本番5秒前! 4,3,2,1
「皆様こんばんは。『明日から使えることわざ・故事講座』のお時間です。司会は私、
眼鏡をかけた小太りな男が頭を軽く下げてお辞儀する。
「さて今回も多くの方から応援のお便りを頂きましたので一部をご紹介させていただきます」
そう言って筆左記は手紙が入った箱から無作為に取り出す。
「まずは……、
「『明日から使えることわざ・故事講座、偶然見て……いえ拝見させてもらいました。あまりにもひど……いえ、公共放送であのようなVTRを放映する当番組はチャレンジ精神に富んでいると感じずにはいられませんでした……。とりあえず、頑張ってください」
「いやぁ、チャレンジ精神に富んだ番組とは……あまりの称賛に照れてしまいますね。ではお次は……おっとこれも床狩野市からですね。宛名は
ビリッ!
「おっとすみません。手紙が
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「はぁ……」
「どうしたんですか先ぱ……、主任?」
机に顔を押し付けるようにうなだれる女性、
「あぁ、西口かぁ」
先輩と言いかけた後輩兼部下の言葉にうなだれたまま飛鳥は続ける。
「一昨日さ、私……
「ええ。そうですね」
その中に遥もいたが「やらないといけないがあるので」と二次会の誘いを断り家に帰った。なのでその後のことはどうなっているか知らなかった。
「でもあの辺りの店って……もう行きつくしたじゃん……」
「そうですね」
(毎週のように飲み会開いていたらそうなるでしょうね)
そう思っていることを露にも出さず、後輩は相槌を打つ。
「だから部下の一人が『だったら主任の家で飲みませんか?』ということになって飲むことになったわけよ……」
「はぁ……」
「で、私の家で酒飲んでさぁ。体が熱くなったわけよ。汗も出てくるから服脱いでさぁ。そしたらムラムラしてくるじゃん? で、そこで記憶がなくてさぁ。目が覚めると身体中真っ白な液体まみれでさぁ。『あぁ……またやっちゃった』というわけよ……」
「ハッ……!?」
その言葉に後輩部下は営業一課を見渡す。
そこにはミイラと見間違うほどやせこけた男性社員達の姿があった。
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「さて。今回は東雲飛鳥という女性が酒を飲みすぎたために羽目を外す行動をしてしまいました。このことわざは
『酒は飲んでも服脱ぐな』
と言います。“酒の飲み過ぎで酷く酔い、自分を見失うようなことは避けなければならない”というような意味ですね。皆さんこれから忘年会や新年会などでお酒を飲む機会があるとは思いますが、自分の体と相談して適量で終わらせるようにしてくださいね。それではまた来週この時間にお会いしましょう」
最近エロ書けてないなぁ。というかこのR15くらいの作品の方がいいのかなぁ、と思う今日この頃です。