ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~ 作:幻闇
前回までのあらすじ
セーヌに帰還する前にリルの傷を癒すことが出来るであろう樹海深部の温泉の情報を探し求める二人。里帰りの途中で出会った武装商人達の事を思い出した彼等は情報を求めて南部連邦の前線都市であるマウリアへと赴く。
再会した商人ウィル・ゲールとの取引の結果、彼等を困らせている野盗達を散々に弄んで討伐し手に入れた情報をもとに樹海深部の探索を開始するのであった。
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「ここもハズレみたいだな」
「確かに液体は地面から湧き出してるけど……、どうみても毒だよねこれ」
樹海深部にて探索を続ける黒斗と鱗華。手に入れた樹海深部の地図に記されている魔素溜りや異常環境の場所を、数日を掛けて順番に巡っている二人であったが未だめぼしい成果は得られていない様である。然も有りなん、地図に示された地点だけでも10カ所程もあり、それら到達するだけでも至難の土地は広大な樹海深部に散らばっているのだ。
三か所目に辿り着いた二人の目の前には、辛うじて向う岸が見える程度の巨大な毒の湖が存在していた、所々沼地となっている所もありその辺りは毒気も強いようである。
「毒が沸くってのもおかしな話だよな、鉱毒かなんかなのかね?」
「ここらは解らない事だらけだよねぇ……ちょっと触れてみようかな――むっ!」
広大な湖沼地帯、その一部である毒の湧き出す沼地に近付いた鱗華。使い捨ての投擲用短剣を毒の沼地に
「……なんだろう、凄く嫌な気配――疾ッ!」
手に携えていた投擲用短剣を飛びのいた場所から毒沼に向かい投げ放った鱗華、一条の銀光と化して空気を切り裂き水面を貫いて沼の中に消えていった短剣の先に確かな手応えを感じ獰猛な笑みを浮かべる。
果たして数瞬後――不気味な振動と共に虹色に輝く奇怪な触腕が水面から踊る様に飛び出して周囲を薙ぎ払った。表面に付着したフジツボの様な器官から毒液を噴出させてのたうつ太い触腕は捕えるべき獲物が周囲にいない事を確認したのだろう、すぐさま何事も無かったかの様に青紫色の湖面にその悍ましい姿を隠していく。
「近付いた生き物や水中に入ってきた生き物を捕らえてるんだね。毒も今の奴が出してるみたい」
「って事はここらにある毒の濃い場所は全部今の奴が居るのか。やべぇ場所だぜ……」
肩を竦めて頷き合った二人は毒気の濃い場所を避けつつ湖沼地帯を踏破し、更に奥地へと進んでいく。獲物を捕らえる触腕部だけでかなりの大きさを持った生物だ、水中に潜んでいるであろう本体部分を含めれば相当に巨大な生物なのであろう、無暗に刺激する事は無いと判断した二人は地図が示す次の目的地へと向かうのであった。
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「大分中心部に近くなってきたか? 地図だとデカい木みたいなのが書いてあるけども、縮尺が出鱈目にしてもこれは大きすぎると思うんだが……」
「だよねぇ……ギルドの地図にも同じのが書いてあったけど、これだけ大きかったらもう見えてもいいと思うんだけどね。大袈裟に書いてあるだけなのかな?」
湖沼地帯を越えて深部の奥、大陸の中心部に近付いていく二人。金級冒険者の中でも限られた者達しか到達しえない秘境の地であるそこは見渡す限りに広がる不毛の荒野であった。
恐らく竜種のものであろう半ば化石化した巨大な骨格が点在するその土地は、今までの場所とは異なり魔素の極端に薄い土地であった。地図の上では異常な程に大きく描かれた大樹が存在していたが、二人の常人よりも遥かに優れた視覚をもってしてもその様なモノは見受けられない。
周囲や地面の下、更には空にも注意を払いながら進んでいる二人が何かを見落とす筈も無く、恐らく大袈裟に書いてあるだけなのだろうと結論付けた二人はより細心の注意を払って樹海の中心部へと近づいてゆく。
赤茶けた地面が続く荒野、所々から露出する岩とも何かの骨とも判断の付かない奇妙な形の物体が点在し、動く存在や生命の気配は感じることが出来ないが二人の警戒が緩む事は無い。不可視かつ気配を感じさせぬ暗殺者の如き捕食者が存在しないなどとは言い切れないからだ。
「南半分は外れだったなぁ……。後は中心線を越えて北半分だが、目印の木がどこにあるやら」
「そろそろ湖沼地帯も視えなくなってきたんだけどねー、そもそもこんな場所に木が生えるの? 茂みくらいしかないけど……――うわっ!!」
黒斗の数メートル先を歩きながらそんな疑問を口にしていた鱗華が突然すっとんきょうな声を上げて立ち止まる。その様子に慌てて周囲の気配を探り始めた黒斗であったが、周囲に特に異変は見られない。視線を鱗華に戻すと呆けた様な顔付きで一歩下がったり進んだりを繰り返す姿が目に映り、妻の奇行には慣れている黒斗でさえも少し心配になったのか優し気な声色で鱗華を気遣う様に声を掛けた。
「リンカ……流石に疲れちまったか? でも流石にこんな見通しの良い場所じゃ危ないからな……。どこか岩山でも探して休むか? ちょっとヘンだぞ」
「ええっ?! うそぉ……、ってクロトそんな可哀そうなものを見る眼でみないでよっ! ちょっとこっち! こっち来てみて! あれ! あっち見て!」
「いや何も見えないが……――ってなんじゃありゃ!!」
先程までと変わらぬ、見渡す限りの荒野。鱗華の指が指し示す方角を見ても何かある様には見えない。なにか幻覚でも見ているのだろうかと心配になってきた黒斗であったが鱗華の真横まで歩みを進めたその時に突如視界の中に異質なモノが映り込んだ。
「木が視える……はぁ? デカすぎる……えっ!? さっきまで影も形も無かったはずだぞ」
「ここから一歩でも下がると視えなくなるんだよ、何故かはわからないけど……。ていうかおっきすぎだよね」
鱗華の立つ場所まで歩いてきた黒斗の視界に飛び込んできた、想像を絶する程に巨大な樹木……らしきモノ。鱗華の言う様にその場所から一歩でも下がると途端に視えなくなってしまうという不可思議な現象にも驚いた黒斗であったがそんな事が些細に感じてしまう程にその樹木は大きすぎた。
数十キロは離れているであろう地点からみても太いと感じる幹、少なく見積もってもその直径は数キロメートルなのは間違いなく。高さに至っては――優に成層圏は越えて衛星軌道にすら届いているのではないだろうか。遥か碧空の天蓋を突き破り宇宙空間へと飛び出しているであろうその樹木の先端部は、大気によって散乱した陽光に呑まれ肉眼で見る事は叶わない。ぽかんと口を開けて間の抜けた表情の二人は暫し、遥けき天空を見上げて立ち尽くすのであった。
「…………――天辺が見えんな……古代文明の軌道エレベーターかなにかか? ただの木ってよりそっちの方がまだしっくりくるんだが」
「ええっ?! あれエレベーターなの? 昔の人は巨人だったのかな……。近付いて見てみたいけどあの木周辺は緑が豊富で竜種がわらわら群れてる特級の危険地帯だから誰も近付かないって聞いたね」
「みたいだなぁってだけさ、ホントにそうだったらロマンがあるが……今回の目当てではないしな。二人じゃ流石に厳しいし、いつか皆で探索してみたいな」
「それは名案だねっ! アルフェンやボルボル、アマナさんも誘って皆で探検しに行こう!」
「でもなんでここを境に視える様になるんだろうな……。結界的なモンでもあるのか? 全然違和感は感じ無いんだが、不用意に近づくのが危険なのは間違い無いな」
荒野のただ中に聳える硬質な外観の樹木とそれを取り巻く緑の森林地帯、その巨大さもあいまって凄まじく神秘的な光景ではあるのだが特定の場所を越えなければ視界にも入らないという奇怪な現象故にその危険性も推し量れるというものだろう。そも人知の及ばぬ大魔境なのだ、何が起きても不思議ではないのである。
中心部の緑地帯を大きく迂回する様に北部へと抜けた二人、予想通り一定の距離を離れると突然見えなくなった大樹に別れを告げて深部樹海北部地域の探索を慎重に進めていくのであった。
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炎に炙られ水分を失った薪がぱちぱちと小気味よい音を立てて焚火の中で弾けている。
揺らめく炎と、立ち昇る煙を眺めていると妙に落ち着くのは何故なのだろうか。遥かな始原の時代、強大な捕食者から護ってくれた炎の力強さに、ヒトの内に脈々と流れる血に刻まれた祖先の遺伝子の記憶がそう思わせているのかもしれない。
自らの傍らで、寝袋に包まれて安らかな寝息を立てる愛しい妻。何者にも代えがたい己が宝物を護る一人の武人は、揺り籠としての役割を終えて久しい焚き火の炎を見つめながらそんな感傷に浸っていた。
「この辺りじゃあ魔導テントは逆に危険だからなぁ……、二人で交代で見張るしかないんだが……。こんなのは久しぶりだったから思わず黄昏ちまったぜ」
樹海浅部や中部であれば無防備に寝ていても殺気を感じとれば即座に戦闘態勢に移れる二人であるが、ここ深部ともなるとそういう訳にはいかない。殺気を一切放たずに襲い来るカオシラズ【気付いた時には首を捥がれているため犠牲者は顔を見る事無く死ぬ】や、溜め込んだ魔素で自らの存在次元を歪ませて隠れ潜み、犠牲者を自らの空間に引き摺り込んで餌とする次元歪曲獣など、深部以外では御伽噺にしか出てこない様な危険生物が実際に存在しているのが樹海深部なのだ。
此処に生息する竜種達、恐竜の様な姿の竜種達はまだ分かり易いかも知れないが、明らかに地球には存在しないであろう奇怪な生物種達も竜種という枠組に入っている。つまり樹海深部に生息する危険かつ魔獣ではない生物達全てが竜種というカテゴリーでくくられているのだ。
まるで瞑想しているかのように泰然とした面持ちで、焚火の前で座禅を組んで周囲の気配を探っている黒斗。風の動きや微小な葉擦れの音、次元の揺らめきの気配すら感知しつつゆらめく焔の艶めかしい舞踊を細く開けた眼で眺めながら、愛する女の眠りを護るために黒斗は不寝番を続けるのであった。
ちなみに二人の睡眠は一日ごとに交代制である。二日程度眠らなくても問題の無い二人であるからこその野営法であるのだろう、此の大陸に置いて最も危険な場所といえど、信頼するパートナーの傍らであればなんの問題も無いのだから。
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深部北側の探索を始めて数日、地図に示された印の箇所の探索も粗方終わり、残り数か所を残すのみとなっていた。地図上の印の箇所を巡り終えた場合はたとえ目当ての温泉が見つからずとも一度セーヌに帰る事にしていた二人、何も見つからなければ明日か明後日には深部を後にする事になるだろう。
「なかなか見つからないもんだねぇ、お父さんの話は数千年前の出来事みたいだし今は無くなっちゃってる可能性もあるよね……」
「ここらは地殻変動も多いしな、でも魔王さんが使ってた場所じゃなくても温泉くらいありそうなモンだがなぁ。やっぱアルフェンも連れてきて硫黄とかの臭いを当てに探して貰う方がいいかもな……硫黄泉とは限らないが、それでも闇雲に探すよりはマシだろ」
そうそう見つかる物ではない事は解っている二人であったが真偽不明とはいえ大商会から手に入れた情報である。やはり心の何処かで期待していたのだろう、地図に示された場所の殆どが空振りに終わった事に落胆を隠せない様だ。
今は樹高の高い樹々が鬱蒼と生い茂る密林を周囲に気を配りながら進んでいる二人。正に大樹海そのものといった様相の場所であるが、これほどまでに樹々が密集して繁茂する地域は深部の中でも珍しい方だ。むしろ草原や荒野、場所によっては砂丘に近い様な場所や湖沼地帯が隣り合って存在するような不可思議な場所も多いのだから。
「暑いっていうか蒸すのが嫌だなぁ……汗がべったりして鎧下がびしょびしょで気持ち悪いよ」
「スコールでも降ればいいのにな。もしくは川か泉でも近くにあればいいんだが……ここ暫くまともに風呂に入れてないからなぁ」
湿った空気が纏わりつく様な熱気と湿気、汗を吸い込んだ肌着や鎧下がじっとりと皮膚に張り付く不快感に顔をしかめながら地図に示された場所を目指す二人。愚痴を零し合いながらではあるもののその視線は鋭く、立ち居振る舞いにも一分の隙も無い。
そんな二人であるので周囲の異常に気が付くのも早かったのだろう。ピクリと眉を動かしてほぼ同時に立ち止まった二人――その常人とは比べ物にならぬ感覚を総動員させて周囲の気配を探っていく…………。先程までは時折り聞こえていた何かの生物の奇怪な鳴き声や蟲たちの羽音や蠢き、鳥の鳴き交わす甲高い歌声――その全て、一切合切が消失していた。
「静かすぎる。これ程の密林でここだけが切り離された異界になっている様な……」
「虫の声すら聞こえないのはおかしいよね。魔獣や魔竜がいる場所はこういった事もあるけど……そういった手合いの気配すら無いよ」
「今までの場所は魔素溜りがあったり環境がおかしかったりといった感じだったが、これほどの静けさと……なんだろうな異様な雰囲気というかなんというか……――む、あれは岩山か?」
耳が痛くなるほどの静寂さと表現のしようのない異様な雰囲気の漂う場所を最大限に警戒しながら進む二人の前に、突如として苔むした灰白色の岩肌が出現した。
密林の只中に壁の様に聳える岩山、左右を見ればそれは優美な曲線を描く様にカーブして何処までも続いている様に視える。慎重に岩山を迂回する様に先に進んだ二人はどうやらこの岩山がぐるりと円を描く様に――恐らくは盆地となっているであろう内側を囲んでいるのだろうと当たりを付ける。
「小さなクレーター……みたいな感じだね。何処かに谷とか裂け目でも無いのかな?」
「さっきから感じてる異様な雰囲気はこの岩山の向こうに原因がありそうだな……何が起こっても不思議じゃあない場所だが、ここまでおかしいとなると何が有るのかまったく予想がつかん」
「クロト、あの辺り見て。岩山が段々低くなってきてる、向う側にいけそうだよ」
火成岩とも堆積岩とも取れない灰白色の苔むした岩山、密林の只中に聳える異様な雰囲気の場所。最初に岩山を発見した地点の丁度、反対側辺りまでたどり着いた二人の前に緩やかにその高さを減じていた岩山の切れ目が見えてくる。
何が待つか解らない内側へと足を踏み入れる前に気息を整えて互いに目配せをすると、二人は互いの背中を庇い合う様に愛用の武器を構えて異様な静けさの中を進み――目の前に広がる光景を見てその表情を驚愕に染める。
「樹々が少ない……妙な匂いが……――ってあれは!!」
「温泉っ!! こんな所にあったんだ! でも相変わらず周囲の雰囲気は……魔素も凄まじく濃いけど魔獣の気配はしないし、よく調べてみないとだね」
果たしてそれは二人が探し求めていた温泉であった。岩山の内側、立ち生える樹々も疎らな盆地にこんこんと湧き出す暖かな湯、周囲を岩石に覆われたその温泉は白く棚引く湯気を立ち昇らせながら、鮮やかなコバルトブルーに輝いていた。
目的の物を見つけて喜びを露わにする二人であったが、依然ここが不可思議な場所である事には変わりはない。紺碧に透き通った温泉は特におかしな所や深み等はなく、危険な生物が潜んでいる様にも見えなかったが、ならばこの静けさの正体はなんなのか……異変の中心部である温泉に何もないとすれば――二人がそう考え周囲の調査を行おうとした瞬間に更なる異変が起きる。
「なんだ……? 地震か?」
「揺れてるね……珍しい事じゃあないけど、只の地震じゃあないよね」
振動自体はそこまで大きいモノでは無かったが今この場で起きる事そのものが偶然とは思えない。震度2程度の軽い揺れであっても異常事態である事に変わりは無いのだ。より警戒を露わに周囲の様子を探る黒斗と鱗華の前に土煙と湯煙を裂いて信じられない程に巨大な何かが姿を現した。
靄に揺らめくそのシルエットはこの場所をぐるりと囲んでいた灰白色の岩肌と同じ色合いで縦横のサイズを合わせれば軽く50メートルを超えるだろう程に大きい――――余りにも大きすぎる生物の巨顔であった。
「なっ! 魔竜!? だと……? クソっ! こんな大きさで気配を感じさせないとはな!」
「流石に大きすぎるかなぁ、逃げ……られなかったら殺すしかないけど」
瞬時に戦闘態勢に移行した二人、相対する巨大な竜種……恐らくは魔竜であろうソレの皮膚の質感からこの場所をぐるりと囲む岩山そのものが魔竜の肉体であったのだろうと推測しつつ、そうであればその全長は優に数百メートル……いやキロメートルの単位にまで届くはずだ。
流石に手持ちの武器で殺し切るのは不可能に近いだろう。例えるならアフリカゾウを相手に、どれだけ良い素材で作られていてもマチ針一本で命を奪える訳も無い、鱗華の魔竜牙槍を石突まで埋め込んだとて皮膚すら貫けるのかも怪しい程である。
じりじりと、相対する巨大な竜種の顔を凝視しつつ距離を取っていく二人。魔竜の肉体によって閉じ込められているも同然の現状であるが幸いにしてその超巨体ゆえに動きそのものはそれほど早くは無い様だが……魔竜であればどのような攻撃手段があるかもわからない、長大な肉体によって閉じ込められたまま荒れ狂うブレスで内側の盆地全体を吹き飛ばされてもおかしくはないのだ。
相当の年月動かずにいたのであろうか、積もった土塊や埃、古くなった鱗や甲殻の欠片などがばらばらと巨竜の顔面から降り落ちる中、瞳の大きさだけで数メートルはあるだろう竜の双眸がゆっくりと開いていく。深い紺碧のその瞳は盆地に湧き出すコバルトブルーの温泉よりも更に深い碧色にきらめいており、どこまでも穏やかで吸い込まれそうなその輝きに深い知性の色を湛えて二人を見下ろしているのであった。
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