしまっていたため、様子を見に来たのだが。
「ようサンラク」
扉を開けたら当人がいた。
「お、おうサバイバアル、久しぶりだな…」
「どうしたお前……はぁ〜ん?さては俺とヤったから顔合わせづらいってか?」
「いや、その、まあ……ハイ。」
「なるほどなぁ、まあ俺も俺でいじめすぎた。すまん!」
いやなんでお前が謝るんだよ、腰砕けるほどイかせまくったのは俺だろうがよ。
「だってお前童貞だろ?じゃあ勢いでヤった後で自己嫌悪とかしょうがねえよ。」
「うぐっ……お前、ちゃんと割り切ってんのな。」
「あたりめぇだろ、人生いろいろあるしな!」
色々とは一体、いや気にするのはよそう。
とはいえ今初めてサバイバアルをすごいと思った。
プレイヤースキルとかじゃなく精神的にすごい、野人とかいう二つ名は撤回だ。ちゃんと大人としてできている。
「でさ、 レズセックスしようぜ。」
前言撤回。猿だった。
「いやなんでそうなるんだよ!! ていうか俺が聖杯使ってもお前のストライクゾーンの外だろうに!」
「ギリ範囲内だ!! あとお前せっかく女体化できるのにあの快感知らないとかもったいねえなって思ってさ。 とりあえずこないだのお礼も兼ねて俺が色々教えてやんよ。」
まあ確かに、先日サバイバアルを抱いたときは死んでしまうんじゃないかというくらいに気持ちよさそうではあった。
とはいえ自分で体験したいかと言えば……ううむ……。
「その顔、興味はあるが恥ずかしいって感じか?」
何故バレた?!
「マスターに言って奥の部屋を借りよう。あとは俺達が口をつぐめば漏れることはない……だろ?」
「まあ、その、そうだけど……。」
戸惑う俺にサバイバアルは耳打ちする
「今回だけ……な? 頼むよ。」
しょうがないにゃぁ。 結局その場で聖杯を使った俺はサバイバアルに手を引かれて『蛇の林檎』の奥へとホイホイ付いていってしまったのだ。
あーあ、もうカッツォをネタにできないなぁ。
「さて、お手柔らかに頼むぜ。」
「任せろって。 あ、脱がずにそのままベッド上がっといてくれ。」
「は?やだよ脱がされるなんて恥ずかしいし。」
まあどうせ靴と下着だけなんですけどね。
すぽーんと脱いでベッドに上がり、サバイバアルの方を見る。
鼻息荒いって!怖いって!一体なに?!
「ロリ巨乳……ぷにぷにのすじマン……おぉ神よ……」
ロリコンに新たな信仰が芽生えつつあるが、ここの神(天地律)はどう考えても邪神の類だろうに。
「せっかくだし幼女風にRPでもするか?」
「いいのか! ぜひ頼む!」
圧がすげえよ、そんなに嬉しいかよ。
えっと、幼女RPってどうすんだっけ?
膝枕でナイフを……いやいやμ-skyお前は記憶の深淵へ帰れ、多分栗きんとん幼女あたり参考にすればいけそうだな……少し怖がった感じで身を縮こませて、上目遣いで、よし。
「おねえちゃん、こわいこと、しないで……ね?」
あ、サバイバアルの動きが止まった。ミスったか?
と思ったら両手首をがっちり掴まれて押し倒して来やがった。
「大丈夫だよ、怖くなんかないよ、おじ……お姉さんに任せてねデュフフ。」
「おねえちゃん、いたい……ちょ、いやマジで痛ぇし怖えよサバイバアル!!」
ガチで組み伏せにかかってんじゃねえか!俺でも恐怖を感じたぞ!リアル幼女なら気絶するわ!!
もうRPとか関係なしにヤツの腹を蹴り飛ばして距離を取る。
「おいコラァ!全くもってお任せできないんですけどぉ?!!」
「すまんサンラク、このとおりだ。 アレは危険すぎるからいつも通りのノリでいこう。」
うわっ、後転受け身から流れるように土下座へ移行しやがった。武術か何か?ぶっちゃけキモい。
「……ほんとに、怖くしないんだな?」
「ぬぅっ! その言い方もだいぶヤバいがなんとか耐えれる……前処しよう。」
不安しかねぇ……。
ほれサバイバアル、とりあえずこっちゃ来いや。
手招きしてベッドで並んで寝て……やっとマトモに進められそうだ。
「とりあえずちゅーしようぜ。男のときも気持ちよかったからまだ抵抗無いし。」
「だな、してるあいだに気分も盛り上がるだろうし。」
今度は俺から待ち受けるように、サバイバアルへと唇を尖らせて目を閉じた。
柔らかい感触と同時に舌が入り込んでくる。歯列をなぞるように蠢くそれを、自らの舌を絡めてみたり、逆に向こうの歯茎を愛撫してみたりと、そんなのがずっと続いていた。
その最中、不意にサバイバアルの手が俺の胸を揉みしだいてきた。
まあ巨乳は感度低いとは聞くけども……。
は?うわっ、嘘だろおい!めっちゃ感じる。
ああそうか、こいつ揉みながら指の間で乳輪と乳首を同時に刺激してるんだ。
待って声出ちゃうってこんなの! ああでも口塞がれてるから呻くしかできないし!!ていうか酸欠気味なんですが!気付いてサバさあぁぁぁん!!!
「ぷぁ……大丈夫かサンラク?」
「はぁ……だいじょばないって、息させろよ……。」
「ごめんな、可愛くてつい。」
そう言ってぎゅっと抱きしめてくれるサバイバアルの胸に遠慮なく顔を埋める。 ううむやはり柔らかい。
お返しに胸を揉んでやろう思った矢先、股間に刺激を感じて動きを止めてしまった。
「ここ、クリトリスだっけか? どうよ?」
「その、なんか、ちんこ弄られてる感じを激くした的な……。」
「まあ元は同じ器官だからそう感じるんかもなぁ。 やさしくするから、痛かったら言えよ?」
「うん……。」
サバイバアルは上から押さえたり包皮ごと摘んだりして刺激してくる。これだけでもだいぶ強い刺激だ。
「あぅ……やばい、なんか来る……。」
「イきそうか?いいぜ、イっちゃえよ。」
「ひっ!うぅぅぅぅぅぅぅ!!」
陰核をぎゅうと押さえつけられた刺激で、俺はそのまま絶頂を迎えてしまった。
無意識にサバイバアルへ抱きつく力が強まる。
波が収まった後は頭の中がふわっとして、一瞬呆けてしまった。
「サバ……ちゅーして……。」
ノータイムで唇を塞がれ、再び歯茎と舌を蹂躙される。
しばらくして俺の意識もハッキリしてきたが、気持ちよさと恥ずかしさでこのキス地獄を止めるタイミングを見つけられずにいた。
「っはぁ……お前大丈夫か?なんかめっちゃエロくなってるけど。」
「その……ごめん、気持ちよすぎてだいぶ頭おかしくなってる。」
「そりゃ結構なことで。 じゃあ次は膣内でイッてみようか。」
その言葉を聞いた俺は、何故か自発的に片手を股間へと持っていき、秘裂を広げていた。
「めっちゃ濡れてるし……。 サバ、挿れて……。」
サバイバアルは無言で膣内へ指を挿れてきた。
膣口に感じる異物感が、次の瞬間に快感へと変わった。
「やっぱ小さいから狭いなぁ。とりあえず奥までいくぜ。」
出し入れするような動きを何度かした後、腹の奥に指が当たるのを感じた。
「うぁっ!!」
「身体ちっちゃいから、浅いな。もう子宮口届いたぞ。」
腹の奥をかき回されるような違和感と、強烈な快感で俺は何も言えない。息をするだけで精一杯だ。
「気持ちよさそうな顔してんなぁ、これはどうだ?」
次の瞬間、倍化した快感で俺は意識を失った。
「お、起きたか。」
「……なんか最後わけわかんなくなった。」
「子宮口とGスポットを同時に刺激したんだが……まさか気絶するとはなぁ。」
「……え?ってことは指2本挿れたの?」
「ふわとろって感触だったな。すんなり挿入ったぞ。」
えぇ……初めてだったのに指2本も入るものなのか……?
その事実を知ってしまうと余計に恥ずかしいというか何というか。
「で、どうだったサンラク、良かったか?」
「うん……まあ、気持ちよくて気絶するなんて想像もしてなかった。」
「そうか、練習の甲斐があったわ。」
練習……?
「おまえ……まさかついにリアルで犯罪を……」
「ちげーよ! 自分のアバターでどうやったら気持ちいいか試したんだよ……って言わせんな恥ずかしい!!」
マジかよ、要はコイツ、俺をちゃんと気持ちよくするためにオナニーしまくってたってこと?
やばい……めっちゃ嬉しい……。
「なあ、サバ。」
「あん?何だよ?」
「まだログアウトするまで時間あるからさ……続き、しようぜ?」
「嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか。それじゃ、とことん悦ばせてやるからな。 」
「こっちこそ。」
その後は思いつく限りお互いの身体を弄んだ。
サバイバアルは俺のクリの包皮を剥いてしゃぶりながら膣内を指で掻き回してきた。
俺は小さい体躯なのをいいことに、サバイバアルの膣内にすぼめた手を挿入し、子宮口を握ったりしてみた。
その後はふたりともイキ疲れて、結局ログアウトしたのは明け方になってしまった。
結局、俺は一睡もせず登校する羽目になった。
猿なのは俺もじゃねーか。
俺の脳内サンラ子さんは原作より一回り小さい感じになってしまう。