ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~ 作:幻闇
106話 帰郷と団欒
──戦闘技能の継承完了。続いて始祖記憶の継承開始。
【滅び】が見える。
摩天楼が崩れ落ち、平和と繁栄を謳歌していた人々が血と嘆きの海に沈んでいく光景。
ガレキと化した街を異形の怪物が徘徊し、息を潜めて隠れ潜んでいた罪なき民衆を虐殺する光景。
妻と子供たちを乗せた避難船が撃墜され、爆炎に包まれた
胸を掻き毟りたくなるような絶望と悔恨が、我を覆い尽くしていく──我……とは?
──始祖記憶の継承完了。疑似人格を構築します。
そうだ。我が名は【アルティマ】。あまねく人類の守護者たるもの。偉大なる始祖の記憶を受け継ぎし英霊──。
「久しいな。アルティマ」
目覚めた我に声をかけたのは、氷の彫像と見まがう様な美貌の男だ。感情を全く出さない能面の様な表情……こいつの仏頂面を見るのは確か……。
「ああ、1158年ぶりか。キュクレイン」
「アバターの生成はうまくいったようだな。端的に伝える。ヴォイドの脅威が船に迫っている」
「今度は奴らか……怨敵どもめ。遂にこの星にまで侵略の手を伸ばしたか」
「否。古戦場の大深度地下に残存する工廠にて生み出された兵器と思われる」
「ちっ。あそこはクトゥグアの管轄だったか? ケツに蹴りを入れてやらねばならんな」
「俺はエイワスと今後の話し合いをする。アルティマ、貴様は戦闘シミュレーションで勘を取り戻しておけ」
「お前は相変わらずの無愛想ぶりだな。キュクレイン。ああ、わかったよ」
アバター生成用のカプセルから身を起こし、背を向けて去っていったキュクレインを見送る。アバターとはいえ女の裸身をみて顔色一つ変えんとはな……。まぁ一万年前からあの調子だ。今さら女として傷つくもなにもない。
大気中のエーテルを具現化させた衣服を身にまとい、ため息をつく。久方ぶりの肉体の感覚に慣れつつ、私はシミュレーションルームへと向かう事にした。
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「ふぅふぅ……最近使ってないから大分埃が溜まっちまったねぇ。腹が重くてちょいと大変だけど、まったく動かないのも良くないからねぇ」
臨月となってすっかり大きくなった腹部を抱えながら、火燐は少々埃の積もってしまったステンレスの流し台を磨き上げていく。
時折り元気に内側から腹を小突かれる感覚に喜びを感じつつ、今からこれでは産まれてからが大変そうだとひとりごちながら、そういえば20年前も同じように思ったものだと感慨にふけっていた。
大型魔獣も解体できる小屋の中は大の大人が10人は入っても問題ないほどに広い。必然、清掃も大変である。とはいえ未だ肉体的には全盛期である彼女にとっては、丁度良いマタニティトレーニングであるのかもしれない。
「ふぅ……流石に妊娠中は狩りに出れないからねぇ。随分放置しちまったよ」
自宅に併設された仕事場である狩った獲物を解体する為の小屋の中を、妊娠9か月目となる辰宮火燐は元気に掃除をしていた。
臨月の腹を抱えて狩りに赴く為――では当然ない。鱗華を産んだ当時であればともかく、今ではひとかどの作家として大成した悠大の稼ぎだけで十分に一家が暮らしていけるのだ。火燐が無理に狩人としての仕事をする必要は無かった。
「私も手伝おうか? 火燐」
「あらゆうちゃん。大丈夫よ、そもそも手入れの仕方も良くわかってないでしょ。鍛えてるんだからこれくらいなんともないって」
「むぅ……。それはそうなのだが……流石に20年ぶりの事となるとどうにも勝手がな……落ち着かなくて執筆もはかどらんのだ」
「じゃあ美味しいご飯でも作っててよ。それに、そろそろなんだから買い出しも必要でしょ? 大量に買い込んでおかないと足りないわよ」
「それもそうであるな」
解体小屋を掃除していた理由は簡単だ。間もなく帰ってくるであろう娘夫婦たちに、狩りに出れない自分の代わりに食料を自力で調達してくるように頼んでいたからである。金級である二人の事だ。さぞや大物を持ち帰ってくるに違いない。狩りにはいけずとも解体であれば腕を振るうになんの問題も無いのだ。そしてもう一つ、龍人族の出産は自宅で行われる事が多い。辰宮家であれば、広く、そして血や羊水などを流しやすい解体小屋が使われるのは当然であった。
巨大な魔猪か、はたまた竜種か、まさか魔竜ではないだろうか。流石の火燐でも魔竜を解体した事は無いが……とはいえ基となった竜種と身体構造は変わるまい。まぁ、何が来ても驚かない心構えだけはしておこう。と、実の娘と腹の子の父の帰郷を楽しみに待つ火燐であった。
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「たっだいまー!! 母さんどう? もう産まれそう? クロトの赤ちゃん」
「おかえり鱗華。くろちゃんも元気そうね。出産は流石にまだよ、予定日は月末だしねぇ」
「お腹に耳当てていい? ――あっ……トクトクって小さくて可愛い心臓の音がするね! 楽しみだなぁ」
帰ってきた瞬間に母に飛びつき、楽しそうに会話を始める姉妹にしか見えぬ程に若々しい母子。蚊帳の外に置かれた黒斗と悠大は、まぁ仕方ないと互いに苦笑しつつ挨拶を交わしあう。
「お久しぶりです。義父さん。お元気そうで良かった」
「黒斗くんもな。色々と話は聞いているぞ。なんでも邪神を討滅したとか。まるで物語の英雄だな。詳しい話を聞きたい所だが、大丈夫かね?」
「勿論ですよ。というか、リンカが話したくて仕方ない様子でしたから、食事の時にきっといやって程聞かされますよ」
「それもそうだな」
義父と二人で、姦しく笑い合う妻と義母と眺めている黒斗。しばらくぶりに再会した火燐を見るその瞳は、とても義理の母に向ける物では無い欲望に染まっていた。
衰えどころか、鱗華とほぼ変わらない瑞々しさの肌と肢体。妊娠した事によって腹は大きく張り出しているものの、逞しさと女の柔らかさを両立させている肉体美にはなんら陰りは無い。
鱗華を超えるサイズの爆乳と野性美の極致ともいえるワイルドな美しさは、なんら反発しあう事無く、男の欲望を十分にそそる。
「流石に臨月じゃあ抱けないですよねぇ。俺も怖いし」
「本人曰く、性欲もだいぶ薄まっている様だ。出産までは我慢してくれ。それよりも鱗華の奴め……更に淫猥な様子に磨きが掛かっておらんか? ドスケベすぎるぞ」
悠大が見つめる先にいる愛娘。レザースーツの様なボディラインがしっかりと出る装備を身に着けていた娘は、生地を内側から押し上げる二つの果実と股間の恥丘部分すらもくっきりと浮き出ている様な有り様だ。
切れ長の瞳にすっとひとすじ通った鼻梁、男を狂わせる柔らかであろう薄桃のくちびる。紅の髪は流れる様に鎖骨に纏わりついて、えもいえぬ妖艶さを醸しだしている。
「なんとも艶に満ちた仕草よ。私も暫くご無沙汰だからな……目の毒であるな」
「使いたくなったらいつでも使ってください。リンカも喜びますしね」
「では、さっそく今夜にでもお願いしよう」
「どうぞどうぞ。俺はあとから話を聞くのも好きですから、今夜は父娘水入らずで……」
「くくく……。お互い度し難い性癖であるな」
「ははは。全くですね」
久方ぶりの再会にも関わらず実の親子の様に笑い合う二人。似たような性癖をもつ故だろう。
「そうだ。火燐さんに頼まれてた獲物、いつ出しましょうか? 血抜きは済ませてありますが、生ものですので早めがいいですよね」
「ああ、そうだったな。昨日張り切って解体小屋を掃除していたから今すぐでも良いのではないか? どうだ? 火燐」
悠大に声を掛けられた火燐が、それならばすぐに解体して二人を迎えるご馳走の一つにしようと張り切って解体小屋に向かう。二人がどの様な獲物を狩ってきたのか興味のある悠大も一緒だ。
「さぁ、いつでもいいわよ。どんと来なさい」
「はーい母さん。樹海を抜けるついでに狩ってきたんだ。どれも一度は食べてお腹壊してないから大丈夫のはずだよ!」
「ん? 鱗華……それはどういう――」
「まずは一匹、なんか馬っぽい顔の鳥です。手羽の部分が美味いですよ」
「なんだいこりゃ……」
解体小屋に設置した魔導テントから持ち出した獲物をステンレスの流し場に並べていく黒斗。その余りにも異形な見た目の死体たちに火燐と悠大が思わず目を見開く。
馬面にコウモリの様な被膜の翼を具えた三メートル程の不格好な鳥。これはまだマシな方だ。
ずんぐりむっくりとした豚人のシルエットに似た、けれどもけして亜人種とは思えないほど醜い顔面から、無数のピンク色をした触手を生やしたヒキガエルの様な化け物。
楕円形の胴体に四角錐の突起を無数にそなえ、頭部とおぼしき場所からは蛞蝓の様に突起の先に目玉がついた器官が三つ。鱗華はウニみたいで美味しいと両親に告げるが、とてもそうは思えない。
「これは……どこで?」
「樹海深部の真ん中あたりですね。どれも見た目の割にうまいですよ」
「そ……そうか。本当に食べられるのかね?」
「俺も食べましたから大丈夫ですよ。見た目が悪い生き物ほどうまいって言いますしね。馬鳥は唐揚げ、カエル人はしゃぶしゃぶ、化け物ウニは中身を生でわさび醤油がオススメです」
常人が見れば、例え死体でさえ正気を削られるだろう異形の生物達だが。それよりも更に凄まじい鱗華という
「鳥とカエルはともかく、このバカでかい亀だかウニだかみたいな化け物の解体方法なんて思いもつかないわね……。くろちゃん手伝ってくれる?」
「勿論です。二人でサクサク解体しちゃいましょう。リンカは義父さんと待っててくれ。作業が終わったら今日食べる分だけ持っていくよ」
料理は匠の域だが解体はそれほどでもない悠大と、バラバラにして生で食い散らかすしか能の無いリンカに出番はない。黒斗の言葉にすんなり頷いた二人は、大人しく家に戻っていった。
「火燐さん――」
「ん、どうしたんだい? キャッ!」
二人きりになった瞬間、それまで抑えていた激情を解き放つかのように、黒斗は火燐のカラダを後ろから抱き締めた。痛くない様に……けれど気持ちは伝わるように……強く。
「会いたかったです。会えるのが近づく程に気持ちが高ぶって……。もちろん臨月の火燐さんに欲望をぶつけるなんてしません。ただ本当に愛しくて……駄目でしょうか?」
背中に伝わる激しい心音と、壊れ物を扱うかのように震えた腕で抱き締めてくる愛しい男。義息子であり男としても二番目に愛している黒斗の行為に、火燐の心にも熱が灯る。
「駄目なわけないでしょう。くろちゃんの為ならなんだってやってあげるわよ。でもお腹にはアナタの子もいるんだからね。ほら、今度はあたしから抱き締めてあげるよ。おいで……」
自分とほぼ遜色のない長身を誇る火燐の前で膝をつき、顔を豊かな胸許にうずめる。両手でかき抱かれた頭を親の愛情を込めて撫でられる。まるで、黒斗が実の母から受け取れなかった愛を代わりに注ぐのだといわんばかりに――。
「火燐さん……いや、母さん……聞こえます。お腹の子の胎動が、俺の子なんですね……。なんだかとても……不思議な気分です」
「種を貰っただけさ、育てるのはあたしとゆうちゃんだよ。落ち着いたら次はリンカを孕ませてやんなよ」
「はい。やっぱり火燐さんは母さんです。凄く安らぐんです。こんな感情はリンカにも感じたことは無かったのに……」
「あの娘も一人産めばこうなるさ。女は母になって強くなるけど、同時に愛情も無限になるんだ」
暫くの間、抱き締め合う二人。それは愛し合う男女……ではなく、慈しみ合う母子の美しい姿だった。
「さて、くろちゃんもあの子も腹が空いただろ? さっさと解体しちまうかねぇ」
どちらともなく肉体を離したところで、火燐が言うと、賛同した黒斗と二人での解体作業が始まった。
元々野外での解体は手慣れたものだが、食用の内臓や肉以外の有用な部位を剥ぎ取って保存する。といった事にはあまり詳しく無い。
「くろちゃんココはね……こうやって筋を斬って……こうして抜くんだよ」
「なるほど……参考になります。さすが母さんだ」
黒斗に解体を手ほどきする火燐は、とても……、とても嬉しそうに解体の技を伝えていくのであった。
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「んーっ! やっぱり広いお風呂はいいね。魔導テントは便利だけど、バスタブは家のお風呂ほど大きくは無いからねぇ……。はふぅ……いい気持ち」
「我ら龍人族は風呂と食物には妥協せぬからな。開祖様が漂流してこられるまでは水浴びが主な文化だったとは伝わっているが……未だに信じられん。熱い湯に浸からねば疲れなど取れぬだろうにな」
黒斗と火燐が作業をしている間、鱗華と悠大はゆったりと広い風呂に浸かっていた。
「んー! やっぱり広いお風呂はいいねぇ……」
「セーヌで暮らす家はせまいのであるか?」
「狭いってわけでもないんだけど、ここの大きいお風呂に慣れてたからねー。ほら、普人族には広いお風呂でもボクたちにはそうでもないじゃない?」
「それは確かにそうであるな」
都市部では庶民も風呂には入る習慣が根付いた現代だが、一般家庭での風呂のサイズは一人分が精々といった具合なのだ。風呂狂いとして有名な龍人族を満足させる造りでは到底ない。それは当然、日ノ本からの漂流者であった開祖の影響である。
「だよねぇ……。はぁ……疲れが溶けてくみたい。でも……もうちょっとあったかくなりたいなぁ……」
「ん? 温度が足りなかったか? むおっ!」
思わせぶりに呟いた後、魔導給湯器のデバイスに視線を向けていた隙を突いて父の股座の間に移動し、背中を悠大の胸板に預けた鱗華。娘の大胆な行動に、悠大が思わず上ずった声をあげる。
「えへへ。昔はよくこうやって入ったよね」
「子供の頃の話だろう。流石に今は――」
「娘であるボクの子宮に散々ザーメンぶちまけておいて?」
「――今更であったか」
暫く会っていなかった事でつい一般的な倫理を口にしかけた悠大であったが、遮るように掛けられた鱗華の言葉にあっけなく言を翻す。そもそも義理の息子に妻を孕まされているのだ。己も了承済みで、である。
「ねぇパパ……子供の頃みたいに後ろから抱き締めて欲しいな……ダメ?」
上目遣いに振り向いて、幼い頃の呼び名で甘えてくる愛娘。当然その願いを断るわけもなく、悠大は義息と比べればいささか頼りない腕で娘の柔らかくもほっそりとした肢体を抱き締めた。
「あっ……」
途端にびくりと身体を震わせて吐息を漏らした鱗華。悠大は未だ知らぬのだ。娘にとって父に抱かれるのが100年ぶりである事など。
「やっぱりパパに包まれてると凄く安心するよ。ありがとう……」
「むぅ……。黒斗くんと喧嘩でもしたのかね? その……なんだ。やけにしおらしいではないか」
やけに素直に甘えてくる娘の態度に違和感を覚えた悠大が鱗華に問いかける。表面上は仲良く見えようとも、夫婦とは元々は赤の他人同士なのだ。些細な事でぶつかりあって落ち込む事だってあるだろう。と、自らの若い頃を思い出しながら。
「そんなんじゃないよ。そりゃあ黒斗とだって喧嘩はするけど、引きずる様な事は無いしね。ただちょっと、久しぶりに会ったパパに甘えたくなっだけだよ。それに……パパだってこうやって甘えた方が嬉しいでしょ? お尻に当たる部分がガチガチだよ? うふふ♡」
「それは反応するなというのが無理というものだ。まったく、男好きのする助平な肉体に育ちおって……乳房に実る果実もほれ……指先で搾れるほどだぞ」
「ふぁぁ……ン♡ いきなり乳首しごいちゃらめぇ……♡ んっ……はぁん……♡♡」
湯船に浮かんだ二つの双丘の先端部。ツンと勃ちあがった桃色の果実を悠大が両手で摘まみ扱くと、愛娘の唇から艶めいた喘ぎがこぼれ落ちた。
人差し指の側面に擦り付ける様に親指で乳首を押し潰しながら、先端に向かって乳を搾るかの様に扱く動作を繰り返す悠大。元々淫靡にツンと尖っていた鱗華の乳頭が、刺激によってより充血して膨らんでいく。
「まるで逸物の如く勃起しているではないか。なんとも淫蕩なカラダよ。一体どれほどの男と交わればこのような色狂いの女怪が生まれるのであろうな? まったく、我が娘ながらあきれ果てたものよ」
耳元で囁きかける父の責める様な言葉に、羞恥心を刺激された鱗華の乳首がより硬くしこっていく。小指のさきほどの大きさであったそこは、いまや親指大に膨らんで鱗華の快感を表していた。
「あっ……♡ はぁッ……んっ♡ んっ♡ ふしだらな娘でぇ……ごめんなさぁい……千人からあとはもう数えてないのぉ……♡♡ 毎週夫以外の男の人数百人に犯されてるからぁ……♡♡♡ んっ♡ はっ♡ あっ♡ あッ♡」
「そんな不貞を働く娘には父みずから仕置きをせねばなるまいな。ふんっ!」
「かはッ!! いきなりおまんこのオクまでぇ♡♡ パパの凶悪ちんぽで子宮ぶん殴られてるよぉ♡♡」
すでに愛娘の秘所に照準を合わせていた悠大が、真珠や特殊樹脂を埋め込んで魔改造をした逸物をいっきに根元まで鱗華の胎内に抉り込む。
驚きの悲鳴もすぐさま、悦びの喘ぎに切り替わる。そのまま背後から娘の乳首を責め続けながら、悠大は腰を突き上げ続けて娘の胎内を蹂躙していく。
熱い湯の中よりも、更に熱く熱を帯びて己自身に絡みついてくる娘の淫肉。いまだ美の衰えを知らぬ愛妻に勝るとも劣らぬ艶めかしい肉の蠢きが、悠大の背徳を刺激する。
「あぁんッ♡♡ パパのおちんぽ凄いィンっ♡♡ 粘膜ゴリゴリ削られてぇ♡♡ ボクのおまんこ擦り切れちゃうよぉ♡♡♡ あひっ♡♡ あひィん♡♡ イくぅッ♡♡ このおちんぽしゅきぃ♡♡♡」
「きゅうきゅうと何処までも締めつけてくるぞ。実の父に犯されて感じておるのか? なんとも浅ましく淫らな肉よ……このざまでは黒斗君も犯し甲斐があるまい。逸物で一突きするだけでイキ狂う雌など女陰を模した淫具と変わらぬではないか」
「いやぁ……そんな事言わないでぇ……あんっ……♡ あッ……♡ あぁン……♡ 」
突き上げる程にぬめりを帯び、熱く絡みついてくる娘の胎内。普段であれば父という立場を忘れ、夢中になってその肉体を貪っていただろう。だが、成人するまで見守り続けていた娘の仕草から漂うほんの僅かな違和感を、悠大は見逃さなかった。
「ふむ……。一度抜くぞ、鱗華。久方ぶりの父娘の睦み合いである。どうせならお前の顔が見たい」
「あっ……うん♡」
鱗華の膣から張りつめた怒張が引き抜かれると、立ち上がった鱗華が悠大に振り向いて、向かい合うように父の首に両腕を絡めながら、股座に腰を落としていった。
「ふあァン……♡♡ パパのおちんぽ入ってくるぅ……おっきなエラがボクの入り口グイグイ押し拡げてぇ……♡♡ この感覚たまんない♡♡ くふぅ……♡♡」
黒斗に負けぬサイズにまで魔改造された肉棍が、ぴっちりと再び閉じあわされた秘裂を割り開き、狭隘な膣口をグイグイと強引に拡張しながら埋め込まれていく。
下腹部が大きく膨張し、子宮が横隔膜付近まで押し上げられる巨根特有の感覚に、鱗華は甘い喘ぎを漏らして酔いしれていた。
「鱗華」
「うん?」
名を呼ばれた鱗華が、向かい合った悠大と視線を合わせる。そこには、幼い頃から変わらぬ父の優しい瞳があった。
「寂しかったのか?」
「――っ! へへ……パパは凄いね。ボクの事は何でもわかっちゃうのかな」
「昔、私が暫らく取材旅行に出かけて帰ってきた時と同じ顔をしていたものでな。とはいえ年に一度は会っているだろう。何か理由でも?」
「あのね――」
父と深く繋がり合ったまま、鱗華は語った。
依頼を受けて黒斗と共に砂漠の街に赴き、そこで遭遇した事件を。実に百年の長き時を、断絶された空間の中で過ごした事を。
「邪神に囚われ、されどその神気を逆に搾り取るとはな。我が娘ながら凄まじい。しかし100年か……想像も出来んな」
「うん。だからパパとママの顔を見た時は凄く安心したんだ。黒斗はママに会いたかっただろうし、ならボクはパパに甘えちゃおうって……あンッ♡ パパのおちんぽが入ってると凄く安心できるの。えへへ……もう大人なのに変だよね」
「幾つになっても私からみれば鱗華は子供だ。何もおかしなことはない。ふむ……」
向き合った鱗華の背に、悠大の腕が廻されていく。それに応えるかの様に鱗華は上半身を前方に倒し、父の胸板にカラダを預けた。
闘いで鍛え上げられた黒斗には及ばずとも、悠大の胸板はそれなりに厚い。龍人族の男は二メートルを超す者が大半なのだ。細身には見えても、種族柄その膂力と体力は人類種の中でも抜きんでている。
幼子をあやすかの様に慰める訳でも、もう大人なのだからと突き放す訳でも無い。ただゆっくりと、女の様に細い指先で頭を撫でられる。
作家である父の手の、硬くなったペンだこの部分がつむじに触れるザラザラとした感触が、鱗華は昔から大好きだった。
己の内側でみっちりと包み込んだ父の男の部分が発する熱が、じんわりと胎内を通して伝わってくる。
心と身体、そのどちらもを暖かくしてくれる悠大に抱かれている鱗華の頬を、黒斗にも見せなかった雫がつたう。
「ごめん……暫らくこうしててほしい……。ダメかな?」
「お前がそれを望むならいくらでも――とはいえ
「うふふ♡ もちろんいいよ♡ パパのザーメンで子宮のナカも温めてね♡♡」
激しい快感も噎せる様なときめきも無い。どこまでも静謐で優しい愛情が、鱗華の心を落ち着かせていく。
いつまでもいつまでも、凪いだ海から寄せては返す波の様に、己をなで続ける父の大きな手。
時折りぶるりと、身体を預けた胸板が震える度に、下腹部を暖かな幸せが満たす。
揺らめく湯気と香草を焚きしめた爽やかな香りの浴室の中で長い事、二つの影は一つに溶けあい続けていた。
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「おいしーっ! 父さんの手料理はやっぱり格別だね」
「ああ、悔しいがまだまだ敵わないな」
久方ぶりに味わう悠大の手料理に、舌鼓をうつ黒斗と鱗華。初めて見た奇妙な食材にも関わらず、僅かな味見のみで美味を創り出すその腕前は凄まじいの一言だ。作家を引退して小料理屋を開いたとしても成功は間違いないだろう。
「ふむ。そうは言うが、黒斗君であれば相当に上達しているであろう。明日は任せても良いかな?」
「勿論です。明日は俺が腕によりをかけて二人にご馳走しますよ」
「うふふ。くろちゃんの手料理も楽しみね」
「クロトのステーキは本当に美味しいんだよ。猛角牛の硬い赤身肉も物凄く柔らかく焼いてくれるんだから」
テーブルの上に並ぶボリュームたっぷりの御馳走は、料理は元があの奇妙な化け物たちとは思えない程に食欲をそそる。
馬面の化け物は肉汁溢れるジューシーな唐揚げ。人型のカエルは薄く切られて湯引きされ、サラダの上に並べられてゴマダレをたっぷりと。巨大なウニの様な化け物は汁物の具と刺身に生まれ変わっていた。
他にも多種多様な山海の珍味が並び、悠大のレパートリーの広さが伺える。
「それでね、ナモモちゃんって女の子がね――」
「ほぉ……古戦場にそのような隠れ里が。そういえばこの郷にも過去、砂漠から移住してきた一族が居たと伝わっているな」
「鱗華の奴、ガチで殺しに掛かってきましてね。しかもバカみたいに改造された超乳がバルンバルンって揺れるモンだから――」
「あらあら、私よりも大きく? でもくろちゃん、ホントにおっぱい好きねぇ」
今年に入ってから起きた出来事を、まるで子供の様に早口で語る黒斗と鱗華。二人が来る途中で買ってきた地酒を楽しみながら、悠大と火燐は子供達の話に耳を傾ける。
幼い頃に両親と死別し、厳格な祖父に育てられた黒斗には団欒の記憶が殆どなかった。故に、この世界で出来た新たな家族との時間は何物にも代えがたい宝物であった。
隣に座る大切な妻とその両親。背徳の極みとも言うべき爛れた関係こそ持っているが、黒斗にとって己の魂よりも大切な存在である事には違いない。
都市外に比べれば危険など無いに等しい郷において、両親が危難に晒される事は無いのであろうが、それでもいざとなれば何があろうとも守り抜く。と、団欒の中で黒斗は密やかに決意を新たにしたのであった。
隔日くらいのペースで一話ずつ、章終わりまで投稿予定です。