※この作品はR-18です。

ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~   作:幻闇

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111話 麟華ちゃんのキューピッド大作戦 ♡

「なかなかやるなぁ! 剣とビームの連携で隙が無さすぎるぜ」

「無いといいながら何度私の懐に飛び込んできたのだ? 貴様は。そもそも刀一本で私の攻撃全てを凌ぐとはな。認めよう。貴様の剣は私よりも上だ」

 

 隔離された青白い空間内において、肩で息を切らしつつ先ほどまでの立ち合いの感想を述べあう黒斗とキュクレイン。刹那の判断ミスで即座に殺されてもおかしくない応酬を何百と続け、やがて闘いを通して友情にも似た感情に双方が満たされた時、互いの武器がどちらともなく下ろされたのだ。

 

「向こうも終わった頃合いか? 合流したら話ってのを聞かせてくれるんだろ? どうせリンカのせいで面倒くさい事になってるんだろうがな」

「その点に関しては先走った私も含めてこちらに非があるだろうな。すまな――」

 

 深紅のグレンキャリバーを鞘に納刀して、謝罪を口にしようとしたキュクレインの動きがピタリと止まる。その視線の先には、突如目の前の障壁が消失して現れた二人の人影があった。そのうちの一人は自らのオリジナルが生前愛した、妻の記憶と面影を持つアルティマ。そんな彼女が、先ほどの女に首を鷲掴みにされて苦し気に呻いている光景だった。

 

 青白い空間に緊張が走り抜ける。黒斗は麟華の突然の凶行に混乱し、キュクレインは納刀していたグレンキャリバーの鞘に右手を掛けている。そんな中で、向けられる凄まじい殺気を歯牙にもかけていない様子の麟華がニヤニヤと笑みを浮かべたまま口を開く。

 

「そっちは随分楽しめたみたいだねぇ。でもこっちはダメ♡ このコてんでよわっちいんだもん。仕方ないから他の事で愉しませて貰おうと思ってね」

 

 そんな事を言い放つやいなや、アルティマの襟元に右手を掛けた麟華が勢いよくその手を引き下ろし、黒革のコートの下に着用していたレオタードのような戦闘スーツをビリリと引き裂いた。生地に抑えつけられていたせいか、予想よりも大きな美乳がぽろりとまろびでる。皮下の青い血管も透けて見えるほどに生白い肌も露わにされたアルティマが、より大きく呻きを零して苦し気に悶えた。その様さえも艶めかしい。

 

「貴様……。たばかっていたのか? その行為は邪悪以外の何物でもないぞ!」

 

 激情のままに叫び、グレンキャリバーを抜き打って駆け寄ろうとしたキュクレインの肉体が透明な何か弾かれるように押し留められる。いつのまにか彼の四方――どころか上空でさえも、麟華の権能によって透明な障壁で囲まれていたのである。

 

「ぬぅっ!! 斬れぬっ!! であれば……」

 

 深紅の軌跡を残すグレンキャリバーの一振りでも斬れぬ障壁に、魔導ビットのビームを収束させて放つキュクレイン。さしもの次元障壁とはいえその飽和攻撃の前に傷がついたようだが、それさえも瞬く間に修復されてしまう。

 

「バケモノめぇ! 何が狙いだ!」

 

 幾つかの攻撃の果てに、破壊は不可能と悟ったキュクレインは、憎々し気に麟華を睨みつけて問い詰める。己も彼女も殺さずにいる状況という事は、何か要求があるのだろう。まさか先ほどのふざけた言葉通りではあるまい。いかにもマトモな戦士の思考でキュクレインは問いかけたのだ。だが、麟華の答えは彼にとって想定外ともいうべき物であった。

 

「さっき言ったとおりだよ? ほら、なにボケっとしてるのクロト。早くこのコを犯しちゃって♡ 好きでしょ? こういうクールビューティータイプの美少女。思ったよりおっぱいも大きいし、クロト好みだよね♡」

「ほう、さすがリンカ。俺の好みが良くわかってるじゃないか。欲を言えば角とか鱗とか尻尾とかある人外系美女だともっと好きなんだが――って待て待て! 一体どういうつもりなんだ?」

「そんなの言わなくてもわかるでしょ? ほら……」

 

 首をつかんだままのアルティマを引き摺って黒斗の前までつれていき、重さなど無いかの様に放り投げる麟華。あわてて少女を両腕で抱き止めた黒斗が、気遣うように腕の中の少女に目を向ける。

 

「けほっけほっ……。あいつ、ちょっと手加減とか覚えた方がいいんじゃないか? けほっ。ああ、うまくあわせてくれ。少なくとも麟華よりは理性的で頭も回るようだしな」

 

 小声でそう囁くアルティマの言葉に目を丸くした黒斗は、小さく彼女に頷きを返した。色々と察したらしい。その後、わかりやすく表情を豹変させた黒斗は、障壁に閉じ込められているキュクレインに近づきながらアルティマに話しかけた。

 

「まぁ俺とアイツは引き分けみてぇなもんだが、アンタがリンカに負けたってんなら仕方ねぇよなぁ。勝者としての権利ってのを使わしてもらうかねぇ」

「いっ……嫌だ。止めてくれ……せめてアイツの前では……」

「仲間の前は嫌だって? でもよぉ、こういう時こそしっかり見守ってやるのが仲間ってモンじゃねえかな。なぁキュクレインの旦那。アンタの仲間の女、なかなかいいカラダしてるよな。勝負の余興ってコトで一発ヤらしてもらうぜ。そらっ! 邪魔な布切れはこうだぜぇ!」

 

――ビリィッ!

 

 黒斗の手が、腹部まで破れていたアルティマのレオタードスーツを剥ぎ取るかのように引き破る。うっすらと淡い陰毛を湛えた、ぷっくりと曲線を描くなだらかな恥丘が、憤怒の表情を浮かべるキュクレインと下卑た表情を隠しもしない黒斗に晒された。

 

「貴様ぁ! 闘いの時の正々堂々とした雄姿は嘘だったのか!? そのように卑劣なやり方で女を手籠めにするなど! それでも貴様は剣士か!」

「ああ? 闘いと女は別だろ。堅物だなぁアンタ。それともあれか? 実は恋仲だったりすんのか?」

「っ! ふざけるな! アルティマは大切な仲間だ。それ以上でも以下でもない」

 

 揶揄うような黒斗の言葉に、一瞬だけ言葉を詰まらせたキュクレインが激発する。言い切った言葉の内容に、黒斗の腕の中にいたアルティマがぴくりと肩を震わせていたが、彼がその様子に気づく様子はなかった。

 

「ふーん。まぁいいや。なら一発くらい事故だと思って目つむっててくれや。んで、アルティマさん。あんたも別に処女ってわけじゃああるまい。気持ちよくさせてやるから愉しもうぜ」

「我には確かにその……行為の記憶はあるが……この肉体では経験が無いのだ。頼む……」

「よくわからんが処女って事か? まぁ膜の一つや二つ気にすることもないさ。とりあえずリンカ、うまい事発情させてやってくれ。俺よりも得意だろ?」

「はーい♡ じゃあクロトは恥ずかしい恰好でそのコを抱き抱えててね。ボクが気持ちよくさせてあげるから♡」

 

 麟華の言葉にニヤニヤと頷きを返した黒斗が、アルティマの両ひざを裏側から抱え上げるようにしてその華奢に肢体を持ち上げた。ピッチリとしたスーツを四肢を残して破られたおかげで、カタチの良い美乳や、慎まし気に閉じた秘裂が強調されて前方に突き出される。

 

「嫌だっ! こんな格好なんてっ! やめろぉっ! 見ないでくれ! キュクレイン……」

 

 自由になる両手で顔を覆いながら、乙女そのものの悲鳴をあげるアルティマ。秘所を剥き出しにして恥じらう美女の艶姿は、男であればそれが誰であろうとも欲情を覚えずにはいられないだろう。

 

「大丈夫大丈夫。お姉さんが気持ちよくさせてあげるから♡ あれっ? でも前世込みならアルティマちゃんの方が年上かな? まぁどうでもいいか♡ うーん、ピンク色でとっても可愛らしいおまんこ♡ とっても美味しそう♡ ぺろっ♡」

「ひあっ!」

 

 剥き出しになった膣前庭部、陰唇と膣口の周囲にあたる粘膜部分に、麟華の舌が触れた瞬間、ビクンとアルティマのカラダが大きく跳ねる。彼女はあくまで英霊の全盛期の姿を模して造られたエーテル再現体だ。実体を備えたアバターは、筋力や各組織の耐久力は数十倍にまで引き上げられてはいるが、感覚に関しては人間と変わらない。だというのに、一瞬だけ舌が秘所に触れただけでアルティマの表情は淫らに崩れ、秘裂からは止め処なく愛液が滴り始めていた。

 

 恐るべきは麟華の淫伎である。いまや完全にその肉体に馴染んだ神気は、彼女の内で変質していき、淫気とも呼ぶべき恐るべきモノに成り果てていた。

 

 そんな彼女が、潤んだ瞳に淫気を更にまとわせて、拘束されたアルティマの女の部分を責め始めたのだ。乳首を優しく舐めあげては白魚のような掌で乳房をやわやわと揉み解し、秘所を指先で刺激しつつ膣穴に幾本かの指を遊ばせて内部のGスポットやAスポットを刺激する。たったこれだけの、いわばただの前戯ともよぶべき段階で……。すでにアルティマは息も絶え絶えに半死半生の如き有り様でイき狂い続けていたのだ。

 

 女同士であればそこまで抵抗は無い。アイツを欲情させる為に、私を発情させてみてくれ。などと軽く頼んだ少し前の自分を殴ってやりたい。それが、今のアルティマの嘘偽りない気持であった。

 

「あっ♡ これはダメだ♡ なんだこの快感はぁン♡ 凄いっ♡ ダメだぁあん♡ 精神が……おかしくぅン♡ んひあっ♡♡ おかしくなるぅっ♡♡♡」

「くっ……! やめろ……やめてくれ……アルティマにそんな事をしないでくれ……」

「みない……でぇ……♡ レイン♡ 嫌だぁ♡ レインには見せたくないのぉ♡♡ こんな浅ましい我をぉンッ♡♡ イくっ♡ 耐えられないィんッ♡♡ 見ないでぇっレインっ♡♡♡ イクとこ見ちゃ嫌だぁ♡♡♡」

「俺はレインじゃない。お前の夫じゃないんだ。前世の記憶なんてただの過去の記録データに過ぎないんだぞ。やめろ。俺をレインと呼ぶんじゃない!」

「まぁどっちでもいいけどさ♡ それならボクたちでアルティマちゃんと愉しんでもいいよね♡ クロトのおちんぽバカみたいにデカくてぶっといからさ♡ ボクが十分濡らしてあげて……それからクロトのでかちんぽで処女まんこブチ抜いてグチャグチャのガバガバおまんこにしてあげようね♡♡♡」

 

 アルティマの秘所に這わせた右手と、乳房を弄ぶ左手。そのどちらからも淫気にまみれたオーラが溢れだし、アルティマの肉体に未だかつてない性の高揚感を齎していた。それは至上の快楽。ただ触れられているだけの状態であるのに、アルティマの性感は限界を容易く超えつつあった。

 

「ひはあああああッ!! なんだこれは! こんなの知らない! たすけてっ! たすけてぇっ! レイン! レイィィィン!!」

 

 普段の気丈な態度を投げ捨てて、恐らくは素であろう口調で悲痛な叫びをあげるアルティマ。だが、その程度で麟華の手が止まるわけも無い。同性の弱点を知り尽くした彼女の手管に、アルティマの悲鳴が、どこか甘やかな色を帯び始める。

 

「あっ……♡ ふああっ……あっ♡ 嫌ぁ……んっ♡ 麟華ぁ……止めてぇ……♡」

 

 硬くしこり始めた桃色の突起を指先で弄び、かりかりと優しく指の腹でなぞり上げる。

 

「あっ! はぁ……んッ♡ 乳首やだぁ……♡ そんなに虐めないで……んっ♡」

 

 じらす様に陰核を避け、周囲の性感帯を刺激しつつ膣口にほんの少し、第一関節まで沈めた中指をくの字にまげて円を描くように擦り上げる。

 

「やっ……♡ あっ……くうっ……んッ♡ それ以上だめ……あっ……♡ あッ……♡」

 

 致命的な快楽を与えることなく、じんわりと、まるで菌糸類が樹木に寄生して根を張るかのようにゆっくりと、アルティマの快楽を高めていく麟華。

 

 その様子を、憤怒に満ちた表情のままに凝視するキュクレイン。その心中では、相反する二つの感情が強く鬩ぎ合っていた。

 

 いくらオリジナルの記憶を受け継いでいようとも、英霊の生は所詮かりそめに過ぎない。確かな命も器もなく、魂すらもまがいもの。だというのに、この胸に滾る想いだけはまるで本物であるかの様に己を苛むのだ。

 

 使命を果たせば消え去る泡沫の如き己らが愛を語ってなんとする? 所詮は消え去るこの塵芥の如き魂を燃やしたところで、虚しいだけではないか。

 

 焦がれるほどに求める彼女とひととき、想いを通じ合わせる。だが、その先に待つのは確定した別れだ。たとえその記憶がデータ化されて次の再現体に引き継がれたとしても、それはもはや自分たちと違う別人だ。

 

 かつて、ヴォイドの異形に母星を滅ぼされ、星の海を渡ってたどり着いた新天地。その後、【終末】までの二千年余の繁栄を築いたレムリア中興の英雄たる我らが始祖たち。その繁栄の間も、我らは幾度となく英霊として人々の安寧を保ってきた――のだという。記録としての記憶は確かにある。私とアルティマは何度も何度も、数多の英霊たちと肩を並べて戦ってきた。けれどもそれは私(・)で(・)は(・)無(・)い(・)のだ。この私ではないキュクレインと、彼女ではないアルティマたちでしか無いのだ。

 

 懊悩するキュクレインの中で、とても自分の物とは思えない記憶たちが幾つも去来していた。

 

――神都を脅かす魔獣の群れを退け、互いに健闘をたたえ合って消えゆく己に似た誰かと彼女に似た誰か。

 

――極北の深淵の穴より現れた狂気を撒き散らす怪生物たちを殺しつくし、次いで現れた奇怪な巨大生物からアルティマを庇い、喰われていく己に似た誰か。

 

――異次元より侵略してきた凶人達との戦いのさなか、軍勢に押しつぶされて肉塊となって消えていく彼女に似た誰かを前に、嘆きの絶叫を上げる己に似た誰か。

 

――最後の戦いに赴く前夜、震える彼女に似た始祖の裸身を抱きしめて、滅びてもなお変わらぬ愛を囁き続ける己に似た始祖。

 

 すべてが己であって己ではない。再びの愛を囁いたとして、またあの別離の苦しみを味わうのか? 嫌だ。嫌だ。まるで永劫に終わらぬ積み木遊びのように、積み重なっていく別れの記憶が、キュクレインを苦しめていた。

 だが、全てを己が愉悦の為と生きる一人の魔性の女の前では、そのような懊悩などなんの関係も無いのだ。悩んでいるという事はすなわち、全てをなすがままに受け入れるという事に他ならないのである。

 

「ひあああッ♡ また止められてるぅ♡ イきたいのにィ……♡ お願い麟華ぁ……イかせてぇ……♡ 焦らされるだけは嫌ぁ……♡ お願いだからイかせてぇ……♡ もっと気持ちイイところ……メチャクチャにしてよぉ……♡」

 

 もはや恥も外聞もなく快楽を乞うアルティマの甘やかな懇願が、キュクレインの深く沈んでいた思考を引き戻した。

 

 さきほどまで耐えていた筈のアルティマは、麟華の魔性淫指がもたらすあり得ざる快楽によって完全に屈していたのである。いまはただ、絶頂する寸前で快楽を押し留められ、溜まりに溜まった欲望を発散する事すらできずに狂い悶えていた。もはや麟華が下すどのような下世話な命令にも即座に頷いてしまうだろう。

 

「あっ……アル……ティマ……」

 

 アルティマはアリーではない。アリーという女など記憶でしか知らぬ他人に過ぎない。だが、アルティマに抱く想いは確かにあった。強く、儚く、冷たい氷じみた態度。だというのに時たま笑うのだ。まるで太陽の様に。過去の記憶などクソ食らえ。私が今、抱く想いがすべてだ。ああそうだ、このキュクレインは間違いなく、今のアルティマを愛しているのだと、彼は今、確かに己の本心に気付いたのだ。

 

「そうだねー♡ 大分ほぐれておまんこもぐちょぐちょだし、そろそろクロトにブチ抜いてオナホにして貰おうか♡」

「待ちくたびれたぜ……。もうギンギンすぎて破裂しそうでヤバい。アルティマさんや、たぶん裂けると思うけど我慢してな。処女だし仕方ないよな。まぁ腹まで裂けてもまた復活できるんだろ? なら平気だな。死んだらごめんなー」

「へっえっ? いや死ぬのはダメ! 英霊の再現体は再原体であって、アレは私とは違うの……。だから……」

「――やめろ」

 

 底冷えするような殺気をともった言葉が、障壁の向こう側のキュクレインから放たれた。

 

「やめろって言われてもなぁ……。もうブチ込んじまおうかなー。アルティマちゃんのおまんこも欲しい欲しいってヒクヒクしてるぜ? ほら、俺のデカイ鬼頭が挿入いるかなー? 先っちょだけ当ててみようか」

 

 五十センチちかい長さの先端、直径十センチほどの亀頭部分が、しとどに濡れ濡ったアルティマの秘所に宛がわれる。だがその秘膣は黒斗の巨根と比べると余りにも小さく、狭い。いくら麟華の魔性淫指によって解されたとはいえ、黒斗が本気を出して全力で突き込めば女性機能は間違いなく壊され、下手をすれば粘膜を突き破って内臓すらも破壊し尽くすだろう。その狂気の亀頭が、比してあまりにも小さく狭い膣口に宛がわれ……処刑の時が始まる。かと思われた瞬間――覚悟の咆哮が響き渡った。

 

「貴様らァ! 止めろ!! それは俺の女だッ!! その女を抱くのは俺だッ!! 絶対に許さんぞ。もし彼女を犯してみろ、俺は貴様らを殺す。死したとしても蘇り、殺す。何万何億何兆も蘇り、絶対に殺してやる」

 

 憤怒に我を忘れたキュクレインの咆哮。その叫びが響き渡った直後──。

 

「はいどーぞ! お幸せにね♡ デキ上がってるからたっぷり愉しむといいよ♡ いってらっしゃい♡」

 

 待っていましたとばかりに予め決めていた行動をとる麟華。キュクレインを閉じ込める障壁の一部を消し去り、素早くアルティマを投げ入れる。再び障壁を展開して構造を変化させ。周囲からは見えぬ小さな小屋の形状をした障壁が生まれた。扉もあり、内部にはベッドや椅子、食事や酒なども仕込んである用意周到ぶりであった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

「はっ? これは……一体?」

 

突如整った個室内に変わった障壁内で、キュクレインは混乱していた。その様子を愛おしそうに発情して潤んだ瞳で眺めているのはアルティマだ。

 

「ねぇキュクレイン」

「あっ……ああ」

「それよりもほら……早く我を抱いてくれ……♡♡」

 

 なんとか落ち着きを取り戻してきたキュクレインに、アルティマはベッドに腰かけたまま告げた。

 

「むうっ。見事に君とあの女性の罠に掛かった……という所か……」

「罠とは違うな。お前が覚悟を決めなければ私は間違いなく、あの男に犯し殺されていただろうよ。お前の前でな」

「それは嫌だな……。けれども……うむ。本音を言おう。私は君を抱きたくない」

「うっ……。まぁ仕方ないな。過去の記憶が大嫌いなお前だものな、我の事も嫌いなのだろう。大丈夫だ、部屋の隅を貸してくれ、自分で慰めるとしよう」

 

 そう答えて、ベッドから立ち上がろうとしたアルティマだったが、キュクレインによって手首をしっかりと掴まれていたせいで再びベッドへと戻ってきてしまう。隣に座る男の顔を不機嫌そうに見つめるアルティマであったが、その尖っていた唇がキュクレインの唇によって塞がれた。

 

「んうっ……!? ――んっ……」

 

 アルティマの瞳に、愛欲と嫉妬の焔を滾らせたキュクレインの瞳が映る。それを目にした瞬間、彼女は自らの肉体から力を抜いて、目の前の男にすべてを任せた。

 

「抱くだけでは足りぬのだ! アルティマの全身、爪の一片……否、魂も含めた全てを愛した上で抱きたい。もう返事は聞かぬ。私の全身全霊でお前を抱き潰してくれようぞ」

「ああ……すきなだけ……我を自由にしてくれ♡ それが我の最も望むものなれば……」

 

 ベッドの上でを重なり合った二人。愛する男の腕にようやく抱かれたアルティマの心は、幸せに引き裂かれてしまいそう程であった。

 

(ありがとう……麟華。たとえひと時でも私が欲したものを手に入れさせてくれて……――あッ♡)

 

 華奢ではあるが、確かに実戦にて鍛え上げられた逞しい腕が、アルティマをベッドに抑えつけていく。瞳を閉じた彼女の耳に、愛しい男が服を脱ぎ去る衣擦れの音が聞こえ……。やがて自らの破れかけていたスーツにも、男の手が掛かった。

 

 そしてもう、二人に言葉は要らなかった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「で、アルティマちゃんのエロ声でギンギンになった俺はどうすればいいんだ?」

「そのへんで適当にシコればいいんじゃない? アルティマちゃんの太ももとか背中の感触を思い出しながらマス掻いて二人の入ってる障壁にぶちまければ? 寝取りックス失敗した雑魚ちんぽさん♡♡♡」

「ああ、わかった。ちょうど再生機能付きの頑丈そうなオナホが目の前にあるしな。誰かさんにうまい事利用された腹いせがてらに、オナホをぶっ壊しながら使うとするか――オラァッ!」

 

――ボゴォッ!

 

「ひぎぃイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛ッ゛♡゛♡゛♡゛」

 

 ミニスカートにタンクトップという普段通りの私服姿のまま、仁王立ちで笑みを浮かべながら、黒斗を挑発していた麟華。そんな妻に不穏な台詞を吐きつつ、素早く摺り足で近づいて姿勢を低く下げ、無防備に大きく開かれたすらりとした両足の間から右拳を渾身の力で打ち上げた黒斗。

 出来上がったのは右腕をショーツごと子宮内部にまで抉りこまれて空中高く持ち上げられて悶絶する酷く残虐なオブジェであった。もちろん麟華お得意の誘い受けである。

 

「ここから更に――うらぁッ!」

「あっき゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡゛♡゛♡゛」

 

――メリメリブチブチブチブヂブヂィッ!!

 

 続けてもう片方の拳も、激烈なアッパーフィストファックによって引き裂かれ、鮮血を迸らせていた結合部にメリメリと膣肉を引き裂きながら潜り込ませていく黒斗。頭上から滴り落ちる妻の血液を浴びたその姿は、紛う事なき悪鬼畜生そのものであった。

 

「お゛まん゛こ゛がぁ……♡♡ ひぎっ゛……♡゛ 前戯でぐちゃぐちゃの八つ裂きにされちゃったぁ♡♡♡ 痛すぎてイぐっ♡ イく゛ッ゛♡゛♡゛♡゛ んあ゛あ゛あ゛っ!゛ 気゛持゛ち゛イイイ゛イ゛イ゛イ゛ッ゛♡゛♡゛♡゛」

「リンカのマゾイキ喘ぎたまんねぇな……。ついついもっと聞きたくなっちまう……ぜぇっ!」

「お゛っき゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛♡゛♡゛♡゛♡゛」

 

――ミチミチミヂィ! メリメリブチブチメリメリメリメリビチビチビヂィッ!!

 

 子宮口まで抉りこんだ両に力を籠めた瞬間、黒斗はその逞しい腕を左右に思い切り動かした。当然の結果として、狭くギチギチの状態であって肉穴は大きく限界を超えて引き伸ばされ、生々しい破壊音と共に内部のみならず、膣口と周囲の会陰や膣前庭も巻き込んで大きく引き裂かれて鮮血を吹き出す。もはや尿道はもちろん、肛門と膣の境目すらも裂け目によって繋がり。麟華の美しかった艶めかしい秘所付近は、一つきりのグロテスクな巨大肉穴がただぽっかりと存在するのみであった。

 

 自らが造り上げた酸鼻極まる破壊痕を前に満足そうに頷いた黒斗が、下履きを無造作に降ろして麟華を抱き上げる。ビクビクと脈動する血管を無数に浮かばせていきり勃った逸物が、ぶるんと跳ねるように現れた。この世界に飛ばされてきた当初とはサイズこそあまり変わらずとも、初々しい赤子のような色合いであった逸物は、愛する淫乱妻との荒淫生活を経て潮に灼け、赤黒くテラテラと濡れ光る女泣かせの凶器へと変貌を遂げている。

 

 長さ五十センチ、直径十センチ超の肉の巨砲。普通の女では到底膣口を通すことも叶わない化け物級の巨根が、破壊されて大空洞と化した麟華の股間に宛がわれ――根元まで一息に突き込まれる。

 

――スカッ。

 

「あー……。やっぱリンカのぶっ壊れスカスカマンコたまんねぇな。極上の名器粘膜が一切チンポに触れてこないぜ。まさにリンカの無駄遣いって感じでスゲェ興奮すんだよなー」

「あはは♡ 穴が全部繋がっちゃった♡ ほんとヒドイよねこの旦那♡ おまたが痛すぎて頭の中激痛しか感じてないんだけど♡♡ 皆がキツマン最高って褒めてくれるボクの自慢のおまんこを最初に完全破壊してから犯すなんて♡♡♡ DVなんてもんじゃないよコレ♡♡♡」

 

――スカッ……シュッ……スカスカッ……シュッ……。

 

「痛いのも気持ちイイんだろ? どうせなら上も痛くしてやるよ――」

「んぎぃイイイイイ♡♡♡ 乳輪ごと乳首噛み千切られてイくぅっ♡♡♡ やらああああ♡♡♡ 乳腺零れちゃうよおっ♡♡♡ あぎィイイイイイイ♡♡♡ どんどん食べられてるぅ♡♡♡ おっぱい無くなっちゃうからあああ♡♡♡♡」

 

 がぶりと噛みついた乳房の肉を噛み千切ってもぐもぐと咀嚼する黒斗。まるでおやつ感覚だ。そのまま傷口から零れかけた乳腺脂肪をもったいないとでも言うかのように啜りながら、再び口をつけて傷口に歯を立て、何度も何度も大口を開けて麟華の乳肉を大きく口の中に吸い込むようにして集めて噛み千切り、食らい続ける。

 腕の中で悲鳴を上げ続ける妻に頓着することなく、血塗れの赤黒い胸筋のみの平坦な胸になるまで喰らい続けた黒斗が、続けても片方の豊かな果実も同じように喰らい尽くしていく。当然その間も腰は動かしており、ビキビキと震える逸物は粘膜に触れること無く、肉穴内部の空気を攪拌し続けていた。

 

――スカスカッ……シュッシュッ……ヒュルッ……フヒュルッ……ヒュンッ……。

 

「小腹が空いてたから丁度良かったぜ。それにしても……。んはぁ……。この裂けガバマンコの虚無感……くせになるな。射精感高まってきたぞ……。タマキンからザーメンアガってきたわ……あーイく。射精る射精る。スカスカゴミクズクソマンコにザーメンコキ捨てる」

「うふふ♡ いいよぉ……♡ いっぱい射精してぇ……♡♡ でもこのままじゃクロトの特濃ザーメン全部零れちゃうから――こうしちゃう♡♡♡」

 

 愛する夫の首に両腕を絡ませ、喰われて平たくなってしまった自慢のバストを逞しい胸板に押し付けながら、夫の耳元で悩まし気に麟華が囁いた。次の瞬間。

 

「くううっ……!! 瞬間再生は反則だろ……絞りとられるっ!!」

 

 コンマ数秒で肉体を完全再生させた麟華。蠢く幾つもの肉襞や、千を超える細かい肉粒を具えた極上の膣粘膜が、強烈な締め付けと蠕動を伴って黒斗の肉砲に絡みつく。

 

「だってこうしないとクロトザーメン子宮で呑み干せないし♡ それに最後までスカスカゴミクズクソおまんこでイかれたら悔しいもの♡♡♡ ほらほらっ♡ 何万人って男に気持ち良すぎるって褒められたボクの最高級肉便器おまんこで思いっきり射精しちゃいなよ♡♡♡ やっぱり壊れたスカスカおまんこよりもよく締まるキツキツおまんこの方が気持ちイイですって叫んでさぁ♡♡♡」

 

 同時に再生した張りのあるメロンサイズの双乳が、黒斗の胸板をムニュムニュと官能的に刺激する。更に追い打ちを掛けるように、ピンと強く勃ちあがった二つの先端部が、円を描くように艶めかしく蠢いて雄にもある胸部の性感帯を巧みに愛撫する。

 

「くううっ……。はいっ! その通りです! 世界一可愛い俺の嫁の新品キツキツ神マンコは最高に気持ちイイです! 気持ち良すぎて即射精しちまうから少しでも長持ちさせて見栄はるためにぶっ壊しました! くああっ! 射精すっ! 嫁マンコにザーメン一滴残らず注ぎ込んでプリプリ子宮満タンにするぞっ! 好きだっ! リンカああああっ!!!!」

 

 恥ずかしい台詞を大声で叫びながら全身を震わせて、黒斗は麟華の胎内に精を解き放った。

 普通の女では受け入れるどころか挿入すらもままならぬ巨砲を、ぽっこりと下腹部を盛り上げながら根元まで胎内に収めて、物欲しげに震える子宮口を意図的に開いて亀頭を銜え込んでいく麟華。

 竿全体を扱き上げるように蠢く膣肉に、子宮すらもポンプの様に伸縮して愛する雄の夥しい量の精液を貪欲に呑み干していく。男の欲望を満足させるという一点において彼女は、女としての究極とも呼ぶべき存在であった。

 

「ボクも好きぃイイイイッ♡♡♡ んああああッ♡♡♡ クロトの特濃ザーメンきたぁ♡♡♡ 子宮がビクビクって悦んでるよぉ♡♡♡ イくっ♡♡ イくぅ♡♡ らぶらぶ旦那ザーメン注がれてぇ♡♡♡ おまんこべた褒めされて嬉しいッ♡♡♡ 嬉しすぎてボクまたイっちゃうううう♡♡♡♡ イッくぅうううううううううううう♡♡♡♡♡」

 

 夫の素直な言葉に感激した麟華が、大きく四肢を震わせて絶頂した。その刺激によってより締まりを増した膣肉の感触に黒斗は腰が砕けそうなほどの快楽を感じ、続けて二度目の精を放つ。

 

 先ほどの言葉は嘘ではないのだ。最近とみにその力を増した麟華は、当然の様に夜の面でも強化されている。普通に繋がりあえば、それこそ数分と経たずに精を放ってしまうほどなのだ。一晩で数十ラウンドはゆうにこなせる絶倫の黒斗でなければ、一日と持たずに枯死しているだろう。

 

「ふぅ……。しかし嫁さんのマンコの具合が良くなりすぎて困るなんて、贅沢な悩みだってわかってんだがなぁ……。なんとかしたい所だが……」

「頑張ってね♡ ボクもできるならクロトと沢山愉しみたいし♡ でもあんまり気にしなくてもいいからね。色々試してくれるから結構満足はしてるんだよ♡」

「まぁなんとかするさ。所であちらさんの様子はどうなんだ? どうせこっそり覗いてるんだろ?」

「まぁねー♡ すっかり仲直りしてイチャイチャしてるみたいだよ。今はピロートークタイムだからもう少ししたら出てくるんじゃない?」

「結局あいつらなにもんなんだ? リンカは話を聞いたみたいだが、俺は闘ってただけだから何もわからんぞ」

「ボクも身の上話は聞いたけど、目的とかはまだ知らないんだよね。なんか頼み事があるって言ってたから、この後教えてくれるんじゃないかな」

 

 障壁で作られた小屋の中にいる二人が出てくるまでの間、アルティマから聞いた話を要約して黒斗に伝える麟華。遠い過去に起きた古代文明の始まりのエピソードに、またもや話が大きくなってきたと心の中で頭を抱える黒斗であった。

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