※この作品はR-18です。

明日から使えることわざ・故事講座   作:筆先文十郎

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この小説はコメディです。本当に学びたいと思う人はUターンすることをお勧めします。


第二回 明日から使えることわざ・故事講座

 マ(M)ジで、放(H)送事故が多いことを、気(K)にしたほうがいいTV局、MHK放送局スタジオ。

 

 本番5秒前! 4,3,2,1

 

「皆様こんばんは。『明日から使えることわざ・故事講座』のお時間です。司会は私、筆左記(ふでさき)分重郎(ぶんじゅうろう)です。どうぞよろしく」

 眼鏡をかけた小太りな男が頭を軽く下げてお辞儀する。

「さて前回の放送では多くの反響がありました。それではその中から一部をご紹介させていただきます」

 そう言って筆左記は手紙が入った箱から無作為に取り出す。

「まずは……、すみません、住所がどう読むのかわからないので省略させてもらいます」

 頭を気まずさそうにポリポリと掻きながら手紙を読み上げる。

「『明日から使えることわざ・故事講座拝見させてもらいました。失敗は成功の基、本当に興ふ……ではなく感動しました! 今後もすばらしいVTRをお願いします。仏宇野(ふつうの)段士(だんし)』……いや、嬉しいですね。このような感想を頂けて本当にうれしく思います」

 そう言って次の手紙を読み上げる。

「えっと……これも先ほどと同じ住所からですね。なになに……『あのような放送を公共放送でやるTV局と番組関係者の良識を疑います。即番組を無くすべきだと思います。葛原(くずはら)粕(かす)──』」

 

 グシャッ! 

 

「おっとすみません。手紙が勝手に(・・・)に丸まって読めなくなってしまいました。それでは気を取り直してこちらのVTRをどうぞ!」

 

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 保健室のベッド

 

 じゅる……じゅぼっ、じゅぼぼぼ、じゅるじゅるっ! 

 

「あぁぁぁぁ~あっ!」

 これまで経験したことのない凄まじい快楽に意識を覚醒させた、とある高校に通う小平(こだいら)亮兵(りょうへい)は背筋が反り返らせて声をあげた。小学生にも間違えられそうな童顔と体つきに反して、並の男性器を遥かに上回る股間からジュボジュボと淫らな水音が響き渡る。

「ふふっ。可愛い声だすのね、小平君って。……ココと違って」

 そう言って生徒の股間にミディアムの整った美貌を前後させる、青年誌のグラビアを飾っているモデルと言ったほうが自然に思えるほどの肉感的なボディの女教師が少年をうっとりとした瞳で見つめる。

 島崎(しまざき)和賀子(わかこ)。当学校にある保健室の主だ。

「し、島崎先生……何で……!?」

 男子生徒だけでなく女子生徒、はたまた教員からも人気のある女性が自分の股間に顔を埋めている状況に理解が出来ず、亮兵は疑問の声を投げかけながらここまでの経緯を思い出す。

(た、確か体育の授業でサッカーをしていて……俺、ゴールキーパーで……サッカーボールが股間に当たって……悶絶して……痛みで意識がハッキリしない状態で……クラスのみんなが保健室に運んでくれて……)

「小平君の股間にボールが直撃したって言うから股間の様子を見ていたら小平君のモノが大きくなったんだもん。これは腫れ(・・)が悪化する前に処置しなくちゃって思って今に至るわけ……」

 童顔高校生の心を読んだかのように答える年上女性は、悪戯っぽい笑みを浮かべると再び肉棒を咥えこむ。

「あぁ……っ!」

 生温かい口腔粘膜がペニス全体を包みこみ、それが適度な力で締めつけてくるのである。肉筒の側面にはぞわぞわと微電流を流したかのような快感が走った。自分の手などでは、決して得られない感覚だった。

「あ、あぁ……はうっ!?」

 一分も経過しないうちに、亀頭の先端からじわりと透明な滴が溢(あふ)れてくる。

「ふふ、触られるのも舐められるのも、初めてなのね。小平君の逞しい逸物が、こんなに震えているわ」

 くすくすと笑いながら、美貌の年上女性は肉棒に舌を這わせる。肉幹からツッーと舌は下りながら、くすぐるように陰茎の裏側を舐め上げていく。そして再びねっとりと熱い感覚が這うように幹を昇っていく。とろけるほどの快楽がさざ波のようにペニスから腰全体へと広がっていく。

「ふっ! ……うぁあっ!」

 初めて味わうフェラチオに、全身を強張らせながら呻く亮兵。

(だ、だめだ……こんなことは、しちゃいけない……けど……)

 

 先生と生徒。神聖なる学び舎で淫らな行為。他の人に知られたら学校にいられなくなるかもしれない……。

 

 倫理や最悪の未来を想像が自然と脳裏に浮かび上がる。心の中ではいけないと思いつつも、余りの心地よさに亮兵は動くことができない。いや、正確に言うと動きたくなかった。亀頭粘膜を濡れた舌が撫で回し、痺れるような興奮が腰を跳ねさせていたからだ。

 じっとしていれば、この年上の素敵な女性が気持ちいいことをしてくれる。そんな微かな期待に、胸がますますときめく。

「ちゅぼっ、ちゅっ、ちゅぷっ、ちろちろちろ……ちゅちゅ、どう? オチンチン気持ちいい? んちゅうぅっ!」

 亀頭に舌を這わせながら和賀子が見上げてくる

(ああっ、な、なんだこれっ。俺のモノが苦しいくらいに気持ちいいっ。フェラチオって、こんなに気持ちいいものだったのか? ……っ!?)

「んぼっ、ぶぼっ、ぶぼぼぼっ! んふうぅっ、んふっ、ずちゅっ、ちゅっぶっ。ずずちゅぅぅんんっ!」

 明らかに射精を誘う激しい肉竿吸い。決して視線を外さない口姦に鳥肌が止まらない。怯えるほどの狂おしい快感と蕩けるような甘い快感。大量の唾液を満たした口内で、快感に喘ぐ男根が快楽の海に溺れていく。

「ああっ! せ、先生……そんな激しく吸われたら、イキそうに……っ。っくふうぅぅ……っ」

「ぶぼっ、んぼっ、んぼぼっ。いいわよっ、出して! 先生が全部飲んであげるからっ。ううんっ、飲ませてっ。小平君の若い精液、私が全部飲んであげるから……ちゅぼぼぼっ、んふっ、じゅちゅぶぶぶぶっ!」

 それまで余裕を見せていた和賀子が喘ぐように叫ぶ。その眼差しは精液を乞うように妖しく変わり、微笑みの似合う口元を下品に引き伸ばしてまで男根を吸いたてる。

(先生の口に!? そ、そんなこと、出来る訳ない……でもっ!)

 亮兵も年頃。男性器を口に含む行為があることは知っていた。しかし自分の精液を女性の口内に出して飲ませるという事は考えてもいなかった。自身の中で罪悪感が起こる。だがそれは瞬時に背徳感へと様変わりした。性を知らない童貞少年に、経験豊富の年上女性の口戯は倫理や罪悪感など超越するほどの快楽だったからだ。

「くぷ……んむっ、あむっ、……ぢゅぶっぢゅぶっっ!」

 年上女性は口内で肉棒を締め上げ、肉幹に唾液を塗りつけるように舌を動かしていく。その一心不乱に肉棒を喰らうように動かす年上女性の本気フェラに、童貞少年の射精衝動が一気に高まっていく。

「じゅぶじゅぶじゅぶっ!! んぐっ! ちゅるぢゅるぢゅるぅぅぅ!!」

 ラストスパートとばかりに和賀子はジュボジュボと音を立て、激しく首を前後させる。

 口を大きく窄(すぼ)ませるほどの吸引に、亮兵は射精することしか考えられなくなっていた。そして

「で、出る!」

 

 ドクッドクッドクッ! ドピュ、ドピュドピュドピュッ!! 

 

 亀頭が膨れ上がり、大量の精液が和賀子の中に爆発する。

「んんっ!? ……んくんくっ……ジュルジュルジュルッ!!」

 喉奥で精液を受け止めつつ口内の精液を飲み込むと、和賀子は頬を窄ませるほどの吸引で尿道に残っていた白濁液も飲み干していた。それでも量が多かったのか、和賀子の唇から白い液体がツッーと流れ出た。

「んっ、んんっ……ごくんっ! ふふっ。どうだったかしら、初めてのフェラチオは?」

「はぁ、はぁ……は、はい……き……気持ち、よかった……です……」

 口から洩れた精液を指でペロッとすくい取った和賀子に息も耐え絶えに感想を述べる亮兵。

「でもまだ腫れ(・・)はひいていないみたいだし……」

「うわっ!?」

 肉棒に視線を移した和賀子はニヤリと笑うとまだ硬さを維持している肉棒に再び顔を埋めた。

 

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「さて。主人公は目が覚めるといきなり年上女性からフェラチオをされていました。そして経験豊富な年上女性の口戯にあっという間に絶頂させられてしまいました。

 これも前回同様有名なことわざなのでVTRだけでも充分だと思いますが、このことわざは

 

『口淫(こういん)矢の如し』

 

 と言います。性を知らない少年があっという間に射精に導かれてしまったのと同じように時が流れていくのは早いと言う意味です。

 皆さんも時間は有限であることを心に留めて日々悔いのない生活を送っていきましょう。それではまた来週この時間にお会いしましょう」

 

 

 

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