「んっ、あっ、んっ」
お尻を真夫に向かって差しだしている絹香の股間に、真夫は容赦なく怒張を貫き律動を開始した。
一方で、司書の足音はコツコツとだんだん近づいてきている。
絹香はそれに怯えるように、必死に自分の口を手で押さえて声が漏れないようにしている。
真夫はわざとずんずんと激しく怒張を撃ち込んでいく。
「んんっ、んっ」
絹香は必死に耐えようとしているが、掻痒剤によってただれるような痒みに襲われている股間を刺激されるのは、身体の底から弾けるほどの快感なのだろう。身体は激しく悶え、どうしても声が漏れ出てしまうみたいだ。
やがて、司書の押すワゴンがふたつ手前の書庫のレーンに入ってくるのがわかった。
真夫たちがいる最奥のレーンとは、ひとつ挟んで向こうだ。
さすがに、一度律動をやめた。
だが、真夫の一物は絹香の股間に深々と入ったままだ。
絹香は片手で口を押さえたまま、怯えた様子で身体を震わせている。
真夫は、手を伸ばして絹香の乳房の片側を掴み、ゆっくりと揉み始めた。
もう一方の手は、連結したままの絹香の股間に添えた。
クリトリスをじわじわといじってやる。
「んふうっ──」
絹香が必死で首を横に振る。
だが、真夫は乳房を揉む手に力を込め、一転して、クリトリスを指で挟んでいる指を素早く動かしてやる。
「ふくっ──」
絹香の口から大きな悶え声が迸った。
真夫は焦っている絹香の焦ったような反応が面白かったので、声を殺して笑った。
しかし、さすがにこれ以上は我慢できないだろう。
クリトリスへの刺激はやめてあげた。
だが、胸への刺激は続けたままだ。
しかも、クリトリスをいじっていた手の胸に伸ばして、両方の乳房を揉みながら、軽く乳首をこねってやる。
絹香は身体をびくっびくっと小刻みにわななかせて、噴きあがっているらしい喜悦と欲情を示す。
また、貫かせたままで動かない股間がもどかしくなってきたのかもしれない。
だんだんと、刺激と求めて自ら腰を動かしだしてもきた。
真夫は、それに応じるかのように、一度だけ怒張を大きく引き、ずんと思い切り強く押し貫いた。
「むふうっ」
手で押さえられなかった絹香の声が漏れ出るとともに、絹香の身体が大きくのけぞり返る。
「どうしたの──? 大丈夫、西園寺さん──?」
女性司書がレーン越しに声を掛けてきた。
真夫は絹香の胸から手を離す。
「あっ、な、なんでも、あ、ありません。高いところにあった本を取ろうとして……」
絹香は乱れている声を懸命に整えて声を返した。
一方で、司書は運んできた書籍をレーン内を移動しながら、書棚に戻す作業をしているみたいだ。小移動をしながら書籍を棚にをしまう音が聞こえている。
「あら、そう? こっちに梯子があるわよ。持って行きましょうね」
「あっ、大丈夫です──。真夫さん……、いえ、坂本君が取ってくれましたから──」
絹香が慌てて声をあげた。
真夫は小さくくすくすと笑った。
「ええ、問題ありません」
真夫も声をあげた。
一方で、音が出ないように注意しながら、ゆっくりと律動を再開する。
「はんっ」
司書と喋っていたため、口を手で押さえてなかった絹香が大きな声をあげた。
慌てて絹香はもう一度手で押さえた。
「えっ、なに──?」
司書が怪訝そうな声をあげた。
「心配入りません。古いアルバムが落ちてきたんです」
真夫は、腰を動かすのをやめて、たまたまあった創設当時の卒業アルバムを手に取って棚から出して、本を横の台に置く音をさせた。
最奥のこのレーンには、資料を確認するための机があり、たまたま手に届くところにあったのだ。
「あら、そう? ちょっと待ってね。そっちに行くわ」
司書がこっちにやってくる気配がした。
真夫はここで初めて、司書の精神を「制御」することにした。司書の抱いた好奇心と責任感を抑えてやる。
「いや、大丈夫ですよ」
さらに声に暗示を込めた。
司書が立ち止まったのがわかった。
「あっ、そう……。じゃあ、なにかあったら声を掛けてね」
彼女はやっと立ち去っていった。
再び、資料室の扉が閉じられる音を聞いて、真夫は口を開いた。
「よかったな、絹香。なんとか、気づかれずに行ってくれたぞ」
「ああ、酷いわ、真夫さん……。と、とにかく、酷いわよ──」
「だけど、興奮しただろう? 絹香はマゾだからね」
「ううう……。そ、それはしましたけど……」
「そうだろう? 絹香はこんなところで犯されることに興奮する変態だ。屈辱的な事に燃え狂う淫女なんだ」
真夫は今度こそ、本格的な律動を再開した。
「あっ、あうっ、ああっ」
絹香は手を壁について踏ん張りながら、身体をのけぞらした。
手で押さえて声を我慢しようとしているが、真夫がちょっと激しく怒張を動かすと、どうしても愉悦の呻きがこぼれてしまうみたいだ。
真夫は容赦なく、絹香の膣の最奥を亀頭で突きたてて、子宮を揺らしてやる。
「んんん──、んんんっ」
もともとぎゅうぎゅうに締めつけられていた絹香の肉穴がさらに締まった。
絹香が手を壁につけたまま、顔を前に突き出す。
「ああっ」
ついに耐えきれずに絹香が声を放った。
真夫は怒張を突きあげながら、顔を前に出す。
絹香が口を押さえていた手を離して、上体を捻って真夫の首にその手を掛ける。
そして、真夫の唇にぴったりと唇を重ね合わせてきた。
真夫は片手で壁を押さえ、もう一方で絹香の上体を抱き寄せながら、さらに激しく律動をした。
一気にスパートする。
「んんんっ」
絹香が真夫と口づけを交わしたまま、ぶるぶると身体を震わせて絶頂する。
真夫もまた、滑らかな粘膜の中で怒張が溶けていくような気持ちよさを味わいつつ、絹香の中で精を放つ。
「ふううっ」
絹香は興奮した様子で、上半身を反転した体勢で真夫の身体を抱きしめ、さらに真夫の怒張を締めあげながら、全身を歓喜にわななかせた。
真夫は、絹香とふたりでしばらくのあいだ、エクスタシーの余韻を味わってから怒張を抜いた。
注いだばかりの精液の一部が床にこぼれ落ちていく。
「さあ、休んでいる暇はないよ。掃除だ。雌犬の絹香は舌で全部するんだよ」
真夫はさっきアルバムを載せたテーブルに、散乱している絹香の制服のブラウスとスカートを集めて置いてやる。
ただし、ブラジャーは真夫の制服のポケットの中に、さっきしまった下着と一緒に小さく丸めて片付ける。
一方で、絹香は荒い息を整えながら、精を放ったばかりで湯気のあがっている真夫の性器を口に咥えて汚れを舐めとっていく。
真夫は、絹香の掃除フェラを受けながら、床に置いていた絹香の鞄を手に取った。
鞄を開けて、目当てのものを探す。
すぐに見つかった。
教科書などの下に隠すように、そのスミレの花模様のある袋を手に取る。
その中に入っているのは淫具だ。
真夫は、真夫の女たちの全員に、真夫が自分を責めるための淫具を必ず二個以上持ち運びするように命じていた。
ただし、どんな淫具を入れるかはそれぞれの自由にしている。だから、女たちは自分で選んで、そのときの気分に応じる責め具を隠し運ぶというわけだ。
中を見て、真夫は噴き出した。
袋の中にあったのは、小さめのアナルプラグひとつ、そして、小さなボールが数珠状に繋がっているアナルビーズだったのだ。
実のところ、この絹香には、まだ本格的なアナル調教は未実施だ。
真夫のいまの奴婢の中で、真夫にアナルを犯されて快感を覚えるほどに開発が進んでいるのは、玲子さんとあさひ姉ちゃんと明日香ちゃん、そして、新たにひかりちゃんが加わるというところだろう。
新しく入ったひかりちゃんのアナル調教もかなり進んでいて、数日前からアナルで真夫の怒張を受け入れ、快感によがるほどになっていた。
どうやら、絹香もそれに接して、対抗意識を抱いたのかもしれない。自由に選ぶことのできる携行淫具に、アナル開発の器具を入れているのは、その気持ちの表れだろう。
「絹香もアナルを開発して欲しいのか?」
真夫は掃除フェラを続けている絹香の頭を軽く二度叩いた。
終わっていいという合図である。
「は、はい……」
絹香が真っ赤な顔になって恥ずかしそうに俯く。
そして、すぐに床に顔をつけて、自分が汚した床を舐め始める。さっき真夫が舌で掃除をしろと口にした命令に従っているのだろう。
「いいだろう。今日から絹香も、アナル用の奴婢の仲間入りだ」
真夫は、自分の服装を整えると、アナルビーズを袋から出して、さっき使った掻痒剤のクリームを潤滑油代わりに、たっぷりとビーズの表面に塗っていった。
そして、跪いて床を舐めている絹香のお尻の後ろに回って、ビーズの球をアナルに押し込み始める。
「うっ、んんっ」
絹香が身体を突っ張らせる。
「力を抜け。球が押し込まれるに合わせて息を吐くんだ」
ビーズの球は全部で八個だ。真夫は次の一個を押し込みながら言った。
絹香が言われるままに、息を吐く動作を続ける。
やがて、全部のビーズが入った。
結構、楽に全部入ったのは、もしかしたら絹香なりに「予習」をしていたのかもしれない。
何事も努力家の絹香らしいと思った。
アナルビーズの根元には、丸形の引き具がついている。
真夫は、それを引っ張って、一個分だけ球体を外に出した。
「はううっ」
絹香が吠えるような嬌声をあげた。
「声を抑えないか」
真夫は苦笑した。
「スカートとブラウスを着ていい。そろそろ、ひかりちゃんのサロンも終わると思うから、SS研に戻ろう。ただし、歩いて戻るよ。ビーズを落とさないようにね」
真夫は言った。
この学園は広い。だから、生徒のために移動用の無人シャトルバスが巡回移動しているのだが、図書館棟からSS研のある文化部棟まで歩くとなれば、三十分ほどかかるだろう。
それまでビーズを落とさすに歩くとなれば、絹香はずっとお尻を締めつけながら進まなければならないということだ。
しかも、掻痒剤付きである。
「は、はい……。あ、あのう……」
絹香が真夫が置いた制服を見て、戸惑ったように真夫を見た。
気にしている内容はわかっている。
真夫が渡したのは、ブラウスとスカートだけで下着の類いはない。スカートはともかく、ブラジャーがなければ、乳首が透けて見えることを気にしていると思う。歩いて汗をかけば確実に透ける。
「早くしろ。行くよ」
真夫は微笑みながら言った。
「はい……」
絹香が諦めたように、まずはブラウスを素肌の上に身につけ始めた。
「ああ……」
しかし、お尻の中の球体が気になるのか、動作がぎこちない。
真夫はほくそ笑むと、なんとなくまだ机にあったアルバムを開いた。
学園の創設は十年前だったはずだ。
このアルバムの発行年度は七年前である。つまりは、最初の卒業生ということになるのだろう。
「あれ?」
だが、ページをはぐっていって、あるクラスの集合写真で真夫は思わず声をあげてしまった。
そこに知っている人物がいたからだ。
秀也だ──。
集合写真のクラスの中央付近に、あの木下秀也が写っていたのだ。
しかし、そんなはずはない。
いま、三年生の秀也が七年前の卒業アルバムに、卒業生のひとりとして写っている事はあり得ないと思う。
他人のそら似かな?
ちょっと思ったが、見れば見るほど、秀也本人に間違いない。
真夫は首を傾げた。
そのクラスは、三年三組とある。
真夫はページをめくって、三組の生徒ひとりひとりが写っているページを探した。
すぐに見つかったが、今度は秀也はいない。
名前が違うのではない。集合写真にあった男子生徒が個人写真では記載がないのである。
もう一度、集合写真のページに戻る。
確かに写っているが……。
「ま、真夫さん、終わりました……。あの、でも……」
そのとき、絹香が声をかけてきた。
まだセックスの余韻が残っているせいもあるし、アナルに挿入しているビーズの違和感のこともあるのだろう。
絹香の乳首はしっかりと勃起し、ブラウスにかたちが浮き出ている。
真夫はにんまりとしてしまった。
「じゃあ、さっきも言ったとおり、落とさないようにね……。両手を後ろだ」
真夫は古いアルバムを書棚に戻して、内ポケットから操作具を出す。
絹香が両手を背中に回すのを待ち、電磁信号を送って、手首の腕輪を再び接合してしまう。
きんと金属音がして、腕輪が外れなくなったのがわかった。
「さあ、行こうね」
絹香の腕を取って、前に進ませる。
同時にブラウスに浮き出ている乳首をちょんと指で突いた。
「あんっ──。い、悪戯は……」
「感じている絹香が悪いんだろう。恥ずかしかったら、せめて乳首の勃起を収めるんだ。ノーブラにされているのがばれるよ」
「そ、そんなこと言われても……。真夫さんは意地悪です……」
「そうだね。意地悪だ。じゃあ、行こうか」
真夫は絹香に後ろ手に鞄を持ち直させて言った。
それきり、しばらく、アルバムのことを思い起こすことはなかった。