あさひ姉ちゃんが取り出したのは、電動式のあんま器だった。
それが振動を開始すると、かおりがぎょっとした表情になった。
「さあ、いくわよ」
ここにあったのは、充電式のコードレスの道具であり、強弱も三段階でつけられるもののようだ。ホテルにあったものと同じなので、真夫もお馴染みだ。
あさひ姉ちゃんは、椅子に拘束されて大きく股を開いているかおりの股間に、スカートの上からあんま器をぴたりと当てた。
「はうううっ」
かおりが、襲いかかった激しい快感に全身を跳ねあげる。
「ああっ、や、やめっ、やめなさいよ、へ、変態女」
その身体が椅子の上で、大きく弓なりに反りかえった。
「変態女とはよくも言ったわね。それよりも、そんなに腰を上にあげたら、大事な場所が丸見えよ。まあ、どうせ、すぐに真夫ちゃんが剥ぎ取ると思うけど……」
あさひ姉ちゃんの言葉で、かおりははっとしたように腰をおとしたが、あさひ姉ちゃんがくすすくすと笑って、あんま器を軽く揉み押すように動かすと、また、あられもなく暴れだした。
かおりは、背骨を駆け抜ける衝撃に耐えられないのか、革紐で括られている全身を限界までのけぞらせて、腰を跳ねあげるような格好になる。
当然に短すぎる制服のスカートは、下着をつけていないかおりの股間がいまにも覗けそうなくらいにせりあがってしまう。
本当にエロチックだ。
真夫は仰向けに近いかたちに椅子を倒して、かおりの乳房をゆっくりと揉み始める。
かおりは、制服のブラウスの下には、まったくなにも身に着けていなかった。
布越しにかおりの勃起した乳首のこりこりとした感触が伝わる。
それを回し動かすと、かおりは色っぽい声をあげた。
「ああっ、や、やめてえっ、も、もういやあっ──。み、見ないで。や、やっぱり、こんなの嫌よ」
かおりが悲鳴をはりあげる。
真夫とあさひ姉ちゃんは、そのまま制服越しにかおりを責め続けた。
すると、かおりの反応が追い詰められたものに変化を始める。
「んふうっ、はあっ、だ、だめよ。こ、こんなのやっぱり、いやだって。や、やめてっ」
もう絶頂が間近なのがわかるのだろう。
勢いで、真夫たちからの「調教」を受けることに応じたとはいえ、前後から覗き込むかたちで、真夫とあさひ姉ちゃんに責められ、激しい羞恥を感じているようだ。
かおりが耐えられなくなったように、顔を横に向ける。
「なにをやっているの、かおり。ちゃんといくときの顔を真夫ちゃんに向けないと、やめてあげないわよ」
あさひ姉ちゃんが、布越しだった電機あんまをスカートの中に差し入れる。
電機あんまの当たった場所が、かおりのクリトリスの真上だというのは、かおりの反応ですぐにわかった。
かおりはさらに大きな叫び声をあげると、バネ仕掛けの人形のように、拘束された身体で背中を反らせるだけ反らせた。
「はああっ」
そして、かおりは、太腿を激しく痙攣させて、がっくりと首を垂れた。
達したようだ。
だが、すぐに悲鳴をあげた。
あさひ姉ちゃんが、あんま器をかおりから離さなかったからだ。
たちまちに、かおりの身体がびくびくと震え始める。
「や、やあっ、い、いった。も、もういったわよ。いったってばあっ」
かおりが奇声をあげる。
しかし、あさひ姉ちゃんは酷薄そうに笑い声をあげた。
「それがどうしたの、かおり? 誰が一度で終わりっていったのよ」
真夫は、自分には向けることはないあさひ姉ちゃんのサディストの一面に苦笑してしまった。
そういえば、施設の頃、あさひ姉ちゃんは、女の子を仕切るボス的存在だった。真夫には強い態度はとらないが、一方で、同性にはまったく別の厳しい一面がある。
本来はかなり気も強いのだ。
それがあさひ姉ちゃんだ。
だから、あさひ姉ちゃんが施設を出るとき、ほかの女の子を真夫にあてがうということが強要できたりしたのだ。
「あ、ああん、あっ、あっ、ああっ」
かおりが激しく悶え暴れる。
しかし、あさひ姉ちゃんは、かおりのクリトリスの上にぴたりと電機あんま器を保持して動かさない。
かおりは、服が乱れるのを厭わずに暴れ続けるが、椅子に完全拘束されている身では、大きな抵抗もできるわけもなく、やがて呆気なく二度目の絶頂を晒した。
だが、あさひ姉ちゃんは、それでも許さず、三度目の絶頂をかおりの強要する。
さすがに、泣きべそをかき始めたかおりだったが、あさひ姉ちゃんは容赦なく、そのかおりから、またもや絶頂を極めさせた。
かおりの全身が完全に脱力した。
どうやら、続けざまの絶頂で、息が止まったようになって、軽い失神状態に陥ったようだ。
真夫は、ぐったりと動かなくなったかおりを椅子から解放すると、かおりの汗びっしょりの制服を脱がせて素裸にし、今度はかおりの右手首と右足首、左手首と左足首をそれぞれに革枷で繋ぐ。
意識を戻したかおりが、はっとして顔をあげたのは、すでに再び拘束されてしまってからだ。
かおりはすっかりと濡れている股を隠すように、しっかりと正座をして裸身を真夫に対して斜めにした。
すると、あさひ姉ちゃんがそのかおりの顎を掴んで、真っ直ぐに真夫に向ける。
「さあ、かおり、これから、あんたを犯してくれる真夫ちゃんのおチンチンに口づけしなさい」
「い、いい加減にしてよ。もう気が済んだでしょう。こ、これを離して。約束じゃないの」
かおりがあさひ姉ちゃんをきっと睨む。
あさひ姉ちゃんは、わざとらしく、せせら笑った。
「まだ始まったばかりじゃないの、かおり。真夫ちゃんの調教を受けると約束したんだから、大人しく奴隷に徹しなさいよ」
「じょ、冗談じゃないわよ。こ、こいつならともかく、さっきから、なんであんたがやってんのよ。わ、わたしに、触るんじゃない、この変態女」
かおりが凄まじい剣幕で怒鳴った。
真夫は内心で感嘆していた。
拘束されての無理矢理の三連続絶頂の洗礼は、このかおりの心を全く折りはしなかったようだ。
それどころか、ますます反抗心を増した気がする。
余程に心が強くできているのかもしれない。
真夫は愉しくなってきた。
ならば、今日のかおりに対する調教は、この強いかおりの心を叩き折るところが主体になるだろう。
真夫は、あさひ姉ちゃんに耳打ちした。
あさひ姉ちゃんは、にっこりと頷くと、真夫に言われたことを準備するために、部屋の隅に向かっていく。
「ねえ、かおりちゃん、こうなったら、覚悟しなよ。俺もあさひ姉ちゃんも、本当は優しいものさ。だけど、このくらいのプレイなら、まだ調教とも呼べない程度だよ」
真夫はかおりの横に座り込み、肩を抱くようにしてぐいと身体を倒す。
途端に、はっとしたかおりの感情が真夫の心に注ぎ込む。
真夫は、かおりが、あさひ姉ちゃんには随分と激しい敵対心を抱いている反面、真夫にはそれほどに反発がないことに気づいた。
「な、なにさ……」
拘束されている裸身を真夫に預ける体勢になったかおりが、戸惑ったような声を出す。
そして、真正面から裸を見られて恥ずかしいのか、真夫から裸身を隠そうと身体をねじる。
しかし、真夫はそれを許さず、肩に回している手をかおりの小ぶりの乳房に移動させるとともに、脚が崩れることで開いたかおりの股にさっと腕を差し込んだ。
「あっ、ちょ、ちょっと……」
かおりが慌てて、脚を閉じようとした。
だが、すでに真夫の手はすでにかおりの股のあいだにあるので、腿でぎゅっと挟み込むようになっただけだ。
今度は当惑したように、力を緩めた。
構わず真夫は、かおりの胸と股間に愛撫を開始した。
このところの連日のあさひ姉ちゃんと玲子さんとのセックス漬けの日々で、真夫もどこをどんな風に触れば、女の子が悦ぶのかは十分にわかっていると思う。
つまりは、最初はからがっついたように激しく責め立てるよりも、触るか触らないかくらいの力でそっと撫ぜるくらいの方が、女の身体は強く燃えあがるのだ。
それを知っている真夫は、乳首とクリトリスの周囲を中心をさわさわとしたタッチで撫で続けた。
さっきの器具による強引な強制絶頂から一転して、繊細な責めだ。
真夫はわざと深くは抉らずに、指の先だけで、ゆっくりと秘部と乳首の周囲だけを動かす。
しかも、肝心のところは、触るか触らないかの微妙な距離だ。
かおりの抵抗が一気に消滅する。
「う、ううっ、そ、そんなに、や、優しいのは……」
かおりがうなじを浮き立たせるように、身体を小刻みに震わせ始める。
そして、身体の底から突きあげる官能の昂ぶりに苛まれたかのように、それぞれ左右で束ねられている四肢を艶めかしく悶えだす。
真夫は、しばらくのあいだ、そうやってゆっくりとした愛撫を続けた。
かおりの身体が溶けたようになるのに、いくらもかからなかった。
「んふっ、ああ……。はっ、んふう……」
かおりの鼻息がかなり荒くなった。
全身からは、再びびっしょりと汗が吹き出して、身体は真っ赤だ。
「……そろそろ、犯されたくなった、かおりちゃん? だったら、そう言ってよ。喜んで犯してあげるから」
真夫はゆっくりとかおりの身体を愛撫しながら言った。
すでに、かおりの股間からは夥しい蜜が垂れ洩れている。
かおりの心はともかく、身体は受け入れ準備は万全だ。
しかし、真夫は、すぐにかおりを犯すつもりはない。
かおりを犯すのは、もっと追い詰めて、お願いだから犯してくれと哀願させてからだ。
そう決めた。
「な、なに?」
うっとりとしていた感じだったかおりが、はっとしたように眼を見開いた。
この瞬間にだって、真夫が犯そうと思えば、かおりはそれほどの抵抗もなく、真夫を受け入れることはわかっている。
しかし、それでは面白くない。
このかおりを屈服させるという行為は、あさひ姉ちゃんや玲子さんにはない、別の愉しさがある。
もっと、このかおりが受け入れることができないようなことを強要して、それを無理矢理にさせてみたい。
真夫の心のに黒い欲求が浮かんだ。
だから、あえて、かおりが嫌がる物言いをした。
案の定、真夫の優しい愛撫に、束の間心をくつろげた感じだったかおりが、我に返ったような表情に戻る。
真夫はほくそ笑んだ。
そうこなくっちゃ、愉しくない。
「な、なに言ってんのよ……。犯すなら犯せばいいじゃない……。わたしは、あんたの調教を受け入れると言ったわよ」
かおりが顔を真っ赤にして言った。
なんとなく不満そうな口調だ。
真夫は、わざと肩を竦めてみせた。
「別に犯したくはないね……。実のところ、セックスは、あさひ姉ちゃんで間に合っているんだよ……。あさひ姉ちゃんはすごいよ。どんなエッチな命令でも逆らわないんだ。最高に可愛い人だよ。俺としては、別にかおりちゃんを犯したくないけど、やって欲しければしてあげるよ」
真夫は煽るように言った。
かおりが顔に怒りをはっきりと浮かべる。
かおりは、相当に侮辱されたような気分になったようだ。
「だ、だったら、あんたらふたりで、いくらでもやりなさいよ。わたしを巻き込まないで」
絶叫して暴れ出す。
真夫は再び、かおりを押さえつけて愛撫する。
「んんあっ、あああ」
あっという間に、かおりの口からは激しい喘ぎ声が始まる。
だが、今度は感じてしまうのが口惜しそうだ。
必死になって、真夫の手から逃れようとしている。
真夫は、そんなかおりにいよいよ本格的な激しい愛撫を加えてやる。
「あ、ああっ、ひいいいっ」
たちまちにかおりはさらに興奮したような声を出した。
「俺とキスしたい、かおりちゃん?」
真夫は裸身を艶めかしく悶えさせているかおりを責めながら訊ねた。
「し、したけりゃ……。あ、ああっ、し、しなさいよ……。あ、ああっ……か、勝手に……す、すれば……んふうっ」
かおりががくがくと激しく震えだす。
そろそろ、頂上近くに昇りつめそうなのがわかった真夫は、いまの責め手を休んで、別の場所にさっと愛撫の場所を変えた。
しかも、再び、柔らかい繊細な愛撫に戻る。
かおりは、真夫の腕の中でほっとした様子を示すも、一方で切なそうに身体をくねらせた。
真夫は、わざと素知らぬ顔をした。
「……かおりちゃんがキスをして欲しいと言わなければ、やっぱりしないよ……。そして、犯して欲しいと言わない限り、絶対に犯さない……。安心していいよ」
真夫は言った。
かおりは複雑そうな表情になった。
しばらくしてから、真夫はかおりを追い詰める激しい愛撫を再開した。
すぐに、かおりは太腿を震わせて甲高い嬌声をあげた。
真夫は、またしても、さっと手を引きあげる。
「はあああん」
かおまりが切なそうに、大きな声をあげた。
「……それとも、いかせて欲しい、かおりちゃん? いかせても欲しければ、そう言ってね。いかせてあげるから」
真夫は笑った。
しかし、かおりは怒ったような視線で真夫を睨むだけだけで、なにも言わなかった。
どうやら、焦らし責めをされていることにやっと気がついたようだ。
だが、なにも言わない。
ただ口惜しそうに唇を噛むだけだ。
真夫はまたもや、愛撫を開始する。
だが、かおりがいきそうになると、さっとその手を休める。
かおりは悶え震えた。
同じことさらに三度やった。
「い、いい加減にしてよ、あんた。こ、こんなのないわよっ」
するとかおりが怒りに任せ感情的になって、金切り声をあげ始めた。
その迫力には、真夫も少し驚いた。
「あら、真夫ちゃんに、そんなに愛してもらっているのに、なんでそんなに怒っているの?」
しばらく、部屋の隅で待機するようにしていたあさひ姉ちゃんが寄ってきた。
「やっぱり、素直になる薬をした方がいいみたいさ、あさひ姉ちゃん」
真夫はかおりの身体を前側に倒して、がっしりと押さえつける。
そして、近寄って来るあさひ姉ちゃんに、かおりのお尻が向くように固定した。
「な、なによ?」
かおりが驚いた声をあげる。
だが、顔をうつ伏せにするように倒されているかおりには、あさひ姉ちゃんが手に準備しているものが見えないはずだ。
もしも見えていれば、それこそ無我夢中で抵抗したに違いない。
あさひ姉ちゃんが持っているのは、数個のイチジク浣腸だ。
さっき、真夫が指示したものであり、すでに準備が終わっている。
あさひ姉ちゃんは、その一個の先端をかおりのお尻に差し込むと、ぎゅっと潰して薬液をかおりのお尻の中に注入した。
「ひいいっ、な、なにすんのよ」
かおりが身体を仰け反らせた。
お尻の中にいきなり、冷たい薬液を注がれたのだ。
かおりが悲鳴をあげて暴れるのを、真夫はしっかりと押さえる。
「なにって、浣腸よ……。あんたが、素直になるようにね。まだ、あるわよ。三個準備したから、すぐに効いてくると思うわよ。真夫ちゃんにおねだりもできないようなグズは、まずは、浣腸で躾ないとね」
あさひ姉ちゃんが空になったイチジク浣腸の容器を床に捨てて、次の一個をかおりに注ぎ始める。
かおりは死にもの狂いで暴れようとしているが、真夫はそれを両手で防ぐ。
結局、あっという間に、かおりは三個のイチジク浣腸を抽入された。
「ああ……、な、なんてことを……」
かおりが蒼い顔で呻き声をあげた。
真夫はかおりからやっと手を離した。
いきなり三個も薬剤を注入されて、かおりは、早くも顔に脂汗をかいて、歯をカチカチと鳴らしている。
かなり効き目が速いようだ。
「……さあ、かおり、さっき言ったことを覚えている? あんたを犯してくれる真夫ちゃんのおチンチンにキスをするのよ。それとも、いつまでも、そうやっている? 言っておくけど、もしも、床に粗相したりしたら、あんたの舌で全部拭き取らせるからね」
あさひ姉ちゃんが真夫もたじろぐような迫力でかおりを睨んで、さっと指し棒型スタンガンを胸ポケットから抜く。
一方で、真夫は、顔に恐怖を浮かべたかおりの顔に、おもむろにズボンのチャックから、ペニスを取り出して突きつけた。
「う、ううっ」
かおりが口惜しそうに、歯を食い縛った。