M:もう少し
H:放送時間を
K:考えたらどうだ
放送局。
本番5秒前! 4,3,2,1
「皆様こんばんは。新番組『明日から使えることわざ・故事講座』のお時間です。司会は私、
眼鏡をかけた小太りな男が頭を軽く下げてお辞儀する。
「さて今回も多くの方から応援のお便りを頂きましたので一部をご紹介させていただきます」
そう言って筆左記は手紙が入った箱から無作為に取り出す。
「まずは……、某所のバンパブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ──」
バシィィィィィィンッッッ!! (ゴミ箱に勢いよく投げ捨てる音)
「申し訳ございません。手紙が
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一匹の猿が幹のない大木の頂点まで
「う、ウキィ~! ウキィ~! (あ、あぁ~! あぁ~!)」
幹を滑るように降下する猿。その摩擦は猿の下半身、特に股間部分に集中した。その刺激に猿の逸物はギンギンに勃起して、その先端からは透明な汁がにじみ出ていた。猿が地面に到達する頃には幹には透明な液体だけではなく白濁とした液体が猿が降下した跡を示していた。
猿は
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「さて。今回はとある猿が普通の猿では考えられない方法で自慰行為をして快楽を得ていました。このことわざを
猿も木からお汁(猿も木から落ちる)
と言います。これは苦難を恐れず行動しなくしては栄光は得られないという意味ですね。同じ意味として海外のことわざに『十字架なくしては王冠はなし(
皆さんも何か欲しい、もしくは人の為に役立ちたいと思っていても、理想と現実とのギャップに尻込みして結局は行動に移さなかったという経験はおありなのではないでしょうか?
そんな時はこのことわざを思いだし、目標を『この程度のことなら出来る』というくらいまで細分化して一個ずつやるようにしてください。千里の道も一歩からです。
そしてその一歩を踏み出せれば足を止めない限り荷物を載せた台車の如く進んでいきます。
それではまた来週この時間にお会いしましょう」
あまりの長さに筆左記はハガキを捨てましたが、送り主のフルネームは
バンパブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ子
です。略してバン子。
ちなみにピカソの本名も彼女同様長いです(^-^;