ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~ 作:幻闇
「おさらばなのだ! クロト、リン姉ぇ、アル兄ちゃんにリル姉ちゃん、あとはボルボル先生やリリア―ヌ様にもよろしくなのだ。バルガスさんとユニーさんにも元気な赤ちゃんが生まれる様に祈っておくのだ!」
「律儀だねぇ……。おう! また来年遊びに来いよ!」
「おいしい物沢山用意して待ってるからね。ナモモちゃん♡」
「楽しみなのだ―! じゃあもうナモモと神様は行くのだ! またねえええーーー!!」
ナモモの見送りは簡単なものだった。そもそもナモモくらいの強者であれば何の危険も無く10日と掛からずに来れるのだ。隣近所の友人達に対する別れのようなあっさりしたものでも何も問題は無い。
故郷に戻った後は他の嫁たちと顔合わせのために夢世界に神とともに赴き、暫らく滞在して神の地に慣れる予定であった。そして年明けには、新年の挨拶にかこつけてセーヌに行く気まんまんな程、都会に染まってしまったナモモであった。
ーーーーーーーー
「あンっ……あっ……はぁん……おちんちんすごぉい♡♡ いっぱいあるのぉ♡♡ やっぱりおちんちんは沢山ある方がイイよねぇ♡♡ んあッ♡ おまんことお尻のナカでおちんちんが暴れてるよぉ♡♡♡ もっとメチャクチャに掻き回してぇ♡♡♡ んああああッ♡♡♡♡♡」
薄暗くなる様に調整された広い室内の中央。大の男が10人は寝そべる事が出来るほどに巨大なラウンドベッドの上で、全裸の一人の美女が群がった男達に乱暴に犯されていた。
両穴を抉られ、両手に肉棒を握らされて精液塗れになった女に、だが嫌がる素振りはまったくない。むしろその嬌声を聞けばわかる様に、自ら男達にその淫らで美しい肉体を委ねてさえいた。
「くぅぅ……相変わらずマンコの具合が良すぎる! 最初は半信半疑だったけど……このマンコの具合は間違いなく奥さんだぜぇ……ウゥッ……搾り取られる!!」
「ケツもあり得ねぇくらい絡みついてきて入り口だけじゃなくナカも締めてくるぞ。こんなケツ穴は一人しか知らねぇ……間違いなくいつもの奥さんだ……。ぐぅ……俺も射精しちまうっ! くあああッ!!」
犯されている女はもちろん鱗華である。
場所はいつもの裏町にある酒場だ。改修を繰り返されて立派な建物となり、地下に地神ツァトゥグァの協力を得て造られたジオフロントの建造が進められている為にかつての寂れた面影は全くない。
そんな場所で、いつもと違う事が一つだけあった。肉の宴の主催者である黒斗と鱗華が、自らの正体を公開したのだ。
冒険者として大成し、出会った頃とは比べ物にならない強さを身に着けた今、その本性を表沙汰にしたところで二人にデメリットなどもはや無い。むしろ好きな時に自らの欲望を解放できるという意味ではメリットですらあるのだろう。
反応は至極あっさりとしたものだった。今まで散々に犯してきた女が金級冒険者であった事実には驚いたものの、そもそも魔素を吸収して肉体が強くなるほど性欲も増すのだ。しぜんと、強い冒険者であるほど常人では考えられないような性癖を持つ者も多くなるのである。
数百人の男達の欲望を丸一日ぶつけられ続けて平然としている女が、一般人であるわけがない。二人の正体は、至極もっともだという納得と共に受け入れられていた。
「ひああああッ♡♡ ザーメン沢山注がれてるぅ♡♡ おまんこにもお尻にもぉ♡♡♡ もっとぉ……もっと欲しいよぉ……おかわりいっぱいしたいのぉ……次のおちんぽさん早くきてぇ♡♡♡ ボクのおまんことお尻のナカにみんなのあっついザーメン流し込んで便所にしてぇ♡♡♡♡ はぁん……♡♡♡」
根元までしっかりと肉穴に食い締められた二本の肉棒が、ビクビクと脈打ちながら最奥で精を解き放つ。その甘美な感覚に酔いしれたのも束の間、鱗華はそれまで己が手で擦り上げていた別の肉棒の持ち主たちに己の空いた肉穴を埋める様に乞い願う。
久方ぶりの輪姦という事もあり、今の鱗華は一秒でも犯されていない時間がある事すら惜しいほどなのだろう。まさに天性の肉便器である。
無貌神の鏡の効果は知性体の脳の認識を司る部分に干渉を行う。たとえ姿と名前が同じであったとしても、その影響下にある人物の事は同一人物だと認識できないのだ。
いま犯している女は間違いなく以前から犯し続けていた女だ。世の芸術家たちが、再現不可能なその美の前に膝を屈するであろうほどに美しく、淫らに艶めいた肢体や卑猥な嬌声。張りのある豊かな乳肉とコリコリと硬くしこる薄桃色の乳首。すべてが同じだ。なのにネタばらしをされた今でも別人に思えてしまう。だが不思議な事に、おのが逸物を突き入れた瞬間に彼等は納得してしまうのであった。
ああ、同じだ。このいやらしく蠢いて自らに絡みついてくる魔性の粘膜。射精の瞬間に強く締まり、絞り上げる様に蠕動する肉筒と一滴すらも逃すまいと吸い付いてくる子宮口。間違いなく同じ女だ。
であれば俺たちのやる事は変わらない。いつものように徹底的にこの女の穴という穴を使い込み、それがもたらす極上の快楽を堪能し尽くして限界まで精を吐き出すのみだ。と。
「地下が出来たら週に三日は皆に犯して貰うからねぇ♡♡♡ ボクの妹分も一緒に犯されたいっていうから穴も増えるよぉ♡♡ すっごく美人でおっぱいもボクと同じくらいおっきいから楽しみにしててね♡♡♡」
「マジかよ! リンカちゃんはエロくて最高の肉便器だが、人気すぎてなかなか順番が回ってこないのがアレだからなぁ」
「うひょー! 早く犯してえええええ!!」
そして、着々とリルの肉便器デビューの日も近付いている様だった。
かつて拷問された時の傷も完治し、美しく男の欲望をそそらずにはいられない肉体。そして黒斗たちに影響されて寝取らせに目覚めてしまったアルフェンとリル。今までは黒斗だけがアルフェン以外にリルを抱いていたものの、敬愛する姉である鱗華と同じ様になりたいと願うリルにとっては必然の結果だったのであろう。
地下ハーレム宮殿の落成と同時にデビューというのは丁度よいタイミングであったのだ。
また、闘技場の名物アナウンサーを筆頭に、女性冒険者の中にもそういった願望を持つ者も少数だが存在する。そういった性欲を持て余した女性たちに声を掛け、施設を利用してもらうという計画も同時に進められていた。こちらは主に、クロトにもっと他の女達を抱いてもらい、それによって逆寝取られの被虐願望を満たしたいという鱗華の欲望もあったからだ。
ある程度の手加減は必要であろうが、鍛えられた冒険者の女であれば黒斗の苛烈なセックスにも耐えられるだろうという目論見もあった。鍛え上げられた体躯から繰り出される巨根の一撃は、一般人の娼婦であれば子宮破裂はまず間違いないからだ。
「うふふ♡ でもぉ……今はボクだけに注いでね♡ みんなの溜め込んだ特濃ザーメン……他人棒が欲しくて欲しくてしょうがない不貞妻のだらしないおまんこにぶちまけてぇ♡♡ もちろんお尻やおくちまんこでも良いよぉ♡♡♡ ボクのカラダの穴全部をみんなのケダモノちんぽで犯しまくってぇ♡♡♡♡」
すでに五時間は犯され続け、全身を白濁に塗れさせているにも関わらず、ベッドの真ん中で大きく脚を開いて男達を誘う鱗華。
ぽっかりと開いた女穴からは注ぎ込まれて子宮で受け止めきれなかったザーメンと、透明な愛液が止め処なく溢れ出している。どうみても緩み切って使い物にならなそうな肉穴だというのに、一たび男達の肉棒を受け入れればまるで魔性のごとき艶めかしい蠢きで絡みついてくるのだ。粘膜そのものが意思を持ったかのように包み込み、うねり、絞り上げる様に蠕動する膣内の感触に、一分ともたずに発射していく男達。だがそれでも、彼等の誰にも悲壮感はない。むしろ嬉々としてザーメンを放っていくのだ。たとえ一分といえど、その一分がもたらす極上の快楽に満足しきっているのだろう。
それに、その場にいる殆どの男達が同じ有り様であれば、仕方ないと納得もできよう。ごく一部の限られた実力者たち、そして彼等をも上回る化け物のごとき精力を誇る彼女の夫。数百人のうちの5人に満たぬような例外はまた別であるのだが。
それからまた五時間、明け方近くまで犯され尽くした鱗華は元気一杯に自宅へと帰って行った。今回は夫は自宅待機で、報告プレイにて先ほどまでの痴態を楽しみつもりなのだろう。勿論その後は、夕方まで続くだろう夫婦の激しいセックスタイムだ。10時間にわたり男達に嬲り尽くされてだらしなく拡げられた肉穴。溜め込まれた他人ザーメン。そういった要素が黒斗の寝取らせ性癖を極限まで昂らせ、反動で鱗華が壊れるまでたった一人で犯し続けるのだ。今では一日に200回は射精できるという程に絶倫の黒斗であればこそであった。
ーーーーーーーーーーー
初夏の頃にナモモを見送ってから暫らく、去年と同じくうだるような暑さの夏が訪れ、瞬く間に過ぎ去っていった。何か語るべき事はないのか? と問われれば語る事はそれなりにあるだろう。だが、克明かつ詳細に描写してみた所でそれは黒斗と鱗華の二人が経験してきた様々な事件や邪神討滅といった出来事に比べれば、取るに足らない様に思われてしまうだろう。例え実際はそうでなくともだ。
とはいえ彼らのひと夏の経験を全く語らない。という訳ではない。例えばそう、古代の生き証人による様々な情報提供の結果などだ。
アンダーレムリアランド運営の傍ら、セーヌの冒険者ギルドの正式な外部アドバイザーという立場についたショゴス・ロードのシャロ。
彼女はセーヌに滞在する間はボルボルの家で日々を過ごし、ボルボルを筆頭とする古代語習得に情熱をかける者達に丁寧に講義を開いていた。ちなみにベテランの使用人を配した豪奢な屋敷を用意するというギルドの提案もあったのだが――。
「奉仕種族である私が人類の方々に奉仕されるというのは、あなた方の立場に置き換えてわかりやすく伝えると、奴隷になれという様なものなのです。それならばボルボル様の家でリリアーヌ様のお手伝いをする方が遥かにマシでございます」
との言を受けて慌てて撤回したというエピソードがある。なので当然、彼女のアドバイスや語学講義は無料奉仕で、という事になった。本人からの強い希望もあり、そこを覆す事は不可能であったのだ。
そして、セーヌ近郊に存在する、彼女が知りうる限りの全ての古代魔導王国時代の施設の場所が判明したのだ。勿論当時のまま残っている遺跡は少なく、上位権限を持たぬショゴスである彼女には古代魔導王国の重要施設の場所などは知らされていない。だがそれでも、少なくとも10ヵ所ほどの未知の遺跡が発見されたのである。
重要施設では無いだろうとの事であったが、現代の冒険者にとってはかつての魔導王国の一般企業が有するセキュリティガーディアン一体だけでも脅威なのだ。実力のある鉄級の冒険者パーティであれど、討伐には犠牲は免れない。それが何十体と出現するかもしれないのだ。必然的に依頼は銀級以上の実力の確かな者に限られた。セーヌが有する最高戦力たる荒神夫妻。次点としてメキメキと頭角を現して金級冒険者となったばかりのリルと元より黒斗らに並ぶ猛者のアルフェンの夫妻。彼等が選ばれて指名依頼を受けたのも当然であった。
探索や研究は専門の機関が引き継ぐ為、黒斗らの仕事は遺跡にのこる脅威の排除となる。となれば戦闘に特化した彼等にとっては何の問題も無く、僅か十日ほどですべての遺跡の無力化が完了したのだ。
黒斗と鱗華の二人はいわずもがなであるが、ここにきてリルの驚異的な成長が明らかとなった。なんと黒斗と鱗華の二人も一目置く白狼のアルフェンの背中をしっかりと守る事が出来るほどに強くなっていたのだ。
左手首に固定されたラウンドシールドから不可視の衝撃波を放ち古代のガーディアンたちをバラバラに吹き飛ばしたかとおもえば、右手に携えた優美なカーブを描く
魔素を扱う事に特化した魔人族とはいえ、ここまでの魔法を駆使できる魔人族はそうはいない。
また、剣技においても初めて湯治に向かった頃とは比べ物にならないほどだ。模擬戦では黒斗ですら舌を巻くほどの苛烈な攻めぶりであった。
リルは悩んでいたのだ。
強くなるたびに段々と理解してしまう仲間達の超常の強さ。追いかける度に遠くなる様に思える大切な夫の背中。
そうして悩み、苦しみ、なお届かぬと嘆く彼女の事を、母と呼ばれたかの巨竜が放置するわけもなかったのだ。
ビューネは示した。強くなる道を、魔人族故に他の人類種よりもうまく扱えるだろうと、数千年に渡って練り上げてきた魔法の業を教示したのだ。さらには魂なき器を見る悲しみに耐えられず、二度と構築するまいと誓っていたはずの、かつて大陸の魔王とまで謳われた己が愛する男の再現体を構築し、リルの訓練相手としてひと月の間睡眠すら摂らせずに戦わせ続けたのである。
肉体への負荷は全て彼女の大魔法で癒され、理不尽とも思える敗北を何千と刻み込まれ、だがそれでも、リルの精神は限界の極致の中で折れるどころか――名匠が鍛え打つただ一振りの刀の如く、研ぎ澄まされていったのだ。
やりすぎとも思える成果がそこにはあった。
もはやリルの強さは仲間達の背中が見えるほどの近い位置にまで届いていた。不撓不屈たる努力と鍛錬のなせる奇跡である。ただひたすらに修練と闘いに身を置き、魂が摩耗し砕ける寸前まで己を鍛え上げる。努力すると簡単にいっても、そこまでの努力が出来る存在がそうそういるわけが無い。もはやそれは天稟であった。
遺跡掃討依頼を終えた一行は莫大な報酬を手にした。アルフェンとリルは元居た孤児院やセーヌの孤児院に多額の寄付をしたようである。そして荒神夫妻の最近の金の使い道はといえば、もっぱら酒場の地下に造られつつある地下都市の建設費用だった。実に金貨50万枚を投資し、それでもまだ足らぬというのだから凄まじい。
ーーーーーーーー
遺跡の掃討依頼を終えた一党が数日の休暇を経て次に受けた依頼が、国家間を結ぶ辺境の旧街道に巣食う大凶賊の討伐依頼であった。
人を弄んで殺す事に快楽を感じる人非人が500余名。独自に発見した遺跡から発掘した古代兵器で全員が武装し、滅ぼされた村や街は数知れず。住民たちを己が欲望のために吐き気を催す様な凄惨な凌辱と拷問の末になぶり殺し、はてには街道の重要な補給路である宿場町にすら襲いかかったのである。
守る為に街門を閉じて迎え撃った自警団や冒険者たちは、女を残して皆殺しにされ、女達も大人数の激しい凌辱の末に息絶えた。それでもなお死体を犯され続け襤褸切れの様な状態にされて街に投げ込まれたのだ。次はお前達だとでも言うように。
だが、天網恢恢祖にして漏らさず。人の世にてその様な悪事が続く訳も無し。宿場町を蹂躙せんとする彼等の前に、五人の死神が現れた。
黒斗ら一行に、冒険者ギルドからも本気を示すべく派遣されたボルボル。古代語習得や遺跡研究に専念していたとはいえ、元々は豚人を束ねる将軍である。無辜の民を害する凶賊に対してもっとも怒りに燃えていたのが彼と、弱者を守る事を信念とするアルフェンであった。
「ぬぅ……混じりものの豚人ですら、命をかように弄ぶことなど無かった。絶対に許せぬ……根伐りにしてくれようぞ」
「あァ……皆殺しだ。一人も残さねェ……」
だが、いくら彼等が万夫不当の豪傑たちといえど、圧倒的な人数差である。500余人とたった5人、負ける事はあり得ぬとはいえ、果たして一人残らず殺す尽くすなど可能なのであろうか。
宿場街からほど近い場所にある荒野。そこで街を襲うべく野営をしていた凶賊たちを黒斗ら一行が確認した次の瞬間。その答えが示された。
「はーい。誰も逃がさないバリアー♡」
かつて囚われた固有神界には及ばぬとはいえ、凶賊500余人を閉じ込める結界を創りだす事など造作もない事であった。
「あー……ホントに出来ちまうんだな。なんかあの邪神よりもヤバイ邪神が産まれた気がするんだが」
「ん……そんな事ない。お姉様は優しくて強くて美しい最高の女神……間違いない」
「バケモンだと思ってたがよォ……ガチで人間やめやがるとは思わなかったぜェ……」
「これは……なんとも……言葉がみつからぬである。しかし間違いなく只人の身には不可能な所業であるな」
薄闇色の障壁が、一行と凶賊たちを包み込むようにドーム状に展開していた。障壁そのものは黒斗の次元切断であれば問題なく斬り裂ける。だがそれはつまり、常人には絶対に脱出不能である事の証左に他ならない。
「真ん中にある天幕あたりの男達はボクが貰うね!」
言うが早いか、残像を残して走り出した鱗華。行きがけの駄賃とばかりに進路上で周囲の結界を見上げて呆けていた幾人かの男達の首を飛ばしつつ中心部へと駆けていく。
「あー……いつもの病気が出たか。まぁクズどもには似合いの末路だろ。俺たちはさっさと残りの奴らを片付けるとするか。多少は手応えのあるヤツがいると面白いんだが」
「期待は出来なそうだぜェ。ザコばかりだ。辛うじて真ん中の天幕の中に樹海でも通用しそうな気配が一つあるがよォ……」
「ん……お姉様が行ってる。可哀想」
「鱗華殿とヒト相手に共闘するのは初めてであるが……それほどに苛烈なのであるか?」
あまり共に戦った経験のないボルボルが疑問を口にし、仲間たちの表情を見て何かを察する。
「なるほど……あまり詮索しない方が良さそうであるな」
そして一方的な虐殺が始まった。
男達は突然の超常現象を目の当たりにして自失していたが、それが襲撃であると理解してからは即座に迎え撃つ体制に入った。ただの野盗団ではないのだろう。だが、その統制された動きも1分と経たぬうちに崩れ始める。
「なんだこいつら! 強すぎる! お頭をよあびょ――」
「ひあああ! 副長が一太刀でェェェがふッ――」
「化け物だっ! 逃げえべッ――」
「なんだこの壁は! 畜生! 逃げられなアバッ――」
無造作に刀を振るたびに、何人もの男達の首を斬り飛ばしていく。着流しの様な和服を纏い、美しい彫刻の施された黒き鞘の刀を携えた男。
両手首から後ろに伸びた双滑刀を閃かせ、獣よりも早いマッハの速度で凶賊たちを微塵に刻んでいく。眼にも止まらぬ迅雷の速度で疾駆する白き狼。
女だとあなどり、下卑た視線を向けてくる男達を意に介す事無く、無表情のままに片手半剣から五メートルはあろう光の剣を伸ばして薙ぎ払い、男達の胴体を灼き斬っていく魔人族の女。
斬られ、細切れにされ、灼き斬られた男達を見た残りの凶賊たちが3人の前から逃げ出していく。どうせ逃げ場などないというのに。
彼等に引導を渡すのは、白銀に輝く甲冑に身を纏った美の化身ともいうべき、玲瓏たる美影身だ。彼が巨大な板状の大剣を両手で天につき上げ、古代語で大きく叫ぶ。その意味は――〈解放〉であった。
かつてボルボルが豚人の王より下賜された古代王国由来の碑文の刻まれた大剣。シャロの手ほどきと知識もあり、ついにその大剣の謎が解かれたのだ。それは古代王国時代の対エイリアン用の兵器であった。今回は簡単な起動テストと威力を最小限に絞っての運用テストに凶賊たちを利用しようという腹積もりでもあったようだ。
解放されたプレート状の大剣の刀身が、中心線から分かれていく。柄はそのままに、鍔は大きく形を変えて広がり、分かたれた剣身の狭間にできた空間には圧縮された濃紺に揺らめくエーテルの球体が作られはじめる。
形の変わった剣を構え、逃げまどう男達の姿をやや離れた丘の上から眺めていたボルボルが集団に剣の先端部を向け、コマンドワードを呟く――。
――キュイン。
――ドゴオオオオオオオオッ!!!!
甲高い音と共にエーテルで造られた球体が亜光速で空をかけ――集団のまんなかに着弾した瞬間。耳を聾せんばかりの爆音が響き渡った。あとにはクレーターが残されているだけだ。男たちは瞬時に数万度の炎に焼かれ、消滅してしまったのである。
「最小の威力に絞ってこれであるか……。ヒト相手に使うものではないな……なんとも恐ろしい兵器よ」
そうして、一刻と経たずに凶賊たちは殺し尽されたかに見えた。だがまだ残っている筈だ。鱗華を抜かした一党のうち4人が、中央部の
今も周囲を覆う薄闇の結界。それよりも小さいなれど遥かに濃く禍々しい闇色の結界が、天幕を完全に包み込んでいたのだ。
「まだお愉しみ中らしいな。先に外の賊どもを処理して遺族の為に遺品や賠償にあてる資産を集めておくか」
「あァ。暫らく掛かるよなァ……やっぱ」
「いや、多分時間を弄ってるだろう。流石に10倍くらいが限度らしいが……内部ではもう半日は過ぎてるんじゃないか?」
「ますますバケモンだなァ。つーかバケモンに失礼になってきた気がするぜェ」
「遺族の為の作業も大事である。手分けして取り掛かろうではないか」
「うん。形見は届けてあげたい……思い出は大事……」
一行は賊の死体を一ヵ所に集めると、ボルボルの古代兵器にて跡形もなく死体を灼き尽くした。当然、弔いなどではない。街道にほど近い場所に死体を放置したり、ただ埋めただけでは魔獣を呼び寄せるエサとなるだけだからだ。
その後、あちこちの天幕や剥ぎ取っておいた装備品などを纏めて倉庫用に持ち歩いている魔導テントに収納していく。選別などは冒険者ギルドの職員たちが行う手はずとなっていた。
作業も終わり、一行が一息ついたころ、ようやく大天幕を包み込んでいた闇色の障壁が消え始める。
おそるおそる黒斗とアルフェンが入り口の布を捲り、内部を除いてみれば――。
そこに広がっていたのは予想通り――否、それよりも遥かに惨い地獄絵図であった。
照明用魔道具に照らされた天幕内部は、元々の色合いがまったくわからないほどに血と臓物と灰色の脳漿に塗れて汚され尽くしている。100人はいた筈の凶賊たちの姿は当然影もカタチも無い。そも原型をとどめているヒトガタが中央で恍惚の表情を浮かべて何かを咀嚼している鱗華しか存在しないのだ。喰らっているのは恐らく凶賊たちのうちの誰かであったモノだろう。
「あー……愉しめたか?」
無言でドン引きしているアルフェンをスルーして、返り血――というか返り臓物塗れとなっている全裸の妻に声を掛けた黒斗。野盗団の時で慣れたと思ってはいたが、冷静な時に改めて見ると化け物にしか思えない。
「うん! 自分達が弱者だと思ってもいない勘違いしたゴミを嬲り殺すのって凄く気持ちイイよね♡ ボクを満足させたら命は助けてあげるって言ったら必死に腰をふりたくってさぁ……ゴミとの約束なんて守る訳ないのにね♡ きゃはははは♡♡」
「おっ……おう。そうだな」(完全に邪神です。本当にありがとうございました)
「そうそうクロト。神気を使ってお腹空いたからとりあえず半分くらい食べちゃったんだけど、残りはクロトに調理してほしいな。美味しく作ってくれるんだもん。そこに適当にバラしたやつ纏めておいたからお願いね♡」
「ああ、そんなこったろうと思ったよ。人体パーツで出来た異様に悍ましい山があるしな。そういや金級冒険者崩れが居たらしいが、どうだった? 強かったか?」
黒斗とて人外の精神を具えた修羅だ。人間を調理した経験もあるし、今更躊躇ったりはしない。それよりも多少は
「ああ、コレ?」
「コレって……もしかしていま食べてるのは……」
「うんうん。なんか金属の糸みたいなのを沢山出してきてサイコロステーキにされちゃったけど……何回か復元したら発狂しちゃった。魔素がたっぷりで他のよりは美味しいね」
「金属の糸……だとォ? もしかして妖斬糸のシュバインか……? 魔竜5体を無数の鋼糸で同時に細切れにしたってェ二つ名持ちの金級冒険者だった男がよォ……なんでこんな凶賊のかしらなんぞに……」
妖斬糸のシュバイン。辺境では名の知れた金級ハンターだ。練り上げられた凄まじい技量によって十指から繰り出される特殊鋼で造られた細く鋭利な糸は、100メートル離れた場所の
「その名前は俺も聞いた事があるな。相当な強者だと聞いていたが……相手が悪すぎたな」
だが、どれだけ細切れになろうとも即座に復元可能である鱗華を前にしては、その人外の業も意味など無い。とはいえ神気尽きるまで殺し続ける事が出来れば鱗華を滅ぼす事も可能であろう。狂龍姫と綽名される鱗華に対し、それが出来るのであればだが――。
余りの内部の凄惨さに早々に天幕から顔を引っ込めたアルフェンが、ボルボルとリルに中の様子を簡単に説明する。慣れているリルはさもありなんといった表情で頷いていたが、ボルボルの顔色は真っ青だ。どのみち殺す相手であるとはいえ、ただ殺されるのでは無く玩具にされた上で貪り喰らわれるなどという末路には、流石に同情を禁じ得ないようだ。
「まっこと味方で良かったの一言に尽きるであるな……。鱗華殿の前では地獄の悪鬼羅刹とて裸足で逃げ出すのではないか……」
「元々ネジがぶっ飛んでるしなァ。つっても最近特にやべェ気もするが……。多少は邪神の神気ってのに影響を受けたりしてんのかねェ」
「ん……。でもお姉様はお姉様。本質はなにも変わってない」
実のところ、仲間達の推測はあながち的外れという訳でも無い。固有神界において100年の間、仲間達とは別の時間を過ごしている鱗華の精神は、本人が自覚している以上に変容をきたしていた。
ともすればかつてのエイリアン邪神をも上回る人類への脅威が産まれていてもおかしくはなかったのだろう。だが、それはあり得ない。黒斗という大きな楔が、彼女の心にしっかりと打ち込まれている故に。それを失わない限り、彼女が真の意味で化け物になる事は無いのである。
ーーーーーーーーー
かようにして、黒斗がこの世界に来てから二年目の夏は過ぎていった。
金級冒険者である黒斗らと、彼等に触発されて奮起する冒険者たちのお陰で樹海の開拓は進んでいく。開拓が進めばより良い素材を求めて多くの冒険者が集まり、それに付随した様々な商売の為に冒険者以外の者たちも集まってくる。セーヌは今、空前の好景気に沸いていた。
黒斗と鱗華の二人にとってもセーヌの発展は歓迎すべき事であった。
良質な食材も集まりやすくなり、鱗華の相手をする男も増えるからだ。地下に造られつつある施設の建築も着実に進んでおり、二人にとっては順風満帆といった様子だ。
「来年が待ち遠しいね。早く出来ないかなぁ……。んぐんぐ――ぷはぁ」
「まぁ焦らなくてもすぐだろ。それに、その前にもう一つ楽しみがあるだろ?」
自宅の寝室にて、酒瓶をラッパ飲みしながら今後の楽しみを語り合う二人。一瓶で金貨10枚はする高級酒を、まるで水でも飲むかのように干していく有り様は豪快の一言に尽きる。
「うふふ♡ 新しい家族ができるね。男の子かな? 女の子かな? ボクにとっては初めての血を分けた弟か妹だからホントに楽しみだよ」
「んー。でも実際は俺の子なわけで……もちろん鱗華にとっては火燐さんの子だから弟か妹なんだけど……なんか複雑だな」
「まぁ家族には違いないんだからどっちでもいいでしょ。それにボクも父さんの子を産むんだからそのへんはどうせ悩んでも仕方ないよ。もう家系図ぐちゃぐちゃだね♡」
「倫理とは……。まぁ不幸には絶対にしないつもりだから問題ないか」
前年の大晦日に黒斗が、義母である火燐に仕込んだ胎の子の出産が近いのだ。
予定日は10月の半ば頃、早めに産気づく可能性も考慮に入れて、二人は9月の半ばには龍人族の里に向かう予定であった。
今の二人であれば、街道を疾駆すればセーヌから5000キロほど離れた里に着くのに3日とかかるまい。とはいえそれでは旅の情緒もへったくれも無い。かといってせっかちな二人が3週間ほど掛けてゆったりと乗合馬車で向かう……という事もあり得ない。
結果として、大きな街や都市間は大型の魔導乗合馬車を使い、とくに見るべきところも無い辺境部は生身で走って日程を短縮するという折衷案に落ち着いたのであった。何事も無ければ10日ほどの旅程である。
「出発は明後日だよね。とりあえず前と同じルートで走って、途中から魔導馬車でジェノガルドを抜けたら全力ダッシュだね。ほんとはアマナ達にも会いたいけども」
「ああ、そうだな。出産を見届けて少し落ち着いたらグレイスの所に行って暫らく滞在しようか。んで年末前には実家にとんぼがえりして新しい家族と年越し。わりと完璧な予定が出来ちまったな」
「いいね。アマナ達にも会えるし、里にもジェノガルドにも遊ぶところは沢山あるしね。新年を祝う時期が終わったらセーヌに戻って……いよいよ地下の仕上げだね♡」
「楽しい事しかねぇ予定表ってのは良いモンだな。毎日がワクワクだぜ」
「ほんとにそれだよね」
時速80キロで都市間を繋ぐ魔導乗合馬車。以前に、痴漢プレイ――というか痴漢そのものなのだが――を存分に楽しんだ、マギアホース複数頭だての優に数十人は乗れる大型馬車だ。流石に前回の時のようにはならないだろうが、当時の事を思い出してうっとりと股を濡らす鱗華であった。
「あの時は良かったなぁ……♡ 目隠しされて何も見えない状態で知らない人にカラダ中まさぐられてさ、それだけかと思えば容赦なく皆で犯してきてさらにはフィストも全員にされてガバガバになっちゃって……♡ 最後には大きなスイカをメリメリってユルユルのおまんこに捻じ込まれちゃったんだよねぇ……♡♡ はァン……♡♡ 思い出しただけでボクのメス穴ぐちょぐちょだよぉ……♡ 今日はメチャクチャにされたいな……おまんこ裂けても復元させるからぁ……ねぇクロトぉ……今日はボクのカラダ何回も何回も……クロトが射精する度に壊してぇ♡♡ もちろんナカも子宮も……ぶちぶちビリビリってぇ……強引に拡げたり裂いたり♡♡♡」
「このクソマゾ妻肉便器め。いいぜ、マンコもケツ穴もデカパイも何も感も全部、グチャグチャのボロボロにしてやる。鱗華の女の大事な部分、完全破壊してやるからな」
「んあああああああッッッ♡♡♡ 想像だけでイクぅっ♡♡♡逝っちゃうッ♡♡♡ もう我慢できないよぉ……いまからボクの穴全部……ぐっちゃぐっちゃにぶっ壊してぇ♡♡♡♡」
「まったく、ドスケベな嫁の相手も一苦労だぜ……。今夜もとことん満足させてやるからな」
酒瓶を放り投げ、バスローブの前面をはだけながら秘所を指先でクパクパと物欲しげに開閉させて黒斗を誘う鱗華。まるで処女の様に美しいひとすじの割れ目が開かれる度に、淫らな桃色の粘膜とぴっちりと閉じきった膣口がかいま見える。
その白魚のごとき細い指の一本すらも入らない様な狭隘な肉穴を見れば、たとえどれほど厳格と呼ばれる程の聖職者ですらこう思うだろう。
この無垢なる新雪のごとき聖域を、己が剛直で無理やりに押し拡げ、侵入し、突き壊して欲望を最奥にぶちまけたいと。見る影も無く無惨な有様になるまで犯し尽したいと。男の嗜虐心を極限までくすぐる仕草。まさに魔性の淫女といえるだろう。
「んはああああッ♡♡♡ クロトのデカちんぽきたぁ!! ボクのキツキツ新品おまんこすぐガバガバになっちゃうよぉ♡♡ あひッ♡ あひィン♡♡ もっとぉ……もっと乱暴にしてぇ……今日はすっごくグチャグチャのメチャクチャに壊してほしい気分なのぉ……♡♡」
「はいよ。オラァ!」
――ズドォッ!!
「がはッ――んぎああああああぁッ!!」
逸物を突き入れて犯し始めた瞬間に喘ぎ始めて注文を付けてきた鱗華に応え、黒斗の逞しい剛腕が唸りを上げて振り下ろされて病的にすら見えるほど白い鱗華の下腹部に突き刺さる。
突き刺さった拳が子宮を限界まで押し潰し、内臓すべてが破裂する寸前の衝撃にビクンとカラダをしならせた鱗華の喉から、凄まじい苦鳴が迸る。
――ドゴォッ!! ボゴォッ!! ドボォッ!! ドムンッ!!
「おごッ! んぎィッ! ひぎィ! あぎィッ!!」
右拳を引き抜いた瞬間に左拳が脇腹に突き刺さり衝撃が肝臓を貫く。
左拳を抜いた瞬間に剛直が勢いよく抉り込まれて子宮口に突き刺さる。
その瞬間に右拳が再び子宮に突き刺さって内外から責められた子宮が胎内でぐちゅりと潰れる。
引き抜いた両拳を左右に引き、両側から挟み込むように豊かな双乳を叩きつける。弾ける寸前の水風船のように膨らんだ乳房の先端から、絞り出されるように鮮血が噴き出した。
「ひぎゃあああああああああッ♡♡♡♡ ――殺してぇ♡♡ ボクを殴り殺しながら犯してぇ♡♡♡ クロトの逞しい筋肉の暴力でぇ♡♡ ボクを思いっ切り蹂躙してぇ♡♡♡」
「ああ、たっぷり痛めつけてやるぜ。殴る度に射精しちまいそうなくらい気持ちイイんだ。リンカの柔らかい肉をたっぷりと愉しませてもらうぞ。オラァッ!!」
――ドッゴォッ!! ぐちゃり。
「ぎゃああああああああああッ!! イク゛う゛う゛う゛ッ♡♡♡♡ 拳で子宮貫通されてイぐうううううううッ♡♡♡♡♡ ヒギィああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛♡゛♡゛♡゛♡゛」
凄まじい速度で振り下ろされた拳が、下腹部の皮膚ごと子宮を貫いた瞬間。絶叫とともに鱗華が絶頂した。その臨死の絶頂によって限界まで収縮した膣肉の痙攣によって黒斗もまた、灼熱した白濁を妻の胎内にぶちまける。
「メチャクチャ締まる!! チンポが千切れそうだぜ!! このまま手で内側から子宮口こじ開けてチンポで子宮犯してやる。破れた穴からチンポ貫通させるぞ。壊れたオナホみてぇにな! 今からてめぇは人妻じゃなくてぶっ壊れたオナホだ! 完全にぶっ壊れるまで使い潰してやる! うおおおおっ!!」
「んはああああァン♡♡♡ 愛しあって一分で女の部分ぶっ壊されて愛妻からゴミクズオナホに格下げされちゃったぁ♡♡♡ ひぎいいいいいい♡♡♡ ボクもうクロトの奥さんじゃなくてただの壊れたオナホなのぉ♡♡♡♡ 完全破壊して廃品回収に出してぇ♡♡♡♡♡ ひああああああああんッ♡♡♡♡♡」
なんとも凄まじい夫婦の愛の確かめ合いである。それでも、二人にとってはいつもより激しいかな。といった程度の感想であるのがまた凄まじい。
そして宣言通り、内側から強引に子宮口を拳で開かせた黒斗が、腰を思い切り突き出す度に下腹部に穿たれた貫通孔からヌラヌラと血に塗れた巨大な亀頭が顔を覗かせている。
首を曲げて自らの下腹部を見やった鱗華が、その様子に被虐心を刺激されて更に絶頂し、黒斗は黒斗で加虐心を刺激されたのか鱗華に向けてあらんかぎりの卑猥な言葉で言葉責めを行う。
以前のゴミ箱化でもわかる通り、鱗華は自らの自慢の女体を貶されてまるで価値の無いゴミの様に扱われる事がもっとも快感を感じるようだ。そしてそれは黒斗も同じであった。己が魂よりも大切な妻が、他者によって物の様に扱われて性処理の道具となる。それがもっとも黒斗にとっての快感なのだ。こうして鱗華を痛めつけながら犯していてさえ、常に心の中では他者によって同じ様な加虐を受ける鱗華を想像してしまうのである。
今回の里帰りにあたって、黒斗は一つもっとも愉しみにしている事があった。
去年の里帰りの際に出会った、己が師と仰ぐ人物との再会。そして、以前は本気では無かっただろう彼の本気を、次こそ妻の身で試して貰いたいという欲望。もちろん彼がまだ街に滞在しているかはわからない。だが、どこかしら確信めいた予感が黒斗にはあった。
どこか浮世離れした師の雰囲気。ツァトゥグアと出会い、邪神をも倒した今ではわかる。そしてもしも、そうであるならば――。
「愉しみだぜ……。堕とされるかもしれない不安感……それこそが醍醐味ってモンだよなぁ……」
「ひぎィッ……イぐゥッ♡♡♡ んはァ…………ん? クロト何か言った?」
「ん? もっと淫らに壊れるリンカが見たいって言ったのさ。よし、次はその細くて折れそうな首を思いっ切り掴んで締め殺しながら犯してやる。窒息しながら
「あッ♡――おっごェッ…………ごボォッ…………イ………グ…………グエッッ――♡♡♡♡♡」
愛する妻の首から響く、ボキリという生々しい破砕音と共に射精した黒斗。
それきり動かなくなった鱗華の破れた子宮をオナホの様に貫き続け、黒斗は何度も何度も、冷たくなっていく胎内の感触を味わいながら射精を繰り返すのだった。
八章は鋭意執筆中です。もう暫らくかかる予定ですが、なるべく早く書き上げて投稿したいと思います(`・ω・´)