※この作品はR-18です。

ファム・ファタール~寝取らせモノが大好きな剣士が異世界転移した場合~   作:幻闇

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85話 最後に待つモノ 後編 ★

 特にトラップも無い、平坦な通路を進む一行。それほど長い時間を掛けずに辿り着いた広間には予想した通りの存在が彼等を待ち受けていた。

 

「ほぉ……俺の恰好した間男さんの登場ってか」

 

「オレ様のコピー野郎も居やがるぜェ……気色わりぃなァ」

 

「ボク達のコピーいないね……横にいるスライムがそうなのかな」

 

 特に目を引く構造物や装飾物の無い、殺風景にも見える広大な広間であった。

 

 その部屋の中心に立って入り口の一行を注視している黒斗擬きとアルフェン擬き、横には二体の粘体生物(ショゴス)が侍る様に床で蠢いていた。恐らく、鱗華とリルに擬態していた存在であろう。

 なにやらボス戦闘でも始まりそうな雰囲気であったが、ここはエロダンジョンである。そもそも普通の人間ならばともかく、この一行相手には粘体生物(ショゴス)が何体集まろうとも勝てる見込みなど無いのであるが。

 

「今度は目の前でお相手してくれるってかァ? 流石にリルの形ならともかくスライムまんまじゃあ欲情できねぇなァ……」

 

「いや待てよ……半分だけリンカになってもらってスライム娘姦……アリアリでは?」

 

「クロトはなんでもアリだよね。そのうちアルフェンでも欲情するんじゃない?」

 

「…………モフモフはちょっと興味あるぞ」

 

「げええええッ!! クロトてめェ……」

 

 フサフサとした柔らかそうな白銀の体毛を横目に見た黒斗がボソリと呟くと、神速ともいえる程の迅さでアルフェンが距離を取る。獣人族特有の動物的本能が最大限の警鐘を鳴らした様だ。

 

「クロトさんとアル兄…………アリかも…………」

 

「リル! お前もかァ?!」

 

 

 ぎゃあぎゃあと喧しく騒ぎ立てる一行を無表情な顔をした黒斗擬き達が見守っている。彼等の視線に気づいた黒斗が頭をボリボリと掻きながら、先程の返事を促す様に彼等と視線を合わせた。

 

「θ÷Θ……ああ……んっ……失礼。初めて聞いた言語ですので、貴方がたの会話から学習させて頂いておりました。エロスの奇才イオトゥンドゥスが全面監修した当施設、HENTAIの園、アンダーレムリアランド最深部へようこそ、ここまでのお客様のルートを分析し、最適なラストステージをご用意させて頂きました」

 

 謎の言語を喋り始めたと思った直後、流暢に英語で会話を始めた黒斗擬きの言葉に全員が呆気に取られて放心した。

 

「は…………?」

 

「喋れんのかてめェ!? すげェ!!」

 

「今HENTAIって言った? え? どういう事?」

 

「…………ついていけない……」

 

 黒斗擬きの言葉を咀嚼する様に、眉間に指をあてて暫し熟考した黒斗が全員を代表する様に疑問を投げかけていく。

 

「すまない、幾つか聞きたいことがある。ここはまぁ……そういう施設なのは知ってるが、貴方は何者で、ラストステージはどういった内容だ?」

 

「聞く所そこなんだ……まぁいいけど」

 

 色々他に聞くべき事が有るのではないかと溜息をつく鱗華であったが、目下全員の関心事であるのも間違いない。黒斗達は固唾を飲んで黒斗擬き達の言葉を待つ。

 

「私に名前はありません。私が個体としての意思を得たのは創造主亡き後だったのです。創造主に作られた我らは、一括りにショゴスと呼ばれていました。あなたがた風に言うのであれば差し詰め……私はショゴス・ロードとでもいうべき存在でしょうか」

 

「成程、貴方以外に意思をもつショゴスはいないのか?」

 

「居りません、私は例外的な存在です。本来我らショゴスは必要以上の知性を発達させる事の無いようリミッターを掛けられて製造されます。製造上の不具合か、私のリミッターだけがなんらかの切っ掛けで解除されたようです。以来私は、創造主に任された任務を果たす為にこの施設の保守管理を行ってきました」

 

「お疲れさん……それでラストってのはどんな?」

 

「ここまでのお客様の反応と難易度から、私自らお相手するべきだと考えました。女性体二名に対して凌辱及び、可逆的な範囲での損傷や改造行為を行います。男性体二名はこれを鑑賞、又は参加して頂く事も可能です」

 

「ほぉ……さっきは大分持て余してたみたいだが……大丈夫か?」

 

「先程は失礼しました。お客様のC・エナジー増幅率が予測以上の物でして、新生人類のデータは一万年前の物しかありませんので少々計測にズレが生じた様です」

 

「なんか気になる単語もあるが……そんな事よりまずはお愉しみだな。さっそく開始してくれ」

 

「畏まりました。ハードコアモード最終フェーズに移行します……――我が同胞よ集え、饗宴の時きたれり! 世にも稀なる美の体現者を汚し、業苦と快楽の狭間にて堕落せしめよ! 原初の混沌(テケリ・リ)」

 

 

――ズルズル……ズル……ザアアアアアアアアアアアアア!!!!!

 

 祈りにも似た詠唱の直後に、黒斗とアルフェンの姿を模していた姿が溶け崩れる。同胞にして下位存在たるショゴス達を融合しつつ巨大に膨れ上がっていくショゴス・ロード。いやこの場に居た三体のショゴスだけでは無い、室内のあらゆる隙間から染み出す様に現れた不定形の粘体がショゴスロードの許に殺到し、その姿を異形の存在へと変化させていく。

 

――ぶぢゅる……ぢゅぶ……ゴキリ……ボキボキ……ゴポゴポ……

 

 奇妙な形の骨が肉塊と化したショゴス・ロードから飛び出し、歪み捩子くれて再び泡立つ肉と粘塊に沈む。ゴポゴポと混沌の汚泥から湧き出た虹色の泡が、表面に幾つも浮かんでは悍ましい断末魔の形相を形作っては消えていく。もはや人知の及ぶ代物には見えぬ名状し難いその原初の混沌は少しずつ……まるで見えざる邪神の冒涜的な手に依って捏ねられる粘土の様に形を変えていった。

 

 

「おおー!! なんか如何にもって感じでカッコいいな! 相変わらず造形は気持ち悪いが、流石にもう慣れたしな」

 

「うんうん、あっ! ねえねえあそこの部分、凄く大きなちんぽみたい! あっ……消えちゃった」

 

「なんか人型……いや下半身は蜘蛛かムカデっぽい感じだなァ」

 

「……私も流石に慣れた……でも凄く大きい……」

 

 最後の部屋に相応しい大広間は、その広さに応じて天井の高さも相当な物だ。その天上につかえてしまいそうな程に巨大化したショゴス・ロード、変身を終えたその姿は正に異形の邪神そのものであった。

 

 一言でいえばその姿は、雑多な動物の手足を無数に生やした肉塊から、歪んだ巨人の上半身が生えた化物。といったモノだろうか、巨人の頭部は無数の眼球が至る所でぎょろりと蠢き、胴体の肉塊は常に虹色の泡をゴポゴポと浮かばせては今もなお変形し続けている。

 

 

――オオ……オオオォォォォォォォォン……

 

 もはや呻き声なのかどうかすら解らぬ奇怪な音と共に、異形の邪神は一向に向き直ると、その巨躯に見合わぬ素早さで突進を仕掛けてきた。

 

「ひゃああああッ!! 流石に避けるよこんなの!」

 

「かなり強そうだな、抵抗するのも計算してるだろうし……ちょっと戦ってみるか」

 

「いいねェ! 軽く闘(ヤ)ってみよぅぜェ」

 

「私とお姉様は模擬武器…………出来る範囲で抵抗……する」

 

 

 第二階層で遭遇した触手塊とは違い、明らかに強者としての圧を持ったショゴス・ロード。会話の内容から鑑みて一行を害するつもりはないと解っていた黒斗達であったが、根っからの戦闘者としての血が騒いだのだろう。襲い来る異形の邪神と化したショゴス・ロードに模擬戦を挑む様な気持ちで挑んでいく。

 

 

 その気持ちを汲み取ったのであろうか、悍ましい巨人の頭部に存在する百眼がまるで驚いた様に瞠目し――すぐさまニヤリと三日月形に歪む。

 

――キィン

――ヒュパッ

 

 牽制であろう黒斗とアルフェンの一撃、まるでショゴス・ロードを試すかのように放たれた二条の斬撃が、不定形の肉塊を斬り裂く。

 

「あん?」

 

「手応えはあったがよォ……即座に復元しちまったぜェ」

 

「二人共ダサッ! ボクがお手本見せてあげるよ」

 

――ドゴンッ!

 

 傷痕を即座に再生され、何の効果も無い二人の攻撃を嘲笑いながら床を蹴り出して飛び上がった鱗華。例え模擬武器であっても狂龍妃として怖れられる彼女の魔闘術をもってすればそれは立派な兵器となる。

 

「可愛いお目々、一個頂戴♡」

 

 空中で体勢をさかしまに変えた鱗華が天井を蹴り砕く勢いで豪快な三角飛びを行い、天より降る龍神の如き一撃をショゴス・ロードの頭部に見舞う。

 

「きゃはははははははッ!! 目玉獲ったどー!!」

 

 ぞぶり――生々しい肉を穿つ音と共に抉られた百眼の一つ、異形の邪神の頭部にてその目玉をグリグリと抉り出した鱗華が狂気の哄笑を上げて軽やかに降りて来た。 

 

――ヲヲヲヲ……オオオオン……

 

 もぐもぐと獲れたての目玉を咀嚼し、嚥下する鱗華。

 

「刺激的な味……でも不味くは無いね。他の部位も食べてみようかな♡♡」

 

 流石にあんぐりと口を開けて固まった三人。いやまさか食べるとは……そんな思いが心を読まずとも伝わってきそうな雰囲気である。

 食べられた当人もダメージは無いようであるが、広間に響く奇怪な呻き声にも当惑が見て取れるようだ。

 

「次は何処を食べようかな♡」

 

 そんな台詞にハッと我に返ったのか、ショゴス・ロードの動きが今までとはうって変わって激しさを増す。肉体的には多少食べられたところで問題は無いのであろうが。高度な知性を持つ彼にとっては精神的なダメージは無視できないのかもしれない。

 

 肉塊から異形の百足の様に生え狂った脚を総動員させて広間を動き回り、人型の上半身の腕はまるで砲門の様に変化して絶対金属で作られた弾丸を乱射し始める。高機動要塞と化した彼の猛攻を軽々と躱しながら四人が一斉に攻撃を仕掛けていく。

 

 

――おおぉぉ……おおおおおおン!!

 

「うっひょー! シューティングゲームみてぇだ! 弾速は早いが直線的で躱しやすいな」

 

「銃なんて骨董品だと思ってたが、コイツァなかなかだぜェ!」

 

 銀色に鈍く光る矢弾が驟雨の如く降り注ぐが、その激しい見た目に反して発射音は静かなモノだ。火薬を使って撃ち出しているわけではないからであろうか。

 

 黒斗、アルフェン 麟華達が残像すら残して弾丸の雨を回避し、悍ましさそのものを煮固めた様な肉体を斬りつけ、抉り、貫く。一見黒斗達が優勢にも見えるが、復元力に優れたショゴス・ロードはいささかの痛痒も感じていない様に見える。

 

 一番の懸念点は一行の中で最も戦闘力に劣るリルであろう。だが彼女は己が実力を過信せず、冷静に弾道を見極めて回避に徹する事で他の三人の負担とならぬ様に立ち回っていた。

 

「私は……弱い……でもいつか必ず……」

 

 決意に満ちた表情で弾丸を躱し続けながらリルが小さく呟く。そんなシリアスな彼女の雰囲気に水を差すかのように、この場の中で最も愉しんでいるであろう鱗華は狂笑に顔を歪ませながらショゴス・ロードに猛攻を仕掛けていた。

 

「きゃはははははは♡♡♡お肉は甘い!! 骨は苦い!! きゃははははははは♡♡♡」

 

 模擬槍で各部をこそぎ取っては口に運んでいく鱗華。全身を異形の血に濡らした彼女はもはや人間とは思えぬ笑みを浮かべ、狂った嗤い声を上げながらショゴス・ロードのまわりを飛び跳ねていた。

 

 硬化樹脂で作られた、あくまで模擬武器にすぎぬ槍が柔らかな肉塊部分だけでは無く全身から捩子くれ生えた骨棘すら砕き散らしていく。

 そんな鱗華の様子に触発されたのだろう。黒刀を納刀した黒斗と双滑刀を交差させる様に中段に構えたアルフェンが、鱗華の猛攻に気を取られているショゴス・ロードの左右に走り込む。

 

――おおぉぉぉぉん!! おおおおおおおおおおん!!

 

「まだまだいけそうだな、脚貰うぞ!」

 

「アオオオオオォォォォォン!!」

 

 巨体の左右に分かれた二人。

 

――黒きサムライは一呼吸の刹那に、黒刀を鞘走らせながら肉塊の右側面を駆け抜けて一閃。

――対する白銀の狼は流れる一筋の流星と化して左側面を飛翔するかの様に斬り撫でる。

 

 百足の様に生えていた夥しい数の脚が、只の一本すら残さずに斬り落とされた。ズズゥンと地響きする様に脚部をまるまる斬り飛ばされた肉塊部分が床に落着する。

 

「すぐ生えるだろうがちっとは動きが止まるだろ。駆け上がって頭を狙うぞ」

 

「おうよォ!」

 

 身動きの取れなくなったショゴス・ロードの胴体である肉塊部に飛び乗り、そこから生えた巨大なヒトガタ部分を駆け上がっていく二人。弱点かどうかは不明だが、とりあえず首が在れば落としたくなるのが戦士のサガという事だろう。

 

 ほぼ同時にショゴス・ロードの左右の肩部に飛び乗った双影の戦士が各々の得物を構え――閃いた白刃、見事その首を斬り落とした刹那。

 

 バンッという爆発にも似た破裂音と共に、眩い光が二人の視神経を灼き貫いた。

 

「ぐおおおおおおお!!」

 

「がああああああッ!!」

 

 

 確かに首は落とした。

 だが、原初の混沌の末裔たる彼の存在にとって肉体の一部などいくらでも復元の効く代物であった。コアたる真核を破壊されない限り、不滅といっても良い不死性を誇るのである。

 

 灼かれた瞳を閉じたまま二人は、それでも問題なく床に着地して体勢を立て直そうとする。だが首を斬り落とさせてまで二人の眼を潰したショゴス・ロードはこのチャンスを逃さないとばかりに切り札を開帳したのだ。

 

「くっ……眩しい……――えっ、お姉様?……なにを……――がはッ!!」

 

 驚愕に眼を見開いた表情のまま、妹も同様の存在であるリルの腹部に猛烈な勢いで模擬槍の石突きを突き込んだ鱗華。まるで自らの意思では無いとでもいう様に、その動作と表情はかけ離れている。

 

「えっ? ボクなんでリルちゃんを……ちょ! カラダが……勝手に! うあああああ!!」

 

 例え模擬槍の石突きとはいえ無双を誇る鱗華の剛力で突き込まれたのだ。その破壊力は猛角竜の突進にも匹敵するだろう。脱力し、血混じりの反吐を吐き出しながら悶えるリルの細い首を無造作に掴み上げた鱗華。

 

 何をするかと思えばそのまま、石でも投げるかの如き気軽さでショゴス・ロードに向かって妹分の肉体を投擲したのである。

 リルの肉体を、混沌の泥濘と化した肉塊部分で受け止め……そのまま吸収するかのように取り込んでしまったショゴス・ロード。その一部始終をぼやけて滲んだ視界で見ていたアルフェンが怒声を上げる。

 

「リル! ……リンカてめェ!!」

 

「ちょっと待って! ボクじゃないから!」

 

「リンカお前……操られたな。変なモン喰うからだ!」

 

「だって食べた事ない肉があったら食べるでしょ……ってゴメン! 避けて!」

 

 どうやら食べたつもりのショゴス・ロードの一部によってまんまと肉体の支配権を奪われてしまった様である。意識はそのままに肉体が操られる感覚に違和感を感じながらも、自らの肉体の動きからその狙いを悟った鱗華が二人に警告の叫びを発した。

 

――轟゛ッ! …………ズガァァァァァン!!

 

 肩に担ぐように引き絞った模擬槍を弾道ミサイルの如く投擲した鱗華。狙いは当然二人である。

 

「うおおおおお! っぶね!!」

 

「くあああああッ!」

 

 漸く視界が戻ってきた二人の眼前に迫る死翔の投槍。紙一重で回避した二人の背後で頑丈なはずの迷宮壁が轟音と共に打ち砕かれる。

 適度な柔らかさを持った硬質樹脂の模擬槍による投擲は一見、それほどの威力を発揮するようには見えない。だがそれは、あくまで常識的な範囲での投擲力を前提としてである。

 

 保有魔力の少ない龍人族だが肉体に満ちる魔素が他種族よりも少ないという訳では無いのだ。あくまで魔法等に使われる、体内で使われない余剰魔力が少ないというだけである。余剰が少ないという事はつまり、それほど効率よく肉体を強化出来るという事に他ならない。

 

 ましてや余剰魔力を血管、リンパ管、神経、体内を巡る循環器全てに流す事によって更なる強化を可能とする魔闘術に優れた鱗華の肉体強度は……もはや魔竜級といっても過言では無いだろう。

 

「死ぬわ! 流石に操られてガチで突っ込んでくるリンカ相手に手加減は無理だ。アルフェン!」

 

「っしゃあッ! 先ずはリンカからぶちのめす! 」

 

「そこはもっと躊躇する所じゃないの!? 愛する女を手に掛けるなんて出来ないッ! とか! アルフェンも女子供は護るべき存在とか言ってたよね!」

 

 操られた鱗華が両手両足を駆使して二人に襲い掛かる。

 徒手空拳と甘く見る事は当然あり得ない。無造作な、技術の余り感じられない拳の一撃が巨岩すら砕き、単なる蹴りが大木を圧し折る、真に恐ろしきは単純な力そのものだ。

 

 雑に振るわれる鱗華の手足。喰らえば常人など容易く弾け飛ぶ威力のソレを掻い潜り、斬撃を返していく黒斗とアルフェン。手加減など微塵も感じられぬその反撃に思わず叫んだ鱗華であったが……。

 

「俺がリンカを殺す訳が無いだろう。なに、手足を落として達磨にする程度だ」

 

「オレ様が言ってたのは人間の女子供の話だぜェ! このバケモンがァ!」

 

「夫と親友が改めてヒドイッ!! ってヤバ……ぎゃああああああ!!」

 

――ヒュパッ……ずるり……

 

 いくら麟華が化け物レベルに強いとはいえ、相手は同じ化け物レベルの黒斗とアルフェンの二人、しかも真正の得物である魔竜武器を手にした二人である。

 それでも二人の斬撃を三合ほど躱したあたり、天性の武才を持つ鱗華たる所以だろう……四合目の攻防にてあえなく両腕を斬り落とされた鱗華が絶叫を上げた。

 

 躊躇う事なく、操られた妻の、親友の腕を付け根から斬り落とした男達。いくら根っからの武人とはいえ、肉体は元よりその精神性も人を越えていると見て良いだろう。

 

 

 次は脚も斬り落とすと言わんばかりに追撃に出た二人であったが、文字通り一足早く鱗華が後方に飛び退る。勿論自らの意思では無い動きに困惑しながらも両肩に感じる激痛だけは変わらない理不尽さに嘆く鱗華であった。

 

「そろそろ脚も生え揃ってきたか……武器も腕も無いリンカはほっといても構わんな、先にあのショゴス・ロードとやらから……ってそう来たかー」

 

「あん……リンカのヤツ自分から吸収されに……って操られてるんだったか」

 

「ちょっとやめッ! むぶっ!――――」

 

 

 そのまま後ろに下がっていき……ショゴス・ロードにあっさり取り込まれた鱗華。

 

「リンカが操られて、リルさんがやられた時点でもう決してたって訳か……二人を取り込めば勝ちみてぇなモンだからな。操れたリンカはいつでも吸収できたと……」

 

「そういやそうか……俺達の負けかァ、でも久しぶりに面白ェ戦いだったぜェ」

 

「後はもうぐっちょんぐっちょんに凌辱される二人を鑑賞しながら途中参加でもしとくかね」

 

「応よォ! 斬り飛ばした腕も一応投げ込んどくかァ」

 

 アルフェンが斬り落とされたリンカの両腕を拾って、鱗華が呑み込まれた箇所に向けて投げ込む。綺麗に斬ったからくっつければ即座に繋がる状態である、ショゴス・ロードが何とかしてくれるであろう。

 

 戦いの終わりを悟った男達はあっさり武器を仕舞い込むと、鑑賞の為に無防備にショゴス・ロードに近付いていく。先程まで放たれていた殺気が嘘の様な安穏とした雰囲気の黒斗とアルフェンであった。

 

 

 二人が近づくと、床に接地したままの巨大な肉塊の表面が波打ち、人ひとりが問題なく通れるサイズの穴が開いた。入って来いという事であろう。

 

 ニヤニヤと昏い期待に瞳を輝かせた二人がショゴス・ロードの体内に入っていくと、その後ろで肉塊に空いた孔が音も無く閉じていく。周囲を覆う体細胞自体が発光しているのか、内部は明るく、蠢き蠕動する肉の洞穴のナカだというのに不快な生暖かさなどは感じない。 

 

「へぇ……中々どうして、過ごし易そうな環境だな」

 

「だなァ。まるでオマンコのナカにいるみてぇだぜ、うねうねぐにぐにとエロい壁だぜェ」

 

 興味深そうな黒斗とアルフェン。先日潜り込んだ妻の胎内も明るければきっとこの様な光景なのかもしれないと、周囲の肉壁をいやらしい手付きで撫で上げながら肉の通路を奥へと進んでいく。時折二人の手付きに反応してビクビクと波打つ壁は、成程たしかに異様な艶めかしさであった。

 

 少し進んだ二人の前に通路の行き止まり……いやこれは扉であろうか。

 中心部まで隙間なく膨らんだ肉色のドーナツ。まるで巨大化した子宮口そのものにしか見えぬ行き止まりに到着した二人は、容赦なくその両腕を閉じた中心部にこじ入れて四方へ拡げていく。

 

 妖しく見悶えるかの様にビクビクと震える肉の通路、もしや感じているのであろうか。

 十分に拡がりきった肉孔を跨いでやや広めの室内、入り口の形状を考えれば子宮に見立てられた部屋に入った二人の眼前では、期待通りの光景が繰り広げられていた。

 

 

「ヒギッ!! おっきぃよぉ♡♡♡ボクのおまんこ駄目になっちゃうよぉ♡♡♡んああッ!! んぶッ……んごッ! …………ごえ゛っ……」

 

 四肢を室内の四カ所から伸びた肉舌に囚われ、空中に仰向けの状態で固定された鱗華。

 

 彼女の股間と頭部に立った冒涜的な造形の馬人間とでも評するべき化け物、その二体の股間から屹立したグロテスクな逸物が鱗華の秘所と口を同時に犯している。

 ヒヒィン! ヒヒィン! と甲高く嘶きながら美女を串刺しに抉る化け物達は、室内に入ってきた男達を気にもせずに夢中で腰を女体に叩き付けながら口角から泡を飛ばして興奮している様子であった。

 

 

「あひ……ひあああッ!! 豚さんに……犯されてます……私……豚さんに……ぶひいいいいィィ!! だめぇ……アル兄の前で豚に堕ちちゃいますぅ……ぶひッ……ぶひィクッ!!」

 

 四つん這いにされたまま、背後から大きな豚に圧し掛かられて犯されているリル。

 

 こちらは鱗華とは違い、養豚場などでみる豚そのままの姿であるのが逆に恐ろしさを感じさせる。ピンク色の皮膚をてらてらと不気味に光らせた見た目だけは普通の豚、サイズこそ三倍ほどあるだろうが……そんな豚に犯されて雌豚と化したリルの嬌声は聞くに堪えぬ程に悍ましい。

 

「色んな動物の因子を持ってるから出来る芸当って訳だ。疑似獣姦もありだな」

 

「メス豚リルも可愛いぜェ……確か豚のチンポはドリルみてぇになってて子宮に突っ込むんだったか……堪らねぇなァ」

 

 鱗華を犯す馬が奇妙なヒトガタなのは、鑑賞する男達が見やすい様にするための配慮であろうか。大き過ぎる馬体は普通であれば邪魔になってしまうという事であろう。

 

「どうせなら本物っぽい方が好みだなあ……ショゴスさんよ、聞こえてたらリンカの口犯してる奴消してオマンコのヤツをもっと本物っぽくしてくれ」

 

 反応は即座に現れた。

 黒斗のリクエスト通り口を犯していた化け物が床に吸収される様に溶け消え、秘所を犯していた化け物が歪んだ粘土細工の様に歪み捏ねられ本物の馬そのものに変身したのだ。

 

「んっ……げほっ……おひいぃぃぃぃ!! ちんぽ太くぅ♡♡大きくなってるぅ♡♡♡ひはあああ♡♡♡馬ちんぽおっきすぎりゅううう♡♡♡♡子宮ブチ抜かれりゅのおおおっ♡♡♡♡」

 

 華奢な鱗華の肢体を殆ど覆い隠す様に現出した馬体。

 その腹の下で腹部を異様に盛り上げて、巨大な馬のペニスを子宮底部まで埋め込まれた鱗華が凄まじい嬌声を上げて頭を振り乱している様子がちらちらと垣間見える。

 

「これこれ! チラチラみえる位がエロくていいんだよな。ボコォ! ってなってる腹がチラチラして堪らん! ボコちらってやつだな」

 

 一人で納得した様に呟きながら馬に犯されている麟華を四方から眺め、時に覗き込んで逸物を扱き始めた黒斗。巨大な馬のペニスが突き込まれる度に数十センチも盛り上がると腹部と、ペニスが引き抜かれる度に巻き込まれてはみ出してくる膣肉の淫靡な蠢きに魅了されている様だ。

 

「おんまさん激しッ!! ぎひいいいいいいッ♡♡♡♡子宮伸び切って千切れッ!! おまんこ壊れるッ♡♡♡うまちんぽで内臓突き上げられてイくっ!! イクうううう♡♡♡♡」

 

 空中で肉体を固定された状態で、馬の全体重を乗せた突き込みの破壊力が鱗華の子宮底部に直撃する。只の馬では無い、ショゴス・ロードの肉体の一部が変異した存在である。当然通常の馬よりも肉体的なスペックは高いだろう。

 

 夫である黒斗との、常人では耐えられぬ程の凄まじいセックスを夜毎行っている筈の鱗華であるが、馬のペニスを突き込まれる度に仰け反った顔を歪めて叫ぶ様子は、本気で感じている様にしか見えない。強固なはずの彼女の子宮口の守りを容易く突破して子宮内部を蹂躙している様子からもそれは明らかであった。

 

 どぢゅん! どぢゅん! と猛烈な勢いで馬のペニスが叩き付けられる度に、鱗華のムチムチとした尻と馬の巨大な睾丸がぶつかり合う湿った打撃音が響く。ついでズルリと長大なペニスが膣壁ごと引き抜かれる。鱗華の子宮が、けして離すまいと大きな亀頭部を食い締めている証拠だろう。

 

「んひィ!! うまちんぽビクビクってぇ♡♡♡膨張してりゅのぉ♡♡♡はやくぅ……ボクのビッチおまんこにおんまさんのザーメンたっぷり注ぎ込んでぇ♡♡♡♡イくッ!! イクううううう♡♡♡♡」

 

「うむ! やはり真後ろから、馬チンポがぶち込まれてパツパツに拡張されてる結合部を見ながらが一番興奮するな! リンカのアへ顔を想像しつつオナるのが堪らん! リンカのナカに注ぎ込まれる瞬間に合わせて射精しよう」

 

 射精の気配を察した鱗華が、甘くとろける様な声色で逞しい雄の精をねだる。そして、ひと際力強く突き込まれた馬のペニスが女体の要たる子宮の形状を腹部にクッキリと浮かび上がらせる程に鱗華の腹部を盛り上げ……子宮底部にぴったりと密着した鈴口から夥しい量の精が解き放たれた。

 

――どびゅ!! ぶばっ!! ビューッ!! ドビュバババババババババババババババッ…………

 

「ひぎぃいいああああああああッ♡♡♡♡♡子宮爆発すりゅううううう♡♡♡♡イっくッ!! くひぃああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡♡♡イ゛ク゛ぅう゛う゛う゛う゛う゛♡♡♡♡♡」

 

「俺も射精すぞッ!! 既にみっちり馬チンポがハメられてるリンカのオマンコにぶちまけてやる!!」

 

――ぶばっ!! ぶびゅばばばばばばばばばばばばばッ……びゅるッ……ぶびゅる……

 

 根元までしっかり埋め込まれた馬のペニスがビクビクと睾丸を震わせながら大量に射精した。あっというまに大きく膨れ上がった鱗華の子宮は破裂寸前にまでパンパンになっているだろう。

 

 そしてミチミチと隙間なく張り詰めている妻の女性器と馬のペニスの結合部にシャワーの様にぶちまけられる夫の精液。膣内に侵入する事すら出来ぬ哀れな精子達はただ、空しく迷宮の床に白い溜りを作るだけであった。

 

 

 

「くはぁ……めっちゃ濃いの出たぜ……特等席で見る愛妻寝取られ馬姦は最高だな」

 

 ビクビクと白目を剥いて絶頂の余韻に浸っている鱗華を更に続けて抉り始めた馬。その後ろ姿を満足した笑みで眺めながら射精後の逸物を軽めに扱いていた黒斗のすぐ横に、肉色の床から盛り上がる様に現れた一人の女性。

 

「それが本当の姿か?」

 

「否定。我々に真の姿という概念はありません。これは創造主に指定された対人用の基本形態です」

 

「成程……製作者は男か?」

 

「肯定。我が創造主、イオトゥンドゥスは男性でした」

 

「成程な……中々いい趣味してやがるぜ」

 

 光の加減によって翠や碧に変化する艶やかなツインテール。くりくりとした大きめの眼に優しい笑みを浮かべた口許。黒斗の感覚で言うとやや二次元よりに造形された美少女である。

 体型は小柄で胸部も普通サイズの美乳といった塩梅だが、それに反して臀部は豊かな曲線を描く大きめのサイズだ。恐らく尻好きの二次オタであったのだろうと黒斗の脳内にインプットされたイオトゥンドゥスである。

 

「お愉しみ頂けておりますでしょうか」

 

「中々面白いダンジョンだったぜ。これで出し物は終わりか?」

 

「お客様が満足するまでお相手させて頂きます。と言いたい所なのですが、先程の戦闘にて少々エネルギーを消耗してしまいました。あと半日ほどでしたら問題はありませんが……」

 

「充分愉しませて貰ったんだ。アンタも意思を持ってからの初めての客だったんだろう? 愉しかったか?」

 

 その言葉を投げ掛けられた瞬間にショゴス・ロードの瞳が驚きに見開かれる。人類に奉仕する存在として作られた彼女は、その与えられた命令をこなす事に疑問を持つ事無く長い時を過ごしてきた。だがそれは、自らの意思を獲得した彼女にとって苦痛ではなかったのであろうか。

 

 物言わぬ意思なき同胞に囲まれ、ただひたすらにダンジョンのメンテナンスを続けてきた彼女。造物主達は滅び去り、僅かな生き残りは次々に化け物へと変異していった。地底深くに存在する原初の混沌より生み出されたまつろわぬ存在たる彼女は、獲得した自意識を静かに凍らせて……永きに渡る孤独を強いられてきたのである。

 

「ッ! それ……は……とても、とても愉しかった。申し訳有りません、お客様を愉しませる事こそが大切なのに……――やはり自意識を持つなど、私は失敗作なのでしょう」

 

 無意識に溢れ出しそうになる感情。抑制されていたそれを一瞬だけ可愛らしい顔に浮かばせたショゴス・ロードであったが、そんな彼女に逸物を扱きながら妻を凝視している黒斗が何でも無い風に言葉を返す。

 

「ん? 自分も愉しくないと相手も愉しくないぞ。定期的に通いたい位良い場所だし、アンタを作った男もあの世で喜んでるだろうな」

 

「…………ありがとうございます。引き続きお楽しみください」

 

 何気なく言われた言葉が、遥かなる時の流れの中で摩耗しかけていた彼女の心を癒した。それまでの作られた様な笑顔とは一転して、はにかむ様に微笑んだ彼女の笑顔。創造神を嘲笑い、人を弄ぶ冒涜的な邪神ですらも魅了してしまう程に……それは素晴らしい微笑みであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ふぃー、遊んだ遊んだ!」

 

「面白かったね! また来たいなぁ♡ 最後に豚人を再現してもらって黒斗と二人がかりで犯されたのは最高だったよ♡」

 

「リンカの大事な初体験の相手だもんな、豚人は。流石に顔付きまでは再現できなかったが、気分だけでも盛り上がったぜ」

 

 目の前で愛しい妻の処女を散らした豚人達、もう死んでしまった彼等を使う事は出来ないがせめて気分だけでも再現したかったのだろう。当時は必死であったし、憎くもあった彼等だが、今では殺さなければ色々愉しめたのにと残念に思っている程の黒斗であった。

 

 

「結局十日くれェ遊んじまったなァ」

 

「ん……とっても良かった……ねぇアル兄……帰りにちゃんと……アレ買って……」

 

「鼻フックかァ? メス豚プレイがすっかりお気に召しちまった様だなァ。今夜は早速豚ッ鼻にしてバックで犯してやるぜェ」

 

 こちらはすっかり豚そのものに犯されたり、豚になりきって犯される事にハマってしまったリル。余り感情を表に出さない彼女であるが、それだけに下品さを全開にして堕ちる事に夢中になってしまったのでは無いだろうか。

 

 

 ダンジョンの調査を終えて帰途につく一行。まだレポート等を作成しなければならない筈なのにすっかり一仕事終えた雰囲気になっている彼等であったが……それにはちゃんと理由があった。

 

「でもでも、シャロちゃんがこんなに可愛い娘だったなんてね♡ ねぇねぇちんぽも生やせるんでしょ? 今度一晩相手してよ♡」

 

「肯定。人類種と交わるのはとても愉しい、男性体と女性体どちらでも」

 

 一行のすぐ後ろを付き従う様に歩く一人の女性。今は夕日を浴びて翡翠色にきらめくツインテールの美少女はとても良い笑顔で鱗華の問いに答えた。

 

「ところでリンカ。シャロちゃんてのは何だ?」

 

「ショゴスロードだからシャロちゃん! ショロだと可愛くないでしょ?」

 

「なんという安直な……ショゴスさんはそれで良いのか?」

 

「肯定。人の街で暮らすならば個体名は必須と聞いた。それに鱗華様の命名はとても素晴らしい」

 

「ふふん! でもこれでレポート書かなくて済むね! シャロちゃんをボルボルに預けて色々話を聞いて貰えばいいもの」

 

「まぁそれは助かるな。古代語も翻訳できるんだし、ボルボルのヤツ驚くぞ」

 

「なんとおおおお!! まことであるかッ! クロト殿ォ! つって仰天するぜェ。くははははは」

 

「アル兄……物まね……似てない……」

 

 愉快そうに騒ぐ一行と共に歩みを進める彼女。勿論、役割を放棄したわけではない。ショゴスの中で唯一意思を持つ彼女は外に出る事も可能なのだ。意思なき存在とはいえダンジョンの維持管理そのものはその他のショゴス達でも問題は無い。

 

 ダンジョンの存在を護り、本来の施設としての役割を果たす為には彼女がギルドに掛け合うのが一番の近道であろう。黒斗達の後ろ盾があれば容易い事であった。

 

「ゆくゆくはセーヌのギルドが管理を手伝って、大人達の遊び場として賑わう事になりそうだな」

 

「冒険者達なら気軽に来れるし、前線基地からも近いもんね! あそこの男達は溜め込んでるからきっと大盛況だよ」

 

 樹海中部に作られた前線基地は、その過酷な立地もあって一般の娼婦が来られる場所では無い。

 ボルボルの話では男のみでは侵入不可能という話であったが、シャロに聞いた所問題は無いらしい。今までは残り少ないエネルギーを節約するために比較的消費の少ない男女混合、又は女性のみに絞っていたが、黒斗達のお陰でエネルギー問題は解決したとの事であった。

 

「疑似女性体を作成し、男性体ユーザーを満足させるのは余り効率が良くない。女性体に生体エネルギー燃料を生み出して貰う事が重要」

 

「よく解らんが今は問題ないって事か。無表情だったり喘ぎ声出さなかったりは大丈夫なのか?」

 

「言語解析と共有は実行済。鱗華様とリル様の反応データを取り込み、億に近いパターン構築を行った」

 

「ソロプレイの時は自分好みにカスタマイズされた女のアバターが付き合ってくれるって感じか、そりゃリピーター続出だろうな」

 

 

 納得した様に頷いた黒斗。期せずして前線基地の課題も解決してしまった様だ。

 夕焼けに染まる美しいセーヌの街門。遠眼に見えて来たその姿を確認した一行は久方ぶりの街の食事を思い浮かべ、その胃袋を盛大に鳴らすのであった。




今回の更新はここまで、次回はまた少し間が空く予定です。感想などお気軽にお寄せください(`・ω・´)
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