ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~ 作:幻闇
本日一話目です。
33話 夢で逢えたら ★※※
薄暗い石造りの監獄……室内には床板が敷かれており、簡素ながら寝台や水洗式のトイレも用意されている様だ。
監獄という言葉から受けるイメージ程、劣悪という環境ではないが紛れもなく監獄である、通路に面した一面は鉄格子に覆われておりトイレには仕切りの壁すらない状態だ、窓には換気の為の小さな小窓、ネズミ程度の大きさであれば逃げる事も可能であろう……といった様相であった。
小窓から僅かな光が室内を照らし始め、微かにではあるが小鳥の鳴き交わす声が漏れ聞こえてくる、一筋の陽光が時間と共に角度を変えていき、この監獄に囚われた寝台に眠る人物の顔を照らし出していく……。
美しい……いや……美しかったであろう女であった……。
焼き鏝でもあてられたのであろうか……無惨な火傷の後が左眼の周囲をぐるりと囲むように肌を爛れさせて中心の眼は白濁してしまっている。
頬には十文字の傷跡が深く刻み込まれており、元はとても美しかったであろう面差しを醜く変えてしまっていた。
陽光に照らされて目を覚ました女、開かれたその右眼は黄金に輝き、蒼く美しい肌との組み合わせが、異形であれど人の目を惹かずにはいられない程の人外めいた美を体現しているのであった。
傷と火傷の痕に汚されて尚も輝くような美貌の女……完全な状態であれば絶世の……という枕詞が付くのは間違いのない美女である、誰が見てもこう思うのであろう……、冒涜である……と……傷付けた者はけして許されてはならないと……。
「…………また……目覚めちゃった…………夢だけ……見てたいのに……」
能面の様に無表情な顔で寝台に寝たまま、そう呟いた女……その希望を踏みにじるかのように監獄の通路からどしどしと荒々しい靴音が彼女の耳に聞こえてくる、もう一年間も繰り返されている、変わらない朝……彼女はのろのろと身を起こして鉄格子にその黄金色の瞳を向けるのであった。
身なりだけはまともであるが下種で低俗な笑みを隠し切れない男、恐らく看守であろうそんな男がプレートに乗せられた食事を運んでくる、別に粗末という訳でもなく腐っているわけでもない、普通の食事であった。
餓死させたいという訳では無いのだろう、むしろ彼女の様子を見るにその逆、痛め付ける為に生かす、そのような印象であった。
「おらっ、メシだぞ、いつも通りだ、わかってんだろ? 早くしなっ!!」
看守がそう叫ぶと、寝台に腰掛けていた彼女はのろのろと立ち上がり男の方に近付いていく。
しゃがみこみ、その汚された美しい顔を鉄格子に押し付けた彼女は、大きく口を開けて待機する。
「へっへっ……朝に処理できるのはいいよなぁ……お前の当番は週に二回だけだからよぉ……愉しみにしてんだぜ、おらっ!」
カチャカチャと慌ただしくズボンのベルトを外した男は下衣を下ろすと朝の生理現象で勃起した男根を躊躇いなく女の口に突き入れて喉奥を抉っていく。
――ずにゅゅゅゅう……ゴッ! ……ずぶぅっ……ゴヅッ!
喉奥を突かれる度に苦しそうに顔を歪ませて耐える女……鉄格子ごしにその頭を掴まれてより激しく口内を犯されていく。
「グッ………………ごっ……ごえっ…………」
「ふぅー……そろそろ出そうだな……ちゃんと飲み込めよ? 飲まなかったらメシ抜きだぞ」
――びゅるるるるるるるるるる
「んぶっ…………んぐぅ…………こく……こくん……おえっ……んっく……」
「よしよし飲み干したか、裾をまくってケツをこっちに向けて押し付けろ」
女は黙ったまま後ろを向き、裾をまくり上げる、室内にむけてお辞儀をする様なポーズをとってむちむちとした美尻を男の前に鉄格子越しに突き出す。
――ずにゅりっ…………じょろ……じょろろろろろろろろ……
「ふぃー……朝に抜くとしょんべんしたくなるんだよなぁ……丁度いい便所穴があるからな」
「………………………………」
あろう事か女の尻穴に萎えかけた肉槍を挿入した男は直腸内に用を足し始めた、本来排泄する為の器官に排泄を行うという行為、徹底的に尊厳を踏みにじり、人格を顧みない男の所業、もはや女では無く都合の良い自慰道具の様に扱われる美しき囚われの女性。
「最初はケツ穴普通に犯してたけどよぉ こいつマグロ過ぎんだよな……まぁ仕方ないかねぇ、毎晩毎晩、主様にオマンコ壊されてるんだからよぉ……アナルは普通に使えるが、マンコはブッ壊れて使い物になんねぇしな……勿体ない事するよなぁ……主様も、朝勃ちとしょんべん用の便所としてはいい具合だけどな。ひへへへ」
「………………………………」
「ったく、なんか言えよな……――まぁいいか、零すなよ? 零してもいいが掃除するのは自分だからな。メシは置いとくから勝手に喰いな」
女の体内に不潔な小水をたっぷり流し込んだ男は逸物を引き抜くと、下衣を穿いて監獄の入口へと戻っていく。その様子を無表情で眺めていた女は仕切りの無いトイレに歩いていくと、先程注がれた男の小水を排泄する。
鉄格子の食事提供用に僅かに広くなっているスペースからプレートと朝食を引き寄せて食べ始める女、一体彼女は何の罪を犯したのであろうか……、ここまでの扱いを受ける程の凶悪犯罪者なのであろうか……? とてもそうは見えぬ程に、傷付けられ、尊厳を汚されても彼女は美しかった………………。
食事を終えた女は空になった皿とプレートを鉄格子の外へと押し出して寝台に戻っていく、彼女の平穏はもはや夢の中にしか存在しないのであろう……、男の言う通り、夜ごと、主という男に拷問の様な責め苦を受けているのだ。
受け入れがたい現実から逃げる為に彼女は夢の世界に戻って行くのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の夜、いつもの如く現れた看守の男に、枷でカラダを拘束された女は監獄を出てすぐ近くに有る階段から地下室へと連れて行かれる。
階段を降りた先にある鉄扉を開けたそこは、人という存在の、負の側面の集大成の如き部屋。
人の肉体を破壊する為の悍ましい器具や道具が並ぶ拷問室であった。
壁に取り付けられたX字の形の拘束板に、囚人服を脱がされて両手両足を固定される女、うなだれたその表情と輝きを失いくすんだ片方だけの黄金の瞳を虚空に彷徨わせて、拘束された全裸の女体は服に隠されていた凄惨な傷跡を外気に晒していた……。
均整の取れた美しい肉体、豊かな、やや垂れ気味ではあるがマシュマロの様に柔らかそうなその胸部はさぞ男達を魅了していたのであろう、かつては…………。
古傷や新しい傷を問わず全身に付けられた醜い傷跡、責めている男は余程、女に……女という存在そのものに恨みでもあるのだろうか……女の象徴である胸部と女の機能そのものが納まった下腹部と秘所は特に執拗に傷付けられ、破壊されていた。
元の肌の色が解らないほどに傷で埋め尽くされた双丘、片方に至っては乳輪ごと乳首を抉り取られており、無惨な古傷を晒している。
秘所は更に酷い、一体どのような凶悪な道具で破壊されたのか……成人男性の頭部が入る程にまで裂け拡げられた膣穴は、乾いた肉の内側を晒してぽっかりと大きく口を開けていた。
割れ目の上部に存在したであろう陰核は膣口の周囲を埋め尽くす傷跡と同化してすでに存在しておらず、内部までは窺い知れないが恐らく子宮も……まともな状態ではないと容易に推測できた。
看守の男と入れ替わりにでっぷりと肥えた肥満体の男が室内に入ってくる、豪奢な服装から判断すると恐らく貴族なのであろう。
「っクソがっ……使えない役人共め……黙ってわしの言う事を聞いておればよいというのに……」
なにやらイライラと喚き散らしながら女の前まで来た男は近くに置いてあった鞭を手に取るとそのストレスをぶつけるべく拘束された女体に叩き付けていく。
――ビシィ!! バシィ!! ズビシィッ!!
「…………クッ…………ンッ……」
傷だらけの双丘に鞭が叩き付けられ、新旧問わず様々な傷の上から新たな傷が刻まれていく、時折り痛みを堪える様に、小さな呻きが女の口から洩れ、それを聞いた男を満足させる。
「ふんっ! 亜人女の玩具でストレスを発散させなければわしの胃に穴が開いてしまうわ! 無能役人どもめが……。今日もたっぷりナカにくれてやるぞ……」
男が豪奢な下衣を脱いでいく……股間から現れたその逸物は………………限りなく小さかった……小さすぎた、恐らく勃起しているのであろう状態だがその長さは三cmも無いのではないか。
この逸物でどうやって大穴と化した女の秘所を貫くというのか……? その答えは次に男が手に取った禍々しい道具にあった。
全長50cmはあろう極太の張り型、先端には穴が開いており側面や亀頭部分の至る所から、無数の細かい返しの付いた棘がびっしりと生えている、どうやら腰に装着して使うのだろう、根元にはベルトが取り付けられており更には張り型の内部に小型の男性器を挿入できる女性器を模した自慰器具が埋め込まれていた。
手慣れたように自らの矮小な男根に凶器を装着して腰にベルトで固定した男は、にやにやといやらしく顔を歪めて女に近寄っていく。
「ぐふふふ、わしの巨根を今日もたっぷりと味わうが良い……ふんっ!」
女の固定された腰を両手でしっかりと掴んだ男は、股間に装着された禍々しい人口の逸物を、大きく口を開けた秘所に勢いよく突き込む。
――ぐじゅううう……ぴちぴち……ぐちゃぐちゃ……めりめりぃ……ぼごっ!!
「…………んっ……ぐううう…………くはっ……」
片方だけの綺麗な眉根を寄せて、苦し気な表情で小さな呻きを漏らす女……。
一年間ほぼ毎日の様に巨大な凶器で貫かれ続けた膣内は、再生し、回復する傍から新たに抉り削られてその傷は治る事が無い。
乾いた膣肉が、凶器に取り付けられた無数の棘に抉られ、滲みだした鮮血が結合部から滴り落ちる、血液を潤滑液代わりに最奥へと繰り返し叩き付けられる人工の逸物、子宮口は真っ赤に腫れ上がり、繰り返される凶器の侵入に耐えられず、すぐにその役目を放棄させられて大きく拡げられ、女体の神秘の中枢たる子宮の内部が蹂躙されていく。
「ふんっ! マグロ女め、最初の頃はあれだけ叫んでいたというのに……、まぁ良い、痛みを堪えて歪んだ顔も良いものよ、そらそらっ腹が突き破れそうだぞ! 流石亜人は頑丈であるな!」
「うぐっ…………ぐぅ…………んっくっ…………」
破城槌の如き人工の凶器……もはや女体を破壊する為の兵器としか呼べないソレは、開かれた城門たる子宮口を歯牙にもかけずに新たな生命を生み育てる為の聖なる宮殿を破壊していく。
宿された命を受け止めて苗床となる子宮内膜は削り取られてもはや存在しておらず、戦で敗れた国の宮殿のように……暴徒と化した兵達に犯され、奪われ、破壊されるように……男の醜い歪んだ欲望によって叩き付けられ続ける凶器によって徹底的に傷付けられていた。
「まだまだだ、ぐふふふ、どうした? 少しも気持ち良くないぞ? 締まりの無い緩んだ穴だ、こんなモノで男を悦ばせる事などできんぞ……ぐふふふ、所詮女などこの穴が無ければ只のごみくずよ……どうした? 穴の壊れた貴様なんぞ、何の価値も無い肉の塊でしかないわっ!! 精々苦しむ顔を見せてわしを悦ばせるのだなぁ!!」
「………………ぐっ……くふっ…………んっ…………」
男の言葉に何の反応も見せず痛みに耐え続ける女、何を言おうが責めが治まる事は無い、男を悦ばせるだけだと解っているのだ。
一年間ひたすら繰り返されてきた拷問そのものの凌辱、最初こそ泣き叫び、許しを乞うたが、無駄だと解った今ではそんな事はしない、ただ時が過ぎ去るのを痛みに耐えながら待ち続けるより他は無いのだから……。
巨大な凶器で膣と子宮を抉り続けられる女、罵声を浴びせかけ、豊かな胸部を殴りつけ、鷲掴み、握り潰しながら装着した凶器で突き上げ続ける男。
30分ほども続いたであろう拷問は男の射精によって幕を閉じる。
「ふぅ……ふぅ……そろそろか、亜人女の腐れ穴にたっぷりくれてやる……さぁ……今夜も良く踊るがよいわ」
ただ挿入しているだけの凶器に埋め込まれたオナホール部分、抽挿行為を行わなければ当然快感は薄い、本来早漏である男が30分ほども責めを継続できた理由であった。
女の最奥に叩き付けた人工逸物の根元に仕込まれたオナホール、そこに男が射精した瞬間に内部の術式が精を感知してその器具に仕込まれた機能を起動する。
巨大な人工逸物の先端部に開いた穴から、内部に大量に仕込まれた刺激物が女の体内に勢いよく噴射されたのだ。
「んっぐっぅぅ…………ぐぎいぃぃぃぃぃぃ……ぐうううぅぅぅ」
様々な生物や毒性を持つ昆虫から採取された刺激物質に、辛子や山葵を混ぜ込んだ特製の刺激物、眼に入れば失明も有り得る程の劇薬が、傷の無い場所が存在しない程の惨状となっている膣や子宮にぶちまけられ、塗りたくられていく。
毎夜繰り返される責め苦であるが、この痛みだけは慣れる事無く激痛と灼熱感を女に与えて凄まじい苦鳴をその喉から迸らせるのだ。
射精を終えた男が腰のベルトを取り外すと、そのままベルトを女の腰に付け変えて固定する、白濁……ではなく赤黒い灼熱の刺激物は内部に大量に仕込まれており、時間を掛けて女の胎内を灼き尽くしていく。
胎内に凶器を埋め込まれたまま固定された女は全身の蒼く美しい肌に脂汗を大量に噴き出させながら激しく身を捩り、無惨な顔を大きく歪ませて頭を振り乱しながら暴れ狂う。
「ぎいいいいい!!!!…………っがああああっあああ……おごっ……おごおおおお!!!!」
噛み締めた奥歯が砕けそうな程に顔を歪めて苦しみ悶える女の姿を、近くに用意させていた椅子に座り上等なワインを飲みながら、歪んだ笑みを浮かべて眺める男。
「良い反応だな、調合を変えたとか話していたかな? ぐふふふふ……しかしこの女も飽きてきたな……やはり新品を壊した時の反応がみたいものだ……関所の兵に美しい亜人女が来たら連絡する様に伝えておくとするか……新しい玩具が手に入るまではコレで我慢しなければなぁ……ぐふふ」
そうなのだ……罪人では無いのだ……この女性はなんの罪咎も犯していないのだ。
醜い男のちっぽけな自尊心と、八つ当たりの様な欲望を満足させる為だけに囚われとなったのだ、ただ美しい亜人の女性であるという、ただそれだけの理由で……。
男にはトラウマが有った、大貴族という立場にもかかわらず妻子を持たぬ男、この国では重要な役職は世襲では無く国王の指名制となっている為に問題にはされていなかったが、大貴族であるのに妻子を持たぬ者は稀である。
元々は女に対してある種のロマンのような物を信じていた男、美しい女は心も美しいに違いない、ならば逸物の大きさなど些細、きっと受け入れてくれるだろう。
そんな風な考えを抱いていた彼であったが、ある時、彼の逸物をみた亜人の女性にからかわれた事を切っ掛けに愛憎は反転した、美しい者は醜い、心が醜いならば体も醜くしなくてはならない、女性、とりわけ亜人の女性に対する深い憎悪と女体に対して偏執的なまでの嗜虐癖が生まれたのはこの時であった。
からかった女性に悪意はなかったのだろう……しかし時として些細な言葉が人の心を抉り、怪物を生み出してしまう……、元の素養なのか……あるいは後天的なものか……、しかしそんな理由があるからといってこの男の所業は赦されるものではない。
「まったく……王は公然と亜人女を甚振っているというのに……わしは……、まぁよい次の王はわしだ……ぐふふ、この地位まで上り詰めたのだ、次の王はわしが……ぐふふふふ」
大貴族ではあるが選王侯の三大貴族ではない彼が、王となる事など出来ない、そんな事実すら歪め、願望を口にしてしまう程、男は狂い始めていた……。
「うぐううう…………ぐうううう……くふぅ……」
劇薬の噴出も終わり、結合部から赤黒い刺激物を夥しく流れさせた女が荒い息を吐きながら全身を脱力させて呻いている。
そんな女に見向きもせずに、妄想に囚われた男は部屋の外にいた看守の男に後片付けを命じると、自分の寝室へと戻っていくのだった。
歪んだ欲望と小さな自尊心の為に、何の罪も無い美しい女性を…………世界に一つとて同じモノ等存在しえない宝石の如き輝きを、曇らせ、傷付け、冒涜する男……、美の探究者たる芸術の信奉者達が知れば、限りない憤怒に狂い、その理不尽に絶望するだろう。
呪われよ……呪われよ……永劫の時が果つるまで、茫漠たる地獄の荒野で、獄卒たる悪鬼共に業苦を与えられ魂を砕かれ続けるべきである、呪われよ冒涜者よ……汝はけっして許されてはならぬ存在である…………と。
世に神は無く、天に正義も無い、地は魔獣に溢れ、人の心は奢りに満ちる、救われるべき存在は救われず、悪鬼に劣る畜生が蔓延る。
項垂れ、瞳の輝きを失くした美しき女……儚げに虚空を彷徨う瞳は何を映しているのであろうか……いつ終るともしれぬ悪夢の如き現実から……彼女が目覚める日は来るのであろうか……。
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――じゃばぁ……ざばばばばばば……じゃぶ……
全身を水で洗い流され、手袋を嵌めた看守の手によって人工の逸物を引き抜かれた女、胎内に直接ホースから噴出する水を浴びせられて内部で傷口を灼いていた劇物を洗い流されていく。
「ったく主様の趣味は相変わらずわかんねぇな……こんないい女を使い物にならなくして悦ぶとかよぉ……、あー勿体ねぇ、後片付けも楽じゃないってのに……まぁ金払いはいいから良いけどよ」
愚痴を零しながら手際よく女のカラダを洗い、傷付けられた箇所に傷薬を塗り込んでいく男。
洗浄と手当てを終えた男は、女の拘束を解くと手枷を嵌めて監獄へと向かう。
監獄の部屋に女を連れて来た男はそのカラダを寝台に俯せに押し倒して、背後から覆いかぶさっていく。
「まぁマグロのガバマン女でもケツ穴は使えるからな、手で扱くよりゃ気持ちいいぜ、そらっ!」
――ずぶっ……ずにゅ……ぬちゅ……にちゅ……ずにゅり……
「…………………………………………………………」
「ああーいい具合だ……主様が新しい亜人女を手に入れたら、俺達看守の専用にして貰えるって話だ、終わったらメシを喰わせて、暖かい服を着せてやる、大事な処理穴になるんだからな」
「…………………………………………………………」
――ずぶずぶ……ぐにゅ……じゅぶっ……ぐじゅっ……じゅぶり……
「ちっとは愛想よくしとけばいいのによぉ……俺達の扱いも良くなるかもしれないぜぇ? ……まぁ俺はマグロ女も嫌いじゃないからいいけどな」
「…………………………………………………………」
「お前の眼いいよなぁ……いっつも半目でじとじとして暗い女だって皆いうけどよぉ……そりゃこんな生活してりゃそうなるだろうよ…………そうそうその眼だよ、やっとこっち向いたな」
――ずぶっ!ずぶっ!ずにゅっ!ぐじゅっ!ぐぽっ!
背後から圧し掛かって尻穴を犯しながら、何の反応も見せない女に語り掛け続ける看守の男、怪訝なものを見る様な眼で女に見られた男の腰の動きが加速していく。
「いい眼じゃねぇか……いいぜっ高まってきたな……出そうだ……出すぞっ! お前のケツ穴に本物の精をくれてやる! 払い下げられて俺らのモンになったらじっくり治してマンコにも出して孕ませてやるよ!!治るかわかんねーけどよっ!! オラッ! ケツ穴で受け止めろ!!!」
――ビュル!ビュルルルルルルル……
自分に背後から圧し掛かって犯す男、寝台の上に視線を戻した女は両手を投げ出す様に寝台につっぷして体内に注がれる精を感じる、紛れもない本物の精、刺激物などではない、暖かい液体。
彼女の脳裏に浮かぶのは、いつも夢でだけ逢える愛しい男の姿……、もしこの精があの人のものであれば……そんな叶う筈の無い想いを胸に抱きながら耐え続ける女。
「出した出した、ケツ穴最高だぜ、メシと着替え持ってくるから待ってな」
看守の男が部屋を出ていく、女は先程までの拷問の間ですら、零す事の無かった涙を頬に一筋流しながら誰にも聞こえぬ程の微かな声で呟く。
「もう一度だけ……逢いたいな……アル兄ぃ……」
その微かな……しかし彼女の想いが込められた呟きは、石の壁に囲まれた監獄の中で誰に届く事も無く、宙に溶けて、消えていくのであった…………。