「ああ、抜かないで、抜いてはいけません──」
京子は、思わず叫んでいた。
しかし、瞬時に後悔した。
なんというはしたない言葉を……。
羞恥でかっと身体が熱くなる。
「なるほど、抜いてはいけないですか。わかりました、先生」
一方で真夫は、お
「ああっ、あくうっ、んあああっ」
気持ちのいい場所を擦られて、京子は一気に絶頂に達しそうになる。掻痒剤でただれるほどの痒みに襲われている局部を犯されることは、それほどまでに甘美だった。
激しく噴きあげる全身の痺れに、京子は艶めかしい声をあげて、裸身をよじらせる。
「感じやすい身体ですね、先生。先生には淫乱の血が流れてるようです」
真夫の男根の尖端が子宮近くを抉って、重たい疼きが子宮を突き抜けて、全身を駆け抜けた。
腰がぶるぶると震える。
「ああっ、あっ、ち、違う──。あ、あたしは淫乱では……」
しかし、それだけは否定しなければならないと思って、必死に首を横に振った。
「そうですか? こんなに快感に弱いのに? それに、こうやって、獣のように後ろから犯される方が感じるじゃないですか」
真夫の両手が乳房をゆさゆさを揉む。
一気に快感が上昇する。
いまの体位は、後背位という体位だろう。
性経験には乏しいから、これがほかの体位よりも感じるのかどうかは、京子には判断できないが、真夫にこうやって犯されることで、口惜しいが我を忘れるほどに快感に押し流されていることは確かだ。
「やあっ、いやあ、あん、ああっ、あはあっ」
股間と乳房に与えられる愛撫が気持ちよくて、全身が溶けていきそうに気持ちがいい。
本当に自分は淫乱なのだろうか?
認めたくはないが、襲い掛かる快感の大きさに、京子の肉体は、心の奥底に辛うじて残る抵抗心を完全に裏切っている。
「なら、我慢するんです。達するのを我慢してください。そうしたら、先生が淫乱ではないと認めましょう」
「は、はい……」
真夫の言葉に必死に歯を喰いしばって、教師としての矜持を保とうとするが、真夫に腰を振られ、胸を揉まれるとたちまちに反応してしまって、感じていることを隠すことができない。
「んんんっ、んん……。あっ、ああ……、んああ……」
掻痒剤を塗られてしばらく放置されていた京子の身体は、真夫の男根によって消えていく痒みとともに加わる快感に、もうなにもかも忘れて、それをむさぼることしか考えられなくなる。
女教師としてのプライドなど、あっという間に押し流される。
「ああっ、あっ、もう、い、いく……、ああっ、あああっ」
真夫に犯されて、脳まで快感で痺れそうだ。
京子はついに崩壊に向かって、一気に飛翔していく。
「んはああっ、あああっ」
京子は激しく腰を動かしながら、背中を弓なりにする。
だが、まさに絶頂を極めようとした瞬間、またしても、真夫が突然に腰の動きをとめてしまった。
胸への刺激もだ──。
京子は愕然とした。
「あああ、ひ、ひどい──。ま、また──」
絶頂の波が引いていき、巨大な焦燥感が京子を包み始める。
また、寸止め責めだ──。
京子は歯噛みした。
「先生が素直になるまで、先生を絶頂させません。どうしても達したかったら、俺にお
「ああ、そんな……」
京子は切なさと切なさに身悶えした。
だが、真夫が律動を再開し、胸への刺激を復活すると、またもや快感が急上昇していく。
「あ、ああっ、あっくううう──」
京子は全身を突っ張らせて、がくがくと身体を震わせる。
ところが、またしてもぎりぎりで真夫は腰の動きをとめてしまう。
「いやああっ」
京子は泣きながら首を左右に振る。
大粒の汗が飛び散る。
すっと、膨れあがった快感が引いていく。
繰り返される寸止め責めに、京子は泣き声をあげてしまう。
「さあ、先生……、素直になるんです。自分からお願いしない限り、先生を絶頂させませんよ」
少し間を置き、真夫が律動を再開する。
だが昇り詰めようとしたら、また律動を中断される。
「ああ、あはあ、ああ……。もう……許して……」
京子はむせび泣いた。
寸止めを繰り返されるたびに、快感がどんどんを拡大する。
でも、いけないのだ──。
京子は首をのけ反らせて泣いた。
「まだまだです、先生」
しばらくすると、真夫が律動を再開する。
「あ、ああっ、ひん、ひあああっ、んあああっ、あああっ」
途端になにも考えられなくなる。
真夫から与えられる津波のような快感に、ただただ身を任せるだけだ。
もう、どうなってもいい──。
この先の快感を極めることができるなら……。
京子は、心から思った。
怒涛の快感に押し流され、頭が真っ白になっていく。
ところが、またしてもぎりぎりで真夫が律動を中断してしまう。
「もういやああ──」
京子は、激しく悶えた。
それからしばらく同じことを繰り返された。
もう十回を超えているのではないだろうか。
絶頂の大波が京子の脳を貫きだす。
「ああっ、とめないで──。もういやあ──。やめないで」
しかし、真夫は、まるで京子の心を読んでいるかのように、完璧なほどに寸前で律動を中断してしまうのだ。
八合目でも、九合目でもない。九合五分……。いや九合八分というとろこでやめられてしまうのだ。
その苦しさは、まさに性の拷問だった。
「いきたいですか、先生……。じゃあ、口に出してください」
律動を中断して挿入したまま、真夫が京子の身体の震えが収まるのを確認するようなタイミングで声をかけてきた。
そして、ゆっくりと律動を再開して、胸をもんでいくる。
「だめえ、ああ、ああん、あああ──」
京子は激しく悶え、全身から大量の脂汗が飛び散るのがわかる。
腰は勝手にくねくねと動き出し、真夫の怒張をぎゅうぎゅうと締めつけ、口からは恥ずかしい声が迸ってしまう。
「ああ、あああっ、許して──。坂本君、許して──。ああっ、ああっ」
真夫の怒張が膣内を掻き、快感が津波になって押し寄せる。
もう、堪らない──。
寸止めを繰り返されて、全身が沸騰するように敏感になっている。
意識を保つのもやっとだ。
「ふふふ、先生……。さあ、ここまで頑張ったからいいじゃないですか……。真夫ちゃんとのセックスは気持ちがいいですよね……。真夫ちゃんに犯された女の子は、みんな真夫ちゃんが大好きになるんです。先生も、もう真夫ちゃんが大好きですよね? 認めましょうよ」
恵さんだ、
後ろから犯している真夫に対して、前側から京子の頬を両手で持って、口づけをしてきた。
唇が重なり、舌が入ってきた。
一気に快感が上昇する。
でも、息が苦しい。
さらに頭が白くなる……。
「んんんっ、んんんっ」
一方で真夫のリズミカルな律動が繰り返す。
いきたい──。
京子は心の底から思った。
「んあああっ、あああっ」
京子は首を激しく左右に振って、恵さんの口づけを強引に外すと、身体を大きく突っ張らせた。
いく──。
本当にいく──。
寸止めのたびに上昇していく絶頂の高みではあるが、今度は極めつけだ。
これまでに味わったことがないようなエクスタシーが襲い掛かってきた。
「あああ──。、ひあああ、ああああ──」
京子は首を振って泣き叫んだ。
これ以上焦らされたら、本当に気が狂う──。
もうどうでもいい──。
京子の精神力はもう限界を突破した。
いきたい──。
最後まで愛されたい──。
真夫に毀されたい──。
だが、またしても、真夫の律動が速度を落とし始める。
京子は愕然となった。
「ああっ、いきたい──。このままいきたいんです──。いかせてください。いかせて──]
京子はがくがくと身体を痙攣させながら、自分でも驚くほどの声を張りあげていた。
「わかりました、先生」
真夫が納得してくれたような口調で応じ、次いで、一転して律動を激しくする。それだけじゃなくて、乳房と乳首を両手でぐしゃぐしゃに揉みしだきだす。
乱暴だが、それがいい──。
最高の快感が襲ってくるのがわかった。
「ああっ、いい、気持ちいいです──。坂本君、いくっ、いくっ、いっちゃいます──、あああっ」
快感がせりあがる。
引いていない快感の大波に、京子は全身を波打たせて悶え狂った。
子宮が信じられないくらいに収縮するのがわかった。
「いくうっ、いぐううっ、いくううっ」
すべてを忘れて絶頂感に身を任せた京子は、背中を大きく弓なりにして悲鳴をあげた。
「ああ、俺も気持ちがいいです──。先生、一緒に気持ちよくなりましょう──」
真夫もまた、腰を振りながら感極まったような声になった。
そして、京子がもっとも快感を飛翔した刹那に合わせて、精を放ってくれたのがわかった。
「あああっ、来たのね──。う、嬉しいい──。ああああっ」
京子は真夫の精の発作を体内で感じながら、あまりにも高い快楽の極みに気が遠くなり、次いで、がくりと身体を脱力させてしまった。
「ほら、先生、眠ってはだめですよ。奴婢には最後の務めがあります。気持ちよくしてくれた真夫ちゃんの性器を掃除するんです」
身体を揺り動かされた。
どうやら、またもや意識を失ってしまったのだと思った。
身体を起こす。
四肢が鉛になったかのように身体が重い。
ただ、それで気がついたが、天井から吊られてい鎖がなくなっている。脚に嵌っていた棒状の拘束具もだ。
ただし、両腕は背中に回されて手錠を掛けられている。
そのくらい意識を失っていたのかわからないが、一度拘束を解放されて、後手手錠をかけられたのだろう。
このSS研の地下に監禁されてから、もっとも拘束が緩いが、いまの京子には逃亡や反抗の気力はない。
ただただ休みたい……。
それだけだ。
「ほら、起きてくださいね、先生」
床に横たえていた身体を無理矢理に恵さんから起こされる。
すると、京子の顔の前に、蜜が滴っている怒張が突き出された。
真夫だ。
「真夫ちゃんのものを舐めるですよ、先生」
床に座り込んで、上体だけを起こしている京子を支えながら恵さんが言った。
「はあ、はあ、はあ……。は、はい……」
まだ絶頂の余地は続いている。
なにも思考できない。
京子は、それ以上の言葉を発することなく、朦朧となったまま口を開いた。
そして、なすがままに怒張に舌を絡めて、真夫の肉棒を口の中に入れる。
「ご苦労様でした、先生。二日目の調教を終わりましょう……。あさひ姉ちゃんにシャワー室に案内してもらってから、準備してある檻に入ってください。そこに食事も準備してあります。明日の調教は朝からです。それまで身体を少しでも休ませておいてください。もっとも、休む前に股縄をしますから、どれだけ休めるかはわかりませんけどね」
真夫が笑いながら言った。
その言葉の半分も頭に入ってこない。
とにかく、京子はひたすら一心不乱に、口の中にある真夫の男根に舌を這わせせ続けた。